記録ID: 8216037
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ハイキング
丹沢
↑八丁経路↓惣久経路↑宝尾根↓境界尾根
2025年05月27日(火) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:37
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,536m
- 下り
- 1,538m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:31
距離 14.1km
登り 1,536m
下り 1,538m
7:36
5分
煤ヶ谷バス停
7:41
7:53
7分
御安心處
8:00
79分
八丁経路末端
9:19
13分
八丁経路分岐
9:32
9:44
71分
惣久経路分岐
10:55
3分
鳥屋待沢/権現橋(惣久経路VR末端)
10:58
11:15
38分
宝尾根末端
13:20
1分
七沢山(宝尾根分岐)
13:21
121分
境界尾根分岐
15:22
17分
境界尾根末端(林道谷太郎線終点P 大小屋ノ沢分岐)
16:07
煤ヶ谷バス停
昨年、紅葉の宝尾根を下ってとても気に入り、次は新緑の中を登ってみたいと思った。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7579808.html
地図とにらめっこして「宝尾根の登り」前後のルートを考えたところ、マイナー尾根辿り愛好者としては、今回の4本の尾根三昧(四昧?)にすれば面白いのでは?と思い立った。こういうマイナーなルートの模索段階では、まとやん社長には悪いけど、ヤマレコの「らくルート」機能よりも守屋氏の「東丹沢登山詳細図」のほうが圧倒的に役に立つ。その後、各ルートの最新情報を得るにはヤマレコの地図検索『ここサーチ』機能のプレミアム限定の高精度モードが最強。
今回はさらに、現場初投入の装備とウェアの試行も兼ねている。
・ザックの肩ストラップに取り付けたカメラクリップとそのカバー
https://www.yamareco.com/modules/diary/911922-detail-361757
・足元のヒル対策
(具体的な内容は後日の日記で)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7579808.html
地図とにらめっこして「宝尾根の登り」前後のルートを考えたところ、マイナー尾根辿り愛好者としては、今回の4本の尾根三昧(四昧?)にすれば面白いのでは?と思い立った。こういうマイナーなルートの模索段階では、まとやん社長には悪いけど、ヤマレコの「らくルート」機能よりも守屋氏の「東丹沢登山詳細図」のほうが圧倒的に役に立つ。その後、各ルートの最新情報を得るにはヤマレコの地図検索『ここサーチ』機能のプレミアム限定の高精度モードが最強。
今回はさらに、現場初投入の装備とウェアの試行も兼ねている。
・ザックの肩ストラップに取り付けたカメラクリップとそのカバー
https://www.yamareco.com/modules/diary/911922-detail-361757
・足元のヒル対策
(具体的な内容は後日の日記で)
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
海老名発の「宮ヶ瀬ダムハイキングパス(1,180円)」利用。交通系カードタッチ決済の往復1,432円より、252円お得! |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ルート全般の植林のスギの皮がクマに剥がされる被害多し。クマとの遭遇に要注意。 ・宝尾根と境界尾根の標高780m以上の急傾斜の手がかりは木の根を推奨。石はグラグラのものが多く通過時に落石が多数発生したのでグループの場合はヘルメット必須。 【↑八丁経路】特に危険なし 【↓惣久経路】下り急斜面で油断すると滑って転倒 【↑宝尾根】P777より下はきつい登りがあるものの特に危険はない。P777の上にはロープ場もあり、細い尾根や崖のような急斜面のよじ登りに細心の注意を要す。 【↓境界尾根】前半の怖い急傾斜は宝尾根以上の規模。ロープも少ないが両手足を支持する木の根や岩が連続しており慎重に進めば通過可能。基本ピンクテープもなく、たまに出現するピンクテープに釣られると枝尾根にコースアウトしてしまう。 |
