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Yamareco

記録ID: 7861225
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

栂池-箙岳-小谷BC:縦走山スキー、最後はヘッデン

2025年03月01日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
あぶ その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:51
距離
20.9km
登り
1,135m
下り
2,390m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:30
休憩
0:25
合計
9:55
距離 20.9km 登り 1,135m 下り 2,390m
9:15
9:16
73
10:29
10:43
2
11:54
11:56
76
13:12
13:13
11
13:24
29
13:53
14:00
66
15:06
200
18:26
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
栂池スキー場の第2駐車場に駐車(無料)、10分弱歩いてチケット売り場でゴンドラ1回券を購入:2210円
ゴンドラは8:30からの運航と思っていたが、この日はアーリーチェックで8:00から動いていた。

道の駅小谷から「小谷観光タクシー:0261-82-2045」に電話をして栂池スキー場までの輸送を依頼。トイレ脇で約20分待って到着。
約25分で栂池スキー場へ、
送迎料200円+運賃8000円。
コース状況/
危険箇所等
今回はシールを着けての登り返しが2回+コース間違いの1回で計3回。滑走モードの板を履いたままで暖斜面を階段登り・V字登りをする処が4〜5箇所有った。

《ゴンドラ駅〜天狗原》
一般の登りコース、問題なし

《天狗原〜フスブリ山》
今回は雪の少ない尾根筋を進んだ。緩いアップダウンを滑走モードで進んだが、終盤になり明らかな登りが続き、滑走モードでは無理な為シールを着けた。
他のレコで尾根の西の谷を滑り、途中からシールを着けてフスブリ山に至っているものが有るので、シールを着けて登り返すなら此方もありかも。
但し樹林の混み具合は不明です。

《フスブリ山〜風吹天狗原》
夏道の西側尾根道に近いコースを取り、風吹天狗原に至った。滑り始めは尾根に樹林が少なくコースが明瞭だった為だが、終盤、風吹天狗原に至るまで、滑走モードのままで10分以上登った。
夏道の東ルートに近いコースを滑った方が登りはほぼ無しで来れる様に思った。但し樹林は少し濃そう。
ヤマレコの「その他の機能」で「みんなの足跡」の「スキー(滑走面)」をオンにして参考にされるのをお薦めします。

《風吹天狗原〜箙岳》
風吹大池の西側の雪庇の下を大池の北側までトラバースする。雪庇が雪崩れない様に注意。

大池の北側でシールを貼り登り返し箙岳に至る。

《箙岳〜蒲原山》
シールを剥がして少し進むと100メートル程下る急斜面に出る。尾根筋をそのまま下ると急斜面なので、西側にトラバースし緩くなったところから降って尾根に戻る。
この斜面が今回の一番の快適斜面。

此処から蒲原山・山頂に至るまでは暖斜面の登りが続く。我々は滑走モードのままで20分以上をV字歩行等で歩いたが、シールを着けた方が良かったかどうかは微妙。

《蒲原山〜紙すき山牧場》
今回の難解ルートでミスコース
先に述べた「ヤマレコのみんなの足跡」の「滑走」の表示をオンにして過去ログを見れるようにして登り返しの無いコースを選択して下さい。
滑りやすいコースに進んでしまうと、我々の様に谷あいに下ってしまいます。
早めにミスコースに気づくほど登り返しは少なくて済みます。

今回は、終盤だと思って居た蒲原山から道の駅まで3時間半掛かっています。
ルートのチェックには時間を費やしても頻繁に・・・をお勧め。

《紙すき山牧場〜道の駅小谷》
所々に開けて滑りやすいところも有るが、突然密度の濃い樹林の急斜面に出くわす。
我々は林道の西側を滑ってしまい、林道に戻る為に割れた沢の渡渉点を探して渡渉しなければならなかった。
多くのトレースがそうしている様に、林道を辿るのを基本にして下り、滑り易そうな処だけショートカットをするのがお勧め。

