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Yamareco

記録ID: 8216037
全員に公開
ハイキング
丹沢

↑八丁経路↓惣久経路↑宝尾根↓境界尾根

2025年05月27日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:37
距離
14.1km
登り
1,536m
下り
1,538m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:36
休憩
0:55
合計
8:31
距離 14.1km 登り 1,536m 下り 1,538m
7:36
5
煤ヶ谷バス停
7:41
7:53
7
御安心處
8:00
79
八丁経路末端
9:19
13
八丁経路分岐
9:32
9:44
71
惣久経路分岐
10:55
3
鳥屋待沢/権現橋(惣久経路VR末端)
10:58
11:15
38
宝尾根末端
11:53
42
12:35
12:44
36
13:20
1
七沢山(宝尾根分岐)
13:21
121
境界尾根分岐
15:22
17
境界尾根末端(林道谷太郎線終点P 大小屋ノ沢分岐)
15:39
15:40
21
16:01
16:05
2
16:07
煤ヶ谷バス停
昨年、紅葉の宝尾根を下ってとても気に入り、次は新緑の中を登ってみたいと思った。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7579808.html

地図とにらめっこして「宝尾根の登り」前後のルートを考えたところ、マイナー尾根辿り愛好者としては、今回の4本の尾根三昧(四昧?)にすれば面白いのでは?と思い立った。こういうマイナーなルートの模索段階では、まとやん社長には悪いけど、ヤマレコの「らくルート」機能よりも守屋氏の「東丹沢登山詳細図」のほうが圧倒的に役に立つ。その後、各ルートの最新情報を得るにはヤマレコの地図検索『ここサーチ』機能のプレミアム限定の高精度モードが最強。

今回はさらに、現場初投入の装備とウェアの試行も兼ねている。
・ザックの肩ストラップに取り付けたカメラクリップとそのカバー
https://www.yamareco.com/modules/diary/911922-detail-361757
・足元のヒル対策
(具体的な内容は後日の日記で)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路復路ともに本厚木駅〜煤ヶ谷バス停。
海老名発の「宮ヶ瀬ダムハイキングパス(1,180円)」利用。交通系カードタッチ決済の往復1,432円より、252円お得!
コース状況/
危険箇所等
・ルート全般の植林のスギの皮がクマに剥がされる被害多し。クマとの遭遇に要注意。
・宝尾根と境界尾根の標高780m以上の急傾斜の手がかりは木の根を推奨。石はグラグラのものが多く通過時に落石が多数発生したのでグループの場合はヘルメット必須。
【↑八丁経路】特に危険なし
【↓惣久経路】下り急斜面で油断すると滑って転倒
【↑宝尾根】P777より下はきつい登りがあるものの特に危険はない。P777の上にはロープ場もあり、細い尾根や崖のような急斜面のよじ登りに細心の注意を要す。
【↓境界尾根】前半の怖い急傾斜は宝尾根以上の規模。ロープも少ないが両手足を支持する木の根や岩が連続しており慎重に進めば通過可能。基本ピンクテープもなく、たまに出現するピンクテープに釣られると枝尾根にコースアウトしてしまう。
その他周辺情報 ・煤ヶ谷バス停から谷太郎林道方面に少し進んだところにあるトイレ「御安心處」には、TOTOのウォッシュレット完備で超快適。
・谷太郎林道はめったに車が通らないが、道幅いっぱいのトラックが通ることも。
煤ヶ谷の集落の石垣にユキノシタ。
2025年05月27日 07:40撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
5/27 7:40
煤ヶ谷の集落の石垣にユキノシタ。
煤ヶ谷バス停から谷太郎林道方面に少し進んだところにあるトイレ「御安心處」には、TOTOのウォッシュレット完備で超快適。
2025年05月27日 07:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 7:53
煤ヶ谷バス停から谷太郎林道方面に少し進んだところにあるトイレ「御安心處」には、TOTOのウォッシュレット完備で超快適。
1本目の尾根「八丁経路」の取り付きは、巨木が聳える植林地の縁の林側から。
2025年05月27日 07:59撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 7:59
1本目の尾根「八丁経路」の取り付きは、巨木が聳える植林地の縁の林側から。
植林地の西の端を登り始めると、上からギシギシ軋むような音がするので、風で揺れた樹がこすれあっているのかと思ったが、ギシギシ音が植林地の反対側の(写真左)端に移り、高い木のてっぺんに鳥が見えた。距離が遠いが、こちら側から撮影を試みた。
2025年05月27日 08:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 8:03
植林地の西の端を登り始めると、上からギシギシ軋むような音がするので、風で揺れた樹がこすれあっているのかと思ったが、ギシギシ音が植林地の反対側の(写真左)端に移り、高い木のてっぺんに鳥が見えた。距離が遠いが、こちら側から撮影を試みた。
ワシ・タカの類であることは判るが、ノスリ?
