記録ID: 78944
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
雲取山
2010年09月21日(火) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,832m
- 下り
- 1,827m
コースタイム
9:25鴨沢バス停-10:55堂所-11:45七ツ石小屋(昼食)12:15-12:45ヘリポート13:50雲取山荘(予定外)-14:15雲取山頂14:25-14:58ヘリポート-(下山路は七ツ石を迂回)-16:00堂所-17:20鴨沢バス停
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前夜見た古いガイドブックのコースタイムでは登り計4時間、下り3時間だったので「16:38の奥多摩行きバスに乗れる」と判断しましたが、当日朝になって新しい「山と高原」地図を見たら登り5時間になっていたので焦りました。昔のガイドブックは上級者を基準に書いてあるものが多かったのを忘れていました。 というわけで、序盤はかなりのハイペースでとばした(堂所までは地図のタイムの3分の2ぐらいで到達)のですが、だんだん疲れが出てペースが落ち、更には「石尾根」の終盤(つまり山頂目前)で分岐点を間違え、山頂を迂回して雲取山荘へ向かうコースに入り込んでしまいました。 どんどん下りになるので「おかしいな」と思い、地図を見て間違いに気付いた時には既に山荘までの中間点付近。戻る気もしないのでそのまま山荘に至り、そこから山頂に向かいましたが、これが結構な急登で、山頂に着いたころはヘロヘロになっていました。 「もうあきらめて18:36のバスにしようか」と半ば思いつつ「下りでピッチを上げれば間に合うかも」と駆け下りるように下山しましたが、やはり間に合いませんでした。結局、バス停前の駐車場の縁石に座り込んで1時間以上バスを待つはめに。バスが来るころには完全に日が暮れて真っ暗になり、ちょっと惨めな気分でした。 ドスドスと小走りで下山したのがたたり、ちょっと膝を痛めてしまったようです。今日は階段を下りるのがつらい……。 <登山道の状況など> 登山道は全体によく踏まれていて歩きやすかったと思います。途中、やや崩落気味の斜面をトラバースする個所(危険を感じるほどではなかった)があったのと、山頂直下がガレ気味だったくらい。鎖場やハシゴはなく、上記の石尾根もダラっとした緩い尾根で、まるでハイキングコースのようでした。ただ、ひたすら距離が長い……。 雲取山荘は外観しか見ていませんが、新しい建物で規模も大きく立派でした。他に営業小屋としては七ツ石小屋、奥多摩小屋(いずれも素泊まりのみ)があり、山頂付近には避難(無人)小屋もあります。途中、水場は3カ所あり、うち一つは雲取山荘前。 鴨沢バス停前は公衆トイレ以外何もありません。奥多摩駅前も、私が電車に乗った19時ごろには土産物屋や飲食店の大半が閉店した後でした。駅に向かって右の路地にカウンターだけの小さな焼鳥屋がありましたが、地元の人でほぼ満員。「もえぎの湯」は8時半まで受け付けているようでしたが、もはやそこまで歩く気がせず、汗くさい体のままで帰ってきました。 |
写真
撮影機器:
感想
土日に用事がいろいろあって「3連休どこにも行かずに終わるなんて」とボヤいていたら「じゃあ明日行ってくれば?」と妻に言われ「よーし」と思いついた山行。「単独だから、久々にちょっとチャレンジングな登山をやってみよう」と考えた次第ですが、やはり少々乱暴な計画だったと思います。
分岐点のミスは地図を見れば避けられたはず。前半とばし過ぎて疲れていた上、時間を気にして精神的に余裕がなかったことが背景でしょう。文字通り「他山の石」にしていただければ……
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