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Yamareco

記録ID: 8094439
全員に公開
雪山ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

堂津岳、今年も大展望の頂へ!

2025年05月01日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:24
距離
20.6km
登り
1,195m
下り
1,192m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:04
休憩
0:21
合計
5:25
距離 20.6km 登り 1,195m 下り 1,192m
5:44
2
スタート地点
6:02
6:07
24
6:31
6:34
9
6:43
6:44
26
7:10
7:12
69
8:21
8:22
6
8:28
8:32
8
8:40
57
9:37
23
10:00
10:03
4
10:07
10:08
39
10:47
4
10:51
5
11:07
11:08
1
11:09
ゴール地点
車道は走っています。
天候 快晴!
やや風が強く、気温高い一日でした。
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥裾花自然園の大駐車場に駐車しました。
AM5時半過ぎで10台程度でした。
朝はまだ受付が開いておらず、下山後に入園料410円を支払いました。
コース状況/
危険箇所等
※5/1時点の状況です。
・雪質や藪の区間など今後の天雪解け状況で大きく変わってきます。
・気温の上昇で雪は緩んでいましたが、大きな踏み抜きは無く至って快適でした。
・今回は登りと下りのヤブ漕ぎ箇所手前までチェーンスパイク着用、その後の下りはノーアイゼンでした。
・雪が締まっている場合や東山へ行く場合は、前爪+ピッケル装備推奨です。

○奥裾花自然園〜奥西山分岐
・トレース多数。暫くは沢に沿って斜面を巻きながら緩やかに登り、その後は直登。
・稜線直下が雪壁になっており、キックステップでよじ登ります。

○奥西山〜堂津岳
・稜線に出てからは緩やかなアップダウンの雪の回廊が続きます。
・堂津岳山頂への登り返しに入ると途中で藪漕ぎになり、その後ザレ場のヤセ尾根になります。
(足場不安定なためアイゼン着用の場合は一旦外した方が無難です)
・ヤセ尾根通過後も数十メートルは急登で、ネマガリとミヤマハンノキのヤブ漕ぎが続きます。
・この区間は例年早くから夏道が出るため、踏み跡やステップが十分出来ているので、通過にはさほど苦労しません。
・藪区間を抜けると山頂までは再び雪斜面の登りになります。

○奥裾花自然園(ミズバショウ開花状況)
今年は雪が多く、例年より遅れているとのこと。
木道周辺の例年早く咲き出す箇所でようやく咲き始め。まだ大半は雪の下です。
スタッフの方にお聞きしたところ、5/15頃が見頃になるのではないか、とのことでした。
 