2025年05月27日 08:07撮影 by  Canon EOS R10, Canon
5
5/27 8:07
ワシ・タカの類であることは判るが、ノスリ?
やべ!見つかった!?
2025年05月27日 08:07撮影 by  Canon EOS R10, Canon
5
5/27 8:07
やべ!見つかった!?
こっち向いて飛んでくる💦
2025年05月27日 08:07撮影 by  Canon EOS R10, Canon
6
5/27 8:07
こっち向いて飛んでくる💦
威嚇?😱
2025年05月27日 08:07撮影 by  Canon EOS R10, Canon
6
5/27 8:07
威嚇?😱
(この後、違う方向に飛び去った)
2025年05月27日 08:07撮影 by  Canon EOS R10, Canon
4
5/27 8:07
(この後、違う方向に飛び去った)
尾根筋まで出て煤ヶ谷の集落の奥に相州アルプス。左から順に、革籠石山(かな?)〜経ヶ岳〜華厳山。先日見かけた大阪の山ではスギを切った後に広葉樹を植林していたが、こちらでは再びスギを植えるのか。
2025年05月27日 08:14撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
5/27 8:14
尾根筋まで出て煤ヶ谷の集落の奥に相州アルプス。左から順に、革籠石山(かな?)〜経ヶ岳〜華厳山。先日見かけた大阪の山ではスギを切った後に広葉樹を植林していたが、こちらでは再びスギを植えるのか。
早速感じの良い尾根。
2025年05月27日 08:18撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 8:18
早速感じの良い尾根。
と思ったら、左右両側の斜面の鹿柵に挟まれた狭いエリアを歩くと、灌木に行手を阻まれ匍匐前進。
2025年05月27日 08:26撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 8:26
と思ったら、左右両側の斜面の鹿柵に挟まれた狭いエリアを歩くと、灌木に行手を阻まれ匍匐前進。
人工林のスギとは別に、モミの大木も多数あり。
2025年05月27日 08:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
5/27 8:39
人工林のスギとは別に、モミの大木も多数あり。
クマがスギの樹皮を剥がす「クマハギ」被害の跡。傷跡は、爪のほか、3〜4本の前歯で齧った跡。【参考】https://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd/kankyou/mori100601.html
2025年05月27日 08:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 8:45
クマがスギの樹皮を剥がす「クマハギ」被害の跡。傷跡は、爪のほか、3〜4本の前歯で齧った跡。【参考】https://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd/kankyou/mori100601.html
かなり多くのスギの幹にクマハギ被害が見られる。
2025年05月27日 08:47撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
5/27 8:47
かなり多くのスギの幹にクマハギ被害が見られる。
再び林は広葉樹に。
2025年05月27日 08:51撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 8:51
再び林は広葉樹に。
主稜が近づき傾斜がきつくなってきた。
2025年05月27日 08:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 8:53
主稜が近づき傾斜がきつくなってきた。
キクラゲかな?
2025年05月27日 09:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
5/27 9:03
キクラゲかな?
