江若国境・十村駅から近江坂古道経由で大日岳往復


- GPS
- 05:10
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 939m
- 下り
- 939m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
<ゆき> 小杉541━628金沢702━824福井830━922敦賀950━1031十村 <かえり> 十村1555━1633敦賀1641━1712武生1743━1802福井1808━1933金沢1937━2023小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
古道区間は道形がハッキリしてるので迷いづらいが、国境稜線に出てから不明瞭な箇所あり。 |
その他周辺情報 | 武生駅で下車し、『アルプラザ武生』で買い物。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
シェラフ
携帯トイレ
|
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感想
4月19日は『北陸おでかけtabiwaパス』+αで信州の山に行くつもりだった。しかし、前日の夜に最大震度5弱の地震が発生し、JRのダイヤも乱れた。余震のリスクもあり、信州方面に行くのは残念ながら見送り、急遽、小浜線沿線の大日岳に行くことになった。
2週間前に多田ヶ岳に登った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7979849.html)と同じ乗り継ぎパターンで、敦賀9:50発の小浜ゆきに乗り、十村駅で下車。十村駅は無人駅でありながら、地域振興のため駅舎にふるさと茶屋『ほっとむら』が入居してる。計画どおりに下山したなら茶の一杯くらい飲む余裕があるハズだ。
十村駅を10:32に出発し、駅前の福井県道145号十村停車場線を進み、国道27号を横断。能登野地区を縦断し、八幡川沿いの林道に入る。防獣ゲートをくぐった先は、ジョギングシューズのままなのを後悔したくなるほど雑草がうるさい路面だったけど、砂防ダムの前後だけは簡易舗装の立派な路面。しかし、砂防ダムから離れると元の未舗装路に戻った(苦笑)。
急遽予定を変更して歩きに来たため、事前リサーチ不足があり、途中道を間違ったり、(『ヤマレコMAP』が「登山口」って案内したから)半端なところで休憩して靴をトレッキングシューズに履き替えたりした。『らくルート』の手動入力で、十村駅から「登山口」まで45分と見積もったけど、1時間かかってる…。『ほっとむら』でのお茶が遠のいた…(汗)。『ヤマレコMAP』が「登山口」と案内したのは、クルマで来ることがあったとしたら限界な場所だからある意味正解だろうけど、林道入口に車止めがある以上一般車はここまで入れないハズ。この先、倒木や落石、路面欠落で一気に車輌通行不能となり、車道の終わりとなる場所に赤テープがあって対岸に渉れ!と誘ってくる。近辺には「近江坂古道 能登郷登山道」の標識があるので、渡渉地点こそ登山口に相応しい。
古道に入ると標識が何度か現れる。赤テープにしたがってひと段上がった辺りで、古道の道形欠落による迂回路を通る。トラロープが設置されており、この日歩いた全コース中、最大の難所。ここを慎重に通過すると、あとはU字に掘られた古道を緩く延々と上っていく。たまに倒木があったり、枯葉が積もって路面がフワフワで歩きづらいところもあるけど、道形じたいは明瞭。この日は季節外れの高温で、今年初めて半袖Tシャツ姿の山行となったけど、薄着しても汗を絞り出しながらの登山。また、日焼け止めを塗ったのも、今年初めてだ。
江若国境稜線の西側をトラヴァースするような歩道をクロスした後さらにひと登りで、12:39に国境稜線に到着。ここで炭酸飲料を一気飲みし、巻き寿司を喰らう。稜線に出てからは北上。踏み跡が薄いので慎重に見極めながら歩いてると、この日初めて登山者とすれ違う。一旦林道に出て、少しだけ林道を道なりに歩いて山道に入る。林道から・726 mピーク(電波塔跡)の間も道が不明瞭で、赤テープを探しながらの登り。
大日岳に行くには、・726 mピーク(電波塔跡)で右折し、東に向きを変えるけど、工事作業用モノレールが並行するようになる。一旦大きく下った鞍部からは、雲谷山や三方五湖がキレイにみえた。モノレールに沿って登り返すと、目の前に立ちはだかる赤白シマシマの鉄塔。そここそが、大日岳の頂上だった。持参した地形図にも『ヤマレコMAP』にも記載の無い赤白鉄塔は最近建ったばかりのようで、工事の際に片付けられたのか三角点は無く、三角点があるべき箇所に赤塗りの山名標識板が横たわってた…。鉄塔が建ってるので周囲には木々は無く、能郷白山から野坂岳、三十三間山や若狭の最高峰の大御影山もみえた。
頂上到着は13:28。予定では13:18着だったのでほぼ予定通りだけど、帰りに十村駅15:55発敦賀ゆきに乗るにはあまり余裕が無い。ナポリタン弁当喰って、炭酸飲料を飲んでボトルをカラにしてから、下山開始。基本、往路を戻るだけだけど、・726 mピークから林道への下山中コースサインを見失った後にテキトーに下ってったら西に振り過ぎて慌てて復帰したのと、分岐点から古道を下山中に横着してつづら折りをショートカットしようとして道を見失いかけた(苦笑)。14:45に渡渉ポイントに到着。上りで駅からここまで約1時間だったから、帰りの電車にはどうやら間に合いそう。沢を渉り終えてから靴をトレッキングシューズからジョギングシューズに戻したんだけど、「登山口」までは落石だらけ、倒木だらけ、そして、路面欠損…。履き替えるのが早過ぎた!
防獣ゲートを通過するタイミングで、地域のかたが通りかかったので、ゲートの開け閉めをやってもらえた。国道27号の十村駅入口交叉点の青信号に間に合うように走ったことを除けば特に早足になることも無くフツウのペースで歩いて、15:42に十村駅に到着。電車の発車まで13分しかないので、『ほっとむら』でのお茶は諦めた(苦笑)。
近江坂古道じたいは歩くのには問題ないけど、分岐点から・726 mピーク(電波塔跡)までの間は山慣れてないと苦しいか?
季節外れの高温で苦しめられたけど、下山の時間帯は風が爽やかでした。2週間前の多田ヶ岳もそうだったけど、『らくルート』の手動入力区間の時間設定が厳し過ぎ(短過ぎ)のせいで、イロイロ余裕が無かった…(苦笑)。
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