秋田駒ヶ岳(八合目からムーミン谷経由で周回)


- GPS
- 05:43
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 678m
- 下り
- 678m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 5:41
天候 | 晴れときどき曇り。全体的に気温20℃くらい、風速3〜5m/sくらい。ただし焼森、大焼砂は強風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
シャトルバスの始発に乗ったが、増発されて2台いた。帰りは3台。シーズン3連休の中日とあって、激混みである。料金は片道750円。時刻表はホームページなどで最新のものを確認してほしい。現金のほか、クレジットカードのタッチ決済が利用できる。往復チケットも「アルパこまくさ」で買えるということになっているが、いつ開くかさっぱり分からない。 トイレは「アルパこまくさ」にあり、チケット売り場より早く開けるが、これも詳しい時間は不明。あんまり早いと開いてなかったりするし、開いていることもある。とにかく当てにならない。自販機は使える。駐車場は50台以上いけると思うが、ベストシーズンは満車になる。そうしたら路肩か少し離れたところの公共スペースに停めるしかない。本日はそういう状態。 八合目には立派な避難小屋、トイレ、水場がある。またシーズンであればちょっとした売店があり、飲料や非常食を売っているものの、開くか開かないかの基準がわからないので、あてにはしない方が良い。水場は、小屋の前にあるが、公式には「足洗い場」で、安心して飲めるかどうかは不明。塩ビパイプだがだいぶ奥から引いている。 コンビニは県道に入る手前のヤマザキとローソンが最後。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口だが3つあるので間違わないように注意してほしい。1つは笹森山〜湯森山の縦走路に向かうもの。地味な入り口である。大きな看板のある舗装路がメインの周回コース用。 今回のシャクナゲコースはいちばんメジャーな片倉岳コース(新道)に入ってすぐ分岐する。「焼森」行きという標識が確認できたらそれである。名前は綺麗だが、その名のとおりシャクナゲの枝が張り出して歩きにくい道である。刈り払いの状況によっては藪っぽいこともある。ロープやハシゴなどもあるが、そう簡単に落ちるようなところもなく安全な道ではある。見通しは悪いのでクマには注意が必要。焼森直下まで来るとシャクナゲはなくなって石段などの整備もあり歩きやすい。ザレている場所もある。 焼森〜横岳は快適な稜線歩き。刈り払いがないと枝などがややうるさいこともある。ここは危険はない。焼森はだいたい風が強い。 横岳から大焼砂へ下る。横岳直下はガレているが、やがてザレ場になる。すなわち大焼砂である。たいてい風が強い。ものを飛ばされないように注意が必要。好き嫌いあると思うが、自分はザレ場の登りが苦手で、いつも下りに使う。 通称ムーミン谷(馬場の小路)へトラバースして分岐。かなりの急傾斜なので転倒には注意が必要である。道幅は広い。馬場の小路に入ると木道が完備されている(今シーズンの大雪でだいぶダメージを受けたが)。真っ直ぐ行けば男岳の鞍部に出る。今回行ってないが、「女岳」の案内に従えば金十郎尾根から男岳に登ることもできる。どちらも急坂で落石に注意が必要。 阿弥陀池、男女岳のあたりは観光登山道として整備されていて何の危険もない。 下りは片倉岳コース(新道)。片倉岳というピークだか何だかよく分からない場所を経由し、男女岳を大きく巻いてトラバースしながら登る/下る形。多少の岩、ガレはあるが、基本的になだらかでよく整備され歩きやすい。休憩用のベンチも多い。 今回パスしたが鞍部から男岳へのルートについても触れておく。岩場とガレ場である。転ぶと落ちて死ぬ。必要に応じて三点支持を意識する必要はあるが、難しいというほどの局面はないので落ち着いて歩こう。落石にも注意。やはり今回は歩いていないが馬の背も同様。 ドの付く初心者には基本的に男岳は勧めない。ムーミン谷に行きたければ大焼砂からピストンする方法もある(横岳分岐から阿弥陀池に接続するルートも安全である)。ただ、秋田駒ヶ岳の主峰は男岳である。眺めも最高峰である男女岳より良い。 |
その他周辺情報 | 温泉、宿泊、食事は乳頭温泉郷、田沢湖高原温泉郷、水沢温泉郷などがあるので選び放題。有名な乳頭温泉郷の旅館群の中では、モダンで万人向けなのは「妙の湯」かと思う。ほかは秘湯色が強かったりする。「鶴の湯」はテレビに映るなど圧倒的人気で宿泊予約がなかなか取れない。 敷居の低いところでは「アルパこまくさ」でも食事や入浴が可能だが、営業時間はよく分からないので最新の情報をホームページなどで確認してほしい。昔ながらのソフトアイス(「ソフトクリーム」にあらず)がジャンクで美味しい。mont-bellのオリジナルTシャツも販売している。夏に嬉しいものとしては、たざわ湖スキー場の入口にババヘラが出ていることがある。また、国道341号線分岐を田沢湖側へちょっと行ったところにある「山のはちみつ屋」のソフトクリームも美味しい。 |
写真
感想
【水・食料】
凡例:消費量/持参量+現地調達量
水・スポドリ:1.50L/4.75L
行動食・非常食:おにぎり1/1個、ゼリー飲料4/4袋、梅ぼし純少々
食事:即席カップライス0/1個(食べず)
【以下日記】
このところ寝不足で、昨日は早起きできず、細々とした雑事を片付けていた。今日は3時起きができたので、秋田駒の始発のバスを目指す。もう少し頑張って5時半前に八合目まで入った方が良いのかもしれないという気もするが、いつシャットアウトされるかも読めない。まあ、そうなったらアルパの駐車場で始発まで寝ていれば良いのだが……。
一応の目当ては男岳鞍部のニッコウキスゲで、これは狙い通りだったが、あんまり期待していなかったところに楽しめたのがシャクナゲ。今年は色んな花が一気にたくさん咲いて一気に枯れている印象。雪解けと気温上昇のタイミングだろう。コマクサも終盤だったが、もう少し早ければ見事だったろうと思う。
晴れ予報だが風もある予報だったので、涼しいことは期待していたが、思ったよりも風があった。特に焼森、大焼砂はまあまあ強風であり、寒いくらい。男女岳や阿弥陀池のあたりはバランスが良く、昼寝日和であった。渋滞の間隙を窺っていたというのもあるが、相当ゆっくりしている。
それにしても、混むだろうなと思っていたが、まさかこれほどとは……。男岳にも登ろうと思っていたが、なかなかガスが晴れないし、渋滞にも辟易し、ランチは下界で取ろうと思ってさっさと下山した。しかし、ババヘラを食べたら満足したので、昼抜きで帰宅。アホみたいに水が余った(いつも最低1Lは余すように意識しているが)。訓練と思うことにする。
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