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Yamareco

記録ID: 8428364
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【鍋冠山-大滝山-蝶ヶ岳】リハビリがてら2500m峰ハント

2025年07月18日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:25
距離
23.3km
登り
1,942m
下り
1,607m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:36
休憩
1:42
合計
10:18
距離 23.3km 登り 1,942m 下り 1,607m
5:56
6:11
80
7:32
7:41
122
9:48
4
9:52
9:53
5
9:57
9:58
5
10:03
10:19
2
10:49
29
11:19
5
11:24
11:30
0
11:29
2
11:31
11:57
1
11:58
1
11:59
12:00
25
12:24
28
12:53
13:07
71
14:18
14:35
43
天候 晴れたり曇ったり

もっと暑いかと思ってましたが曇ってると風もあって肌寒く行程の8割はウィンドブレーカーを着用してました。
持参した3Lの飲料は半分しか消費せず。
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
冷沢登山口駐車場を利用
キャパは10台ぐらい
キレイなトイレあり

復路の林道はチャリでまったく漕ぐことなく、たった13分で駐車場へ。
コース状況/
危険箇所等
◆冷沢登山口〜蝶ヶ岳、大滝山分岐
マイナールートですが、きちんと刈り払いされてて、整備されてます。
危険なところ迷いやすいところはありません。
急登はほとんどなく緩めの傾斜で歩きやすいのですが、アップダウンがけっこうあり、特に帰りの大滝山と鍋冠山への登り返しは疲れた脚に堪えます。
しかし、人気の北アルプスにあって、人も少なく、花も多いし雰囲気もよくて穴場かも。
私はすっかり気に入ってしまいました。

