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Yamareco

記録ID: 8386101
全員に公開
沢登り
東北

裏那須 加藤谷川 三倉沢右俣

2025年07月06日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 栃木県
 - 拍手
GPS
10:55
距離
18.6km
登り
1,497m
下り
1,496m

コースタイム

日帰り
山行
10:49
休憩
0:06
合計
10:55
距離 18.6km 登り 1,497m 下り 1,496m
5:28
432
スタート地点
12:40
12:41
16
12:57
12:58
15
13:13
33
13:46
54
14:40
14:41
21
15:02
14
16:03
16:06
17
16:23
ゴール地点
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観音沼から大峠登山口に向かう林道の途中、奥州駒返坂の看板前のスペースに駐車。
スペースは2〜3台程。
コース状況/
危険箇所等
阿賀野川水系 加藤谷川 三倉沢右俣

■体感3級 水量多い ラバー向き 雪渓ブリッジあり

■アプローチ
駐車地点から加藤谷川目指して下って行くが、途中までジムニークラスなら走れるような立派な道が伸びている。
道はその後踏み跡程度になるが、ピンテが沢へ導いてくれる。
沢が見えてくると堰堤が見えてきて、これの上から入渓しようとそのまま高巻きに入るが、かなりの急斜面トラバースで余計な時間と体力を使ってしまう。
この堰堤は沢に一旦降りてから、右岸から釣り師の踏み跡とロープで小さく巻く事が出来る。
歩き出しから入渓まで40分程。

■加藤谷川三倉沢右俣遡行
入渓してからしばらくは穏やかな渓相のゴーロで釣り師が好みそうな感じ。
長いゴーロ歩きから、ようやく小滝やナメなど出てきて沢登りらしくなる。

沢が激変するのは1300m二俣を右に入ってから。
大岩の滝を皮切りに悪い滝場が続き、巻きもスリリング。
危ういブリッジを処理しながら上部二俣を目指すが、1440mの左岸から激ヤバルンゼの支流が入る。この辺りに巨大なブリッジが連続。
ブリッジ下の滝を登攀しながら激ヤバルンゼを見送ると、すぐに1450m二俣は滝で出合う。
左には10m、これは雪渓で取り付けない。右はヤバそうな3段40m。これをザイルを出して直登。脆すぎてクソ悪い。

滝上に出たが、進むべき上部二俣は雪渓に阻まれた10m滝の上。
藪を乗っ越すと、上部二俣が上から見えた。
これがヒロタ氏の言う右俣3段55m。左俣3段滝の二俣だ。
灌木を繋いで右俣3段55m滝の上に降り立つ。

ここからはV字の中に怒涛の滝ラッシュ。悪い滝が多いがフリーでガンガン直登して行く。
登れない滝は草付きを小さく巻けるが、慣れてないと怖い。
ようやく連瀑帯が終わると、拍子抜けする40mナメ滝。これも直登し、ようやく源頭の雰囲気。

