記録ID: 8330709
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
夏の縦走祭開幕!金峰山・国師ヶ岳・黒金山(瑞牆山荘→乾徳山登山口)
2025年06月22日(日) 〜
2025年06月23日(月)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 13:22
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,084m
- 下り
- 2,776m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 4:18
距離 6.3km
登り 1,127m
下り 205m
2日目
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:03
距離 23.5km
登り 956m
下り 2,571m
6:29
6:38
9分
大弛小屋
13:48
天候 | 【一日目】 晴 【二日目】 金峰山→黒金山登山口: ガス また 黒金山→乾徳山登山口: 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿 7:00→韮崎 8:36 (あずさ1号) 韮崎駅8:50→瑞牆山荘10:09(山梨峡北交通 / CASH・PayPay払いのみ) 【復路】 平日の為、この時間帯に塩山駅行は無し。 乾徳山登山口 15:36→山梨市駅 16:08 (山梨市営 / CASHのみ) 山梨市 16:36(所定16:21)→新宿 18:06(所定17:57) (かいじ40号) 長野県内大雨で先行の特急遅れ→自分の列車も遅れとのこと |
コース状況/ 危険箇所等 |
行程を通じて概ね良好。バリエーション区間は美しい山中の道。おすすめ。 【富士見平小屋→砂払ノ頭】 概ね緩やかな坂で歩きやすい。途中の鎖場も厳しいものではなく、樹林帯で暑さも凌げ、楽しく歩けるだろう。 【砂払ノ頭→金峰山頂→金峰山小屋】 樹林帯を抜け、景色が一気に開けた。石、岩の稜線歩きとなる。 【金峰山→国師ヶ岳】 山頂のみ景色が開け、後は樹林の稜線道。大弛峠までは多少のデコボコもあるものの、基本的に下り基調の土の道で歩きやすい。 大弛小屋からは夢の庭園経由にて。背の高い階段が続くが、階段が無かったら両手両足を使った登りの連続だと思う。 【北奥千丈岳→白檜平】 アルプスを含む今まで歩いてきた道で、間違いなく三本の指に入る素晴らしい道だった。何と言っても雨に濡れた木々や苔の緑がとんでもなく美しい。山は遠景だけでないということが実に良く解る 荒れ気味ではあるものの最低限の整備はされている。これでもかとピンクテープが結んであり、気にかかってた倒木の嵐もルート上は除去されており、通過に困難は無い、 この道に入ってしまうと向かう場所が限られるため訪れる人は少なそうだが、踏み荒らされていない本当に自然のままの山道を楽しむことができた。 【ゴトメキ→大ダオ】 白檜平より黒金山手前の大ダオ分岐までがバリエーションルート。 奥秩父稜線よりかなり降りてきて、樹林と笹原の道となった。所々で巨木が横倒しになり、そこに苔が群生するなどして、幻想的な光景を作っていた。 ここもピンクテープが丁寧に結ばれており、こちらを追っていけば迷うことは無いと思う。 【大ダオ→黒金山】 最後の登り。この区間が最も道が不明瞭だった。歩かれていなさそうな道に倒木が前を塞ぐ箇所が何箇所かあり。 【牛首ノタル→黒金山登山口】 気持ちの良い笹の稜線歩き。人は歩いているようで道はしっかりしており、急坂は無くスイスイ進める。基本的には樹林帯だが、ササ原展望台というところでは東側に景色がひらけた。 この区間、ずっと雨だったので、樹林で雨を凌げたのはよかった。 【道満山→徳和峠】 最後にやってくる急下り。少し前まで降っていた雨のためか湿って非常に滑りやすく、慎重に降りる。ゴールを目の前にして怪我をしては勿体無い。 |
その他周辺情報 | 【宿泊】 金峰山小屋: 10,000円 / 一泊夕食 何も考えずに夕食付きにするべき。詳しくは写真へ。 【水場】 富士見平小屋: 小屋下。とても豊富。無料 金峰山小屋: 天水 100円 大弛小屋: 小屋横の奥の方。無料 ※2025年の訪問日時時点 【お風呂】 はやぶさ温泉 / 窪平 花かげの湯 / 窪平 バスの場合はどちらかが便利と思う。車だと西沢渓谷からの道にもいくつか。 |
写真
北奥千丈岳から石楠花新道。
諸先輩のレコでそれなりにハッキリした道のイメージで来たが、ピンクテープがそこかしこにあり、迷うことなく進めそう。ただ奥秩父稜線のメジャールートに比べれば、足元には小枝が積もっている。
諸先輩のレコでそれなりにハッキリした道のイメージで来たが、ピンクテープがそこかしこにあり、迷うことなく進めそう。ただ奥秩父稜線のメジャールートに比べれば、足元には小枝が積もっている。
ゴトメキまで一気に駆け上がる。白檜平からはバリルート扱いだけれど道ははっきりしていた。整備はされていそう。
このルート、何処のポイントに行くにも離れているので、歩かれていないだけだと思う。
虫が多くて休まず先に進んだ。
このルート、何処のポイントに行くにも離れているので、歩かれていないだけだと思う。
虫が多くて休まず先に進んだ。
メジャールートに入って一気に道が良くなった。牛首ノタルで西沢渓谷への道と分岐する。
帰りのバスの時間を考えると西沢渓谷の方で進んでもいける気がしたが、この天気で道がよろしくないように思えたので、計画通り登山口への稜線に進んだ。
帰りのバスの時間を考えると西沢渓谷の方で進んでもいける気がしたが、この天気で道がよろしくないように思えたので、計画通り登山口への稜線に進んだ。
乾徳山林道から乾徳山への稜線道に合流し、道満尾根を進む。
この道満山から一気に400mほど下ったが、雨で滑りがちな急坂で危なくて仕方がない。転ばずに下れたものの、20数km歩いてきた身にはこの坂はキツかった。
この道満山から一気に400mほど下ったが、雨で滑りがちな急坂で危なくて仕方がない。転ばずに下れたものの、20数km歩いてきた身にはこの坂はキツかった。
感想
晴天の陽の光は高山の青を引き立たせるし、滴る樹林の雨露は木々や苔の緑を鮮やかにする。
今回、金峰山の稜線で前者を楽しみ、北奥千丈岳からの深い樹林で後者を愛でながら歩いた。
二日間の行程で夏山の晴と梅雨の雨を充分に堪能。
シーズンが来た。今年も夏の縦走祭が開幕だ。
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