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Yamareco

記録ID: 8380977
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ハイキング
東海

【日本三百名山 #187】熊伏山(兵越峠からピストン)

2025年07月06日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:27
距離
12.7km
登り
1,311m
下り
1,311m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:51
休憩
0:35
合計
5:26
距離 12.7km 登り 1,311m 下り 1,311m
4:56
13
5:09
15
5:24
25
5:49
5:50
9
5:59
8
6:07
6
6:13
10
6:23
6:24
33
6:57
7:09
0
7:09
6
7:15
22
7:37
16
7:53
7:57
13
8:10
8:11
13
8:24
3
8:27
8:36
19
8:55
8:56
3
8:59
6
9:05
9:06
14
9:20
14
9:34
4
9:38
9:41
2
9:43
19
10:02
10:03
10
10:13
10:14
8
10:22
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【行き】
🏨 いろりの宿 島畑
  https://irori-shimabata.com
🚗 前日の宿、いろりの宿 島畑から車で15分
🅿️ 兵越峠の国盗り公園駐車場

【帰り】
🚗 兵越峠から浜松市道、国道152号線で約1時間
♨️ 浜松市営龍山入浴施設やすらぎの湯
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/tn-syafuku/culture_art/haruno_fukusi_senta/yasuraginoyu.html
🚗 国道152号線経由、新東名高速道路 浜松浜北ICから東京まで約3時間半(若干の渋滞あり)
コース状況/
危険箇所等
特に歩行という意味では注意を要するところはないが、全区間、ヒルに要注意。
特にさわら小屋〜青崩峠間は、暗くジメジメしている箇所が多く、ヒルもかなり多い。
その他周辺情報 【下山風呂】
ちょっと遠いが浜松側に車で1時間走ったところにある、やすらぎの湯
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/tn-syafuku/culture_art/haruno_fukusi_senta/yasuraginoyu.html
4:53 兵越峠の国盗り公園駐車場からスタート
4:53 兵越峠の国盗り公園駐車場からスタート
兵越峠といえば、これ。
年に1回、遠州側と信州側が綱を引き合う、峠の国盗り綱引き合戦で動かし合う国境の札。
兵越峠といえば、これ。
年に1回、遠州側と信州側が綱を引き合う、峠の国盗り綱引き合戦で動かし合う国境の札。
現在は静岡側に4メートル国境が移っている。つまり信州側が勝ち越している。
仮に、信州側がこのまま勝ち越していけば、約6万7000勝の勝ち越しで太平洋に到達できるらしい笑
現在は静岡側に4メートル国境が移っている。つまり信州側が勝ち越している。
仮に、信州側がこのまま勝ち越していけば、約6万7000勝の勝ち越しで太平洋に到達できるらしい笑
青崩峠への道の入口はわかりやすい
こんな門形ゲートを通過して登山道へ入るのは初めてかも。
青崩峠への道の入口はわかりやすい
こんな門形ゲートを通過して登山道へ入るのは初めてかも。
まずはゆるゆる登っていく
まずはゆるゆる登っていく
5:09 国盗山
緩やかな上り下りで快適
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緩やかな上り下りで快適
やけに多いが、調べてみると、水源林造成事業とのこと。
やけに多いが、調べてみると、水源林造成事業とのこと。
途中に巨岩。
5:23 遠木山
遠木山からの下り。短いが少し急。ここで今日初めてヒルに取り付かれる。持ってきた塩で退治。
遠木山からの下り。短いが少し急。ここで今日初めてヒルに取り付かれる。持ってきた塩で退治。
青崩嶺への分岐を過ぎると、青崩峠へ向かってかなり長い急な下り。
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青崩嶺への分岐を過ぎると、青崩峠へ向かってかなり長い急な下り。
林道終点に突き当たる。峠はこの先。このエリアもヒルが多い。少し立ち止まろうなものなら、容易に取り付かれる。
林道終点に突き当たる。峠はこの先。このエリアもヒルが多い。少し立ち止まろうなものなら、容易に取り付かれる。
6:13 青崩峠。ここは乾いていて、ヒルはいなそうだ。少し警戒心が緩む。
6:13 青崩峠。ここは乾いていて、ヒルはいなそうだ。少し警戒心が緩む。
青崩峠の説明板
現在、開通に向けての工事が進む三遠南信道のトンネルの貫通石が展示されている。
現在、開通に向けての工事が進む三遠南信道のトンネルの貫通石が展示されている。
青崩峠の石仏群。歴史を感じる。
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青崩峠の石仏群。歴史を感じる。
青崩峠の少し上から信州側を望む
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青崩峠の少し上から信州側を望む
階段の先が崩落。
中央構造線が通っていて地質がもろいことを実感。
しっかりと脇に巻き道あり。
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階段の先が崩落。
中央構造線が通っていて地質がもろいことを実感。
しっかりと脇に巻き道あり。
かなりの急登
急登が続く
崩壊地の上部が見えてきた
崩壊地からは絶えず石が落ちていく音がする
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崩壊地の上部が見えてきた
崩壊地からは絶えず石が落ちていく音がする
7:01 青崩ノ頭に到着。もともと電波反射板があって、その土台だけが残っている。腰を下ろして休むにはちょうど良い。今日は、青崩峠からはヒルに取り付かれることもないので安心(他のレポートではこの区間もヒルはいる模様)
7:01 青崩ノ頭に到着。もともと電波反射板があって、その土台だけが残っている。腰を下ろして休むにはちょうど良い。今日は、青崩峠からはヒルに取り付かれることもないので安心(他のレポートではこの区間もヒルはいる模様)
更に高度を上げて、浜松側
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更に高度を上げて、浜松側
青崩ノ頭からは、傾斜が幾分緩やかになる。
青崩ノ頭からは、傾斜が幾分緩やかになる。
7:37 前熊伏山
前熊伏山からは緩やかなアップダウンの連続
前熊伏山からは緩やかなアップダウンの連続
前熊伏山から熊伏山までは意外と距離がある
前熊伏山から熊伏山までは意外と距離がある
熊伏山の山頂はもうまもなく
熊伏山の山頂はもうまもなく
7:50 熊伏山に到着
7:50 熊伏山に到着
熊伏山の山頂からは東方向に展望。南アルプス深南部の山々。
熊伏山の山頂からは東方向に展望。南アルプス深南部の山々。
今回の山行で唯一目にした花(?)ギンリョウソウ。
前日の奥茶臼山もそうだったが、この山域のギンリョウソウは背丈が低い。
今回の山行で唯一目にした花(?)ギンリョウソウ。
前日の奥茶臼山もそうだったが、この山域のギンリョウソウは背丈が低い。
青崩ノ頭上部から、兵越峠方向を望む。青崩峠からの登り返しが大変そうだ。
青崩ノ頭上部から、兵越峠方向を望む。青崩峠からの登り返しが大変そうだ。
8:54 青崩峠に戻ってきた
8:54 青崩峠に戻ってきた
林道終点に戻ってきた。ここから登り返し。
行きはここで少し立ち止まったら、ヒルに取り付かれたので、立ち止まらず、そそくさと通過。
林道終点に戻ってきた。ここから登り返し。
行きはここで少し立ち止まったら、ヒルに取り付かれたので、立ち止まらず、そそくさと通過。
登り返しはやっぱりなかなか大変。
そして、登りは歩みがゆっくりになることもあって、簡単にヒルに取り付かれてしまう。青崩峠の林道終点からここまで10匹くらいは取り付かれた。
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登り返しはやっぱりなかなか大変。
そして、登りは歩みがゆっくりになることもあって、簡単にヒルに取り付かれてしまう。青崩峠の林道終点からここまで10匹くらいは取り付かれた。
ヒルたくさんなのに、わざわざ寄り道。青崩嶺。展望無し。
ヒルたくさんなのに、わざわざ寄り道。青崩嶺。展望無し。
兵越峠へ戻る途中、木々の間から熊伏山が見えた。
兵越峠へ戻る途中、木々の間から熊伏山が見えた。
兵越峠に戻ってきた。峠の国盗り綱引き合戦は年1回なのに、しっかりベンチがあったりして、しっかり地域に根付いたイベントなことを感じさせる。
兵越峠に戻ってきた。峠の国盗り綱引き合戦は年1回なのに、しっかりベンチがあったりして、しっかり地域に根付いたイベントなことを感じさせる。
10:23 駐車場にゴール
10:23 駐車場にゴール

