記録ID: 8136468
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田
岩木山BC/百沢スキー場より
2025年05月01日(木) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 10:52
2:46
84分
百沢スキー場・駐車場
4:10
4:15
194分
百沢スキー場・最上部
7:29
7:39
64分
鳥ノ海噴火口
10:31
11:12
84分
鳥ノ海噴火口
12:36
12:42
56分
百沢スキー場・最上部
13:38
百沢スキー場・駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(ゲレンデ最寄りの駐車場は規制中。一つ下側は利用可能です。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
百沢スキー場上側のゲレンデ(上級コース)は雪が概ね繋がっていました。 山行中に出会った地元の方によると、山の積雪はやはり今年は多いようです。 |
その他周辺情報 | やすらぎ温泉にて汗を流しました。 内湯はやや熱めながら、露天は38℃、32℃と2つのぬるめのお湯。 熱がりの自分には至福でした。その日の天候によって露天の湯温は多少変化するようです。 |
写真
2:46 百沢スキー場駐車場(310m)出発
夏道の百沢コースではなく、滑降の下見も兼ねてゲレンデをシートラで登ります。
上下2面のゲレンデで分かりやすい構成のスキー場。下のゲレンデは殆ど雪が消えており歩き確定。
振り返ると弘前市街の夜景がよく見えます。
夏道の百沢コースではなく、滑降の下見も兼ねてゲレンデをシートラで登ります。
上下2面のゲレンデで分かりやすい構成のスキー場。下のゲレンデは殆ど雪が消えており歩き確定。
振り返ると弘前市街の夜景がよく見えます。
5:44 大沢下部(1110m)
いつしか尾根から沢床を登るようになると、岩木山と鳥海山を分かつ大沢の真下に到達。
見上げるとボウル状の沢にトレースが付いていますが、スキーで登りやすそうな日当たり良好の右側の尾根へ移ることにしました。
だいぶ雪が硬くなってきたので、ここでクトーを装着しておきます。
なお大沢は落石や雪崩のリスクがあるため歩かないようにしていると地元の方に後で聞きました。
理由は違えど尾根を選んだのは正しかったようです。
いつしか尾根から沢床を登るようになると、岩木山と鳥海山を分かつ大沢の真下に到達。
見上げるとボウル状の沢にトレースが付いていますが、スキーで登りやすそうな日当たり良好の右側の尾根へ移ることにしました。
だいぶ雪が硬くなってきたので、ここでクトーを装着しておきます。
なお大沢は落石や雪崩のリスクがあるため歩かないようにしていると地元の方に後で聞きました。
理由は違えど尾根を選んだのは正しかったようです。
尾根上には比較的新しい登りのトレースとシュプールが残っていました。
朝日はしっかり当たっていますが、まだ雪面は硬く締まっていました。
尾根も登るほどに傾斜がきつくなり、ジグザグに登っていくことになります。
朝日はしっかり当たっていますが、まだ雪面は硬く締まっていました。
尾根も登るほどに傾斜がきつくなり、ジグザグに登っていくことになります。
頑張りどころだった尾根を登っていくと、いつしか無木立の素晴らしい大斜面に出ました!
ここでの滑降がハイライトになるでしょう。下りが楽しみです!
ここから岩木山と鳥海山のコルにあたる鳥ノ海噴火口に向け、一直線に登っていきます。
ここでの滑降がハイライトになるでしょう。下りが楽しみです!
ここから岩木山と鳥海山のコルにあたる鳥ノ海噴火口に向け、一直線に登っていきます。
8:43 岩木山山頂(1624m)到着!!
着きました!!
百沢スキー場よりほぼ6時間の登り。待望の山頂は快晴微風で迎えてくれました。
山頂は広くて展望を見るためには歩き回る必要がありますが、岩が積み重なった上に雪が積もっていてなかなか難儀でした。
着きました!!