その他周辺情報 麓の日帰り入浴施設、鬼無里の湯(日帰り入浴510円)で入浴しました。
上がる頃まで誰も来ず、貸切状態でした。
 
朝、サンサンパーク手前あたりから白馬三山。
快晴の天気に期待が高まります。
朝、サンサンパーク手前あたりから白馬三山。
快晴の天気に期待が高まります。
白沢洞門から五竜〜唐松〜白馬鑓。カメラマンが数組。
もう少し待っていればモルゲンも見れたかもしれませんが今回は見送り。
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白沢洞門から五竜〜唐松〜白馬鑓。カメラマンが数組。
もう少し待っていればモルゲンも見れたかもしれませんが今回は見送り。
5時半頃に奥裾花自然園の大駐車場に着きます。
5時半頃に奥裾花自然園の大駐車場に着きます。
最初は車道歩き(走り)。
ちょうど斜面から日が昇るところでした。
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最初は車道歩き(走り)。
ちょうど斜面から日が昇るところでした。
雪壁越しに見える堂津岳。
天気は快晴です。
雪壁越しに見える堂津岳。
天気は快晴です。
入口には公衆トイレあり。
入口には公衆トイレあり。
この左手から雪上の登山道(遊歩道)に入ります。
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この左手から雪上の登山道(遊歩道)に入ります。
最初は緩やかな斜面の巻き道。
融雪進み凹んだ箇所はスノーブリッジもあるので位置取りは注意です。
今回は有難くトレースを辿らせて頂きました。
最初は緩やかな斜面の巻き道。
融雪進み凹んだ箇所はスノーブリッジもあるので位置取りは注意です。
今回は有難くトレースを辿らせて頂きました。
斜度が上がり、稜線が見えますがまだ遠いです。
朝から強い日差しを背中に受け、非常に暑いです。
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斜度が上がり、稜線が見えますがまだ遠いです。
朝から強い日差しを背中に受け、非常に暑いです。
上部はまばらに生えるダケカンバ林。
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上部はまばらに生えるダケカンバ林。
ようやく稜線直下まで登ってきました。
直下は雪壁になっており、ステップの付いている中央少し右をよじ登りました。
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ようやく稜線直下まで登ってきました。
直下は雪壁になっており、ステップの付いている中央少し右をよじ登りました。
登ってきた斜面を見下ろす。
奥には高妻山〜音妻山。
登ってきた斜面を見下ろす。
奥には高妻山〜音妻山。
稜線の上に乗ると景色が開け、風も吹き抜け気持ち良い。
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稜線の上に乗ると景色が開け、風も吹き抜け気持ち良い。
東側は高妻山と朝日。
昨年は稜線手前で日の出を迎えましたが今年は既に日は高く。
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東側は高妻山と朝日。
昨年は稜線手前で日の出を迎えましたが今年は既に日は高く。
ここからは快適雪稜歩き。
正面遥か遠くに望む堂津岳を目指し出発!
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ここからは快適雪稜歩き。
正面遥か遠くに望む堂津岳を目指し出発!
少し進み振り返れば中西山と奥には東山が見え始めていました。
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少し進み振り返れば中西山と奥には東山が見え始めていました。
一部雪庇がせり出している雪稜。
傾斜は緩やかです。
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一部雪庇がせり出している雪稜。
傾斜は緩やかです。
登り切って奥西山山頂。
特に山頂を示すものはありません。
登り切って奥西山山頂。
特に山頂を示すものはありません。
山頂にはダケカンバの大木があります。
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山頂にはダケカンバの大木があります。
一旦緩やかに下り、堂津岳へと伸びる長い稜線歩きが続きます。
一旦緩やかに下り、堂津岳へと伸びる長い稜線歩きが続きます。
広く見晴らしの良い雪原を通ります。
広く見晴らしの良い雪原を通ります。
堂津岳がだいぶ近づきました。
ここから斜度が上がり登り中心になります。
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堂津岳がだいぶ近づきました。
ここから斜度が上がり登り中心になります。
途中藪漕ぎ区間に入ります。
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途中藪漕ぎ区間に入ります。
少し進むとザレ場のヤセ尾根。
今回唯一の難所と言える箇所。片側は切れ落ちており慎重に通過します。
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少し進むとザレ場のヤセ尾根。
今回唯一の難所と言える箇所。片側は切れ落ちており慎重に通過します。
このあたりはニッコウキスゲが多く咲くようです。
(夏に来ようとは思いませんが・・・)
このあたりはニッコウキスゲが多く咲くようです。
(夏に来ようとは思いませんが・・・)
ザレ場の上もヤブ漕ぎとなり、藪を抜けると絶景が広がります。
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ザレ場の上もヤブ漕ぎとなり、藪を抜けると絶景が広がります。
後立山連峰、白馬三山の鮮やかな白が眩しい!
後立山連峰、白馬三山の鮮やかな白が眩しい!
再びの雪上歩き。
やや急な傾斜の登りが続きます。
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再びの雪上歩き。
やや急な傾斜の登りが続きます。
上部は雪庇箇所も。
まだ雪が落ち切っていない状況です。
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上部は雪庇箇所も。
まだ雪が落ち切っていない状況です。
歩いてきた稜線を一望!
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歩いてきた稜線を一望!
左手には白馬三山〜雪倉岳〜朝日岳と続きます。
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左手には白馬三山〜雪倉岳〜朝日岳と続きます。
その左は鹿島槍、五竜、唐松・不帰の嶮
その左は鹿島槍、五竜、唐松・不帰の嶮
東山の奥には槍ヶ岳や穂高岳、大天井岳、常念岳が連なります。
東山の奥には槍ヶ岳や穂高岳、大天井岳、常念岳が連なります。
ビクトリーロード!
最後の登りです。
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ビクトリーロード!
最後の登りです。
山頂は広くなだらかな雪原!
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山頂は広くなだらかな雪原!
山頂は雪の下で分かりませんが、雪の一番高いところより少し奥に三角点があるようです。
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山頂は雪の下で分かりませんが、雪の一番高いところより少し奥に三角点があるようです。
山頂まで登ると、その奥には頚城三山や金山が眼前に迫ります。
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山頂まで登ると、その奥には頚城三山や金山が眼前に迫ります。
アップで焼山〜火打山
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アップで焼山〜火打山
同、妙高山。
左手には雨飾山と大渚山。
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左手には雨飾山と大渚山。
右手には高妻山。
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右手には高妻山。
さらに右には戸隠連峰西岳。
今年行けたら、と思っています。
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さらに右には戸隠連峰西岳。
今年行けたら、と思っています。
そして振り返る雪原と北アルプス!
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そして振り返る雪原と北アルプス!
まだ雪たっぷりの雪倉〜朝日。
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まだ雪たっぷりの雪倉〜朝日。
せっかくなので、昨年はスルーした堂津岳北峰へ行ってみます。
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せっかくなので、昨年はスルーした堂津岳北峰へ行ってみます。
頚城三山がさらに近づきます。
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頚城三山がさらに近づきます。
アップで火打山。
いつか焼山への縦走もしてみたいですね。
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アップで火打山。
いつか焼山への縦走もしてみたいですね。
堂津岳北峰から見る堂津岳山頂と左奥に東山。
右奥には後立山連峰を望む。
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堂津岳北峰から見る堂津岳山頂と左奥に東山。
右奥には後立山連峰を望む。
再び堂津岳へ戻り、名残惜しいですが下山へ。
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再び堂津岳へ戻り、名残惜しいですが下山へ。
再びヤブ区間からヤセ尾根区間へ。
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再びヤブ区間からヤセ尾根区間へ。
無事に通過して振り返る。
雪も着かない急斜面です。
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無事に通過して振り返る。
雪も着かない急斜面です。
復路は正面に東山を据えて快適雪稜歩き。
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復路は正面に東山を据えて快適雪稜歩き。
堂津岳がどんどん離れてく。
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堂津岳がどんどん離れてく。
広い雪原の緩やかな登り返し。
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広い雪原の緩やかな登り返し。
堂津岳を振り返る。
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堂津岳を振り返る。
広い雪稜歩きが続きます。
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広い雪稜歩きが続きます。
再び奥西山へ。
中西山へ登り返す手前の下降点が近づいてきます。
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中西山へ登り返す手前の下降点が近づいてきます。
最後に、雪稜と遥か遠くになった堂津岳を望み稜線を離れます。
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最後に、雪稜と遥か遠くになった堂津岳を望み稜線を離れます。
斜面の急下りへ。
雪は緩んでおり、適度に滑りつつブレーキ掛けつつ下ります。
斜面の急下りへ。
雪は緩んでおり、適度に滑りつつブレーキ掛けつつ下ります。
見上げる稜線。
下りはあっという間。
湿原への分岐まで降りてきました。
下りはあっという間。
湿原への分岐まで降りてきました。
遠目に咲き始めたミズバショウ。
遠目に咲き始めたミズバショウ。
近くではまだあまり見られず、これが精一杯。
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近くではまだあまり見られず、これが精一杯。
早く雪解けする木道あたりもまだ数は少ないようでした。
早く雪解けする木道あたりもまだ数は少ないようでした。
1株だけ近くで咲いてました。
81万株あるとされるミズバショウは、これからの雪解けとともにどんどん増えてきます。
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1株だけ近くで咲いてました。
81万株あるとされるミズバショウは、これからの雪解けとともにどんどん増えてきます。
今池湿原を一周し、木道の対岸から稜線と。
湿原もまだ大半は雪の下です。
今池湿原を一周し、木道の対岸から稜線と。
湿原もまだ大半は雪の下です。
奥裾花自然園入口に戻ってきました。
ここから駐車場までは再び車道歩き(走り)。
奥裾花自然園入口に戻ってきました。
ここから駐車場までは再び車道歩き(走り)。
車道沿いには青空に満開のヤマザクラ。
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車道沿いには青空に満開のヤマザクラ。
桜咲く駐車場へ戻ってきました。
入口で入園料410円を支払います。
桜咲く駐車場へ戻ってきました。
入口で入園料410円を支払います。
駐車場周辺はキクザキイチゲ。
風が吹いていてこれが限界でした。
駐車場周辺はキクザキイチゲ。
風が吹いていてこれが限界でした。
【オマケ】
堂津岳下山後、午後はお隣の一夜山を歩く予定でいましたが、林道が通行止め。
車のみならず徒歩も通行不可とのことで残念ながら今回は断念。
潔く諦め、鬼無里の湯で入浴し帰宅することにしました。
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【オマケ】
堂津岳下山後、午後はお隣の一夜山を歩く予定でいましたが、林道が通行止め。
車のみならず徒歩も通行不可とのことで残念ながら今回は断念。
潔く諦め、鬼無里の湯で入浴し帰宅することにしました。
帰りがけに再び白沢洞門から。
帰りがけに再び白沢洞門から。
アップで五竜岳。
五竜菱がはっきりと見て取れました。
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アップで五竜岳。
五竜菱がはっきりと見て取れました。
結局、お昼は大町まで戻ってからに。
久しぶりに昭和軒でかつ丼大盛を食しました。
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結局、お昼は大町まで戻ってからに。
久しぶりに昭和軒でかつ丼大盛を食しました。

感想

5/1木曜日は有給使って堂津岳へ。
昨年初めて東山含め両山を歩き、長く続く雪稜と山頂からの絶景に感動し、今年も再訪することにしました。
今回も期待を裏切らず、天候に恵まれ最高の景色でした。
また、今年は雪が多かったこともあり、まだ藪は一部でザレ場のヤセ尾根前後のみ。
雪質も踏み抜きは少なく、歩きやすいコンディション。
終始雪の上で、非常に快適に歩けました。
行き会った人と最高ですね!と声を掛け合い、途中途中の景色や山頂からの展望を楽しみました
下山後に奥裾花自然園のミズバショウを見に行きましたが、まだ咲き始めたばかり。
近くで咲いているものは少なく、サクッと今池湿原を一周して駐車場へ戻りました。
この日は、ダブルヘッダーで午後にお隣の一夜山も歩く予定でいましたが、アプローチの林道が麓から災害通行止め。
今回は諦め、思いのほか早い時間帯に帰宅となりました。
さて、連休後半は仕事時々悪天のち登山な感じになりそうですが、どこ行こう。。
 

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