最後は濃密な急斜面の藪を10分程漕いで登山道合流。

■下山
大倉山、流石山を経由し、大峠から観音沼方面の登山口へ。さらに林道を歩き下山完了。




その他周辺情報 中華屋滋味菜館
早朝はまさかの雨。ここから加藤谷川へ下って行く。
2025年07月06日 05:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 5:26
早朝はまさかの雨。ここから加藤谷川へ下って行く。
加藤谷川への下降を誤り最初から泥だらけ。
2025年07月06日 05:52撮影 by  SC-51B, samsung
7/6 5:52
加藤谷川への下降を誤り最初から泥だらけ。
この堰堤を巻く為に無駄な労力を費やした。堰堤下に降り立ってから右岸から小さく巻くのが正確。
2025年07月06日 05:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 5:58
この堰堤を巻く為に無駄な労力を費やした。堰堤下に降り立ってから右岸から小さく巻くのが正確。
ようやく2人も降りてきた。
2025年07月06日 06:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 6:08
ようやく2人も降りてきた。
遡行開始。
2025年07月06日 06:09撮影 by  SC-51B, samsung
7/6 6:09
遡行開始。
水量はあきらかに多い。
2025年07月06日 06:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 6:10
水量はあきらかに多い。
ニゴリ沢出合い。
2025年07月06日 06:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 6:23
ニゴリ沢出合い。
水は綺麗。魚影は見てないがいると思う。
2025年07月06日 06:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 6:39
水は綺麗。魚影は見てないがいると思う。
沢に陽が差し込んでくると一気に明るくなる。
2025年07月06日 07:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 7:08
沢に陽が差し込んでくると一気に明るくなる。
雪華姉さんのザックには何故かピッケルが。ヒロタさんの記録に、巻きにアイゼンピッケルが欲しいと書いてあったのを見てちゃんと持ってきたらしい笑。そして悪い巻きでしっかり使っていた。
2025年07月06日 07:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 7:16
雪華姉さんのザックには何故かピッケルが。ヒロタさんの記録に、巻きにアイゼンピッケルが欲しいと書いてあったのを見てちゃんと持ってきたらしい笑。そして悪い巻きでしっかり使っていた。
長いゴーロ歩きを経てようやく沢らしくなってくる。
2025年07月06日 07:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 7:19
長いゴーロ歩きを経てようやく沢らしくなってくる。
癒し系が続く。
2025年07月06日 07:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 7:20
癒し系が続く。
ナメも綺麗。
2025年07月06日 07:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ナメも綺麗。
ようやく滝らしい滝。
2025年07月06日 07:35撮影 by  SC-51B, samsung
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ようやく滝らしい滝。
1200m二俣。左は大倉山へ。こちらも良さげな感じだが、進むのは右。
2025年07月06日 07:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 7:46
1200m二俣。左は大倉山へ。こちらも良さげな感じだが、進むのは右。
そして右に入ると渓相は一気に変わる。
2025年07月06日 08:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:08
そして右に入ると渓相は一気に変わる。
大岩滝は左右から。
2025年07月06日 08:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大岩滝は左右から。
そして雪渓。ちょうど雪渓の屋根で見えないが、先には10m滝。
2025年07月06日 08:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:13
そして雪渓。ちょうど雪渓の屋根で見えないが、先には10m滝。
右岸巻き。
2025年07月06日 08:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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右岸巻き。
巻き途中から10m滝。
2025年07月06日 08:19撮影 by  SC-51B, samsung
7/6 8:19
巻き途中から10m滝。
さらに先に悪い滝が見えたので巻き継続。
2025年07月06日 08:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:25
さらに先に悪い滝が見えたので巻き継続。
巻き途中から悪い滝。
2025年07月06日 08:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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巻き途中から悪い滝。
降り立つと今度は雪渓。
2025年07月06日 08:46撮影 by  SC-51B, samsung
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降り立つと今度は雪渓。
雪渓の中に滝が見える。
2025年07月06日 08:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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雪渓の中に滝が見える。
雪渓の下でしっかり登攀。マジ怖い。
2025年07月06日 08:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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雪渓の下でしっかり登攀。マジ怖い。
かなりヤバい絵面だ。
1
かなりヤバい絵面だ。
さらに雪渓。今度はもっとヤバそう。
2025年07月06日 08:52撮影 by  SC-51B, samsung
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7/6 8:52
さらに雪渓。今度はもっとヤバそう。
左岸からヤバいルンゼが出合う。最初これがヒロタさんの言う右からのヤバいルンゼかと勘違いした。
2025年07月06日 08:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 8:52
左岸からヤバいルンゼが出合う。最初これがヒロタさんの言う右からのヤバいルンゼかと勘違いした。
さぁ、皆さんならどっちの出口に行きますか?
本当は左の滝の架かる方が予定ルート。
2025年07月06日 08:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:53
さぁ、皆さんならどっちの出口に行きますか?
本当は左の滝の架かる方が予定ルート。
右の出口に抜けました。そしたら見るからに悪い多段滝。
2025年07月06日 08:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:55
右の出口に抜けました。そしたら見るからに悪い多段滝。
1段目をなんとか上がろうとする。
1段目をなんとか上がろうとする。
左には行けない!
2025年07月06日 08:56撮影 by  SC-51B, samsung
7/6 8:56
左には行けない!
最初これがヒロタさんの言う右俣3段55m滝かと勘違いした。実際は、これが二俣の右俣じゃなくて良かったと書いてあったヤバいルンゼだった。
2025年07月06日 09:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 9:10
最初これがヒロタさんの言う右俣3段55m滝かと勘違いした。実際は、これが二俣の右俣じゃなくて良かったと書いてあったヤバいルンゼだった。
下もヤバい。
2025年07月06日 09:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 9:13
下もヤバい。
ヤバいルンゼを直登。脆すぎて途中からザイル。岩がボロボロ崩れて下にいる逃げ場のない2人に何度も直撃。
2025年07月06日 09:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:13
ヤバいルンゼを直登。脆すぎて途中からザイル。岩がボロボロ崩れて下にいる逃げ場のない2人に何度も直撃。
これが3段目。全部で3段40m。核心は越えた。
2025年07月06日 09:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 9:29
これが3段目。全部で3段40m。核心は越えた。
セカンドヒロシー。写真ではまったく伝わらない高度感と下は奈落の底のような絶望感。
2025年07月06日 09:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 9:40
セカンドヒロシー。写真ではまったく伝わらない高度感と下は奈落の底のような絶望感。
ラストの姉さんをビレイ。
ラストの姉さんをビレイ。
そして尾根を乗っ越して下を見ると、あれが右俣3段55mと左俣の多段滝。
余裕なかったら右俣より易しいらしい左俣に行こうと思ってたが、この場所にいる事により必然的に右俣遡行の覚悟を決める。
2025年07月06日 10:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 10:01
そして尾根を乗っ越して下を見ると、あれが右俣3段55mと左俣の多段滝。
余裕なかったら右俣より易しいらしい左俣に行こうと思ってたが、この場所にいる事により必然的に右俣遡行の覚悟を決める。
灌木を伝って右俣3段55m滝の落口に立つ。
2025年07月06日 10:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 10:08
灌木を伝って右俣3段55m滝の落口に立つ。
上を見ると滝だらけ。さぁ、行きます。
2025年07月06日 10:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 10:09
上を見ると滝だらけ。さぁ、行きます。
いきなり極悪滝。右巻き。
2025年07月06日 10:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 10:24
いきなり極悪滝。右巻き。
ヤバい!
2025年07月06日 10:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 10:28
ヤバい!
直登。悪い。
ヒロシーにはお助け。
2025年07月06日 10:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 10:38
ヒロシーにはお助け。
雪華姉さんにはまとめて巻いてもらう。

