光岳・聖岳 芝沢ゲートin/out


- GPS
- 28:53
- 距離
- 53.5km
- 登り
- 5,073m
- 下り
- 5,077m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 9:46
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 8:09
- 山行
- 13:18
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 14:12
天候 | 26日曇りのち13時から雨、27日11時頃まで霧の中の強風のち晴れ、28日12まで晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この道を通らずにはどうすれば… 住民に申し訳なし。 芝沢ゲートにはトイレあり紙なし、登山相談所あり。自販機あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈芝沢ゲートから易老渡〉 ゲートから林道を歩くこと小一時間で光岳方面登山口。なぜゲートを開けないのかと思うほど整備された路面状況(これは聖光小屋までも同様)。 地図上の弁天岩というところには橋が記載されているが見落としたか? 無かったように思う。 勝手に易老渡は沢だと思っていたがそうではなく橋。水を汲むには5mほど危ない斜面を降らねばならない。面倒で降りなかったが、水1.5Lしか持たずちょっと誤算(水場まで節約気味)だった。 〈易老渡から易老岳〉 しばし斜面を九十九折りで上がり尾根に乗るとひたすら登るのみ。暑くて水分消費が多い。 〈易老岳から光岳小屋〉 細かいアップダウンの一般登山道。イザルガ岳下の二重山稜部分の登山道は雨後は登山道と沢が区別がつかなくなると思われる。この日は雨が降る前で枯れていた。 沢を詰めたところにお花畑と水場。雨が降ってきたからか水場は潤っていた。木道などを少し歩くと小屋。 イザルガ岳ピークは砂礫地。360度の展望とのことだが爆風が吹き荒れるということでもある… 〈光岳小屋〉 トイレは外の指定のものを。避難小屋内は頑張れば4×6=24人入れるだろうが、現実的には14-5人までか。寸志。 水場は急斜面を50mほど降りる。かなり怖い。 〈光岳〉 小屋から往復20分ほど。光石にはいかず。池口岳からピストンする時に。 〈易老岳から聖平小屋〉 明確な水場がない。 易老岳ピークは三叉路の東10mほどにある。見逃し注意。 仁田岳の往復はハイマツが少しうるさい。さほどアップダウンはない。 樹林内と森林限界上を行ったりきたりするが、両者のコンディションが大きく違う日だったので服の脱ぎ着に気を遣った。 〈聖平小屋〉 避難小屋は二段二列で頑張れば36人くらい⁈ 小屋の奥の沢から水は汲み放題。 屋外指定トイレあり。 テン場にテーブル一つ(6人くらい)。小屋前にもテーブル(12人×2、屋根ありなし)。 テン場はペグがよく効く。 〈聖平小屋から聖岳〉 聖光小屋への下山路との三叉路(薊畑)まで少し登り。荷物をデポするか考えるポイント。 小聖までおよそ樹林内、その後は森林限界上。 前聖と奥聖間はさほどアップダウンもない。間に二重山稜部分があり残雪とお花畑となっていた。石楠花が綺麗。 冬季登路になっているためかトレースが下に続く。 〈聖岳から兎岳〉 聖-コル間高低差400m。岩場の急坂、崩壊している砂礫斜面など。 動物なのか沢経由の人間なのか、コル付近には奥赤石沢からのトレースがある。上から見る分には平和な沢に見えた。 反対側は崩壊した礫岩が堆積した沢で登攀の対象にはならないのだろう。 コル-兎間高低差350m。岩場が多い。 兎岳ピーク奥には三角点あり。トレースは薄い。youtuberが居たので(撮影の邪魔かと)向かわず。 〈兎岳避難小屋〉 小屋は使用不能。周囲にテント3-4張りくらいはできるだろうが、闇テンの範疇。水場が近くにない。小兎岳付近の奥赤石沢側に水場があり遠目でも分かった。なかなかな斜面に見えた。 〈聖平小屋から西沢渡〉 前述のごとく小屋から薊畑まで150m登る。テント撤収・デポ・聖往復・下山がスマートか。 降るとすぐに深い樹林に入り涼しく快適。大木が多い。急登ばかり。 西沢渡の渡河は木製の橋あり。手動ゴンドラは一人では大変かも。 〈西沢渡から〉 戻るにつれて整備されていく(逆に言えば奥に行くほど自然に帰っている)。 いつか道は瓦礫に覆われて斜面に戻るのだろうか。 西沢渡から聖光小屋まで45分、小屋から易老渡まで30分。林道から聖光小屋に降りる遊歩道に入るべし。無駄に歩くことになる。 |
その他周辺情報 | 伊那側に出て湯の洞御大の館で入浴。650円なり。 前にもどこかで書いたが、伊那と福井は食文化が相似。 「ソース」カツ丼で「おろし」蕎麦。しかしカツの厚みは全く異なり、福井のおろしは激辛である。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
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感想
ようやく南アルプス南部に来ることができた。自分の中の日本地図も広がった。
光岳の小屋では翌日の聖岳で百名山完登の方と同宿となった。大分から来られたとか…
素晴らしいモチベーションです。
麓でヒルが付いたという話を聞いて慄く。帰りの西沢渡付近では足元ばかり見ていた…
二日目の午前は天気予報と異なり吹き荒れる風となった。前後して進んだのだが、茶臼前後では先行。なかなか厳しかったので茶谷小屋分岐のハイマツの影で休憩しつつ待ったが、何事もないようにカメラ片手に降りてこられた。余計な心配だったか…
本当は兎岳避難小屋まで進むつもりだったが、聖平小屋で水を汲んだらお尻に根っこが生えてしまい(なんて快適な小屋!)、そのままテントを張ってスティ。翌朝に備えて寝た。
三日目。昨日捨てた気合いを注入し直して1時起床。テントは張ったまま、2時にスタートした。夜空には星が瞬いていてご来光は間違いなし。
一番乗りでピークに達して、30分凍えながら東側で待つ。
雲の中から微妙に現れる太陽ではあったが、富士山を眺めつつの朝日は感動。
帰りには絶対に踏まないと思ったので奥聖に足を延ばした。
前聖に戻ってきて、ここから先は今後の赤線繋ぎのための行動。
どこまで頑張れるか…
はい、兎岳でギブアップしました。8月かと思うくらいの日差しでしたもん…
兎岳-赤石間残してしまいそう。モチベーションが上がるところが無い。なにかよいルートを考えないと…
ひーこら言いながら聖に登り返してテントに戻る。
ゆっくりお昼を食べつつテントなどを乾かして、12時に下山開始。
急坂をヒーヒー言いながら降り、長~いロードを歩き、聖光小屋前で休業を呪い(すいません…)、ゲートというよりは自販機に辿りついた感じ。
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