【飯豊山】2泊3日小屋泊 飯豊山荘～丸森尾根～頼母木小屋1泊～飯豊山～御西小屋1泊～梶川尾根
山形県
福島県
新潟県
Bianca
その他1人 
体力度について
- GPS
- 37:16
- 距離
- 45.8km
- 登り
- 3,842m
- 下り
- 3,800m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:28
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 13:21
- 山行
- 11:56
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 12:52
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
朝６時くらいで、路駐。警察の方が梶川尾根の方の登山口で７時までキャンペーン？活動していて、普通に路駐でと言われました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
ザレ場あり、岩場あり、ハシゴやロープ設置箇所あり 雪渓あり、上級コースの印象 |
| その他周辺情報 | 小屋の混雑状況、予約サイト (頼母木小屋はないです。) https://sites.google.com/view/iideasahi58/ 米沢温泉 平安の湯 300円安い！22時までやってる。そして良き！！ ボディソープ、シャンプーインリンスあり ドライヤーあり 安い割に広め https://maps.app.goo.gl/EtCCnAaLxNVhFQT29 安達太良インター上り 24時間やってるフードコート 豚汁定食 850円くらい？ |
写真
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左手の車は、みんな路駐です。でも道路が広いから全然邪魔にはならないです。
アミノバイタルとか飴とかいただきました。
この後、9時のバスで来た人にも私達は抜かれましたとさ。
外付けバックを取り付けとります。
危ないので良い子は真似せぬように。
チェーンスパイクを持ってきてない人も登っていく。すごいですね！
夕飯です
小屋内でのバーナー使いを、渋々？小屋番さんに了承をもらいました
パーソナルスペースも広々、
静かめで快適な睡眠を取れました〜
この先もいくつかあった。そのたびごとにこの山の厳しさを感じていくことになる。
3日目の帰りにコーヒーとお水をくれるって小屋番さんが言ってくれたけど、時間のない私達は先を急ぐことになる…
ここの水は美味しいって何人か言ってた。
あ、さっき北股岳山頂で、土木系のような服装だった人。
烏帽子岳山頂の裏側に、慰霊碑。これって、私達が今回同じルートにした昨年のヤマップのレコに書いてあった滑落死された方だ。この先の道で亡くなられたと悟る。身を引き締めて進もうと感じた。
これって、私達が今回同じルートにした昨年のヤマップのレコに書いてあった滑落死された方だ。この先の道で亡くなられたと悟る。身を引き締めて進もうと感じた。
2日目は下りでした。
一般人はチェーンスパ必須！！
神のような登山者現れた。普通の登山靴で歩かれていたが、気をつける箇所を丁寧に教えてくれた。しかも、飯豊本山行けないかもと落ち込んでいた私に希望を与えてくれた〜
普通の登山靴で歩かれていたが、気をつける箇所を丁寧に教えてくれた。しかも、飯豊本山行けないかもと落ち込んでいた私に希望を与えてくれた〜
雪渓じゃない所がツルッツルなので危ない
御西避難小屋では、小屋番として翌日独り立ちされるあやさんが笑顔で出迎えてくれた！Tシャツ買って着て、アタックザックに変えて、急いで出発！！
小屋番として翌日独り立ちされるあやさんが笑顔で出迎えてくれた！Tシャツ買って着て、アタックザックに変えて、急いで出発！！
飯豊本山に行くの時間的に厳しいかなと思っていたけど、途中の雪渓で出会った超人の男性が1時間で登れるって言ってたから前向きになった…けど1時間で登れるのは超人のみとあとで気づいた
色んな角度で撮ってくださり、ありがとうございました！
時間が遅くオリジナルTシャツを見せてもらえませんでしたが、小屋番の金子さんが着てました。私はシンプルなの好きなので、なかなか良かった！
風があって寒いのもあるのかな。木の板も準備されてました。私のバーナーがガス欠に…