雪)無理はせず安全第一。灌木を見極めて。ここの足元は案外しっかりしていた。
2025年07月06日 10:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 10:38
雪華姉さんにはまとめて巻いてもらう。

雪)無理はせず安全第一。灌木を見極めて。ここの足元は案外しっかりしていた。
悪すぎてこっち向いてる。
2025年07月06日 10:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 10:42
悪すぎてこっち向いてる。
直登する。
2025年07月06日 10:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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直登する。
さらに続く。
2025年07月06日 10:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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さらに続く。
振り返る。
2025年07月06日 10:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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振り返る。
このCSは痺れた。
2025年07月06日 10:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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このCSは痺れた。
ヒロシーも突破。
2025年07月06日 10:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ヒロシーも突破。
怒涛。
2025年07月06日 10:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 10:54
怒涛。
雪華姉さん復帰。
雪華姉さん復帰。
2連CS。直登。
2025年07月06日 10:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2連CS。直登。
雪渓の残骸残る二俣は左へ。
2025年07月06日 11:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:04
雪渓の残骸残る二俣は左へ。
ぎょえ〜
2025年07月06日 11:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 11:05
ぎょえ〜
直登あるのみ。新庄神室の大横川を思い出した。
2025年07月06日 11:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:07
直登あるのみ。新庄神室の大横川を思い出した。
姉さんも頑張る。
2025年07月06日 11:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:07
姉さんも頑張る。
めっちゃ楽しい!
2025年07月06日 11:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 11:08
めっちゃ楽しい!
楽しむ雪華姉さん。
2025年07月06日 11:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:09
楽しむ雪華姉さん。
大横川に比べれば快適快適!
2025年07月06日 11:11撮影 by  SC-51B, samsung
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7/6 11:11
大横川に比べれば快適快適!
お助けで上がる雪華さん。

