雲ノ平、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳、薬師岳、黒部川源流を巡る


- GPS
- 35:26
- 距離
- 55.9km
- 登り
- 4,437m
- 下り
- 4,422m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 9:44
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 6:12
- 山行
- 10:47
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 11:56
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 9:02
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 有峰林道の入り口に亀谷温泉、白樺の湯があります。(ただし土日月のみ?、営業日に注意下さい) |
写真
感想
3連休の混雑する前に休みを取って山小屋を予約していました。以前から行ってみたかった黒部川源流域を訪れます。また初めての山小屋での3連泊です。
【7月16日】
Google Mapで折立に6時到着で計算していたので、有峰林道入り口に5時20分には着いてしまいました。金沢からのアクセスの良さに驚きです。折立からは整備された登山道で前半は樹林帯の比較的急なトレイルですが、太郎平までの後半は樹林帯を抜けて比較的なだらかな木道や石の道となります。太郎平からは薬師沢に降りていき、何度も揺れる橋を渡ります。薬師沢で一休みして雲ノ平を目指しますが、ここからの登りは噂には聞いていましたが、雨上がりで滑る岩の急登で本当に神経を使い疲れました。何とか登ると木道になりだんだん見晴らしが良くなりました。祖母岳には行き会った若い登山者Aさんと一緒に登ります。テント泊というのに私よりも荷物がコンパクトで私ももっと荷物を厳選する必要を感じます。祖母岳からはちょうど虹がかかり素晴らしい風景を堪能します。雲ノ平の山荘はとてもおしゃれな建物ですが天井が低いので頭をぶつけないよう注意が必要でした。
【7月17日】
昨晩からあいにくの天気です。朝方は雨が弱いですが風が強いです。上下レインウェアにゲイターで武装して進みますが、稜線ではときおり突風が吹くので飛ばされないよう踏ん張ります。何とか標高2900mの水晶小屋に到着。お餅が入った暖かい力汁で一息つきます。10時頃雨が弱まったので水晶岳に向かいます。本当は赤牛岳まで行きたかったのですがこの天候では無理はできません。途中は岩道ですが○印のペンキを頼りに無事水晶岳に登頂し、雷鳥にもご挨拶して戻ります。午後は天候が回復しないので山小屋でのんびりします。連泊していた若い登山者Bと山小屋のお姉さんと山の岩石や天候や動植物のお話をして楽しく過ごします。また夕方には私と同じような境遇で長期のお休みを取っている登山者Cさんとビールを飲みながら語り合います。この方は100名山ハンターで次の日は黒部五郎でも再会しました。夕方には天候も回復してきて景色とカレーを楽しんで就寝します。水晶小屋はかろうじて携帯の電波が入ります。
【7月18日】
天候が回復したので今日は黒部現流域をぐるっと巡ります。鷲羽岳の眺望を楽しみ三俣蓮華岳は時間が厳しそうなので巻き道を選択、黒部五郎小屋で冷えたコーラを頂いてから黒部五郎のカールを登ります。ガレ場の急登をなんとか登り稜線の分岐にザックをデポして山頂に到着、抜群の眺望を楽しみます。その後は赤来岳、北ノ俣岳などのアップダウンを超えて何とか太郎平小屋に到着。ビールととんかつを堪能します。
夕食は木道を整備されている方々と歓談します。
【7月19日】
早朝からアタックザックで薬師岳を狙います。太郎平小屋からは簡単に登れそうですがテント場がある薬師峠に降りてそこからは岩ゴロゴロに歩きにくい道が続きます。樹林帯をぬけると見晴らしも良くなり丁寧につづら折りの登山道をたどると山頂に到着。薬師堂に参拝後、富山湾、白山、北アルプス、富士山の素晴らしい眺望を楽しみます。下山後は太郎ラーメンを頂いてから折立までゆるゆる戻り、亀谷温泉で汗を流してから帰宅しました。
【感想】
二日目は天候が悪く残念ながら赤牛岳には届きませんでしたが黒部川現流域を堪能しました。さすが3000m級の山々で、風が強いとドライ、ベース、ミドルのフリースにレインウェアでも寒いぐらいですが晴れるとTシャツ1枚でも暑いので柔軟な対応が必要でした。途中で行き会った方々は皆さんテント泊かテント泊と山小屋の併用でしたがとてもコンパクトに荷物をまとめており、私はまだまだ無駄が多いように感じます。例えば自前のサンダルを持って行きましたが小屋には共用のサンダルがありましたし、電池も予備を考えて20000mAhを2個と10000mAhを1個持って行きましたが20000mAhを1個で十分でした。水も山小屋で補充できるので持ちすぎると重量になりますので加減が必要です。今後もう少しコンパクトにパッキングしてスピードを上げたいと思います。いずれ高瀬ダムから烏帽子、野口五郎、赤牛に挑戦します。
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