石転び沢ー北股岳ー丸森尾根



- GPS
- 13:28
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,816m
- 下り
- 1,835m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 7:15
天候 | 1日目 晴れ、雪溪上で吹く風が心地良く助かった 一方、2日目も晴れたが、稜線上では心地良い風があったが、丸森尾根では木陰はあっても、ほぼ無風で照りつける日差しと高温にかなりまいった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本格的に雪溪を登る前に、一度だけ、雪溪に降りてまた夏道に戻る箇所あり。 雪溪の下の方では、所々、落石の大きな🪨、クレバスなどがあったが、稜線の近くでは雪崩?土砂崩れ?の後の大きな泥の痕が目立っていた。稜線直下以外はトレッキングポールで問題なく、、滑落の恐怖を感じた稜線直下はピッケルを使ったが、同行者のトレース頼りだった。梅花皮避難小屋の手前の雪溪は溶けていて、アイゼンを外して稜線に登った。 北股岳山頂前に大きな雪溪が残っておりアイゼン装着。そこ以外の稜線に雪溪なし。 当初、梶川尾根で下山の予定だったが、最近、滑落事故があり危険箇所があるとのことで、稜線歩きも心地良かったので、丸森尾根で下山に変更。丸森尾根に入って直ぐに大きな雪溪が残っており、しばらくアイゼンで装着。途中の雪溪の切れ目が3回くらい現れたがアイゼンは外さず。アイゼンを外してからの森林地帯は始めこそ木陰があったが直ぐに直射日光が当たる灼熱地獄となる。展望はほとんど無し。1箇所、登山道が崩落により、3メートルくらいほぼ無くなっていた箇所あり。 |
その他周辺情報 | 飯豊山荘で温泉入浴 500円 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
トレッキングポール
|
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感想
若者二人と石転び沢に登った。1人はBCで石転び沢を下ったが、自分ともう1人は、丸森尾根を下った。当初は梶川尾根下山の予定だったが、最近、滑落事故があったと、梅花皮避難小屋の管理人さんから伺い、より安全な丸森尾根下山となった。
雪溪に降りて登るまで、なだらかな夏道を進み、一度雪溪に降りたが再度夏道に戻ってから、雪溪を登り始めた。梅花皮大滝はよく分からなかった。特に危険を感じる箇所は無かったが、門内沢との分岐の前までは大きな石が目立ち、一部、沢が顔を出している所もあった。石転び沢に入ると泥が混じった落石が目立つようになった。天気も良く風もあって、快適に雪溪を登れたが、稜線直下は滑落する怖さを感じ、トレッキングポールからピッケルに持ち替えた。同行者のトレースを頼りに何とか登り切ったが、その後、脚が悲鳴をあげて攣り続けた。梅花皮避難小屋は綺麗で混んでいなかったので、一階は自分たちのパーティだけだった。普段飲まないビールやウイスキーを飲んだ。稜線は風もありやや寒かった。夏の天の川を見ることが出来た。避難小屋の管理人さんから山菜をいただき、話をするうち共通の知り合いが居ることが分かった。
翌日、北股岳に向かうが、直ぐに雪溪が現れてアイゼンを装着した。その後は丸森尾根まで雪溪は無かった。稜線から望まれる雄大な二王子岳が印象に残った。門内小屋でコーラを飲んで休憩後、梶川尾根を素通りして頼母木小屋や朳差岳を眺めつつ、丸森尾根に向かった。直ぐに雪溪が出てきてアイゼンを装着して、雪溪をやり過ごしてからが強い日差しに苦しめられた。時間的には大したことはないものの、今シーズン初の灼熱はかなり堪えた。下山後は飯豊山荘で温泉に入り汗を流し、蕎麦を食べて帰った。
初めての石転び沢であったが荷物を多く持ち過ぎて、脚に負担がかかり過ぎたようだったが、天気にも恵まれ良い山行ができた。山岳会の皆さんの活動に感謝しつつ、また時期をずらして登りに来たい。
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