記録ID: 8425548
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
上高地〜霞沢岳〜大滝山〜蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井岳〜燕岳〜餓鬼岳〜信濃常盤駅
2025年07月15日(火) 〜
2025年07月17日(木)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 35:51
- 距離
- 70.4km
- 登り
- 5,666m
- 下り
- 6,499m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:13
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 11:58
距離 23.3km
登り 2,301m
下り 1,463m
19:25
宿泊地
2日目
- 山行
- 17:02
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 18:14
距離 31.0km
登り 2,930m
下り 2,689m
4:08
42分
宿泊地
22:22
天候 | 7/15 暴風雨 7/16 晴れのち雨 7/17 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高速バス 22:25バスタ新宿→1:45松本BT 4200円 高速バス 5:30松本BT→7:05上高地BT 4450円 帰り JR大糸線 信濃常盤→北松本 590円 松本近郊の温泉へ 高速バス 19:00松本BT→22:25バスタ新宿 4100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
7/15 徳本峠〜霞沢岳 徳本峠小屋は営業していませんでした。 大雨の中だったため、登山道が沢状態で、いたる所で沼化していて、靴がグチョグチョになりました。 急坂や、粘土質の土壌が、雨のため、より滑り易く難儀しました。また、笹薮のような道も多々あり、全身が濡れました。テント泊装備+食事用の水2Lの荷物で、疲れが倍になりました。やはり、徳本峠小屋にテントを張って荷物を置き、軽身で行動するのが良さそうです。 徳本峠〜大滝山 大雨の影響で、ぬかるみや、水溜り多数。 意外に、アップダウン多い。 7/16 大滝山〜蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井岳〜燕岳 特に問題なし。 大滝山荘は営業していませんでした。 途中で会った登山者の方が、東天井岳付近で熊を見たそうです。よく出るポイントなので注意。 東天井岳の肩の所で道を間違えました。踏み跡が多数あり、間違えやすいです。方向板があるので、よく確認して進んでください。 燕岳〜餓鬼岳小屋 なかなかの悪路です。普通の登山道が一割ぐらい。 滑り易い白石の急坂、狭くアップダウンが多いトラバース道、笹薮化した、道が見えない登山道多数(2箇所道が見えず、道迷いしかけました)。 東沢岳〜餓鬼岳小屋が、日没雨の中という最悪の状態に。急坂の連続、木の根が張った長いトラバース道、あちこちにある岩場(ほとんど鎖はなし)、2500m前後でもアップダウンが多い。 小さな土壌崩れ跡もありました。 雨と暗くてペンキの印が見にくいため、二度道迷いし、合わせて1時間ロスしました。 7/17 餓鬼岳小屋〜白沢登山口 餓鬼岳小屋は営業しています。 六割は、白石交じりの急坂でとても滑り易くて、神経を使います。特に、1900m〜1700mの白石だらけの急坂の連続では、脚の疲れが最高調に。 意外に、登りも多いです。 頻繁にあるトラバース道も、木の根が張っていて、歩きにくいです。 四割は、沢道です。渡渉箇所が10箇所ぐらい。雨のため増水して、渡渉地点の踏み石は水流の下のため、さらに靴を濡らしてしまう。 増水のため、いくつかの大きな滝がダイナミックで、見応えがありました。白岩なので、とても綺麗でした。黒部の下の廊下を思い出しました。 岩場や、手作りの梯子、橋が多々あり、アスレチック感満載です。 度々、沢の高巻きがあり、アップダウンあり、疲れがじわじわやって来ます。 この道は、登りより下りが疲れると、よく聞きますが、その通りだと思います。 雨の中の下りは、とくに滑り易いので、あまりお勧めしません。 燕岳〜白沢登山口は、とても個性豊かな登山道です。普通の登山に飽きた方は、晴れの日に挑戦してみてください。体力と精神力を問われます。 |
その他周辺情報 | 松本駅近くの日帰り温泉施設 瑞祥 松本館 800円 北松本駅から13分 松本駅から16分 食堂あり 山賊焼き定食ごはん大盛 1120円 大きな山賊焼き、たっぷりのキャベツの千切り、味噌?汁、納豆小鉢、漬物、スイカ、ごはん どれも美味しくて満足でした。 特に、山賊焼きは、柔らかくて、ジューシーで、ごはんのお供に最高でした。 小さいですが、おやすみ処あり 前日は全く寝ていなかったので、ここで少し睡眠が取れました。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
東沢岳を過ぎて、餓鬼岳が見えてきました!