その他周辺情報 | ・煤ヶ谷バス停から谷太郎林道方面に少し進んだところにあるトイレ「御安心處」には、TOTOのウォッシュレット完備で超快適。 ・谷太郎林道はめったに車が通らないが、道幅いっぱいのトラックが通ることも。 |
写真
植林地の西の端を登り始めると、上からギシギシ軋むような音がするので、風で揺れた樹がこすれあっているのかと思ったが、ギシギシ音が植林地の反対側の(写真左)端に移り、高い木のてっぺんに鳥が見えた。距離が遠いが、こちら側から撮影を試みた。
尾根筋まで出て煤ヶ谷の集落の奥に相州アルプス。左から順に、革籠石山(かな?)〜経ヶ岳〜華厳山。先日見かけた大阪の山ではスギを切った後に広葉樹を植林していたが、こちらでは再びスギを植えるのか。
クマがスギの樹皮を剥がす「クマハギ」被害の跡。傷跡は、爪のほか、3〜4本の前歯で齧った跡。【参考】https://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd/kankyou/mori100601.html
とはいえ、油断すると尻餅をついて1mくらい滑り落ちる場面はあった。ザックのストラップのクリップで取り付けたカメラが胸と木だったか岩だったかの間に挟まって体重も少しかかってゴリゴリ、フードの先端付近もバリって感触だったので、やばい💦と思ったが、クッションを入れていたおかげで無事だった。
https://www.yamareco.com/modules/diary/911922-detail-361757
https://www.yamareco.com/modules/diary/911922-detail-361757
360°いろんな方向からいろんな鳥の鳴き声が聞こえるが、耳元近くで違う感じの鳴き声が聞こえるので、何かな?と音源をさがしてみると、どうやらこの穴の中の雛が親鳥に空腹を訴えている模様。地表から2.5mくらいあって覗き込めない。スマホ自撮り棒でもあれば中が見えたかも?
「惣久経路」自体がバリエーションルートみたいなものだが、3本目の尾根に近い、さらにオレンジ色ドットが少ないさらなるバリエーションルートをゆく。斜面に斜めに置いた間伐材で九十九折りの道にしてあった。
突然、数メートル先からヤマドリ親子がバタバタ飛び立った。5〜6羽の雛はわずかな距離を四方八方散り散りに飛んだ後、落ち葉の中に潜り込んで息をひそめている。親は怒ってまず私に向かってきた後、周囲をグルグル走り回る。ごめんごめん。
撮影機器:
感想
緑色が何種類もある新緑の季節は終わり、ほとんど夏の緑の季節になっていた。
平日のマイナーなルートということもあり、出会った登山者は下山後の谷太郎林道ですれ違った1名(その時間から川を遡ってどこへ?あるいは自家用車に戻るところだったか)のみ。
スギ林では、クマの樹皮剥ぎ(クマハギ)被害
https://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd/kankyou/mori100601.html
非常に多く見かけた。通行時はクマとの遭遇に要注意。
最初の2本の尾根は標高が低いおかげで怖い思いをする箇所はなかったが、あとの2本は標高800mより上に痩せ尾根だったり三点支持を要する急傾斜だったり、怖い思いをする時間が多かった。とはいえ、ゆっくり時間をかけて慎重に4本足の置き場を選んで一歩ずつ着実に進めば「ゆるハイカー」レベルでもクリア可能ではあった。とはいえ、足元の石が崩れる落石も多数発生し、もしこれがヘルメットなしのグループ行動だったら、複数の死傷者を出していたかも。
【現場初投入の装備とウェアの試行】
・肩ストラップのカメラクリップとカバー
三点支持の場面ではザックに片づけたが、装着感や尻餅時の衝撃対応はうまくいった。そしてこれまで残念な思いをしてきた花や動物のシャッターチャンスに対応できたのが最高。
・ヒル対策
撮影や急斜面など、立ち止まる機会は結構あったが、尾根辿りだったおかげかヒルをまったく見かけず、今回の対策の効果確認はお預け。
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