旭岳~トムラウシ山:縦走


- GPS
- 18:39
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 1,987m
- 下り
- 3,029m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:59
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:58
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旭岳ロープウェイ:片道@2,200 トムラウシ温泉~JR新得駅:拓殖バス@2.200 9:45発11:20着 今シーズンは予約不要となっていた ⚠️今期は8/17(日)の運行が最終です! |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇特段危険な個所はないが、高根ヶ原から五色岳間は結構な枝被り。 ○コマドリ沢出合からの登り返し後~カムイ天上の区間の泥濘は結構ヒドイ。木道も整備していただいているが、木道は濡れていると特に下りではスリップの危険性があり気を使う。 〇カムイ天上~温泉コース分岐間は、岩だらけの道で、登りはともかく、下りはかなり脚に来る。 〇温泉コース分岐~トムラウシ温泉間は初めて歩いたが、とても距離が長く、また最後の標高200mほどの下りも脚にはきつかった。改めて短縮コースのありがたみを感じた。 |
その他周辺情報 | 〇前泊:旭岳青少年キャンプ場@500 〇1日目泊:白雲岳避難小屋テン場@1,500(登山道維持協力金@1,000込み・返礼品付き) 雪渓流水の水場はまだ豊富 テン場周囲には、クマ等除けのための電気柵が設置されていた。 込み具合は6割程度 小屋泊テン泊に関わらず、事前の連絡を https://www.hakuundake.jp/ 〇2日目泊:トムラウシ南沼野営指定地 水は北沼で採る(テン場寄りの小さい沼で採ってる人も多かったが、水はだいぶ少なくなっていた。) テン場は5張程度規模のものが分散して配置。 今回確認できたのは20張り程度だが、少なくとも倍はいけそう。 |
写真
感想
〇このコース、全区間継ぎはぎでは歩いたことはあるけど、いつかやってみたかった通しでの縦走。ようやくチャレンジの機会が訪れました。
〇Day0は旭岳青少年キャンプ場で前泊。
〇初日:ロープウェイで姿見駅へ。登山開始10分でなんか調子悪いと感じた。30分後には、真剣に撤退を考えるほどの絶不調。
それでも頻繁に休憩をとりながらなんとかピークへ(リスクマネジメント的には正直アウトなのかも知れない。)
その後は、ガスで眺望もよくない中、あまり気の晴れないながらも、花達に励まされながら白雲岳避難小屋テン場へ到着。疲れてるし、ガスだし、先月踏んだばかりだしで白雲岳ピークにはいかず。
〇2日目:朝はまだガス残っているけど、なんとなくいい天気になりそう。
まだ体調良くなく、特に登りになると途端にペースは落ちたけど、忠別岳、五色岳への登りもなんとかクリア。
五色岳からは、最高のアングルでトムラウシを観ながらの散策のはずが、再び白い悪魔に覆われ、テンションダウン。その後も眺望のない中、ヘロヘロになりながらもロックガーデンの登りもクリア、疲労困憊で南沼野営指定地に到着。
一時、ピークのガスがとれるも、疲労のため登らず。明日も早い出発なので、ピークは踏まない。よってタイトルに偽りありになっちゃった。
テン場にはすでに先客多数。中にどっかの大学のサークルと思われる7人ほどのグループがいて、中二男子かと疑うような異様なテンションの女子が一人大騒ぎ。明日は暗いうちに行動開始なので、夜の騒音が心配だったけど、彼らも6時頃には静かになって一安心、就寝した。ところが7時過ぎに目覚める。一つのテントに集まって、大声で騒いでる。キレそうになって怒鳴り込もうと思った時、別のグループから注意され(ありがとうございました)、ようやく静かに。やっと寝れると思ったけど、今度はなかなか寝付けず…
〇3日目:熟睡できないまま3時に起床。トムラウシ温泉発のバスに乗るため、食事も摂らずに撤収、まだ暗い中、ヘッデン点けて下山開始。
トムピークはガスの中だったけど、途中からガスもとれ、今日は絶好の登山日和になりそう。
下山には余裕をもって5時間を見込んでいたけど、途中、ヤマレコアプリではバスに間に合うか微妙な予測も表示され、かなり焦る。
コマドリ沢出合いからの登り返し、さらに、温泉分岐コースからの温泉口への道の長さにも苦しみつつ、ほぼ5時間で到着。安堵感でいっぱいでした。
〇総括:これまでも2泊でのテン泊装備での登山は経験してきましたけど、いずれも、まずはテン場に到着後、空身で歩くというスタイルで、それほど疲労感を感じることはなかったのですが、全装備を背負っての3日間の山歩きは、それらとはまったく違う疲労度でした。
重ねて、初日からの体調不良もあって、想像以上の辛さであり、考えが甘かったと反省です。
一方、3日間歩き切った達成感も相当なものでしたので、今後は今回の経験を生かしつつ、自分に見合った登山を続けていきたいと思っています。
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