雨☔️の苗場山


- GPS
- 09:21
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:02
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
別の山行を企画していたこの週末、雨で中止となってしまったため急遽ソロ山行の計画を立てた。雨でも楽しい山…ということで、花が美しく残雪が楽しめ、小屋泊ができる苗場山をチョイス。
苗場山は数年前にバックカントリースキーのデビューをした場所で思い入れがあり、登山でも登ってみたかった。
雨のため登山口駐車場はかなりまばらで山菜取りの方々が数名程度。
和田小屋までは車道、そこからしばらくはスキー場を登っていくとほどなく樹林帯へ。
雨でかなり暗くじっとりとしている。五ロマリフトの上に着いた頃には雪が出てきた。
標高1700mあたりを超えたところでチェーンスパイクを履き、高度を上げていく。ガスでかなり視界が悪いためGPSをまめにチェックした。
小松原分岐を超えたあたりで1箇所嫌らしいトラバースがあったため軽アイゼンとピッケルに装備を変えた(帰路は視界がクリアで、実は全然大したことのないトラバースだった笑)。
神楽ヶ峰手前から山頂手間湿原までは雪がなくアイゼン不要。湿原手前の急登に息が上がりつつ、たくさんの高山植物に癒されて山頂湿原へ到着。視界不良、強風ながら山頂を踏み苗場山頂ヒュッテに到着。
悪天候のため宿泊者は私を含めて2名のみ。ゆったり広々と使わせていただき、温めていただいた日本酒「苗場山」の熱燗で身体が一気に温まった。
翌朝に雷と強風の音で目が覚める。天候が落ち着くまで小屋でゆっくりしようと思っていた矢先、徐々に天候が回復したため7時に出発。
前日は悪天候で余裕がなかったが今日は小康状態だったため今回の目的のサンカヨウを探しながらゆっくり下山。まだ少し早かったのか、あいにくサンカヨウとは出会えなかったけれど、数々の花々に癒された。
雪はグズグズで踏み抜きまくり、小川と化した登山道で靴の中までグチョグチョに濡れたけど、気温は暖かいので雪解け水が気持ちいい。それもまた残雪期の楽しみかな。
5ロマ上から小松原分岐は雪が多く、視界が悪いとルートがわかりづらいためGPSがあった方がよいです。チェンスパと軽アイゼン両方使いましたが、チェンスパだと滑りやすい箇所あり、個人的には軽アイゼンがあって安心しました。
ほとんどすれ違いもなく、雨音と雪を踏む音、土の香りと高山植物に癒された山行となりました😊
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