人が少ないので熊対策は万全に。
その他周辺情報 ◆下山後の温泉
ファインビュー室山 単純泉 平日650円
駐車場から車で20分
露天、サウナあり
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
前日姉宅付近からの鍋冠山(中央)。その左奥に見えるはずの大滝山は雲の中。右に蝶槍。蝶ヶ岳の山頂は見えません。
前日姉宅付近からの鍋冠山(中央)。その左奥に見えるはずの大滝山は雲の中。右に蝶槍。蝶ヶ岳の山頂は見えません。
冷沢登山口駐車場からスタート。
冷沢登山口駐車場からスタート。
駐車場のすぐ上のランチャー台からの松本盆地の景色。正面に鉢伏山。あいにく雲が多くご来光は拝めず。
駐車場のすぐ上のランチャー台からの松本盆地の景色。正面に鉢伏山。あいにく雲が多くご来光は拝めず。
センジュガンピ
20分ほどでゲート。ここまでは車で来ていいのかな?でも駐車スペースがありません。
20分ほどでゲート。ここまでは車で来ていいのかな?でも駐車スペースがありません。
1時間ほどでようやく登山口。チャリはほとんど押してました。電動MTBが欲しいな。左奥に車が見えますが許可車両だそうです。
1時間ほどでようやく登山口。チャリはほとんど押してました。電動MTBが欲しいな。左奥に車が見えますが許可車両だそうです。
こんな説明板が。江戸時代にここから安曇野に水を引いてたとか。すごい労力です。
こんな説明板が。江戸時代にここから安曇野に水を引いてたとか。すごい労力です。
その横の祠。
登り始めるとすぐにイチヤクソウ。この付近にだけありました。
登り始めるとすぐにイチヤクソウ。この付近にだけありました。
ナゾの番号標識。稜線手前まで続いてて71番まで確認しましたが、何の標識なんでしょうか。
ナゾの番号標識。稜線手前まで続いてて71番まで確認しましたが、何の標識なんでしょうか。
登山道はしっかり刈り払いされてます。ありがたや。
登山道はしっかり刈り払いされてます。ありがたや。
この日最も多く見かけたのはタチバナさん。下から山頂までずっと咲いてました。
この日最も多く見かけたのはタチバナさん。下から山頂までずっと咲いてました。
わりとあっけなく鍋冠山に到着。急登はほとんどないので鈍った脚には助かります。
わりとあっけなく鍋冠山に到着。急登はほとんどないので鈍った脚には助かります。
タチバナさんの次に多かったのはこちら。登山道脇にうじゃうじゃ。
タチバナさんの次に多かったのはこちら。登山道脇にうじゃうじゃ。
エンレイソウはもうお終い。
エンレイソウはもうお終い。
カラマツソウ。
こちらはモミジカラマツ。葉がモミジっぽい。
こちらはモミジカラマツ。葉がモミジっぽい。
そしてミヤマカラマツ。葉がそれぞれ違います。
そしてミヤマカラマツ。葉がそれぞれ違います。
稜線近くになるとニッコウキスゲが目立ちます。ここから花がぐっと増えます。
稜線近くになるとニッコウキスゲが目立ちます。ここから花がぐっと増えます。
タカネグンナイフウロもたくさん。
タカネグンナイフウロもたくさん。
稜線が近づくと展望が開けてきます。右に浅間山、中央左に四阿山。
稜線が近づくと展望が開けてきます。右に浅間山、中央左に四阿山。
八ヶ岳。
富士山、甲斐駒、北岳。仙丈は雲隠れ。
富士山、甲斐駒、北岳。仙丈は雲隠れ。
タテヤマウツボグサの蕾。初めて見ました。
タテヤマウツボグサの蕾。初めて見ました。
イブキトラノオ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
稜線に出ました。目の前に蝶ヶ岳。その向こうに槍穂がお出ましで、否が応でもテンション上がります。
稜線に出ました。目の前に蝶ヶ岳。その向こうに槍穂がお出ましで、否が応でもテンション上がります。
北信五岳。
鹿島槍。
大天井と常念。
疲れが吹っ飛ぶこの景色。
疲れが吹っ飛ぶこの景色。
稜線に出たらすぐに大滝山北峰。なんとここはテン場です。ここで幕営したいな~
稜線に出たらすぐに大滝山北峰。なんとここはテン場です。ここで幕営したいな~
北峰からすぐに大滝山荘。明日から営業のはずなのに人気がまったくありません。
北峰からすぐに大滝山荘。明日から営業のはずなのに人気がまったくありません。
小屋前はちょっとしたお花畑。テガタチドリがたくさん。
小屋前はちょっとしたお花畑。テガタチドリがたくさん。
そしてヒメクワガタもたくさん。
そしてヒメクワガタもたくさん。
小屋前には池塘も。
小屋前には池塘も。
おなじみのマイヅルソウ。
おなじみのマイヅルソウ。
北峰からほとんど登ることなく10分足らずで大滝山南峰にあっけなく到着。2500m峰127座目。残念ながらガスに巻かれて展望ないのでさっさと戻ります。
北峰からほとんど登ることなく10分足らずで大滝山南峰にあっけなく到着。2500m峰127座目。残念ながらガスに巻かれて展望ないのでさっさと戻ります。
小屋に戻る途中、行きで気がつきませんでしたが、ハクサンイチゲがたった3株だけありました。
小屋に戻る途中、行きで気がつきませんでしたが、ハクサンイチゲがたった3株だけありました。
脚の状態によっては大滝山ピストンと思ってましたが、ヤバそうな予兆はあったもののついふらふらと蝶ヶ岳に向かってしまいました。