これから、まだまだ先は長いですが、日没と、大雨のダブルパンチを受けることになります。
結局、餓鬼岳小屋には、22:21に到着しました。
2500m辺りで、大雨のため視界不良で、2回ほど道迷い。1時間以上ロスをしました。
急登と、トラバース道の連続。そして、岩場、手作りの梯子や足乗せなど、アスレチック感満載でした。
これから、まだまだ先は長いですが、日没と、大雨のダブルパンチを受けることになります。
結局、餓鬼岳小屋には、22:21に到着しました。
2500m辺りで、大雨のため視界不良で、2回ほど道迷い。1時間以上ロスをしました。
急登と、トラバース道の連続。そして、岩場、手作りの梯子や足乗せなど、アスレチック感満載でした。
魚止めの滝
雨増水のため、非常にダイナミックでした。
白沢は、非常に綺麗で、水流が大きいので、見応えがありました。
増水のため、沢山の渡渉は足先が浸かりましたが、安全に通過できました。
沢コースなので、渡渉や高巻き、そして岩場が連続します。岩場は、手作りの鎖、ロープ、梯子、橋などの補助設備が満載です。このコースの管理と維持はとても大変だと思います。頭が下がります。
雨増水のため、非常にダイナミックでした。
白沢は、非常に綺麗で、水流が大きいので、見応えがありました。
増水のため、沢山の渡渉は足先が浸かりましたが、安全に通過できました。
沢コースなので、渡渉や高巻き、そして岩場が連続します。岩場は、手作りの鎖、ロープ、梯子、橋などの補助設備が満載です。このコースの管理と維持はとても大変だと思います。頭が下がります。
装備
個人装備 |
40Lザック
トレールウォーカー
バーサライトジャケット
ストームクルーザーフルジップパンツ
WIC T
WIC L/S T
ULサーマラップ
軍手
メリノウール厚手ソックス
薄手タイツ
クロスランナーショートパンツ
ステラリッジ2型
フライシート
グラウンドシート
ドライシームレスダウンハガー800 5番
サバイバルシート
ワークキャップ
菓子パン6点
柿の種
森永ミルクキャラメル
マーブルチョコ2点
羊羹
キャラメルサンドクッキー
ジェットボイルzip
リゾッタ4点
味噌?汁
インスタントコーヒースティック
カトラリー
水4.5L
コンパス
スマホGPS
ココヘリ
地図
ヘッドライト
ミニランタン
小型ラジオ
タオル
風邪薬
ムヒ
ポイズンリムーバー
抗生物質塗薬
目薬
財布
ミニショルダーバック
充電池2点
USBコード
トイレットペーパー
エネルギージェル
ポール
着替え
チェーンスパイク(未使用)
|
---|---|
備考 | 今回は、3日間ずっと雨予報だったため、ツェルトではなく、テントにしました。営業していない小屋もあるので、水も多く持っていきました。 |
感想
元々ハードなコースでしたが、雨のため、大変さに拍車がかかりました。初日の大雨のため、靴はビショビショ、足は水膨れが破れて、パノラマ銀座の途中からは、一歩の度に痛みがありました。
二日目は、久しぶりに18時間行動になりました。
餓鬼岳小屋では、勝手に夜中に玄関に居させていただき、大変ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。
燕岳〜餓鬼岳〜白沢登山口の登山コースは、北アルプス屈指の個性豊かなコースです。この大変なコースを維持、管理されている方々に感謝いたします。
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