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Yamareco

記録ID: 7861409
全員に公開
山滑走
蔵王・面白山・船形山

蔵王 猿倉パーク〜中丸山〜熊野岳〜北面滑走(八方沢源頭)

2025年03月01日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 宮城県 山形県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:40
距離
20.7km
登り
1,796m
下り
1,798m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:40
休憩
1:00
合計
9:40
距離 20.7km 登り 1,796m 下り 1,798m
5:59
170
猿倉パーク
8:49
9:07
107
10:54
11:09
139
13:30
13:32
7
13:39
13:49
46
14:35
14:50
49
15:39
猿倉パーク
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉パークの除雪スペースに駐車。
駐車可能台数は3台程度で狭い。
コース状況/
危険箇所等
●猿倉パーク〜中丸山〜熊野岳
県道53号から尾根に取り付く。
尾根末端は密藪の急斜面なので正面から取り付こうとするとかなり苦労させられる。
ここは一旦巻いて北側へ回ると林道のような道が通っているので、その道を辿る事で容易に尾根に上れる。
尾根に上った後も林道は続いているが、標高1000m付近から林道は尾根を外れて別方向に向かうので適当な所で林道を外れて尾根に従って進む。
幅広の尾根で目印は無し。下山時は仙人沢側へ誘導されやすいので注意。

中丸山を過ぎてコルを越えた先で尾根は狭まり、両側が切れ落ちたヤセ尾根になる。
尾根幅はそれなりにあるので注意して進めば滑落する事はないが、強風時は危険。
また、ヤセ尾根上には深い穴が点在しており踏み抜きには注意を要する。

熊野岳周辺はオープンバーンが広がっており、地形的な掴みどころが何もない。
視界の良い日であれば問題ないが、視界不良時は道迷いの恐れあり。
シェカブラが多く、現時点ではあまり良い斜面状態とは言えないが、残雪期に入りシェカブラが無くなったら楽しい斜面になりそう。

山形側の樹氷はまだ見頃。
この週は暖かい日が続いたせいか少し溶け出しておりピークを過ぎた感はあったが、標高の高いエリアの樹氷はまだ立派。
今でも十分、見栄えすると思う。
週間予報によると今週まとまった降雪がありそうなので、週末には全盛期の姿を取り戻すかも?

●熊野岳北面(熊野岳〜八方沢)
熊野岳周辺はシェカブラだらけで、北面の斜面状態は悪い。
しかし、その先に続く八方沢の源頭沢が良い滑走ルートになる。
八方沢の源頭沢は地形図上では9本くらい記載されているが、どれでも良いという訳ではなく当たりハズレがある。
今回滑った沢は当たりで、斜面はフラットで雪質良好。
しかし、その東側に並行する6本の沢は全てハズレ。雪で埋まりすぎて沢型は成しておらず、シェカブラ多くて状態が悪い。
残雪期に入りシェカブラが無くなれば話は別だが、現時点で滑走するなら今回の沢がオススメ。

