大崩山〜傾山〜祖母山


- GPS
- 32:08
- 距離
- 107km
- 登り
- 6,719m
- 下り
- 6,457m
コースタイム
- 山行
- 11:02
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 12:57
- 山行
- 13:28
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 15:54
天候 | 感想欄に記載 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
約4ヶ月ぶりにまた九州までやってきた。延岡駅スタートで大崩山から祖母山まで縦走してみた。
【1日目】晴れ
博多発の高速バスに乗って延岡駅に着いたのは既に20時頃。翌日朝から登る予定としていたが雨が迫ってきているため夜のうちにスタートしておく。まずはひたすら車道を歩いて大崩山の登山口を目指す。暗闇の車道歩きも悪くはなかった。
23時頃から猛烈な眠気が襲ってくる。もう寝ることにしよう。泊まれそうな場所が無いかを探しながら歩く。しかし案外そういう場所は無いのよねぇ。しばらく歩いていると道路脇に観測施設?のような建物があった。金網横で泊まれそうだった。この道は車もほぼ通らないしうるさくもないだろう。急いで準備して寝た。
【2日目】晴れ / 暑い
4時半頃に起床。まずは昨日の残りの大崩山登山口までの車道歩き。やっぱり歩くのは明るい方が楽しいねえ。当たり前か。大崩山までは急登が続く。途中二組の方を追い越す。今日人と会ったのはこの方々だけ。これ以降に人と会うことはなかった。
大崩山からは縦走路を進む。薄い踏み跡とピンテに導かれながら進む。急登、細尾根、岩尾根となかなかアクロバティックな尾根歩きだった。暑さも加わり少々バテ気味となった。水の消費も早くて夏木山に到着した時点で残量ゼロ。仕方がないので一旦夏木山の登山口に下山して水を汲みに行った。約500m下って約400m登り返す。暑かった。
今日の宿泊は杉ヶ越。登山道周辺は平らなところがなかったため車道まで下りてツェルトを張った。自立しないツェルトをアスファルトの上で張るのは難しい。ガードレールと工事用柵?を利用して何とか形にはなった。良かった。
【3日目】晴れのちくもり / 暑い
朝まで爆睡。夜も車が通ることはなかった。明るくなってから出発。傾山までは厳しい道だった。今日も暑いが雲が多いので前日よりも多少マシ。それでも滝汗かいてしまった。
傾山を過ぎるとここまでの道とは雰囲気が変わり広くて歩きやすいハイキング道となる。快適。チラホラ人とスライドするようになる。九折越で水を汲んで一休み。前日からの暑さでバテてしまったのかあまり食欲がなかった。固形物を無理やり水で流し込んだ。久しぶりの胃腸トラブル。
本谷山を超えた辺りまで登った頃には水分以外は受け付けなくなる。クエン酸を水に溶かしたものだけで過ごした。エネルギーがないと力も出ない。しんどかった。祖母山が近づくとガスが出てくる。多少涼しくなって助かった。残念ながら祖母山ではガスで何も見えなかった
祖母山まで登ればあとは登山口まで下るだけ。時間的には5合目小屋で泊まりたい気分だった。休まないと食欲も回復しないし。しかし明日は雨予報なので今日中に下りることにする。登山口からの車道歩きもまぁまぁ長い。豊後竹田駅に到着した頃には夜となってしまった。
【まとめ】
大崩山から傾山の間は少々タフな道。傾山から祖母山の間は歩きやすい道。前半と後半で雰囲気が違ってとても良い縦走路だった。暑すぎたのでもう少し涼しい時期の方が快適に歩けたと思う。暑いとそれだけでしんどい。またいつか歩こう。
【過去の山行記録】
由布岳〜くじゅう連山〜阿蘇山
2025年01月31日(金) 〜 2025年02月03日(月)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7759697.html
コメント
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2日目は早朝出発。大崩山の先は鹿納山と兜巾岳経由の道を歩きました。途中の道はかなり不明瞭でGPSでつねにルートから外れていないか確認しないとまずい状況でした。兜巾岳から少し下った水が流れているところの近くでテントを張りました。
3日目も下山のルートは不明瞭でした。舗装の道まで出られたときはホッとしました。そこから傾山への登山開始。ここはとくに道はわかりにくいということはありませんでした。昼過ぎに傾山の避難小屋に到着して大きい荷物は小屋に置いて傾山を往復しました。傾山避難小屋泊。
4日目は祖母山へ向かう。尾平への下山ルートの分岐点に大きい荷物を置いて祖母山を往復。尾平から緒方駅へのバスが夕方だったのと料金が300円だったのは本当に助かりました。
延岡駅から大崩山の登山口までは歩くしか手段がないと思っていました。タクシーを使うという発想には至りませんでした…。
大崩山から先は不明瞭な場所も多くて少し不安になるルートですよね。半そでシャツだったこともあってヤブで腕が傷だらけになってしまいました。傾山までは尾根上では水が取れないので兜巾岳から上見立方向へ下りるのは良いアイデアだと思いました。
兜巾岳から1時間ぐらい下ったところに沢がありきれいな水が流れていてそのそばでテント張れたので、煮沸すれば水が大量に使えたのは本当に良かったです。
その先は舗装道路に出て英国館ケビンでお水もらうまで給水できませんでしたから。
傾山から祖母山に行く途中の水場ではふんだんに水が流れていてここで大量に給水できて下山のバス停まで水を絶やすことがなかったのがよかったです。
ルート的には大崩山から鹿納山に向かうところがほとんど目印がなくGPS持っていないと完全にアウトだろうというような不明瞭さでした。
水は約3.2リッター持参しました。九折越の水場まで補給無しで行けると予想していましたが暑くて全然無理でした。感想欄にも記載した通り水を汲むために夏木山から林道まで一旦下山しています。九折越から祖母山まではいくつか水場もあるので余裕で足りました。たくさん持つと重いし少ないと辛いしで水を持つ量はいつも悩みます。
確かに鹿納山までは不明瞭な場所も多いですよね。僕はいつもスマホGPS、GarminGPS、腕時計GPSをフル活用しています…。
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