赤岳


- GPS
- 10:15
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,449m
- 下り
- 1,485m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:28
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
久しぶりのテント山行。
本来なら北沢峠にテント張って甲斐駒・仙丈あたりに行きたかったが、広河原北沢峠線はまだ止まっているようなので、八ヶ岳にする。10年くらい前、八ヶ岳にハマって足繁く通った山なので、今回の行者小屋テン泊も以前やった事があるルート。本来ならば、初日にテントを行者小屋まで運んで、二日目に赤岳・阿弥陀岳を周回をして帰ってくる、時間・体力に余裕のあるスケジュールを考えていたが、二日目の雨予報で、初日に周回まで済ませる、かなり無理なスケジュールとなった。
結果体力の限界で阿弥陀岳はスキップとなったわけだ。
以前行者小屋までテントを上げた時もかなりバテたのだが、今回はそれ以上にバテることに。
それでも何とか行者小屋まで辿り着き、取り敢えずテントを張る。
翌日雨の中、岩場を登る気は更々無いので、テントを張っただけで翌日帰るか、行けるところまで行って引き返すか。で、地蔵尾根に取り付いてしまった。流石にサブザックなので、だいぶ軽くなったとは言え、これまでの疲労の蓄積は身体に負担となって、地蔵尾根後半、岩場になってからの長いこと長いこと。赤岳展望荘を過ぎ、赤岳まで、こんなキツかった記憶はなかったのだが、山頂直下の岩場で休み休み進む。だいぶ時間も遅くなってきたので、山頂には誰もおらず、またガスが張り付いて展望もない。当初の予定では中岳を経て阿弥陀岳だったが、時間も遅く、体力も限界で、迷わず文三郎道を下る。赤岳から分三郎道分岐までは岩場では、登り下りの待ち合わせの渋滞が酷いところだが、さすがに時間も遅く、スムーズに通過出来る。ただ体力限界でスピードは全く出ない。
分三郎道は、金網階段ばかりだった印象だったが、だいぶ手を入れたみたいだ。木製階段のステップにマンモスのロゴが打ち付けてある。マムートが資金援助してるのだろうか。大同心・小同心のクライミングルートや冬場のアイスキャンディなど、マムート(ロープ)が活躍する場が多いので、PR兼ねて援助してるのかもしれない。
何とか明るいうちにテン場まで戻ってくる事ができた。この時点では小屋前の広場から、赤岳の山頂が雲の切れ間越しに見えた。
その後、深夜になってから雨が降り始め、朝まで、時折強風を伴って降り続いた。雨量はそれほどではない。その頃テントの中では、マットを持ってくるのを忘れて、地面の凹凸を直に感じながら、熟睡できず、さらにテントの底地から漏水があって、シュラフが濡れズボンも染みる事態。大規模な漏水ではないものの、そろそろテント(Promonte VL-25)の買い替え時だろうか。(帰宅後、底に小さな穴が開いているのを発見。補修すればもう少しつかえるかも。愛着のあるテントなので、できればもう少し長く使いたい)
今回はそれ以外にも空気バルブ付きの防水スタッフサックの糊面が剥がれて、バラバラになってしまうとか、ザック(Millet Mount Shasta 55+10)の裏面の防水用ポリウレタン加工がかなり酷く剥がれたり(以前からではあるが)など、ギアのトラブルが多かった。
そんな事もあって、予定よりは早めに撤収(帰りのバスの時間を考えると、早く降りるモチベーションは本来ない)。風雨のテント撤収は、いつもそうだが、げんなりする。せめて撤収の時だけでも雨が止んでくれると良かったのだが。水を含んだテントをパッキングして担ぐと、ザックが重くなる。
帰りは中山峠、赤岳鉱泉経由の北沢コース。こちらの方が林道歩きが長く、天候の悪い時には安全確実という理由。
中山峠では、以前から気になっていた中山峠展望台に立ち寄る。短いが結構な急登を登る。当然展望台からの見晴らしはなし。赤岳鉱泉に出ると、行者小屋の悪天候が嘘のように平和な感じ。隣同士なのにこの違い。下山は全般的に雨も少なく風も弱い。むしろ美濃戸口に降りた後、天気が悪化した。
ちなみに、ここ数年長期山行や重いものを担いだ翌日の腰痛が酷かったのだが、今回ガードナーベルトなるものを、山行中常に着用(寝る時は弛めた)したところ、驚くほど軽減された。病院で処方されたコルセットは300円に対してこの製品は9900円。値段相応の効果があったと見るべきか。ただ完全に痛みが消えたわけではなく、多少は残る。ただ、洗面台で腰が痛くてまったく曲がらず、顔も洗えないほどではなかった。
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