ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8598013
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山縦走(猿倉→大雪渓→鑓温泉→猿倉)

2025年08月22日(金) 〜 2025年08月24日(日)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
deshizou その他2人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
19:01
距離
19.8km
登り
2,271m
下り
2,294m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:16
休憩
1:22
合計
8:38
距離 7.3km 登り 1,684m 下り 113m
6:03
8
6:11
6:16
30
6:46
23
7:09
2
7:12
7:24
182
10:26
10:41
29
11:10
11:20
20
11:40
11:50
40
12:29
12:38
24
13:02
13:14
56
14:11
14:20
22
14:42
2日目
山行
6:01
休憩
0:31
合計
6:32
距離 6.3km 登り 462m 下り 1,273m
6:26
21
6:47
6:51
80
8:11
8:23
89
9:52
10:07
25
10:32
46
11:18
100
3日目
山行
3:52
休憩
0:15
合計
4:07
距離 6.2km 登り 120m 下り 900m
6:26
6:34
15
6:49
6:50
2
6:52
6:53
4
6:57
28
7:25
54
8:20
52
9:12
18
9:30
12
9:42
18
10:00
10:05
6
10:11
10:13
0
10:13
ゴール地点
天候 全日通して晴れ(にわか雨の予報は当たらず)
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
あずさ5号 11:40白馬駅
13:45 白馬駅バス→14:12猿倉
バスは予約制。乗客は数名だった。2000円。
復路バスも予約していたが、猿倉下山の2時間半後出発となるためキャンセルしてタクシーに変更、白馬駅近くまで4600円だった。
コース状況/
危険箇所等
全体的に道迷いの心配はない。
(1日目)猿倉荘に小雪渓で道迷いしないようにとの案内が外テラスの机上に貼ってあったが、小雪渓そのものが既に溶けたのか存在していなかった。大雪渓は小一時間で終了し、残りは秋道。
(2日目)杓子岳の登りはガレガレの急登。でもトラバースするのは勿体ない景色が待っていたので登頂が正解。稜線歩きは最高!鑓温泉手前に鎖場が5ヶ所くらいあり、ストックを仕舞うよう案内が出ていたが、片手にストックの者もいた。濡れているとかなり滑りやすそうな印象。
(3日目)杓子沢の雪渓は70m程度だが慣れない人がアイゼン無しで往生し、軽く渋滞した。雪渓はこの一箇所のみだが、その後も崩沢、落石沢など名前からしていかにも、という悪路が続いた。小日向コル付近は細かいアップダウンが続き、地味に体力が削られ、長い下りにやや飽き気味になる。鑓温泉小屋では、この付近でクマに注意、との案内が設置されていた。白馬尻方面との分岐地点では電波が通じるのでタクシー会社に確認の電話を入れ、猿倉までは20分程度で下山。
その他周辺情報 みみずくの湯 スノーピークの裏手、白馬駅まで徒歩10分。700円。八方リフト利用者は割引があるらしい。
https://hakuba-happo-onsen.jp/inquiry/
マウンテンドクターを観ていたので、鮎川山荘の板が嬉しい。宿泊者が少なかったのか、それぞれのグループに個室を割り当ててくれたみたい。
2025年08月21日 14:59撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/21 14:59
マウンテンドクターを観ていたので、鮎川山荘の板が嬉しい。宿泊者が少なかったのか、それぞれのグループに個室を割り当ててくれたみたい。
外のトイレも綺麗だった。水も飲用可。
2025年08月22日 05:55撮影 by  Pixel 8a, Google
8/22 5:55
外のトイレも綺麗だった。水も飲用可。
天気が良く、登山口から30分程度で小蓮華山辺りがよく見えた。
2025年08月22日 06:27撮影 by  Pixel 8a, Google
8/22 6:27
天気が良く、登山口から30分程度で小蓮華山辺りがよく見えた。
朝からヘリが何度も往復。最初は黄色いヘリ、その後は白地に赤いヘリ。物資輸送なら良いけど、余りにも何度も飛ぶので心配になった。
2025年08月22日 07:24撮影 by  Pixel 8a, Google
8/22 7:24
朝からヘリが何度も往復。最初は黄色いヘリ、その後は白地に赤いヘリ。物資輸送なら良いけど、余りにも何度も飛ぶので心配になった。
雪渓が右手に現れ、冷気が心地良い