隣の枝尾根が近づいてくる。
2025年05月27日 09:10撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 9:10
隣の枝尾根が近づいてくる。
ババヤスデ科の一種。ムカデのように噛むことはなく、森林の落ち葉を土に還す役割を担うとのこと。
2025年05月27日 09:13撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 9:13
ババヤスデ科の一種。ムカデのように噛むことはなく、森林の落ち葉を土に還す役割を担うとのこと。
出始めの赤いキノコ。
2025年05月27日 09:16撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 9:16
出始めの赤いキノコ。
主稜のこの看板の裏に出てきた。特に難所や危険箇所もなく1本目の尾根「八丁経路」ゴール。
2025年05月27日 09:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 9:19
主稜のこの看板の裏に出てきた。特に難所や危険箇所もなく1本目の尾根「八丁経路」ゴール。
丹沢山方面を眺める定点観測地の斜面崩壊地から。
2025年05月27日 09:26撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 9:26
丹沢山方面を眺める定点観測地の斜面崩壊地から。
ニシキウツギ(二色空木)。紅白二色が名の由来だそうだが、よく見ると中間色もある。
2025年05月27日 09:29撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
5/27 9:29
ニシキウツギ(二色空木)。紅白二色が名の由来だそうだが、よく見ると中間色もある。
これからの季節、休憩時のザックを木に掛けるとヒルを呼ばないそうで、試してみたら荷物を出し入れしやすいメリットも。
2025年05月27日 09:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
5/27 9:35
これからの季節、休憩時のザックを木に掛けるとヒルを呼ばないそうで、試してみたら荷物を出し入れしやすいメリットも。
菓子パン休憩を終えて、2本目の尾根「惣久経路」で降りはじめる。
2025年05月27日 09:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 9:45
菓子パン休憩を終えて、2本目の尾根「惣久経路」で降りはじめる。
痩せ尾根や三点支持を要する急傾斜がないのは、1本目の尾根「八丁経路」と同じ。
2025年05月27日 09:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 9:54
痩せ尾根や三点支持を要する急傾斜がないのは、1本目の尾根「八丁経路」と同じ。
感じの良い尾根辿り。
2025年05月27日 09:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 9:57
感じの良い尾根辿り。
とはいえ、油断すると尻餅をついて1mくらい滑り落ちる場面はあった。ザックのストラップのクリップで取り付けたカメラが胸と木だったか岩だったかの間に挟まって体重も少しかかってゴリゴリ、フードの先端付近もバリって感触だったので、やばい💦と思ったが、クッションを入れていたおかげで無事だった。
https://www.yamareco.com/modules/diary/911922-detail-361757
2025年05月27日 09:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 9:57
とはいえ、油断すると尻餅をついて1mくらい滑り落ちる場面はあった。ザックのストラップのクリップで取り付けたカメラが胸と木だったか岩だったかの間に挟まって体重も少しかかってゴリゴリ、フードの先端付近もバリって感触だったので、やばい💦と思ったが、クッションを入れていたおかげで無事だった。
https://www.yamareco.com/modules/diary/911922-detail-361757
東丹沢のバリエーション尾根辿りでちょくちょく見かける私製標識。
2025年05月27日 10:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 10:00
東丹沢のバリエーション尾根辿りでちょくちょく見かける私製標識。
こちらも、しばらく降りるとスギの人工林になって、モミや広葉樹の巨木が混じる。
2025年05月27日 10:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 10:04
こちらも、しばらく降りるとスギの人工林になって、モミや広葉樹の巨木が混じる。
クマハギの被害多し。
2025年05月27日 10:06撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 10:06
クマハギの被害多し。
エゴノキ。果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)から、とのこと。
2025年05月27日 10:15撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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5/27 10:15
エゴノキ。果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)から、とのこと。
倒れてこれだけ根が露わになってもしっかり生きている。
2025年05月27日 10:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 10:21
倒れてこれだけ根が露わになってもしっかり生きている。
360°いろんな方向からいろんな鳥の鳴き声が聞こえるが、耳元近くで違う感じの鳴き声が聞こえるので、何かな?と音源をさがしてみると、どうやらこの穴の中の雛が親鳥に空腹を訴えている模様。地表から2.5mくらいあって覗き込めない。スマホ自撮り棒でもあれば中が見えたかも?
2025年05月27日 10:37撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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5/27 10:37
360°いろんな方向からいろんな鳥の鳴き声が聞こえるが、耳元近くで違う感じの鳴き声が聞こえるので、何かな?と音源をさがしてみると、どうやらこの穴の中の雛が親鳥に空腹を訴えている模様。地表から2.5mくらいあって覗き込めない。スマホ自撮り棒でもあれば中が見えたかも?