私が持参したウィンナーも焼いてもらい食べました。
皆さん出発早いのです！多分私達最後かな？
さて3日目出発です。
そう言えば小さいカエルさんにも何回か遭遇しました。
全部飲めないので残りは水筒に入れてチビチビ飲むことに。空いたペットボトルは自分で持ち帰ります。
門内小屋は2,000円なんだ！安い。小屋番さんのコーヒーのお誘いを泣く泣く断り、急いで下山へ。もっと足が早かったら、ゆっくり休憩したかった〜後ろ髪をひかれつつ進みます。
小屋番さんのコーヒーのお誘いを泣く泣く断り、急いで下山へ。もっと足が早かったら、ゆっくり休憩したかった〜後ろ髪をひかれつつ進みます。
13時前には到着したけど、ここからが本番！！
急騰を降りて、冷たいお水で生き返ります。CCレモンは飲み干してしまったため、こちらの冷たい水を水筒に汲みました。これがこの後、結構冷たいままで命の水となりました！
CCレモンは飲み干してしまったため、こちらの冷たい水を水筒に汲みました。これがこの後、結構冷たいままで命の水となりました！
アブに襲われるため、なかなか一息つけず。私のザックにアブが休憩してしまい、山友さんは休憩してましたが。私は行動食も出せずでした。
私のザックにアブが休憩してしまい、山友さんは休憩してましたが。私は行動食も出せずでした。
アブ達に車が襲われ、降りてきました。
マタギの館、行ってみたかった〜
こっちは裏側？
装備
| 備考 | 避難小屋装備 マット、シュラフ、3日分の食事と行動食で、42Lのザックに入り切らず、8Lの外付けバックを装着で何とか…13kgくらいだったかと。 |
|---|
感想
山友さんと2人での山行でした。
終電待ち合わせで、深夜1時前に出発。
到着が朝6時くらい。
すでに満車で警察の方から路駐でと言われる。路駐はまだ余裕のある道路の広さあり。
予定より2時間遅れの7時出発。警察も撤収していった。私たちが最後かと思ったら、8時9時出発の方が、爽やかに私達を抜かしていきました。山友さんが、序盤から熱中症？なのか体調があまり良くないようで休憩を多く取りながらゆっくり登りました。
1日目は、頼母木小屋へ。
丸森尾根を登りました。
丸森峰から地上北峰の間にある雪渓を心配してましたが、チェーンスパイクをちょっとだけ装着したのみで夏道を歩けました。持ってきてなくてそのままで歩いている人もいました。
多分私達が最後で、小屋泊は16名。テントも10張り以上はありました。私達は2階で、余裕のある感じで使えました。階段が直角だから、1階率が高かった。女性は私達2人が2階と、ご夫婦とかで2人くらい女性が1階でした。
水場も近いし、お手洗いも自転車漕ぎの和式が男女1個ずつ。50回くらい漕ぐのを推奨笑
朳差岳まで行ける時間なく途中の大石山まで行きました。頼母木小屋から朳差小屋が見えてました。夕陽も夜の下界の夜景も、星もキレイでした。本当は微妙ぽいけど、小屋番さんのOKもあり小屋内でバーナーを使ってました。木の板とか、下に敷かないとですが。
２日目は、周りの様子を伺いながら3時過ぎに起床。5時出発。稜線歩きが中心の2日目と思っていたけど、アップダウンが適度にありました。
梅花皮小屋を後にして梅花皮岳を登ってどこら辺か忘れてしまいましたが、今回は飯豊山山頂まで行くのは厳しいかもしれないと悟りました。だけどその時に見えた景色が、綺麗すぎて涙が出てきました。こんな景色を見れただけでも十分だと思いました。
烏帽子岳以降は、雪渓歩きが何回もあります。危ない崖？滑落要注意の場所もあります。破線でも良いような道でした。雪渓はチェーンスパイクがかなり役立ちました。慣れている方？は、そのまま登山靴で歩かれている超人みたいな方もいましたが。普通の人間は確実にチェーンスパイクか軽アイゼンあたり必須です。凍結してたら軽アイゼンかアイゼンは必須です。
私達の時は、場所を選べばチェーンスパイクで大丈夫という感じでした。
(でも何回も装着して外してを繰り返すので、これくらい大丈夫だろうと3日目の雪渓歩き後半にチェーンスパイクの装着を怠り、案の定滑って滑落？しました。
5m～10m？くらい滑落して、土の所で踏みとどまりました。しかし雪渓と雪渓の間の土の所で止まったので、雪渓をよじ登らないといけない状況でした。ぬかるんだ土だし斜面なのでザックは降ろせず、そのままザックからチェーンスパイクを取り出し装着して、ストックで雪渓の凍結してない所を確認しながら一か八か足をかけてよじ登りました。これで滑って転倒したら、そのまま斜面を転がっていく＝恐らく死を意味してました。この場でレスキューを呼ぶのも頭をよぎりましたが、ぬかるんでる斜面上で待機し続ける体力とか色々考え自力で雪渓から脱出しました。
