木曽駒ヶ岳


- GPS
- 06:07
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 481m
- 下り
- 485m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:09
天候 | 21日 晴のち曇のち雨 22日 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
到着時はかなり余裕有り 6:00の段階でもまだ空き有り 06:00 タクシー(予約 4,800円片道) バスは若干の列を作っていましたが、6:00の段階でほぼ解消 ロープウェイ(往復3,050円)は全く待ち無し |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはとても良く整備されていて、危険箇所は全くなし |
その他周辺情報 | 21日 昼食 ホテル千畳敷 2612 Cafe & Restaurant 赤ワイン香るたっぷりカツカレー(1,700円)生ビール(1,000円)フライドポテト(500円)2612ビール/アンバーエール(900円) 22日 下山後 こまくさの湯(700円JAF割引で650円) https://komakusanoyu.com/ |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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個人装備 |
ヘッドランプ(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
マイナンバーカード(1)
ティッシュ(2)
タオル(1)
マスク(1)
スマートフォン(1)
雨具(1)
手袋(1)
ストック(1)
水筒(2)
時計(1)
非常食(2)
|
共同装備 |
エマージェンシーシート(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(1)
|
感想
今年の夏の泊りがけ山行は木曽駒ケ岳、初の中央アルプス100名山です。実は昨年の同時期、連休前の金曜日から木曽駒ケ岳に登る予定だったのですが、しらび平までの道が大雨によるがけ崩れのため通行止めになった影響でホテル側からキャンセルとなり、2年越しのトライになります。
3連休が大変混雑し、菅の台バスセンター駐車場が夜中にはいっぱいになってしまうとのことなので、我が家を20日の22時30分に出発し、中央道をひた走ること3時間30分、無事に菅の台バスセンター駐車場に到着しました。
駐車場はまだまだ余裕で駐車スペースが空いていました。チケット売場のすぐ傍に運よく車を停めることができ、車内で仮眠です。トイレもあり、安心してゆっくり眠ることが出来ました。
4時くらいから周辺の車も活動し始め、4時30分頃、予定より早くチケット売場があき、往復のロープウェイチケット(3,050円3日間有効)を購入。チケットは並ばず購入できました。実は6時にタクシーを予約しているので、バス代は払っていません。
駐車場の係員さんとお話したところ、今はバスとロープウェイの往復券がウェブで事前購入できるので、バスセンターではほとんど並ばずに買えるとのこと。ウェブ購入のおかげで大体の混雑程度が予測できるようになったので、職員さんたちはかなり臨機応変に対応できるようになったとのことでした。
連休中日は夜中の2時には駐車場がいっぱいになり、バスの待ち時間も最大3時間程度になり、お客さんからかなり不満が出たということです。連休最終日は混んでいるけどそれほどではなさそうということで一安心です。
それでも1番バスが出るころには、バス待ちの列はかなり長くなっていました。ただ、臨時バスが頻繁に増発されたため、私たちがタクシーに乗るころにはだいぶ列も解消されていました。私たちはワゴンタクシーでゆったりとしらび平まで。途中でバスを1台抜かしました。
ロープウェイもあれだけの人がバスで運ばれていったので、かなり混雑しているかなと思いましたが、こちら臨時便が増発されていて、拍子抜けするくらい、待ち時間ほとんどなしでロープウェイに乗車することが出来ました。