親鳥が餌を与えにくるか、としばらく待っていたが、近くの樹上に警戒/威嚇的な鳴き声のアカゲラを発見。私のせいで巣穴に近づけないんだな。ごめんごめん。
2025年05月27日 10:34撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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5/27 10:34
親鳥が餌を与えにくるか、としばらく待っていたが、近くの樹上に警戒/威嚇的な鳴き声のアカゲラを発見。私のせいで巣穴に近づけないんだな。ごめんごめん。
しばらく降りると、樹々のすきまから鐘ヶ嶽。
2025年05月27日 10:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 10:43
しばらく降りると、樹々のすきまから鐘ヶ嶽。
「惣久経路」自体がバリエーションルートみたいなものだが、3本目の尾根に近い、さらにオレンジ色ドットが少ないさらなるバリエーションルートをゆく。斜面に斜めに置いた間伐材で九十九折りの道にしてあった。
2025年05月27日 10:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 10:48
「惣久経路」自体がバリエーションルートみたいなものだが、3本目の尾根に近い、さらにオレンジ色ドットが少ないさらなるバリエーションルートをゆく。斜面に斜めに置いた間伐材で九十九折りの道にしてあった。
谷太郎林道まで降りてきて、2本目の尾根「惣久経路」無事ゴール。
2025年05月27日 10:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 10:53
谷太郎林道まで降りてきて、2本目の尾根「惣久経路」無事ゴール。
谷太郎林道を少し遡り、ウツギ(空木・卯木)の絨毯の河原で菓子パン小休止。
2025年05月27日 10:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 10:58
谷太郎林道を少し遡り、ウツギ(空木・卯木)の絨毯の河原で菓子パン小休止。
ウツギ(空木・卯木)。
2025年05月27日 10:59撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 10:59
ウツギ(空木・卯木)。
菓子パン小休止を終えて、3本目の尾根「宝尾根」を登る。ここは昨年紅葉シーズンに降ってとても気に入った尾根。
2025年05月27日 11:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 11:19
菓子パン小休止を終えて、3本目の尾根「宝尾根」を登る。ここは昨年紅葉シーズンに降ってとても気に入った尾根。
花の数が少ないなぁとディスってる拙宅の庭のヤマボウシ、これに比べりゃ数十倍はたくさん咲いている。
2025年05月27日 11:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 11:27
花の数が少ないなぁとディスってる拙宅の庭のヤマボウシ、これに比べりゃ数十倍はたくさん咲いている。
超肉厚なサルノコシカケ
2025年05月27日 11:51撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 11:51
超肉厚なサルノコシカケ
私が勝手に「下の宝平」と命名している、お気に入りスポット。
2025年05月27日 11:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 11:53
私が勝手に「下の宝平」と命名している、お気に入りスポット。
ここにも例の私製標識。
2025年05月27日 11:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 11:53
ここにも例の私製標識。
尾根筋を両側から挟む格好のモミの巨木。「夫婦モミの門」と勝手に命名しよう。
2025年05月27日 11:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 11:58
尾根筋を両側から挟む格好のモミの巨木。「夫婦モミの門」と勝手に命名しよう。
そこから約30分、私が勝手に「上の宝平」と命名している、お気に入りパラダイス。
2025年05月27日 12:28撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 12:28
そこから約30分、私が勝手に「上の宝平」と命名している、お気に入りパラダイス。
上の宝平の少し先、P777のピーク。昨年秋は「丹沢のトリプルセブンへようこそ!」という例の私製標識があったが、それがない。風雪で吹き飛んだか誰かが撤去?
2025年05月27日 12:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 12:35
上の宝平の少し先、P777のピーク。昨年秋は「丹沢のトリプルセブンへようこそ!」という例の私製標識があったが、それがない。風雪で吹き飛んだか誰かが撤去?