百沢スキー場よりほぼ6時間の登り。待望の山頂は快晴微風で迎えてくれました。
山頂は広くて展望を見るためには歩き回る必要がありますが、岩が積み重なった上に雪が積もっていてなかなか難儀でした。
9:45 岩木山山頂出発
岩と雪のミックスの急坂を下っていきます。登り以上に集中しました。
眼下には津軽岩木スカイラインと八合目駐車場、そしてリフトが見えています。
この日はちょうど開通日を迎え、多くの方々が登られてきていました。
岩と雪のミックスの急坂を下っていきます。登り以上に集中しました。
眼下には津軽岩木スカイラインと八合目駐車場、そしてリフトが見えています。
この日はちょうど開通日を迎え、多くの方々が登られてきていました。
10:31 スキーをデポしていたコルに戻る
万全を期して夏道の往復を選んだけど、岩がちで想像以上に疲れました。
雪は新雪で柔らかかったので、もしかしたらアイゼンを付けなくてもいけたかもしれません。
スキーを背負って鳥ノ海噴火口の縁を辿り、大斜面の入口へと向かいます。
万全を期して夏道の往復を選んだけど、岩がちで想像以上に疲れました。
雪は新雪で柔らかかったので、もしかしたらアイゼンを付けなくてもいけたかもしれません。
スキーを背負って鳥ノ海噴火口の縁を辿り、大斜面の入口へと向かいます。
装備
個人装備 |
山スキー
ポール
シール
スキーアイゼン
マムート・アバランチビーコン Barryvox
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
レインウェア
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
ネックウォーマー
薄手のビーニー
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
山と高原地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線従事者免許証
無線局免許状
発煙筒
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
昨年から計画していたものの、左足首骨折のため一年お預けとなっていた岩木山。
でも結果として積雪豊富な年に当たっての初登頂と滑降ができたので最高でした!
今回はルートの分かりやすさと、ゲレンデの半ばはまだ滑走可能という情報を得たため、
百沢スキー場起点で臨みました。岩木山、鳥海山の懐に突き進んでいく登りは心躍るものでした。
岩がちな夏道の往復はなかなか大変でしたが、待望の岩木山山頂では快晴微風で至福のひと時。
片道9時間余り運転して訪れた甲斐があったというものです。
滑降は微妙にブレーキの掛かる雪でしたが、ターンできないほどでもなく、
そして中腹辺りからはこの時期本来のザラメ雪で爽快そのもの。
更に貸し切りのゲレンデ滑降とシートラでの下りで充実の行程でした。
そして弘前城からの岩木山の夕景。心に残る一日でした。
翌日は竜飛岬をはじめ津軽での観光、明後日にはこちらも念願の八甲田山へ向かうことになります。
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コメント
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遠征されましたね。
岩木山は津軽の山でしたか。
いつもと違う 弘前城、
弘前城 岩木山のシルエット
岩木山への日没 そちらに 感動してしまいました。笑
ながーーい登りですね。いつもながら、すごいです。
体一つを 持ち上げるのが 大変なのに
板に クトーに その他いろいろ 重さもかさみますよね。
を 担いで 雪山を登るなんて すごいです。
下りは もう 3段重ねケーキほどの ご褒美ですね。
滑降の シーンの御写真をありがとうございます。
いや、、戻り回収されてるのよね。
ほんとに ありがとうございます。
ご多忙のところを観ていただきましてありがとうございます!
東北の山をあちこち登っているうちに、青森県の山が視界に入ってきた感じです。
「日本百名山」の完登にはこだわりませんが、山選びで大いに参考にはしています。
岩木山は津軽富士とも呼ばれる名山であり、そして魅力的な山スキールートも持っています。
今年は特に積雪豊富であり、今行かなくていつ行くのかという思いで計画を立てました。
今回は6時間の登りでしたが、先月の新潟焼山(4/12)に比べると随分楽に感じました。
あの時は11時間掛かってめちゃくちゃしんどかったですが、でも本当に良い経験を得たと思います。
とにかくペース配分と小休止、そして水分と栄養補給が大事です。
山スキー、雪山道具、撮影機材と重量はかさみますが、例えば小銭を持たないなどできる範囲で軽量化には努めていますよ。
登りに時間は掛かっても下りはやはり早くて爽快です!
滑降シーンで上手く撮れれば嬉しいですし、楽しんでいただけましたら有難いです。
カメラの回収は脚力勝負ですが…。
東北の山スキーガイドの本があるのですが、岩木山での山スキーの後に弘前城へ行くことを
薦められています。今日登ったばかりの岩木山を眺めるのは本当に何ともいえない思いでした。
遠征初日で最優先の岩木山を最上の好天で楽しめたことは至上の喜びでした。
このたびも山行記録にお付き合いいただきましてありがとうございました!
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