脚の状態によっては大滝山ピストンと思ってましたが、ヤバそうな予兆はあったもののついふらふらと蝶ヶ岳に向かってしまいました。
シャクナゲはまともなのはこれだけ。
シャクナゲはまともなのはこれだけ。
コケモモ
ウサギちゃん。「効能は〜」
ウサギちゃん。「効能は〜」
タカネシュロウソウ。
タカネシュロウソウ。
タカネニガナ
トモエシオガマ
切り株に苔とゴゼンタチバナの植栽。
切り株に苔とゴゼンタチバナの植栽。
バイケイソウはまともなのは少しだけ。
バイケイソウはまともなのは少しだけ。
大滝山と蝶ヶ岳の中間部の池塘はお花畑でした。
大滝山と蝶ヶ岳の中間部の池塘はお花畑でした。
ハクサンチドリ
ミツバオウレンが残ってました。
ミツバオウレンが残ってました。
キヌガサソウには間に合わなかったようです。残念。
キヌガサソウには間に合わなかったようです。残念。
道の両脇にキヌガサソウの群落が!ここは花の時期に再訪決定!
道の両脇にキヌガサソウの群落が!ここは花の時期に再訪決定!
振り返ると大滝山。帰りのことは考えないようにしよう。
振り返ると大滝山。帰りのことは考えないようにしよう。
車軸様の葉っぱなのでクルマユリ
車軸様の葉っぱなのでクルマユリ
ナナカマド
チングルマが咲き残っててくれました。
チングルマが咲き残っててくれました。
シナノキンバイも多くありました。
シナノキンバイも多くありました。
三股からのルートに合流。ここまで誰にも会わなかったのに、ここから一気に人が増えます。
三股からのルートに合流。ここまで誰にも会わなかったのに、ここから一気に人が増えます。
アオノツガザクラ
アオノツガザクラ
なんとか蝶ヶ岳に到着。カメラ台があったので珍しくセルフで。✌️で虚勢張ってますけど、脚がもう終わってます。帰れるのか、自分?
1
なんとか蝶ヶ岳に到着。カメラ台があったので珍しくセルフで。✌️で虚勢張ってますけど、脚がもう終わってます。帰れるのか、自分?
それはさておき絶景楽しまなくちゃね。
それはさておき絶景楽しまなくちゃね。
霞沢岳、焼岳。
蝶ヶ岳ヒュッテの向こうに常念、大天井。
蝶ヶ岳ヒュッテの向こうに常念、大天井。
槍ヶ岳と赤沢山、西岳、赤岩岳の百高山トリオ。この後槍ヶ岳はお隠れに。
槍ヶ岳と赤沢山、西岳、赤岩岳の百高山トリオ。この後槍ヶ岳はお隠れに。
今日もコーラで乾杯。
今日もコーラで乾杯。
最近マイブームの梅干。疲れが吹き飛ぶ、気がする。
最近マイブームの梅干。疲れが吹き飛ぶ、気がする。
さて、帰りますか。まずは、大滝山への登り返しをこなさないと…
さて、帰りますか。まずは、大滝山への登り返しをこなさないと…
サンカヨウもあるのか。
サンカヨウもあるのか。
帰路でも池塘をパシャリ。ここはお気に入りに登録。絶対また来ます。
帰路でも池塘をパシャリ。ここはお気に入りに登録。絶対また来ます。
往路は風で撮れなかったイワツメクサもパシャリ。
往路は風で撮れなかったイワツメクサもパシャリ。
ヨレヨレですが、なんとか冷沢分岐まで戻ってきました。右の関節が痛み出してきたのでロキソニン投入。
ヨレヨレですが、なんとか冷沢分岐まで戻ってきました。右の関節が痛み出してきたのでロキソニン投入。
さらば、槍穂と蝶。
さらば、槍穂と蝶。
そして待ち構える鍋冠山。あれを登り返すなんてウソでしょ?
そして待ち構える鍋冠山。あれを登り返すなんてウソでしょ?
ひーひー言いながら鍋冠山へ登り返してるとこの方に励ましていただきました。「おっちゃん、がんばりや」。なぜ関西弁?
ひーひー言いながら鍋冠山へ登り返してるとこの方に励ましていただきました。「おっちゃん、がんばりや」。なぜ関西弁?
アオダイショウの励ましもありなんとか鍋冠山にへろへろで到着。もう1ミリも登れません。
アオダイショウの励ましもありなんとか鍋冠山にへろへろで到着。もう1ミリも登れません。
登山口に無事に帰還。冷沢に寄ってみました。名前の通り冷たかったです。
登山口に無事に帰還。冷沢に寄ってみました。名前の通り冷たかったです。
ここが取水口。
あとはチャリで楽々ダウンヒルで駐車場へ。
あとはチャリで楽々ダウンヒルで駐車場へ。

感想

1ヶ月半も山へ行けなかったので、脚力はかなり落ちてるだろうと思ってましたが、その通りでした。
せっかくいい感じに仕上げたのにまた鍛え直しです、とほほ。

今回リハビリに選んだのは故郷の2500m峰、大滝山。
蝶ヶ岳は行けたら行くつもりで、多分無理だろうなって思ってましたが、アホちんなので、脚の状態を顧りみずやっちまいました。
おかげでこれを書いてる今、両脚の痛みに苦しんでます。

しかし、ハント目的でそれほど思い入れがあったわけではないのですが、予想外にいいルートでした。

まず、人が少ない。
三股ルートに合流するまでは誰にも会わず。

そして、花が多い。
これほどまでたくさん見られるとは思いませんでした。
大滝山、蝶ヶ岳の中間部の池塘の雰囲気も素晴らしかった。

姉宅から駐車場までたった25分というアクセスもヨシ。

なぜ今まで歩かなかったのか、灯台下暗しですね。
でもこれからは何度も歩きたいと思います。

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