今回は熊野岳から中丸山方面へ下山なので沢を滑った後は登り返しだが、蔵王ダム下りの場合、この沢は下山滑走に利用できそう。
(コーボルトヒュッテ側の沢もたぶん状態良いと思うので利用できるかと。)
尚、滑りやすい沢型が続くので何処までも滑って行きたくなってしまうが、滑りすぎに注意。
あまり滑りすぎると八方沢本流に入り込んでしまい、脱渓が困難になる。
どこで脱渓するかは状況次第だが、今回ルートの位置辺り(蔵王ダムの登山道横断地点)で沢を出るのが良いと思う。
猿倉パークからスタート。
道路を歩いて林道へ向かう。
道路脇には1.5m程度の雪壁が出来ていた。
2025年03月01日 06:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/1 6:19
猿倉パークからスタート。
道路を歩いて林道へ向かう。
道路脇には1.5m程度の雪壁が出来ていた。
適当なところで雪壁を乗り越え、林道へ進む。
2025年03月01日 06:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/1 6:27
適当なところで雪壁を乗り越え、林道へ進む。
崩落地点。
気温の高い日は落雪に注意。
2025年03月01日 06:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/1 6:35
崩落地点。
気温の高い日は落雪に注意。
H1000m手前で林道は終わり。
尾根型に従って樹林を進む。
樹間の広いブナ林が続き、この辺は歩きやすくて滑走もしやすい。
2025年03月01日 07:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 7:30
H1000m手前で林道は終わり。
尾根型に従って樹林を進む。
樹間の広いブナ林が続き、この辺は歩きやすくて滑走もしやすい。
H1450m付近が植生界。
ここでブナ林は終わり、植生は樹氷に変化。
晴れ予報のはずだが、ガスが濃くなり周囲は真っ白け。
2025年03月01日 08:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 8:37
H1450m付近が植生界。
ここでブナ林は終わり、植生は樹氷に変化。
晴れ予報のはずだが、ガスが濃くなり周囲は真っ白け。
御立派な樹氷様。
2025年03月01日 08:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 8:38
御立派な樹氷様。
中丸山に到着。
真っ白で何も見えねぇ。。。
この先、下りになるが斜面が見えず。
雪酔いしてしまうので板は担いでツボ足で下った。
2025年03月01日 09:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 9:10
中丸山に到着。
真っ白で何も見えねぇ。。。
この先、下りになるが斜面が見えず。
雪酔いしてしまうので板は担いでツボ足で下った。
ヤセ尾根の通過。
白すぎて尾根の切れ目が見えない。
視界が悪いと結構怖い。
2025年03月01日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/1 9:47
ヤセ尾根の通過。
白すぎて尾根の切れ目が見えない。
視界が悪いと結構怖い。
視界不良の尾根歩きが続いたが、ようやく青空が見えるようになってきた。
2025年03月01日 10:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 10:21
視界不良の尾根歩きが続いたが、ようやく青空が見えるようになってきた。
熊野岳に到着。
丁度良いタイミングで晴れてきた。
2025年03月01日 10:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 10:52
熊野岳に到着。
丁度良いタイミングで晴れてきた。
雪で覆われた熊野神社。
2025年03月01日 10:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 10:56
雪で覆われた熊野神社。
北の方角には雁戸山。
2025年03月01日 11:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:01
北の方角には雁戸山。
雁戸山、拡大。
2025年03月01日 11:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:01
雁戸山、拡大。
熊野岳北面。
シュカブラだらけで斜面状態は悪いが、時間があるので1本滑ってみる。
2025年03月01日 11:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:02
熊野岳北面。
シュカブラだらけで斜面状態は悪いが、時間があるので1本滑ってみる。
北西方角には面ツルの斜面が見える。
あそこ良さそう。行ってみよう。
2025年03月01日 11:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:09
北西方角には面ツルの斜面が見える。
あそこ良さそう。行ってみよう。
熊野岳直下を滑り降りた。
シェカブラだらけでここの滑走は足が堪える。
2025年03月01日 11:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:12
熊野岳直下を滑り降りた。
シェカブラだらけでここの滑走は足が堪える。
シェカブラの海を抜け、北西方向へ向かう。
2025年03月01日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:15
シェカブラの海を抜け、北西方向へ向かう。
ワサ小屋跡の下まで抜けると、シェカブラは無くなり面はフラット。
進路の先には樹氷原と雁戸山が見える。
2025年03月01日 11:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:16
ワサ小屋跡の下まで抜けると、シェカブラは無くなり面はフラット。
進路の先には樹氷原と雁戸山が見える。
樹氷原と雁戸山。
雁戸山へ向かって滑る。
2025年03月01日 11:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:17