雪)素直に受ける。サンキューッす♪
2025年07月06日 11:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:14
お助けで上がる雪華さん。

雪)素直に受ける。サンキューッす♪
マジで最高の沢。素晴らしい!
2025年07月06日 11:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:14
マジで最高の沢。素晴らしい!
左から小さく巻き。悪い!
2025年07月06日 11:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:16
左から小さく巻き。悪い!
さらに続く。ヌメる。
2025年07月06日 11:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:19
さらに続く。ヌメる。
巻きはこんな感じ。姉さんはピッケルを豪快にぶっ刺しながら巻く。

雪)ここの草付きは下部が悪い!泥で滑る。
2025年07月06日 11:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:19
巻きはこんな感じ。姉さんはピッケルを豪快にぶっ刺しながら巻く。

雪)ここの草付きは下部が悪い!泥で滑る。
そして最後の最後にこれ!これを見て思わず笑ってしまったヒロタさんの気持ちがめっちゃ分かる。本当に笑えた。
2025年07月06日 11:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 11:23
そして最後の最後にこれ!これを見て思わず笑ってしまったヒロタさんの気持ちがめっちゃ分かる。本当に笑えた。
直登する。グリップは以外と効く。もちろんラバー。
2025年07月06日 11:38撮影 by  SC-51B, samsung
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7/6 11:38
直登する。グリップは以外と効く。もちろんラバー。
ただ脹脛が辛い。
2025年07月06日 11:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ただ脹脛が辛い。
あとちょっと!
2025年07月06日 11:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 11:45
あとちょっと!
姉さんは右に逃げてた笑。

雪)ここまできて転げ落ちたくないw
2025年07月06日 11:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:45
姉さんは右に逃げてた笑。

雪)ここまできて転げ落ちたくないw
源頭。
2025年07月06日 11:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:59
源頭。
ここから超急斜面の超濃密藪漕ぎ。
2025年07月06日 12:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 12:05
ここから超急斜面の超濃密藪漕ぎ。
登山道合流。大休止。
2025年07月06日 12:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 12:16
登山道合流。大休止。
三倉山を振り返る。あの斜面を上がってきた。感慨深い。
2025年07月06日 12:37撮影 by  SC-51B, samsung
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7/6 12:37
三倉山を振り返る。あの斜面を上がってきた。感慨深い。
沢下降を予定してたが、のんびりこの稜線を帰ることにした。
2025年07月06日 13:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 13:01
沢下降を予定してたが、のんびりこの稜線を帰ることにした。
稜線はいい風が吹いてて気持ちいい。
2025年07月06日 13:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 13:11
稜線はいい風が吹いてて気持ちいい。
奥に茶臼岳。
2025年07月06日 13:12撮影 by  SC-51B, samsung
7/6 13:12
奥に茶臼岳。
雪華さん撮影。なんだっけ。

雪)ゴバイケイソウ ッす(´▽`)
2025年07月06日 13:14撮影 by  SC-51B, samsung
7/6 13:14
雪華さん撮影。なんだっけ。

雪)ゴバイケイソウ ッす(´▽`)
遡行した三倉沢が丸見え。二俣の雪渓も見える。あそこから左の切れ込みを詰め上げた。達成感ハンパない。
2025年07月06日 13:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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遡行した三倉沢が丸見え。二俣の雪渓も見える。あそこから左の切れ込みを詰め上げた。達成感ハンパない。
甲子旭岳の雄姿。
2025年07月06日 14:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 14:25
甲子旭岳の雄姿。
下山が長かった。さらに林道を下る。やっぱり沢下降にすれば良かった。
2025年07月06日 15:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 15:17
下山が長かった。さらに林道を下る。やっぱり沢下降にすれば良かった。
ようやく車に到着。お疲れ様でした。最高の1本でした。
2025年07月06日 16:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 16:23
ようやく車に到着。お疲れ様でした。最高の1本でした。
生き返った〜
2025年07月06日 18:10撮影 by  SO-41B, Sony
7/6 18:10
生き返った〜