一緒の山友さんが私と同じように滑落したら、恐らく登ってこれなかったのではないかと思うので、私が前を歩き転がっていって良かったと思いました。そもそもチェーンスパイクを面倒がらずちゃんと装着していればこんなことにはならなかったです。
雪渓がそろそろ終わるから、できるなら装着せずに通りたいと心の隙が出てきてしまい横着した結果でした。また重いザックだったというのも、雪渓渡りには不利に感じました。尾てい骨を痛めました。)
2日目に戻り、御西小屋に到着したのは15時過ぎ。こちらの小屋は事前に予約ができ、していきましたが予約なしでも避難小屋なので宿泊できます。17名予約で、多分17名の宿泊だったと思います。1階が空いていて、意外にそこそこスペースを確保できました。女性は私達と小屋番さんのあやさんと１人かな？女性がいました。
小屋に到着するなり、急いでTシャツを3,000円で購入しました。Tシャツを買った気でいましたが、寄付金？かなんかでTシャツがついてくるというシステムみたいでした。16時前に急いでアタックザックで、飯豊本山と飯豊山荘に向かいました。
飯豊朝日を愛する会のTシャツを、小屋泊の8人が購入したそうで、夕陽をバックに記念写真を撮るとのことで私達も参加予定に。19時までに小屋に戻ってくるため、頑張りました。
バッヂが飯豊山荘にしか売ってないと言うことだったので、一緒に木札1,000円と御朱印500円も購入しました。お参りは到着が遅すぎて、封鎖されていてできませんでした。
ちなみに夕陽と飯豊朝日を愛する会Tシャツを着た後ろ姿の私達含めた10名？(写真を見ると10名いなかった？！)の写真がHPに載るそうです！
3日目、山友さんから左膝の痛みの訴えあり。隣の方のイビキやマットのすごい音などでほとんど眠れなかったと。耳栓をしていた私でも、聞こえてきていたので相当うるさかったのでは…。
本当は4時には出発したかったのですが、水が全くない状態だったので明るくなってきた4時半前くらいに雪渓を往復30分かけて、私が水を汲みに行きました。チェーンスパイクか(軽)アイゼンが必須で、持ってない方は小屋で貸してくれます。
山友さんに痛む膝付近にニューハレを貼ってあげました。トレランをしていた時の技術がここで役立つとは…。痛くないと山友さんは驚いてました。
2日目に来た道を7時間かけて戻り、梶川尾根を5時間かけて下山します。結果的には梶川尾根の急騰にやられ6時間下山にかかりました。
運が良かったのは、稜線歩きは日差しがなくガスガス傾向で歩きやすかったです。しかし梶川尾根の急騰の下りでは、陽が差し大きなアブに何度も襲われました。トンボが時々現れてはくれてましたが、五郎清水とかでもその後も、大きなアブがついてくるついてくる。
さすが飯豊、最後まで一筋縄では下山できませんでした。足の限界を超えました。急騰の岩場が何度も現れ、私達を苦しめました。
水場はほぼ利用できましたが、小屋によっては水場が遠かったりします。五郎清水の水は冷たく、暑い下山途中でも水筒に入れてたら冷たいままで生き返りました。
下山できたのは18時。
飯豊山荘の温泉は終わってました。車内にアブが大量に入ってくるという、八ヶ岳の時と同じ状況になりました。
結局1時間かけて、20時頃「米沢温泉平安の湯」へ。破格の入浴料300円！でもちゃんとした所で広かった！
早々に車に乗り帰路へ。山友さんにも運転してもらい、途中安達太良SAにて夕飯を食べました。運転を代わっても眠気に襲われ、途中パーキングで寝ることに。山友さんが復活してしばらく運転してくれましたがまた限界に。少し仮眠をとれた私が復活を遂げ、山友さん宅まで送り自宅に帰ったのが22日の朝4時。2時間ほど仮眠を取り仕事へ行くという…なんて無謀な山行をしてしまったのだろう…もう若くないのに笑
でも控えめに言って、飯豊は最高でした！！
また行ける機会があったら、もう少し余白のある山行にしたいです。
追記:滑落した際に尾てい骨打撲で、座る時と立ち上がる時に痛くて大変な１週間でした。何とか痛みもなくなってきて、足裏の痺れもとれつつ疲労も抜けつつです。
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