樹氷原と雁戸山。
雁戸山へ向かって滑る。
八方沢の源頭。
まるで雁戸山に続いているかのような沢だ。
沢の周囲は樹氷で取り囲まれており、ロケーションも良い。
2025年03月01日 11:25撮影
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3/1 11:25
八方沢の源頭。
まるで雁戸山に続いているかのような沢だ。
沢の周囲は樹氷で取り囲まれており、ロケーションも良い。
青空に浮かぶ十字雲。
朝はガスガスだったのに、今は素晴らしく快晴。
2025年03月01日 11:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:40
青空に浮かぶ十字雲。
朝はガスガスだったのに、今は素晴らしく快晴。
八方沢の源頭沢を滑る。
雪質がとても良く、やたらと滑りが良い。
結構なスピードが出るので、極めて爽快。
2025年03月01日 11:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 11:53
八方沢の源頭沢を滑る。
雪質がとても良く、やたらと滑りが良い。
結構なスピードが出るので、極めて爽快。
H1440mまで滑って、登り返し。
つい滑りすぎて400mも高度を落としてしまった。
2025年03月01日 12:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 12:04
H1440mまで滑って、登り返し。
つい滑りすぎて400mも高度を落としてしまった。
熊野岳北面の樹氷原。
上の方はまだ真っ白だけど、下の方は所々で黒が目立つ。
2025年03月01日 12:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 12:07
熊野岳北面の樹氷原。
上の方はまだ真っ白だけど、下の方は所々で黒が目立つ。
1本目のシュプールを眺めながら登り返し。
この辺はとても快適だったので、軽く2本目も滑ってみる事にした。
2025年03月01日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 12:10
1本目のシュプールを眺めながら登り返し。
この辺はとても快適だったので、軽く2本目も滑ってみる事にした。
西の方角には蔵王ロープウェイ駅が見える。
2025年03月01日 12:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 12:25
西の方角には蔵王ロープウェイ駅が見える。
地蔵尊周辺の樹氷原には大勢の観光客が訪れていた。
あちらの賑やかな場所にも行ってみたいとこだけど、ちょっと遠い。
今回はパス。
2025年03月01日 12:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/1 12:25
地蔵尊周辺の樹氷原には大勢の観光客が訪れていた。
あちらの賑やかな場所にも行ってみたいとこだけど、ちょっと遠い。
今回はパス。
今年は樹氷の当たり年。
この辺の樹氷はどれも大きく、見ごたえがある。
2025年03月01日 12:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 12:40
今年は樹氷の当たり年。
この辺の樹氷はどれも大きく、見ごたえがある。
薄っすら虹色の雲。
2025年03月01日 12:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 12:48
薄っすら虹色の雲。
2本目滑って、東側の沢に行ってみたが…
沢は完全に埋まっており、シェカブラ多し。
滑っても楽しくなさそうなので、ここで2本目終了。登り返し。
2025年03月01日 13:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 13:03
2本目滑って、東側の沢に行ってみたが…
沢は完全に埋まっており、シェカブラ多し。
滑っても楽しくなさそうなので、ここで2本目終了。登り返し。
雁戸山の奥に大東岳が見える。
台形の特徴的な山容なので、何処から見ても一目で判る。
2025年03月01日 13:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 13:18
雁戸山の奥に大東岳が見える。
台形の特徴的な山容なので、何処から見ても一目で判る。
熊野岳避難小屋まで登り返した。
2025年03月01日 13:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/1 13:28
熊野岳避難小屋まで登り返した。
熊野岳避難小屋。
小屋全体が雪で囲われているが、入口は除雪されていた。
2025年03月01日 13:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 13:29
熊野岳避難小屋。
小屋全体が雪で囲われているが、入口は除雪されていた。
避難小屋から眺める蔵王のお釜。
2025年03月01日 13:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 13:30
避難小屋から眺める蔵王のお釜。
熊野岳に帰ってきた。
名残惜しいが、そろそろ下山しよう。
熊野岳から下山滑走スタート。
2025年03月01日 13:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/1 13:40
熊野岳に帰ってきた。
名残惜しいが、そろそろ下山しよう。
熊野岳から下山滑走スタート。
中丸山へ向かって滑る。
西面オープンバーンはシェカブラだらけ。
ガリガリ削って滑り降りる。
2025年03月01日 13:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 13:42
中丸山へ向かって滑る。
西面オープンバーンはシェカブラだらけ。
ガリガリ削って滑り降りる。
中丸山まで行けば、あとは滑走のみだけど…
そこまでの区間で登りがあるのよね。
2025年03月01日 13:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 13:47