P777を越えると、尾根の表情は一変する。
2025年05月27日 12:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 12:43
P777を越えると、尾根の表情は一変する。
ザレ場で足を滑らせたら谷底まで一直線。慎重に。
2025年05月27日 12:55撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 12:55
ザレ場で足を滑らせたら谷底まで一直線。慎重に。
まだまだ蕾もあり。
2025年05月27日 13:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:03
まだまだ蕾もあり。
急傾斜になってビビるが、確実な三点支持でクリアできる。ロープ(古いけど)場もあり。
2025年05月27日 13:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 13:03
急傾斜になってビビるが、確実な三点支持でクリアできる。ロープ(古いけど)場もあり。
痩せ尾根にも注意。
2025年05月27日 13:06撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:06
痩せ尾根にも注意。
このあたり、一番怖いところ。
2025年05月27日 13:11撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:11
このあたり、一番怖いところ。
ここまで来れば、怖いエリアをクリア。
2025年05月27日 13:14撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:14
ここまで来れば、怖いエリアをクリア。
満開のツツジに祝福されて…
2025年05月27日 13:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:19
満開のツツジに祝福されて…
…無事に主稜のメインルートに到達。3本目の尾根「宝尾根」、ヒヤヒヤしながらも無事ゴール。
2025年05月27日 13:20撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 13:20
…無事に主稜のメインルートに到達。3本目の尾根「宝尾根」、ヒヤヒヤしながらも無事ゴール。
そこから4本目の尾根「境界尾根」入口はすぐ。
2025年05月27日 13:22撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
5/27 13:22
そこから4本目の尾根「境界尾根」入口はすぐ。
「いい尾根だな〜」と鼻歌まじりなのは最初だけ。
2025年05月27日 13:23撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:23
「いい尾根だな〜」と鼻歌まじりなのは最初だけ。
尾根が細くなった先の大きな樹の向こう側は、怖い予感。
2025年05月27日 13:26撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:26
尾根が細くなった先の大きな樹の向こう側は、怖い予感。
怖い予感的中。大きな樹からかなり下まで切れ落ちてるので三点支持でゆっくり慎重に行くのみ。
2025年05月27日 13:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
5/27 13:27
怖い予感的中。大きな樹からかなり下まで切れ落ちてるので三点支持でゆっくり慎重に行くのみ。
眺めはいいんだけどね。
2025年05月27日 13:32撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:32
眺めはいいんだけどね。
写真じゃイマイチ急傾斜感が伝わらないが、この小さな石が平気でバラバラ落ちて吹っ飛ぶので、複数人で行く場合にはヘルメット必須。
2025年05月27日 13:34撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:34
写真じゃイマイチ急傾斜感が伝わらないが、この小さな石が平気でバラバラ落ちて吹っ飛ぶので、複数人で行く場合にはヘルメット必須。
歯槽膿漏みたいにグラグラする石ばかりだが、しっかりしたグリップになる生きてる木の根は結構多くて頼りになる。
2025年05月27日 13:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:43
歯槽膿漏みたいにグラグラする石ばかりだが、しっかりしたグリップになる生きてる木の根は結構多くて頼りになる。
足元から崩れた石は、右側の谷底のはるか下、左側の谷底のはるか下まで吹っ飛んでゆく。
2025年05月27日 13:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:43
足元から崩れた石は、右側の谷底のはるか下、左側の谷底のはるか下まで吹っ飛んでゆく。
足元の左右、切れ落ちた痩せ尾根の先の谷底の様子が、写真だとバグって見える。
2025年05月27日 13:46撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:46
足元の左右、切れ落ちた痩せ尾根の先の谷底の様子が、写真だとバグって見える。
同じ場所から前を見ると、登り返すのか〜
2025年05月27日 13:46撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:46
同じ場所から前を見ると、登り返すのか〜
「神奈川縣」「第三三号」と刻まれた標石。これが厚木市と愛川町の境界を示して「境界尾根」の由来かな?
2025年05月27日 13:50撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:50
「神奈川縣」「第三三号」と刻まれた標石。これが厚木市と愛川町の境界を示して「境界尾根」の由来かな?
来た方を振り返る。苔むした第三二号の標石。
2025年05月27日 13:56撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 13:56
来た方を振り返る。苔むした第三二号の標石。
同じ場所から大山山頂方向。
2025年05月27日 13:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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同じ場所から大山山頂方向。
同じ場所から、先ほど登った宝尾根(ザレ場もよくわかる)の彼方に相州アルプスの連峰。
2025年05月27日 13:59撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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同じ場所から、先ほど登った宝尾根(ザレ場もよくわかる)の彼方に相州アルプスの連峰。
標高800mくらいまで降りてくれば、三点支持を要する急傾斜はもうない。てのは宝尾根と同じか。
2025年05月27日 14:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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標高800mくらいまで降りてくれば、三点支持を要する急傾斜はもうない。てのは宝尾根と同じか。
境界尾根は上からここまでピンクテープが一切ない。このピンクテープに釣られて枝尾根にコースアウトしてしまった。