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

日本三百名山チャレンジ、187座目は長野県南部の熊伏山。186座目の奥茶臼山からほど近く、この週末で続けてのチャレンジ。一般的には、青崩峠の駐車場から登るが、ここからだと距離も時間も相当に短く、なんだか物足りない。近くには峠の国盗り綱引き合戦で有名な兵越峠があり、ここからの青崩峠までの道もある。帰りは青崩峠からかなりの登り返しとなるが、しっかり距離と標高差を歩いて脚力維持したいところでもあるので、頑張ることとする。

さて、1つ準備が甘かったのが、ヒル対策。ここ数年、ヒルが出る山は気温が高いシーズンにはそもそも行かないようにしていたので、ヒルが出ることに対する想像力が欠けていた。考えてみれば、熊伏山は南アルプス深南部が近い。ヒルが多くて当然な山なのに、前日の宿のおじさんに言われるまで気がつかなかった。ヒル除けスプレーは家に置いてきてしまったので、慌てて地元のスーパーに車を走らせ、塩を買う。もともと長袖長ズボン、グローブもして肌の露出は極力抑えていたのと、ズボンが色が明るいカーキ色でヒルに取り付かれても容易に見つけやすい。実際にヒルの猛攻撃を受けたわけだが、すぐに発見、塩で退治で全く吸われることなく事なきを得た。でも、やっぱりヒルのあの独特な動きは、いつ見ても気持ち悪いですね、、、

さて、実際の工程は、青崩峠から青崩ノ頭までがなかなかな急登と、帰りの青崩峠からの登り返しの他は、コンパクトで歩きやすかった。深い地形も中央構造線が作り出したかと思うと、地形や崩壊地の1つ1つが太古から続く日本列島形成の時の流れに思いを馳せることができる。

まぁ、それよりも始終、ヒルに取り付かれていないか常に警戒していたので、むしろそっちの方で疲れてしまった。

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