記録ID: 7891387
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ハイキング
京都・北摂
春雨とスギ落葉にまみれて... 嶽山、黒尾山(京都・京北)
2025年03月11日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:24
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 642m
- 下り
- 644m
コースタイム
天候 | 春雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
※ JR「京都」駅前からJRバス「周山」行きに乗車。終点「周山」にて京北ふるさとバス宇津線へ乗り継ぎます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●嶽山(だけやま) 「下浮井」集落から「貞任峠」、「嶽山城跡(P520)」を経由して上り、「人尾峠」へ下りました。 「貞任峠」までは地理院地図に破線道が載っており、GPS頼りでこれを辿ってみました。最初の取付点が定かで無く、テープも無ければ踏み跡も見当たりません。境界杭?から取付き、堰堤が見える方向へ直上してみましたが、破線道から離れてしまいます。方向修正するために道無き植林斜面を右上へ上がると植林道に遭遇しますが、その上に倒木が立ちはだかり辿ることが出来ません。途方にくれて、さらに右方の小尾根から岩頭方向へ直上すると、岩頭上でようやく細い植林道に合流。左へトラバース気味に上ると、道幅が広くなって峠が見えて来ます。結局、このルートは道らしい区間は少なく、とてもお勧めできません。「貞任峠」へは別に舗装林道も延びているようなので、遠回りになってもそちらを辿る方が得策かもしれません。 「貞任峠」を越えて左右に延びる舗装林道を右へ200m程進むと、左方へ地道の林道が分岐しています。此処から二つの林道の間の土手に取付き、尾根伝いに「嶽山城跡」と「嶽山山頂」へ向かいました。取付点に道標やテープは見当たりませんが、踏み跡は有ります。後は尾根筋に忠実に進むだけで、テープや赤杭が散見されました。スギ落葉の堆積で、足場はやや不安定です。山頂手前には林道が入り組んでますが、辺りはなだらかな疎林なので何処からでも登頂出来そうです。 「嶽山城跡」から「人尾峠」へは、傾斜が急な上に足場も乏しいのでスリップに要注意です。斜面の下部にトゲ付きのヤブが有り、突っ込んだら厄介なことになりそうです。 ●黒尾山(西黒尾山) 「人尾峠」から稜線を北上して「黒尾山」山頂へ上り、さらに北上して「持越峠」へ下りました。 「人尾峠」からの最初の上りはルートが見当たらず、斜面の真ん中を上がってみたら右方へ細い巻き道が有りました。その先は悩むことなく尾根上の踏み跡を辿ります。「P490」は上り着いたら右折する感じで下ります。テープと赤杭は所々に現れる程度。細かなアップダウンを経て「黒尾山」山頂へ到ります。 山頂から「持越峠」への下りに入ると踏み跡はハッキリしますが、低灌木の中を通過するような箇所も有りました。峠の手前は崖に近い斜面でルートが見当たらず、西側の緩そうな斜面を横滑りしながら下りました。降りてからも登路が有るのか調べてみましたが、峠の前後には踏み跡もテープも見当たりませんでした。 「持越峠」からは府道364号線の自動車道を辿って下山しています。 |
写真
この峠には、平安時代の武将「安倍貞任(あべのさだとう)」の頭が葬られたとの伝説が...
この後向かう「人尾峠」にも足などが埋まっており、地名の由来になっているらしい。
恐ろしい山に来てしまった 😆
この後向かう「人尾峠」にも足などが埋まっており、地名の由来になっているらしい。
恐ろしい山に来てしまった 😆
このピークは「嶽山城跡」とのこと。
400年以上前に「明智光秀」によって攻め落とされた歴史が...
予想よりコンパクトで、家が一軒建つほどの広さだった。
建物の形跡は見当たらず、山頂には似つかわしくない異様に平坦な地形が有るだけだった...
400年以上前に「明智光秀」によって攻め落とされた歴史が...
予想よりコンパクトで、家が一軒建つほどの広さだった。
建物の形跡は見当たらず、山頂には似つかわしくない異様に平坦な地形が有るだけだった...
北方のもう一つの「黒尾山」へ向かうとしたら、この辺りが取付点かなと見上げるも、道どころか踏み跡すら見当たらず。
気持ちが「ボキッ」と折れてしまった。
既に予定時刻より大きく遅れており、帰りのバスに間に合わないかも...
本日は此処までにして、車道を下ることにした。
気持ちが「ボキッ」と折れてしまった。
既に予定時刻より大きく遅れており、帰りのバスに間に合わないかも...
本日は此処までにして、車道を下ることにした。
装備
個人装備 |
チェーンスパイク(使用せず)
スパッツ
ポール
グローブ
帽子
サングラス
熊鈴
雨具
ヘッドランプ
食料
飲料
モバイルバッテリー
スマホ
|
---|
感想
朝、家を出たら小雨が降っていた。天気予報を再確認したら、午前中は「雨」になっている。昨日確認した時点では「くもり」だったのに...
この時点で潔く中止すれば良かったのだが、お山では降ってないかもとか、希望的観測をもって出掛けてしまった。その結果、しとしとと降る春雨の中を一日歩く運命が決まった。
しかも本日はかなり難儀そうなコース。その見込みだけは的中した。道は最初から見つからず、濡れた斜面で何度も滑って泥んこに... 挙げ句の果てにマダニに一杯付かれて、踏んだり蹴ったり。「京北地区」の洗礼をまともに受けてしまった。
天気の悪い日は出掛けないのが流儀でしたが、今回は見事に判断を誤ってしまいました。自身の未熟さを嘆きながらレコを綴っています。
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