2025年05月27日 14:13撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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境界尾根は上からここまでピンクテープが一切ない。このピンクテープに釣られて枝尾根にコースアウトしてしまった。
コースに復帰して第三十号の標石。第三一号を見落とした。
2025年05月27日 14:16撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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コースに復帰して第三十号の標石。第三一号を見落とした。
第二九号の標石。
2025年05月27日 14:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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第二九号の標石。
第二八号の標石。戯れに持ち上げてみたら持ち上がりはしたが、これを担いで登れ、と言われると困る。
2025年05月27日 14:23撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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第二八号の標石。戯れに持ち上げてみたら持ち上がりはしたが、これを担いで登れ、と言われると困る。
二七を見落として、第二六号の標石。連番がついてると丁石辿りの楽しさがあるな。
2025年05月27日 14:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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二七を見落として、第二六号の標石。連番がついてると丁石辿りの楽しさがあるな。
なぜか番号がすっ飛んで第一九四号の標石。
2025年05月27日 14:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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なぜか番号がすっ飛んで第一九四号の標石。
スギの人工林になると、こちらもクマハギの歯形が多数。
2025年05月27日 14:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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スギの人工林になると、こちらもクマハギの歯形が多数。
突然、数メートル先からヤマドリ親子がバタバタ飛び立った。5〜6羽の雛はわずかな距離を四方八方散り散りに飛んだ後、落ち葉の中に潜り込んで息をひそめている。親は怒ってまず私に向かってきた後、周囲をグルグル走り回る。ごめんごめん。
2025年05月27日 14:57撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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突然、数メートル先からヤマドリ親子がバタバタ飛び立った。5〜6羽の雛はわずかな距離を四方八方散り散りに飛んだ後、落ち葉の中に潜り込んで息をひそめている。親は怒ってまず私に向かってきた後、周囲をグルグル走り回る。ごめんごめん。
こっちのクマハギは爪か。
2025年05月27日 15:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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こっちのクマハギは爪か。
こんな爪で引っかかれたら😱
2025年05月27日 15:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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こんな爪で引っかかれたら😱
顔みたいな砂防ダムまで降りてきて、4本目の尾根「境界尾根」も無事にゴール。
2025年05月27日 15:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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顔みたいな砂防ダムまで降りてきて、4本目の尾根「境界尾根」も無事にゴール。
谷太郎林道終点。
2025年05月27日 15:22撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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谷太郎林道終点。
林道の道端のウツギ。
2025年05月27日 15:42撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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5/27 15:42
林道の道端のウツギ。
これまでバス時刻の関係で何度もスルーしてしまっていた煤ヶ谷バス停近くの金剛山正住寺にようやく。山門は400年前の建立だとか。油井正雪の乱の残党の供養塔あり。「寺の奥には高さ20.3m、幅8.8mもある村一番の大石の大名といわれている石がある」ですと!?また次回持ち越し宿題が…
2025年05月27日 16:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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5/27 16:04
これまでバス時刻の関係で何度もスルーしてしまっていた煤ヶ谷バス停近くの金剛山正住寺にようやく。山門は400年前の建立だとか。油井正雪の乱の残党の供養塔あり。「寺の奥には高さ20.3m、幅8.8mもある村一番の大石の大名といわれている石がある」ですと!?また次回持ち越し宿題が…

感想

緑色が何種類もある新緑の季節は終わり、ほとんど夏の緑の季節になっていた。
平日のマイナーなルートということもあり、出会った登山者は下山後の谷太郎林道ですれ違った1名(その時間から川を遡ってどこへ?あるいは自家用車に戻るところだったか)のみ。
スギ林では、クマの樹皮剥ぎ(クマハギ)被害
https://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd/kankyou/mori100601.html
非常に多く見かけた。通行時はクマとの遭遇に要注意。
最初の2本の尾根は標高が低いおかげで怖い思いをする箇所はなかったが、あとの2本は標高800mより上に痩せ尾根だったり三点支持を要する急傾斜だったり、怖い思いをする時間が多かった。とはいえ、ゆっくり時間をかけて慎重に4本足の置き場を選んで一歩ずつ着実に進めば「ゆるハイカー」レベルでもクリア可能ではあった。とはいえ、足元の石が崩れる落石も多数発生し、もしこれがヘルメットなしのグループ行動だったら、複数の死傷者を出していたかも。
【現場初投入の装備とウェアの試行】
・肩ストラップのカメラクリップとカバー
三点支持の場面ではザックに片づけたが、装着感や尻餅時の衝撃対応はうまくいった。そしてこれまで残念な思いをしてきた花や動物のシャッターチャンスに対応できたのが最高。
・ヒル対策
撮影や急斜面など、立ち止まる機会は結構あったが、尾根辿りだったおかげかヒルをまったく見かけず、今回の対策の効果確認はお預け。

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