2025年08月22日 07:46撮影 by  Pixel 8a, Google
8/22 7:46
雪渓が右手に現れ、冷気が心地良い
ミヤマキンポウゲ
きっと絵の具ではこの艶キラメキを描けない
2025年08月22日 07:52撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/22 7:52
ミヤマキンポウゲ
きっと絵の具ではこの艶キラメキを描けない
大雪渓 軽アイゼン装着で小一時間
2025年08月22日 08:26撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/22 8:26
大雪渓 軽アイゼン装着で小一時間
溶ける前はこの付近まで雪渓歩きが出来たのだろう。ベンガラが最上部まで残っていた。
2025年08月22日 09:29撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/22 9:29
溶ける前はこの付近まで雪渓歩きが出来たのだろう。ベンガラが最上部まで残っていた。
雪渓の後はお花畑
色々咲いていて、とても楽しい
2025年08月22日 10:06撮影 by  Pixel 8a, Google
8/22 10:06
雪渓の後はお花畑
色々咲いていて、とても楽しい
ハクサンフウロ
2025年08月22日 10:08撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/22 10:08
ハクサンフウロ
タカネナデシコ
2025年08月22日 10:29撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/22 10:29
タカネナデシコ
ミヤマトリカブト
2025年08月22日 11:38撮影 by  Pixel 8a, Google
8/22 11:38
ミヤマトリカブト
標高2832m白馬山荘 スカイプラザ白馬で登頂記念にかき氷 そういえば、この夏初めてだ
2025年08月22日 13:23撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/22 13:23
標高2832m白馬山荘 スカイプラザ白馬で登頂記念にかき氷 そういえば、この夏初めてだ
白馬山頂までは20分かからない。山頂にある風景指示盤は、新田次郎の小説『強力伝』のモデルとなった小宮山正氏が約180kgの巨石を一人で運び上げたものらしい。イワツメクサ
2025年08月22日 14:22撮影 by  Pixel 8a, Google
8/22 14:22
白馬山頂までは20分かからない。山頂にある風景指示盤は、新田次郎の小説『強力伝』のモデルとなった小宮山正氏が約180kgの巨石を一人で運び上げたものらしい。イワツメクサ
イブキボウフウ? 2色使いでお洒落
2025年08月22日 14:40撮影 by  Pixel 8a, Google
8/22 14:40
イブキボウフウ? 2色使いでお洒落
キベリタテハ
2025年08月22日 14:41撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/22 14:41
キベリタテハ
スーパー登山部のコンサート 楽しかった!
今回の山行の主目的の一つで、ラジオの山カフェで紹介されてから聴き始めた。楽器を担いで大雪渓を登ったなんて凄すぎる
2025年08月22日 18:31撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/22 18:31
スーパー登山部のコンサート 楽しかった!
今回の山行の主目的の一つで、ラジオの山カフェで紹介されてから聴き始めた。楽器を担いで大雪渓を登ったなんて凄すぎる
夕景
2025年08月23日 05:01撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/23 5:01
夕景
立山三山、劔岳方面
2025年08月23日 05:05撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/23 5:05
立山三山、劔岳方面
6:30出発 これから歩く稜線
2025年08月23日 06:38撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/23 6:38
6:30出発 これから歩く稜線
7:30 杓子岳に登り始めた
長野県側は切り立っている
2025年08月23日 07:34撮影 by  Pixel 8a, Google
8/23 7:34
7:30 杓子岳に登り始めた
長野県側は切り立っている
右手は中腹に延びるトラバース道
左側のガレガレの急登を行く
2025年08月23日 07:49撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/23 7:49
右手は中腹に延びるトラバース道
左側のガレガレの急登を行く
遥か上方に人影あり
2025年08月23日 07:51撮影 by  Pixel 8a, Google