途中から林道を外れ、登山道をほぼ真東に下るが、登山道が途切れた尾根の鞍部が尾根の東側から西側に移る目印。
この鞍部からは急斜面の密度の高い杉林となるので、我々は板を担いで降りた。
幸い、降りだったので順調に下ることが出来た。
その他周辺情報 岩岳の温 700円  
栂池スキー場に駐車
2025年03月01日 07:42撮影 by  M06, FCNT
3/1 7:42
栂池スキー場に駐車
アーリーチェックのお陰で、予定よりも30分早く到着。
幸先良いぞ〜
2025年03月01日 08:28撮影 by  M06, FCNT
3/1 8:28
アーリーチェックのお陰で、予定よりも30分早く到着。
幸先良いぞ〜
天狗原を目指す
2025年03月01日 08:32撮影 by  M06, FCNT
3/1 8:32
天狗原を目指す
雲一つない青空
2025年03月01日 08:50撮影 by  M06, FCNT
3/1 8:50
雲一つない青空
白馬岳が明るくお出迎え
2025年03月01日 09:46撮影 by  M06, FCNT
3/1 9:46
白馬岳が明るくお出迎え
眼下には、舟越の頭方面に向かうパーティも幾つか見えた
2025年03月01日 09:49撮影 by  M06, FCNT
3/1 9:49
眼下には、舟越の頭方面に向かうパーティも幾つか見えた
2025年03月01日 09:49撮影 by  M06, FCNT
3/1 9:49
白馬乗鞍に取り掛かっているパーティも居た。
早いな〜〜
2025年03月01日 10:28撮影 by  M06, FCNT
3/1 10:28
白馬乗鞍に取り掛かっているパーティも居た。
早いな〜〜
何度ワックスを塗っても、シールにお団子雪が付いてしまうRyuさん。
他の二人にやや遅れて天狗原の岩場に到着
2025年03月01日 10:28撮影 by  M06, FCNT
3/1 10:28
何度ワックスを塗っても、シールにお団子雪が付いてしまうRyuさん。
他の二人にやや遅れて天狗原の岩場に到着
シールを剥がして、いよいよ滑走開始。
みんなでワクワクドキドキ
2025年03月01日 10:51撮影 by  M06, FCNT
3/1 10:51
シールを剥がして、いよいよ滑走開始。
みんなでワクワクドキドキ
2025年03月01日 10:51撮影 by  M06, FCNT
3/1 10:51
フスブリ山へ向かう尾根を滑る
2025年03月01日 10:58撮影 by  M06, FCNT
3/1 10:58
フスブリ山へ向かう尾根を滑る
幾つかのポコを滑走モードのまま登る
2025年03月01日 11:07撮影 by  M06, FCNT
3/1 11:07
幾つかのポコを滑走モードのまま登る
こんな、緩い上り下りの尾根が続く
2025年03月01日 11:19撮影 by  M06, FCNT
3/1 11:19
こんな、緩い上り下りの尾根が続く
高妻・乙妻
2025年03月01日 11:54撮影 by  M06, FCNT
3/1 11:54
高妻・乙妻
黒姫山
2025年03月01日 11:54撮影 by  M06, FCNT
3/1 11:54
黒姫山
振り返ると、白馬・雪倉・朝日岳方面
2025年03月01日 11:56撮影 by  M06, FCNT
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3/1 11:56
振り返ると、白馬・雪倉・朝日岳方面
満面の笑みのMikiさん、Oyaさん、Ryuさん。
モザイクは私のポリシーなので御免なさい。
2025年03月01日 12:23撮影 by  M06, FCNT
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3/1 12:23
満面の笑みのMikiさん、Oyaさん、Ryuさん。
モザイクは私のポリシーなので御免なさい。
ほぼ1週間、晴れが続いていたのでもっと締まっているかと思って居たけど、意外に新雪が楽しめた
2025年03月01日 12:25撮影 by  M06, FCNT
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3/1 12:25
ほぼ1週間、晴れが続いていたのでもっと締まっているかと思って居たけど、意外に新雪が楽しめた
ここも、滑走モードのままで登る
2025年03月01日 12:44撮影 by  M06, FCNT
3/1 12:44
ここも、滑走モードのままで登る