中丸山まで行けば、あとは滑走のみだけど…
そこまでの区間で登りがあるのよね。
ワシ岩
翼を広げたワシのように見える。
2025年03月01日 13:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 13:53
ワシ岩
翼を広げたワシのように見える。
尾根の南側を並行する仙人沢。
大滝があるので滑走は無理だろうか。
滑走記録も見たことは無い。
2025年03月01日 14:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:11
尾根の南側を並行する仙人沢。
大滝があるので滑走は無理だろうか。
滑走記録も見たことは無い。
尾根の北側を並行する蔵王沢。
2010年3月、この沢でベテランスキーヤーがスラブ雪崩に巻き込まれて亡くなっている。
事故現場は標高点1392mの少し上流、左岸側との事。
2025年03月01日 14:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:12
尾根の北側を並行する蔵王沢。
2010年3月、この沢でベテランスキーヤーがスラブ雪崩に巻き込まれて亡くなっている。
事故現場は標高点1392mの少し上流、左岸側との事。
ヤセ尾根の手前でシールオン。
ここから中丸山まではシールで下った。
2025年03月01日 14:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:13
ヤセ尾根の手前でシールオン。
ここから中丸山まではシールで下った。
ヤセ尾根の先は樹氷地帯。
下りだけどギャップが多いので滑走モードだと面倒。
ここもシールで下った。
2025年03月01日 14:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:18
ヤセ尾根の先は樹氷地帯。
下りだけどギャップが多いので滑走モードだと面倒。
ここもシールで下った。
中丸山への登り返しで登山者3名様とお会いする。
仙人沢の吊り橋を渡ってライザへ帰るとの事だった。
あの吊り橋、雪が付いてると怖そうだなぁ。
2025年03月01日 14:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:28
中丸山への登り返しで登山者3名様とお会いする。
仙人沢の吊り橋を渡ってライザへ帰るとの事だった。
あの吊り橋、雪が付いてると怖そうだなぁ。
振り返り、樹氷原と熊野岳を眺める。
2025年03月01日 14:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:31
振り返り、樹氷原と熊野岳を眺める。
刈田岳が先端だけ見えている。
2025年03月01日 14:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:31
刈田岳が先端だけ見えている。
中丸山に戻ってきた。
朝は真っ白だったけど、今は視界明瞭。
暫し、周辺景色を眺めてみる。
2025年03月01日 14:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:38
中丸山に戻ってきた。
朝は真っ白だったけど、今は視界明瞭。
暫し、周辺景色を眺めてみる。
中丸山から眺める御田ノ神の樹氷原。
2025年03月01日 14:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:38
中丸山から眺める御田ノ神の樹氷原。
熊野岳はもう遠い。
2025年03月01日 14:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:38
熊野岳はもう遠い。
ライザスキー場。
今日は天気が良いので賑わっている模様。
駐車場には多くの車が停まっていた。
2025年03月01日 14:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/1 14:42
ライザスキー場。
今日は天気が良いので賑わっている模様。
駐車場には多くの車が停まっていた。
仙人沢
2025年03月01日 14:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/1 14:45
仙人沢
仙人沢アイスガーデンの氷瀑。
下の方が折れているようだ。
2025年03月01日 14:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:45
仙人沢アイスガーデンの氷瀑。
下の方が折れているようだ。
景色を堪能したので、あとは下山。
中丸山から下は滑走オンリーなので、あとは楽々下山。
2025年03月01日 14:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/1 14:55
景色を堪能したので、あとは下山。
中丸山から下は滑走オンリーなので、あとは楽々下山。
楽々〜♪
・・・
あれ、雪重くね?滑り悪くね?
2025年03月01日 14:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 14:59
楽々〜♪
・・・
あれ、雪重くね?滑り悪くね?
最後は重雪とストップスノーで太腿パンパン。
楽々下山とは一体・・・
2025年03月01日 15:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 15:14
最後は重雪とストップスノーで太腿パンパン。
楽々下山とは一体・・・
県道まで滑り降りた。
あとは道路歩いて猿倉パークへ帰る。
2025年03月01日 15:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/1 15:25
県道まで滑り降りた。
あとは道路歩いて猿倉パークへ帰る。
猿倉パークへ帰る頃には青空は無くなり曇り空。
いつもは下山すると晴れだけど、今日は逆。
後腐れが無くて、これはこれで良し。
2025年03月01日 15:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/1 15:51
猿倉パークへ帰る頃には青空は無くなり曇り空。
いつもは下山すると晴れだけど、今日は逆。
後腐れが無くて、これはこれで良し。
撮影機器:

