飯豊連峰北股岳〜憧れの石転び沢より巨大落石をかわして



- GPS
- 15:51
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,860m
- 下り
- 1,859m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 6:36
天候 | 1日目晴れ、2日目小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石転び沢は、岩が転がってきた。昼を過ぎてたのが良くなかった? 梶川尾根は、急坂で慎重に降りる必要があった。 |
その他周辺情報 | 梅花皮荘の温泉と食堂利用 |
写真
感想
憧れだった石転び沢から梅花皮小屋,北股岳に行ってきました.山スキーで良く出てくるルートですが,自分的に行けるのかどうか気になっており,今回は山スキーではないですが,小屋泊まりメインで登山で行ってきました.
石転び沢の雪渓に降り立つと,涼しい風が吹いてきて快適快適.しばらく歩いて石転びの出合いに到着.石転び沢を見上げるとこれで1000mもあるのかと思うけど,人っぽいものがすごく小さく見えるので,スケール感がつかめない.ここでヘルメットを装着し,いろいろな忠告通りに上を頻繁にチェックしながら登る.まあ,一応上を警戒しているけど,ほんとうに落ちてきたりするのかなーなどと思っていたら,突然黒い背丈ほどの塊が降りて来た.最初はスノーボーダーかと思っていたら,落石じゃん!むかしあったゲームのソニックみたいにブンブン回って,音もなく近づいてくる.一応軌跡からはこちらに近づいてこなさそうだけど,少し避けてかわす.と同時にまだ下にいるメンバーや先ほどすれ違って下山している人たちに「ラック!ラッッッッーク!」と叫ぶと気づいて皆避けることが出来てほっとした.さらに少し歩いていると今度は先ほどより小ぶりの岩がやはり同じようにブンブン回転してやってきた.今回も落下方向とはずれていたので,軽く逃げて,もう一度「ラッーク!」と叫ぶ.後ろのメンバーも警戒していたのか,すぐに避けて事なきを得た.これ以上の落石はなかったけど,北股岳からの沢からは,ごろごろ落石するのが見えていた,途中で止まって石転び沢まではたどり着かなかったけど,こんな時間に歩いては行けないのかもしれない.
さて,石転び沢は最後に40度近い急斜面になる.時間が遅かったので雪が緩んでいて怖さは無いものの,ズルズル滑って疲れる.急斜面よりもむしろ,この1500m近い標高差が足にきたと思う.
疲れたけど,1日目の天気は最高に良くって,登っている途中はあまり景色を楽しめなかったけど,稜線に出ればお花畑で,ゼブラ模様もきれいで,とても良かった.梅花皮小屋もきれいで,水は豊富で.2日目は雨に降られて,また急斜面で下りも大変だったけど,行けて大満足です.でも結論としては,自分たちには石転び沢の山スキー滑降は,体力的に厳しいし,特に最後の急斜面では滑って楽しめる斜度ではないし,石ころが転がっててスキー板のソールを傷つけそうだし,いろいろ理由を付けてやめとこうかなと思いました.
コメント
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おはようございます。
我々は石転び沢を登っただけでヘトヘトだったので、梶川尾根から大日岳、本山へはなかなか大変ですよね、でもそのルートも行ってみたいです。
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