記録ID: 8581552
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ハイキング
甲斐駒・北岳
仙丈ヶ岳・塩見岳:仙塩尾根
2025年08月17日(日) 〜
2025年08月20日(水)



体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 24:25
- 距離
- 45.8km
- 登り
- 4,147m
- 下り
- 4,465m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:48
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:03
距離 3.4km
登り 758m
下り 83m
2日目
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 10:19
距離 16.9km
登り 1,560m
下り 1,613m
3日目
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 6:56
距離 10.6km
登り 885m
下り 726m
天候 | ずっと晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは鳥倉登山口からタクシーで伊那大島駅まで行きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
とてもよく整備されています。迷うこともありません。 初日は大平山荘でバスを下りて出発しました。大平山荘は誰もいない感じでした。最初はなだらかに進んでいきますが、沢が近付いてくると徐々に急になってきます。大滝ノ頭からの道と合流すると馬の背ヒュッテはもうすぐです。馬の背ヒュッテは夕飯の鹿肉カレーと新鮮な野菜がとても美味しかったです! 2日目は馬の背ヒュッテを出発して程なくして稜線に乗ります。しばらく行くと仙丈小屋が近付いてきます。仙丈小屋から急坂を登ると360度大パノラマの仙丈ヶ岳でした。北アルプスも中央アルプスも八ヶ岳も富士山もすべて見えます。そこからいよいよ仙塩尾根です。大仙丈ヶ岳で引き返す方も何人かみえるようです。すれ違う登山者は一桁しかおらず、途中で出会った方とたくさんお話させていただきました。アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げて行きます。野呂川越で最も標高が下がり、そこから700mの登り返しはなかなかハードです笑何より目標をもちづらいのも仙塩尾根の特徴です…でも静かな山歩きが楽しめます!三峰岳が迫ってくるとようやく視界が開けてきます。最後の登りを越えて間ノ岳からの道と合流し、ようやく三峰岳です。そこからはなだらかに下って三国平、11年前台風迫る中巻き道を歩いて奈良田温泉まで1日で下りた思い出が蘇ります笑さらに下っていき井川越で小屋までの最後電波が入り、熊の平小屋に着きます。熊の平小屋も11年振り、冷たい水がたくさん流れ、農鳥岳が目の前に見える素敵な小屋です。素泊まりのみではありますがお金を払えば温かいご飯を出してくれます。小屋の方もストーブをつけたり山の話をしたり気さくな素敵な方でした。 3日目の仙塩尾根は穏やかな道が続きます。安倍荒倉岳は知らない間に通り過ぎていました。北荒川岳まで行くと目の前に塩見岳が大きく見えます。そこからのガレ場の巻き道はまるでお散歩コースみたいな感じで北俣岳分岐の直下まで行きます。そこからが核心部の急登です。つづら折れに登っていきますが後半は根っこや枝が邪魔をするアスレチックみたいになっていきます。登り切ると蝙蝠岳への分岐ですが今回はリニア開業後までとっておくことにしました。もうひと踏ん張りやせた道を進むといよいよ塩見岳です。頂上からは大パノラマでした。塩見岳からの下りはアルプスらしく険しく下りていきます。途中でザックを落としてしまったという方とも出会いました。急なところを下りきると塩見小屋です。夕飯はロールキャベツで、ご飯とスープがおかわりできるのが最高でした!布団の寝心地も良かったです。トイレも快適でした。 4日目の塩見小屋からの下りは最初は少し急ですがそこからはなだらかできれいな森が続きます。谷を巻いて塩見岳の反対側まで来ると三伏峠です。ここからは一気に下っていきます。十分の一ずつの標識があって目標を立てやすいですし道が丁寧に整備してくださってあるので歩きやすいです。カラマツ帯を抜けるとバスの終点の広場に出ます。今回はそこからはゲートまで歩いて、途中で出会った方と一緒にタクシーで帰りました。 仙塩尾根は長いです! |
その他周辺情報 | 天竜峡温泉に入りました。駅から近いところを選びました! |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
4日間の山行でしたが今まで20年以上で最高の天気でした。仙丈ヶ岳、塩見岳は以前それぞれ行きましたがその間には当然南アルプスの主稜線があるわけなので、その間の山や景色をつなぎ、楽しみつつ、懐かしさを感じることができました。今までももちろんですが今回はいつも以上にたくさんの素敵な方との出会いがありました。山小屋の方の温かさも途中で出会った方の優しさや笑顔も…何だか深みのある4日間でした。特に最後に一緒にタクシーに乗ったお二人、本当にありがとうございました。またいつか山で…
もっといろいろなことを山で大切にしていきたい、そう思わされた山行でした。
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