積丹岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,690m
- 下り
- 1,686m
天候 | 春の陽気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道入り口で積雪15センチくらい。ところどころ板を外した。 山中は積雪大量。 南面は全層雪崩の兆候。 |
写真
感想
積丹岳B.C.
高速を使って積丹半島に到着。ラスコンのセコマは6時から。
入山口から残雪は50センチほどあり。シールで登れるが、一部地面が出ていたのでツボに変えることもあり。一時間足らずで休憩所に着く。登山道の刈り分けをつめてから尾根を落ち込み伝いに登っていく。途中何度か休憩した。予定していた •826のテンバは吹きさらしになっていそうなので樹限近くの770に全装を置く。稜線上に出て、Peakまで。途中南面を様子見したりするが、滑れそうなところとクラックの空いて激ヤバなところも。時期は慎重に考えなければならない。北側はだいたいどこでも滑れそう。途中、ニセピークでサブザにする。depaから4時間強でピークに。全てシールでいけるザラメ雪。いい感じのフィルムクラスト。最後の急登はツボの方が早かったかもしれない。
北東斜面へ向かうことにする。ピークから50ほど北の微尾根を下ろしてスキー準備とする。コンタ差300、積丹ブルーの大斜面に大きくターンを刻む。逆光が眩しく反射し5本のシュプールが山から浮かび上がる。中央の二股付近で集合し、もう一本。次は西側のボール状地形からドロップイン。板が舞う青と白の魔法だ。再集合して差し入れてくれたリンゴをほうばる。全てが完璧だ。このスロープは「山次郎」と名付けることにする。
ニセピークまで登り返す。ツボでもシールでも問題無い。南面は雪崩のリスクが高そうなので山次郎の東の沢型を滑ることにする。稜線上からまっすぐ沢中を落とした。ザラメの音が気持ちいい。頬を伝う風が心地よい。残雪期バンザイである。山次郎の隣なので「ナポリタン横丁」と名付けることにする。
登り返してから尾根上を下る。樹林内は地図読みが難しく5分ほど迷って帰幕した。
深夜に爆風が吹く予報だったので壁を作り帰幕。テント内はコスペでニンニク臭くなった。
翌、朝焼けスキーを目標に気合の2時起き。テンバでも気になりそうな風。前日からの放射冷却で雪面はアイスバーンである。シーアイゼンを装着し稜線まで登りつめようとするが、あまりの強風にメンバーが吹っ飛ばされそうになる。尾根上のチョロカンバで引き返すことにした。
積丹の海に昇る真っ赤な朝日を見ながら下山した。やはりテンバまで迷ってしまった。
下山後は岬の湯しゃこたん、ニッカウヰスキー工場に寄る。良い週末であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する