感想

今年は樹氷の当たり年。
という事で、最盛期を迎えた今、樹氷鑑賞に蔵王へ向かう。
ただ樹氷を見るだけでは面白くないので中丸山の尾根ルートで熊野岳に登り、そして同尾根を滑走して下山する、という計画。
中央蔵王の冬山ルートは各スキー場のロープウェイやリフト利用で登るのが殆どだが、このルートは最初から最後まで全て自力移動。
更に、スキー場のずっと下から登り始める事になるので、なかなか手応えのあるロングルートだ。
出発地は、坊平高原の下にある猿倉パーク。
日の出時刻の少し前に出発するも、朝のうちは曇りで視界が悪く、風も強い。
森林限界上は厳しい状況が続き、先の行程が危ぶまれた。
しかし、熊野岳の西面下まで登ると薄っすら青空が覗くようになり、晴れの兆しが見えてくる。
そして、熊野岳に登頂する頃にはすっかり晴れて、強風も治まる。
朝とは打って変わって絶好の登山日和となり、快晴の空の下、隆々と成長した樹氷を眺めることが出来た。
滑走についても申し分なく、余興で熊野岳の北面を滑ってみたが、気温が高い日だったにも拘わらず雪は良く、北面から続く八方沢源頭の滑走は極めて爽快であった。
その一方、下山滑走の中丸山尾根の方は、上部はシェカブラで面は荒れており、下部は重い雪とストップスノーで苦行モード。
今一つの滑走となってしまったが、これは時期が悪かったか。
この尾根は全体が西側を向いているので、厳冬期は季節風の影響を強く受ける。
故に残雪期向きの滑走ルートとされており、シェカブラやクラストが無くなったザラメシーズンに滑走するのが一般的らしい。
そう考えると、まだ厳冬の気配を残す今回は時期尚早だったのかもしれない。
しかし、これまで何度か試みたが天候・雪質等が噛み合わず滑走出来なかったルートなので、完全滑走できたのは嬉しいもの。
今回滑ってみて、条件に恵まれれば良い滑走ルートになることが判ったので、次回はザラメシーズンに再滑走してみたい。



◆熊野岳北面滑走(熊野岳〜八方沢源頭)



2025年3月1日11時9分撮影
熊野岳周辺はシェカブラだらけ。
北面の斜面状態は悪く、熊野岳からスタートしてしばらくはラフな滑走が続いた。
しかし、北面の先に続く樹氷原、そして八方沢の源頭部は面フラットで雪質も良好。
とにかく滑りの良い雪で、滑走前に丹念にワックスを塗ったせいもあってか、やたらスピードが出るのでとても爽快だった。
今回は中丸山方面へ下山する計画なので、八方沢は下山ルートとは逆方向。
なので、滑れば滑るほど下山ルートからは遠ざかり、登り返しが大変になるのだが、あまりの爽快感に中々滑走を止められず。
結果、400mも高度を落としてしまった。
爽快感もさることながら、滑走ルートを取り巻く樹氷原の風景も趣深くて良い。
最初は白くて肉付きの良かった樹氷達が高度を下げるにつれて痩せ細ってゆき、最後は黒い骨(木)だけの姿に変わる。
その衰え逝く様は「諸行無常」、「盛者必衰」、「猛き者も遂には滅びぬ」とでも言うべきか。
ふと、平家物語の冒頭が思い浮かんでしまうような、いとおかしき風景であった。

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