記録ID: 8593511
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
富士・御坂
富士山（御殿場ルート）
2025年08月23日(土) [日帰り]
山梨県
静岡県
ナスホルン
wanco152
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:59
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,346m
- 下り
- 2,347m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 10:00
距離 19.5km
登り 2,369m
下り 2,369m
4:55
14分
スタート地点
14:55
ゴール地点
| 天候 | 晴れ 時々 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
第2駐車場はほぼ満車で、数台の空きありの状態。 停めにくいので、ガラガラの第3駐車場に停車することに。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
中腹までコースは砂地。序盤はそれ程でも無いけど、傾斜がでてくると進む度にずり落ちるので歩きにくくなる。 それ以降はしっかりした足場になって、歩きにくさは無くなった。 全体的に特に危険な箇所は無し。 ただ剣ヶ峰からの馬の背の降りは滑りやすいので注意。と言うか思いっきり滑ってずり落ちた。 下りは大砂走り。気持ちよく快走して下山。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
夜明け直前の御殿場口新五合目駐車場からスタート。
第3駐車場はガラガラ。戻ってきた時も空きがたくさん。
第3駐車場はガラガラ。戻ってきた時も空きがたくさん。
第1駐車場（一般車駐車不可）のマウントフジトレイルステーションにある見晴台から御来光を望む。
振り返ってこれから登る富士山。
他の3ルートの5合目より600m〜700m低い標高からのスタート。
山頂も遥か彼方。
他の3ルートの5合目より600m〜700m低い標高からのスタート。
山頂も遥か彼方。
山頂はずっと遠く、早朝なのに日差しがきつく、早くも暑くなってきた。足元は砂地。まだ斜度はそれ程でもないので、歩きにくいという程でもない。
4
8/23 5:36
山頂はずっと遠く、早朝なのに日差しがきつく、早くも暑くなってきた。
足元は砂地。まだ斜度はそれ程でもないので、歩きにくいという程でもない。
足元は砂地。まだ斜度はそれ程でもないので、歩きにくいという程でもない。
ブルが荷物満載で登っていく。
ドーザーブレードにも荷物置いてるのね。
ドーザーブレードにも荷物置いてるのね。
二子山、その奥に愛鷹山、さらに奥に伊豆半島の山々。
この時間帯は、まだ雲が上がっていないので、遠くまでよく見える。
この時間帯は、まだ雲が上がっていないので、遠くまでよく見える。
標高2000m地点を通過。それでも山頂はまだまだ遠い。
斜度がでてきて、砂地の足場が歩くたびにずり落ちてくる感じ。歩きにくくなってきた。
2
8/23 6:28
標高2000m地点を通過。
それでも山頂はまだまだ遠い。
斜度がでてきて、砂地の足場が歩くたびにずり落ちてくる感じ。歩きにくくなってきた。
それでも山頂はまだまだ遠い。
斜度がでてきて、砂地の足場が歩くたびにずり落ちてくる感じ。歩きにくくなってきた。
手前に二子山と愛鷹山、左奥に箱根の山々、右奥に伊豆半島の山々、中央奥に伊豆大島。
五合目から二時間近くかけて、ようやく新六合目の半蔵坊に到着。ずっと登りにくい砂の道を進んできて結構な疲労感。なのでここで小休止。
1
8/23 7:40
五合目から二時間近くかけて、ようやく新六合目の半蔵坊に到着。
ずっと登りにくい砂の道を進んできて結構な疲労感。なのでここで小休止。
ずっと登りにくい砂の道を進んできて結構な疲労感。なのでここで小休止。
丹沢方面。
山中湖の奥に見えるのは畦ヶ丸？
そろそろ雲が上がってきた模様。
山中湖の奥に見えるのは畦ヶ丸？
そろそろ雲が上がってきた模様。
標高3000mを通過。
空気も結構薄くなってきて、足取りは重くなるばかり。
空気も結構薄くなってきて、足取りは重くなるばかり。
七合目「日の出館」は今も休業中。
7年前より崩壊具合がかなり進んでいる模様。
7年前より崩壊具合がかなり進んでいる模様。
雲がだいぶ登ってきて、山頂も隠れたり出てきたりの繰り返し。
あと日が陰ると肌寒く、日が出ると暑くなるの繰り返し。
あと日が陰ると肌寒く、日が出ると暑くなるの繰り返し。
岩八合館に到着。ここが御殿場口ルート最後の山小屋。
ここで小休止がてらパンを食べてカロリー補充。
ここから上部は富士山本宮浅間大社奥宮の境内。
1
8/23 10:03
岩八合館に到着。
ここが御殿場口ルート最後の山小屋。
ここで小休止がてらパンを食べてカロリー補充。
ここから上部は富士山本宮浅間大社奥宮の境内。
ここが御殿場口ルート最後の山小屋。
ここで小休止がてらパンを食べてカロリー補充。
ここから上部は富士山本宮浅間大社奥宮の境内。
それでも登っていれば到着するもの。
御殿場口ルート山頂部の鳥居。
御殿場口ルート山頂部の鳥居。
そして本当の最高峰、剣ヶ峰。
馬の背の斜度が、相変わらずえげつないなぁ。
剣ヶ峰は写真待ちの行列が出来ていました。
馬の背の斜度が、相変わらずえげつないなぁ。
剣ヶ峰は写真待ちの行列が出来ていました。
剣ヶ峰から見た山頂火口。
この火口から噴火したのは約2,200年前が最後で、それ以降は全て山腹からの噴火。
この火口から噴火したのは約2,200年前が最後で、それ以降は全て山腹からの噴火。
大砂走りでは、砂利状の斜面を走るように一直線に駆け降るので、あっという間に標高が下がっていきます。
撮影機器：
感想
6年ぶりの富士山。御殿場口ルートは7年ぶり。wancoは初。
他のルートより600m〜700m程低い標高からスタート。距離もあり最も過酷なルートです。
標高低いので（と言っても1,500mぐらいあるけど）、日が昇るとすぐに暑くなり汗が出てくる。7年前はもっと涼しかった記憶があるので、今年はとにかく暑いのだろうか。
序盤はまだ裾野なので傾斜もゆるくそれなりに速度で歩けたけど、砂場なのでとにかく歩きにくい。他のルートでは信じられないだろうけど、五合目から六合目まで2時間以上かかる程。
足場がしっかりしてくると今度は傾斜がキツくなってきて、ついでに空気も薄くなってきてと、なかなか足が進まない状況に。
それでも6時間以上かけて到着した6年ぶりの山頂は、日差しがありながら涼しく気持ちよかった。あとじっくり時間をかけて登ってきたからか、息苦しさもあまり感じなかった。
下りは大砂走りが始まるとほぼ直線な事もあり、2時間ぐらいで下山完了。
走り下りる感覚が楽しく、あっという間に降りてきた感覚でした。
御殿場口ルートは時間も距離もかかる結構過酷なルート。
でもその分、人が少なく混雑とは無縁、唯一マイカー規制がないので五合目まで直接アクセス出来る、駐車場は無料、下りは大砂走りが楽しい、と他とは異なる状況を体験できるルートだと再認識した山行でした。
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