赤岳・横岳・硫黄岳


- GPS
- 25:41
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,601m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 8:44
- 山行
- 1:21
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 1:52
6:56駐車場-8:40赤岳鉱泉
<休憩とテント設営>
10:05赤岳鉱泉-10:06赤岳-13:50横岳-14:44硫黄岳-15:39赤岳鉱泉
6月7日(土)
6:43赤岳鉱泉-8:36駐車場
天候 | 6月6日(金):晴れ(高曇り)、稜線の一部は微風、その他無風 6月7日(土):晴れ、無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道上に一部残雪があったが滑り止めは不要だった。その他特に危険な箇所はなし。 |
写真
感想
6月6日(水)
やまのこ村の駐車場には6時頃到着。平日なので空き多数。ここまでの林道がかなり凸凹で気を遣いながらの運転となった。帰りも運転と思うと気が重いが、来てしまったので仕方ない。支度やパッキングをして6:56に行動開始。今回はテント泊装備なので重いが、ペースは落とすので体力的にはそれほどきつくはない。出発してまもなくトラブル発生。Zさんが忘れ物をしたのだ。今後の予定をどうするか話をし、なんとかなりそうなので行動を再開する。歩き出して30分で敗退にならなくてよかった。北沢のルートは最初はほぼダートの林道歩き。重荷でも歩きやすい。林道が終わると本格的な登山道が始まるが、沢沿いなので橋を渡ることが多い。しっかりとした橋が続くので特に問題なし。8:40に赤岳鉱泉に到着。テントの設営場所を探すも空きが少なく難儀する。少し斜めだが場所を確保して設営。休憩もした後の10:05に身近な物だけを持って行動再開。行者小屋へ向かうもいきなり登りがきつい。小屋に着いたらどのルートで稜線へ上がるか検討。文三郎尾根を選ぶことにした。登り出しは普通の登山道が続いたが、途中からは階段が連続。自分のペースで歩けずくたびれる。とは言え選んでしまったので黙って進む。展望が良いのがせめてもの救い。稜線に上がれば赤岳山頂まではもうすぐだが、それでも山頂直下は岩場が続くので楽ではない。それでも出発から2時間ほど経過した12:06に赤岳山頂に到着。Zさんも数分遅れて到着。展望はとても良い。天気は高曇りのため暑さもほどほど。山頂からはアルプスがとてもよく見えた。赤岳山頂はいつ来ても登山者多数だが、この日は比較的少なかった。山頂から少し離れた眺望の良いところで座って休憩する。駐車場を出てからあまり食べたり飲んだりしなかったのでここでしっかり補給する。この先横岳へ向かいツクモグサを見に行くが、Zさんは地蔵尾根でテントへ戻るという。今日のメインイベントはツクモグサだと思うが、体力的に厳しいようなので安全に下ってもらう。自分も安全に先へ進む。特に岩場は慎重に通過する。横岳へ向けての登りにかかり、通り過ぎるとお待ちかねのツクモグサ登場。産毛の生えた変わった高山植物だ。例年この時期の横岳付近は多く咲いている印象があるが、今年はあまり数が多くない。ハズレの年なのか、それとも時期が既に終わりなのか。数は少ないとは言え今年も見られたことに感謝しつつ進む。横岳は13:50到着。ピークよりもツクモグサが見たいので特に何もせず通過。ここまで至るとツクモグサはもう見られない。その代わり所々でキバナシャクナゲが見られるようになった。これはこれできれいな花だと思う。横岳の次のピークは硫黄岳。時間も14時を過ぎたのでハイカーの数も減るかと思ったが、今日は終日好転予報でにわか雨もないためか、至る所ですれ違いが発生した。比較的広めの登山道なので特に支障なし。山小屋を過ぎたら硫黄岳への上りが始まる。今日最後の登り。14:44に硫黄岳到着。ここも人は多かった。八ヶ岳自体がいつも人が多いのかもしれない。このあとは下るのみ。赤岩の頭からは赤岳と阿弥陀岳がよく見えたが、更に下るとあっという間に樹林帯に入り展望はなくなった。展望がないならさっさとテントへ戻るだけ。写真も撮らず一目散に下山。15:39にテント場に到着。Zさんはすでにテントでくつろいでいて、1時間ほど前に既に無事下山していたようだ。テントまで戻ったものの、その気になれば今日の日のあるうちに駐車場まで戻ることは十分可能だった。実際に戻ろうか少し考えたが、歩くのは良しとしても、駐車場から先のダートの運転が気が重く、今日はやはりテント泊することとした。夜用に持参した大量の食材も消費しないと重くて仕方ないし。持参した食料を食べ明日の支度もした後19時に就寝。まだ外は十分明るいが、今日は深夜から運転して1日行動したので早めが敵策だった。
6月7日(土)
日付が変わった後にテントのフライシートを叩く音が聞こえた。雨だったかもしれないが、起きて確認するのも面倒でそのまま寝ていた。今日は気分が乗れば阿弥陀岳を往復する予定だったが、4時過ぎに起床後もその気は全くなかった。テント内を片付けたら朝食の準備をする。外は肌寒く、Zさんは上下ダウンを着ている。朝食を済ませたら片付け開始。テントはほとんど濡れておらず。これなら下山も重くならずに楽できそう。テント場の日当たりが弱々しいので、テントの乾燥は諦めて早めに下山する。6:43にテント場を出発。下り始めると非常に多くのハイカーとすれ違うようになる。天気はいつの間にか快晴になり、これなら登りが多いのも理解できた。沢沿いを下り切ると広い空き地に出た。湿ったテントを干すのに適地なのでここで乾燥を始める。日差しが強くてザック内の濡れものはたちまち乾燥した。帰宅後の仕事が減って助かった。テント乾燥を終えたら行動再開。相変わらず登りのハイカーはとても多い。南沢との分岐まで至るとこのあたりで咲いているホテイランをZさんは見に行く。自分は左足が攣りそうになっていたので花は諦めて下山する。駐車場は8:36に到着。クルマはかなり増えていたが、これが夏場のこのあたりの光景なのだろう。ホテイラン見学を終えたZさんもその後無事駐車場到着。片付けを終えたら駐車場を出発。懸念していたダートでのすれ違いはなかったが、凸凹の道路に神経を使い運転した。ダートを無事終えてようやく山行を終えられた気がした。
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