装備

個人装備
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備

感想

「三倉沢右俣は滝の直登はおろか、高巻きが渋いので全員が沢慣れしていないと難しいです」

加藤谷川三倉沢右俣を、奮闘して遡行したヒロタ氏の記録の最後はこの一文で締め括られていた。

ヒロタ氏が遡行したのが2008年。そこから17年間、この加藤谷川三倉沢の遡行記録はネット上では見ない。
もちろん、その間に遡行しているパーティーがいるとは思うが、少ない事は確かだろう。
その理由は、先述したヒロタ氏の一文が大きく影響しているのは間違いない気がする。

そしてこの山域を一度でも歩いた事がある方ならご存知だとは思うが、そのたおやかな裏那須の稜線に一際目を引く急峻な三倉山。その東面に深く刻み込まれているVの谷筋。
あの切れ込みを見ただけで、一筋縄では行かない沢である事は一目瞭然である。


そんな加藤谷川三倉沢を、那須に来るたび眺めてはいつか遡行したいとずっと思っていた。
「こうゆう沢があって行きたいんだよね〜、記録はヒロタさんのだけ。ムズいらしい」
と仲間内で昔から喋ってはいたが、返ってくる返事はみんな「へ〜」くらいで、あまり興味なさそう。
ヒロシーに至っては何回も喋っているはずなのに、今回も初耳みたいなリアクションで、
「どこそれ!?」
である。
唯一この沢の存在を知ってたポムチムだけは興味有りげだったが、この日は東北一の大ゴルジュ突破に心燃やしていた。

ヒロシーに久々に会えるからと、良くわからないまま誘われて着いてきた雪華姉さんが加わり、いよいよ加藤谷川三倉沢に足を踏み入れる。

ダルいゴーロ歩きからようやく始まった悪渓。
際どい雪渓をクリアし、悪い登攀をしながら頭の中にあったのは、神室の沢と似ていると思った。
それもあの悪渓で名高い大横川に。
終盤まで続く悪くて黒い滝がまさに似ている。

唯一違ったのは、最後まで悪い滝で締めくくった大横川に対し、三倉沢右俣の最後は拍子抜けするようなノッペリとした長いナメ滝だった。
無我夢中で悪い滝を攀じ登り、アドレナリン全開で辿り着いた先にこの滝が出てきた時は本当に笑えた。
ヒロタ氏の記録にも、「これまでの極悪の様相を考えるとこれは笑えた」
と書いてあるのをその瞬間に思い出し、再び笑えた。

足尾の脆さ、神室の悪さを足して2で割ったような沢と言えば少し言い過ぎかもしれないが、序盤のゴーロ歩きも帳消しにするような素晴らしい渓であった。
今回一緒に行ってくれた雪華さんとヒロシーには心から感謝したい。
そして、この沢の存在を教えてくれた弘田氏には心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

今回は急遽お二人とご一緒できることになり、しかもひろたさんが記録を残した裏那須界隈。
先人の思いに触れながら歩くのが好きな私にとって、この上ないお話でした。

三倉山にはまだ巨大な雪溪が残っており、急斜面で不安定な岩肌に挑戦するお二人の姿にも感動しながら溯行しました。

那須は初めてのエリアでしたが、沢を抜けてからの稜線歩きも最高!!

達成感と爽快感を同時に感じることができる沢でした。
お二人に感謝です!ありがとうございました(^^)

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コメント

お疲れ様でした。
てっきり土日泊まり沢だと思ってたら、日曜日帰りだったのね。
私も興味ありですが、まだまだ雪渓は崩れなさそうですね。何かの機会まで大事に取っておきます。
2025/7/7 17:18
団栗林 権蔵さん
そうなんです、貴重なヒロシーの出動日だったので日帰りになりました。
来週は泊まりの予定です。
ここはオススメですね。苦土川大沢より難易度充実度はかなり上です✨
2025/7/7 17:36
こりゃ悪そうやww
お疲れ様でした!!!!
2025/7/7 21:23
fallove0413さん
茗渓というより悪渓だわな。でもオススメ!
2025/7/7 21:53
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