8/23 7:51
遥か上方に人影あり
台形型の杓子岳の上辺を気持ち良く歩く
2025年08月23日 08:25撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/23 8:25
台形型の杓子岳の上辺を気持ち良く歩く
杓子岳を反対側から見てみた
2025年08月23日 08:48撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/23 8:48
杓子岳を反対側から見てみた
白馬鑓ヶ岳登頂途中でイワヒバリが手の届きそうな所までやってきた。まさか餌を期待しているわけでもあるまいが、、、
2025年08月23日 09:14撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/23 9:14
白馬鑓ヶ岳登頂途中でイワヒバリが手の届きそうな所までやってきた。まさか餌を期待しているわけでもあるまいが、、、
天空の散歩道
2025年08月23日 09:31撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/23 9:31
天空の散歩道
9:50 登頂
2025年08月23日 09:51撮影 by  Pixel 8a, Google
8/23 9:51
9:50 登頂
白馬鑓ヶ岳の下りは真っ白な石のガレ道だった。振り返ると ド〜ン! とそびえていた
2025年08月23日 10:20撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/23 10:20
白馬鑓ヶ岳の下りは真っ白な石のガレ道だった。振り返ると ド〜ン! とそびえていた
季節が一気に進んでいる
2025年08月23日 11:16撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/23 11:16
季節が一気に進んでいる
白馬鑓温泉 内湯は乳白色で湯の花たっぷり、野天風呂はやや透明で満天の天の川を眺めながら入れて最高だった。翌朝の風呂場からの日の出はちょっとモヤっていた。
2025年08月23日 14:06撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/23 14:06
白馬鑓温泉 内湯は乳白色で湯の花たっぷり、野天風呂はやや透明で満天の天の川を眺めながら入れて最高だった。翌朝の風呂場からの日の出はちょっとモヤっていた。
男女とも水着着用者はいるが、男性は着ていない者も多い 宿泊者用トイレは男女共用、洋式3つ、テント泊者用は和式
2025年08月23日 14:25撮影 by  Pixel 8a, Google
8/23 14:25
男女とも水着着用者はいるが、男性は着ていない者も多い 宿泊者用トイレは男女共用、洋式3つ、テント泊者用は和式
夕飯
2025年08月23日 16:59撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/23 16:59
夕飯
6:00 出発 シモツケソウ
2025年08月24日 08:05撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/24 8:05
6:00 出発 シモツケソウ
10:20下山。予約しておいたタクシーでみみずく湯へ。この時期の土日は、猿倉にだいたいタクシーが待っているらしい。予約優先。猿倉発のバスが13時しかないのは、タクシーに遠慮しているのだろうか?湯上がり後にスノピ探索。
2025年08月24日 12:05撮影 by  Pixel 8a, Google
8/24 12:05
10:20下山。予約しておいたタクシーでみみずく湯へ。この時期の土日は、猿倉にだいたいタクシーが待っているらしい。予約優先。猿倉発のバスが13時しかないのは、タクシーに遠慮しているのだろうか?湯上がり後にスノピ探索。
撮影機器:

装備

個人装備
飲料 ライター レジャーシート 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル インナーシーツ ダウン上下 レインウェア 長袖メリノウール MIZUNO半袖 ミレー下着 ほか着替え一式
備考 4本爪アイゼン
予約の際尋ねたところ、チェンスパより4本で良いから爪ありの軽アイゼンを推奨すると言われた。
ヘルメットも持参、山小屋の案内板では着用が推奨されていたので3日間とも着用したが、着用は少数派だった。

感想

学生時代からの夢だった白馬三山縦走が、まさか自分に出来るとは思っていなかった。思い切って行って良かった。チングルマ、トリカブト、コオニユリ、キンポウゲ、ホタルブクロなど色々混じって咲いている斜面や、1種類がワーッと集まって両脇に咲いている登山道など、高山植物も見応えがあった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:87人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら