景鶴山


- GPS
- 08:44
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 816m
- 下り
- 816m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:38
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
今日は北ア方面のつもりだったが風が強いらしい。予定変更して景鶴山へ。
鳩待峠の駐車場が使えなくなったので、連休初日で大混雑の戸倉駐車場からバスに乗る。
出発できたときには7時を過ぎていた。
最初はまだ固い雪を滑る。降りすぎないように気をつけながらトラバース。
テンマ沢出合付近で沢床に降りるが、ここでのろのろと歩いてくる登山者とすれ違った。
転倒して怪我をしたらしく「山小屋で救助要請してほしい」と頼まれる。
電波が入らない場所だったので了承して先に進む。
15分ほどで山の鼻小屋に着くとちょうど従業員が建物の外を歩いていたので事情を話して必要な情報を伝える。電話してみるとのことだった。
とりあえず安心して先に進む。テントは数張あった。
橋をいくつか渡って延々と続く湿原を進む。しかししばらくして踵が痛くなりはじめた。仕方がないのでプロテクトJ1を塗り直す。
踏板のない橋を2つ渡ってようやく取り付きだ。しかし手前の小沢が雪切れしている。何とかスノーブリッジを見つけて渡渉。前方を見ると目的のケイズル沢はデブリまくっている。右手の尾根に続く広い斜面は雪が安定していそうに見えたので、そっちに取りついた。
急登をこなして何とか尾根に上がるが、その途中でモンベルのリーシュが片方がワイヤーの結び目が外れて行方不明になってしまった。どこで落としたのかわからない。仕方がないので先に進む。
沢の方でどーんという大きな音がする。きっと新しい雪崩だろう。沢を選択しなくて正解だったと思いつつ登っていくと、上からツボ足の2人組が降りてきた。1人は何とmurphyさんだった。今日はスキーではないとのこと。
この先はmuphyさんのトレースを頼りに進む。やがて木が少なくなり周囲が開けて山頂が見えてくる。板でもギリ登れそうだったが足の事も考えてシートラにした。
準備中に後続が2、3人登ってきた。ナイフリッジを登っていくと雪が切れたので板をデポして最後の登りにかかる。
直登ルートは雪が壁になっていて難しいようで、トレースは切れ落ちかかった右手を巻いていた。慎重に登って登頂。風もなく尾瀬一帯を見渡せる。
写真を撮って満足したら下山にかかる。
板のデポ地点まで戻るのにも気を使った。
板を回収して一安心と言いたいところだが、ナイフリッジはもっと下まで続いている。右手は崖で左手は薮の急斜面。登山者にも気をつけながらナイフリッジを滑る。
シートラを始めたテラスまで降りてようやく一息つけた。
後は困難はなく大デブリを避けながら一気に降りる。楽しい時間は一瞬だ。スノーブリッジまで戻ってヨッピ吊橋ともう一つ踏板のない橋をビクビクしながら渡り、後はひたすら雪原を歩く。また足が痛くなってきて応急処置。おかげでペースも思うように上がらない。
それでも鳩待峠に近づくと至仏山から降りてきた滑走者が増えてくる。どんどん抜きまくって4時前に峠に帰還。待ち構えていた乗合タクシーに乗り込んでほっとした。
あのナイフリッジは、足で下るのもなかなかこわかったですが、不安定なスキーで滑走するのはさらにスキルと気合いがいりますね!さすがです!
コメントありがとうございます。
トップは滑ったというより降りただけですが…雪質よかったので何とかなりました。
またどこかでお会いしましょう。
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