いよいよ千畳敷駅に到着です。駅から外に降り立つと、圧巻の千畳敷カールの景色が目の前に広がっています。まずは駅と一緒の建物にあるホテル千畳敷に荷物をデポして、それからゆっくりとホテル周りで景色を楽しみながら高度順応しました。
こいさんが心配していた高山病も発症せず、8時少し前から登山を開始、中岳そして木曽駒ケ岳を目指します。まずは駒ケ岳神社の脇から千畳敷カールの遊歩道を進みます。お花畑の中のなだらかで歩きやすい道です。
しばらく進むと八丁坂の入口に到着します。ここで遊歩道とはお別れして急登する登山道をひたすら登り続けます。気温的にはとても涼しいのですが、今回の登山道のほとんどが直射日光を浴びながらの行程になるため、思ったより暑いです。ところどころ日影になる場所は、とても良い休憩場所になります。
八丁坂を小一時間ほどかけて登ると、ようやく乗越浄土に到着します。宝剣山荘とこれから登る中岳が一望できます。下を見るとホテル千畳敷や南アルプスの山々を望むことができます。宝剣山荘はトイレ(200円)があります。
宝剣山荘の裏手から中岳に向かいます。巻き道があるそうですが、トラバース等があり、危険とのこと。おとなしく真っすぐ頂上を目指します。八丁坂の急登に比べれば、ゆるやかな道です。ところどころ岩がありますがとても歩きやすいです。
中岳の山頂に到着すると、ここでようやく本日の最終目標である木曽駒ケ岳の姿を望むことが出来ます。一度、頂上山荘まで下らないといけないのがとても残念です(笑)。頂上山荘にはテン場があり、5張ほどのテントが陣取っていました。ここで屋外で調理している人もいて、食欲をそそられる美味しそうな匂いがたまりませんでした。
さて、ここまでくればあと一息です。木曽駒ケ岳の頂上を目指します。最後のつづら折りの道を登りきると360度展望の木曽駒ケ岳の山頂に到着です。頂上には駒ケ岳神社の奥社があります。お参りをして、記念撮影をして、しばし休憩。2年越しの夢の達成に感動です。
だいぶ雲も上がってきたので、下山にとりかかります。木曽駒ケ岳の下山途中にライチョウの親子に遭遇しました。4羽ほどの子供がいて、とてもかわいかったです。中岳に登り返して宝剣山荘でトイレをお借りして、一気にホテル千畳敷を目指します。
13時にようやくホテル千畳敷に到着。予定時間よりかなり時間がかかりましたが、写真もたくさん撮ることができ、大満足の山行でした。お昼ご飯をホテルのカフェでいただき、14時にチェックインして、15時にお風呂に入り、その後はホテルとその周辺でまったり。
ホテル千畳敷はこじんまりしたホテルです。基本的アメニティは用意されているのでうれしい限りです。お部屋にはなんとテレビもあります。フリーWiFiもあります。なんといっても客室の窓から素晴らしい景色(千畳敷カールか南アルプスが見られます。私たちはカール側でした。)を楽しむことができます。
ホテル千畳敷は、特別室を除けばトイレは共同、冷蔵庫も共用、お湯は自分で汲んで持っていくなど、フルサービスとまではいきません。そのかわり従業員の皆様も素晴らしいサービスを提供してくださいますし、お食事も美味しいし、とても素晴らしいホテルです。ぜひおススメします。
夕方、千畳敷は雨が降り始めました。結構激しい雨でした。私たちは、おなか一杯夕食を食べたので、その日は星空を見る元気がなく、布団にバタンキューでした。翌朝、雨はすっかりあがり、早起きして南アルプスと雲海と日の出を見ることが出来ました。太陽が昇ると徐々に千畳敷カールに太陽の光があたりはじめ、とてもキレイでした。
朝食後、カフェで美味しいお水をいただき、9時にチェックアウトして、荷物をデポして遊歩道の散策に出かけました。お花畑の中を歩く遊歩道は登山客ではない普通の観光客の皆さんもたくさんいらっしゃいました。花や植物の写真をたくさん撮り、千畳敷の風景を目に焼き付け、散策も終了です。
あとはロープウェイでしらび平に。しらび平から臨時の路線バス(830円片道)で菅の台バスセンターまで。乗り継ぎも順調で、ほとんど待ち時間なく、無事に駐車場まで戻ってくることが出来ました。
出口で駐車料金2日分(1,600円)を支払い、こまくさの湯(700円JAF割引で650円)に。露天風呂から千畳敷カールを眺めることができます。
サウナもあり、ゆっくり過ごすことができました。その後は自宅へと帰りました。
2年越しの木曽駒ケ岳は、ホテル千畳敷や千畳敷カールの風景も含め、素晴らしい山行でした。
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