北横岳


- GPS
- 04:08
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 277m
- 下り
- 271m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
10ヶ月近く山に登れなかった。仕事が忙しかったり体調を崩していたり等など、本当に最悪の日々が続いていた。もう山に登れなくなるのだろうか、などと落胆していた。
しかし突然3連休すべて休みになった。これは山に行かねばならぬ。体力も筋力も落ちまくりである。高尾山でもあやしいだろう。それならもっと距離も短く高低差もあまりないところに行けばいいじゃないの。ということで前から行きたかった北八ヶ岳に挑戦することにした。
まずは北横岳である。ロープウェイ下りてから200mぐらい登れば良い。そんな感覚で歩き始めた。しかし、10ヶ月のブランクはいろんなことを忘れるには十分だった。
坪庭を超えるとなんとなくガレている道になる。こういった不安定な道を上る方法を体がすっかり忘れていた。太ももがすぐに傷み始める。まずい。
それだけではない。朝食をとったのは午前3時。すでに5時間以上経ち腹が減った状態で歩いていたら低血糖状態になってしまっていた。人のいっぱい歩いている道に座って行動食をとるのも憚られる。空腹と筋肉痛を抱えて歩いていると北横岳ヒュッテがみえてきた。地獄の仏とはこのことだろうか。
普段なら下山後にしか飲まないコーラを注文し、リュックから行動食のブラックサンダーミニを出す。封を切ると中身はドロドロに溶けていた。これをコーラで流し込む。生き返る。
元気を取り戻すと北横岳まで歩く。そして北横岳の山頂で迎えてくれたのは、大パノラマと灼熱の太陽である。写真を撮り水分を補給してから帰路につく。
もっと体力があれば双子池まで行きたいと思っていたが、この状態では良くて坪庭を回って帰るぐらいしかできないだろう。あきらめて歩き出す。
最後に縞枯を見てみたいと思い、坪庭を経由して縞枯山荘まで歩く。ついでにここでお昼ご飯でも食べようと思っていた。縞枯山荘では食事の提供はしておらず、椅子もあるわけでないので、昼食をとるのをあきらめ帰宅することにした。
距離が短く消化不良ぎみではあるが、夏山のすっきりとした青空、北横岳からの風景と短時間であるが十分幸せになれるだけのものはあった。やはり山は良い。日焼けで肌が赤くなってヒリヒリしていたり筋肉痛がつらいことを除けば良い山行であった
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する