雨の石鎚山と瀬戸大橋のみかん色のサンセット


- GPS
- 07:38
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 7:38
天候 | 小雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている。登りはじめは木道や木の階段などが設置されている。山頂近くの岩の急斜面に大きくて長い鎖がかけてあるところが4カ所あるが、すべて迂回路もある。迂回路も上部は鉄の階段などで、足下に注意が必要。 |
写真
感想
石好きの友人が、岩に興味を持ったみたいで、石鎚山に登ろうということになった。
石鎚山は鎖場が恐ろしそうで行ける気がしていなかったけど、いい機会だから行ってみることにした。決定したのは1週間ほど前、友人が計画を立ててくれて、車も出してくれて出発。
天気予報では、雨は上がるはずだったけど、ほとんど1日弱い雨が降っていて、山頂は気温が10度ほどで風もあって寒い日だった。7時40分の始発のロープウェイで標高1300mまで上がると、そこから先はずっとガスの中だった。木道や木の階段が整備されている道を歩くこと2時間40分、ついに石鎚名物、試しの鎖がでてきた。雨で濡れているけど、とりあえず試しなので、鎖に取り付いてみる。上がりの鎖48m、下りの鎖19mからなり、山中にある小さめの岩山を上り下りするもので、これを登っても標高は稼げないことはまだ知らない。斜度は急で長いけど、大きな鎖がほぼ手すりのようにがっちり縦に取り付けてあり、岩にも足場になる段や出っ張りなども適度にあり、鎖にすがって落ち着いて行けばそれほど危険ではない感じ。でも、雨の中初めての山であまり消耗したくなかったので、試しの鎖だけにして他の鎖は回避し、迂回ルートを歩いた。その先の、一の鎖、二の鎖、三の鎖は、登れば高度が稼げるようなので、試しの鎖よりは、一の鎖(33m)を上ってみた方がよかったかもしれないと思う。
楽しみにしていたお花はギンラン、ショウジョウバカマ、ニガイチゴ、イチヨウラン、ワチガイソウ、ギンリョウソウ、ミツバツツジ、アケボノツツジ、イシヅチザクラ、ツクバネウツギ、ツクバネソウ、コヨウラクツツジ、ヤマヤナギ、ユキザサ、マイヅルソウ(つぼみ)、シコクハタザオ、コマガタケスグリ、スミレなど。みんな雨でみずみずしい姿が見られた。
特に、ミツバツツジは、地元でみるコバノミツバツツジより大きな葉っぱと鮮やかなピンクでとても華やかだった。
頂上はガスで展望はなく、天狗岳の姿も全く見えない。石鎚神社頂上社にお参りし、石鎚神社頂上山荘で、徳島県の剣山と色違いの手拭いを手に入れる。その後、山荘前のベンチで、岩を眺めながらランチタイム。気温が低いので、久しぶりに暖かいどん兵衛が身に染みる。下りは来た道を戻り、16時のロープウェイに乗って下りる。はじめはガスの中で真っ白で展望がなかったのが、雲を抜けて眼下の景色が現れると乗り合わせたみんなで、感嘆の声が上がる。下界は晴れていたのね。
帰りは西条の街で気取らない人情味あふれる製麺屋さんでおいしいうどんを堪能して帰路につく。瀬戸大橋から水島灘が見渡せ、みかん色の夕焼けと島影のコントラストがうつくしく、最後に絶景が見られた。
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