振り返ると綺麗な雪山・・雪倉かな?
2025年03月01日 13:03撮影 by  M06, FCNT
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3/1 13:03
振り返ると綺麗な雪山・・雪倉かな?
白馬方面の遠映
2025年03月01日 13:03撮影 by  M06, FCNT
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3/1 13:03
白馬方面の遠映
風吹大池の西側の尾根・・ここも滑走モードで登る
2025年03月01日 13:06撮影 by  M06, FCNT
3/1 13:06
風吹大池の西側の尾根・・ここも滑走モードで登る
そして、雪庇の下を注意しながらトラバース
2025年03月01日 13:09撮影 by  M06, FCNT
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3/1 13:09
そして、雪庇の下を注意しながらトラバース
この先、スキーが止まったところでシールを再度貼る
2025年03月01日 13:10撮影 by  M06, FCNT
3/1 13:10
この先、スキーが止まったところでシールを再度貼る
シールで箙岳を目指す
2025年03月01日 13:38撮影 by  M06, FCNT
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3/1 13:38
シールで箙岳を目指す
2025年03月01日 13:38撮影 by  M06, FCNT
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箙岳山頂でシールを剥がし進むと、今日一番の斜面に辿り着く。
西方面にトラバースして滑り易そうな斜面から一気に降る
2025年03月01日 14:09撮影 by  M06, FCNT
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3/1 14:09
箙岳山頂でシールを剥がし進むと、今日一番の斜面に辿り着く。
西方面にトラバースして滑り易そうな斜面から一気に降る
右前方の手前に雨飾山、その右の奥に焼山と火打の山頂が見えた。
中央やや左に見えるのが蒲原山・・・中途阿半端にポッコリ
2025年03月01日 14:09撮影 by  M06, FCNT
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3/1 14:09
右前方の手前に雨飾山、その右の奥に焼山と火打の山頂が見えた。
中央やや左に見えるのが蒲原山・・・中途阿半端にポッコリ
滑走モードのままで、蒲原山の頂に到着
2025年03月01日 15:06撮影 by  M06, FCNT
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3/1 15:06
滑走モードのままで、蒲原山の頂に到着
Ryuさんの予測通り15時だった。
さて、この先はどんなコースかな?
2025年03月01日 15:09撮影 by  M06, FCNT
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3/1 15:09
Ryuさんの予測通り15時だった。
さて、この先はどんなコースかな?
比較的快適な斜面を降って、気づいたら目指したコースの西に来てしまっていた。
でも、まだリカバリーできると思って下っていたら、登り返しも難しい谷あいに入ってしまった。
この後、シールを貼り暫く引き返してから東側の斜面を登った
2025年03月01日 15:37撮影 by  M06, FCNT
3/1 15:37
比較的快適な斜面を降って、気づいたら目指したコースの西に来てしまっていた。
でも、まだリカバリーできると思って下っていたら、登り返しも難しい谷あいに入ってしまった。
この後、シールを貼り暫く引き返してから東側の斜面を登った
その後、写真を撮る余裕無し。
快適な斜面もあったが、濃い樹林の急斜面に苦戦した。
林道に出てからはそれを辿る様にしたら、道の駅への降り口:尾根の鞍部に来た。
ここで、ヘッデンを付け、板を担いで急斜面を降る
2025年03月01日 18:04撮影 by  M06, FCNT
3/1 18:04
その後、写真を撮る余裕無し。
快適な斜面もあったが、濃い樹林の急斜面に苦戦した。
林道に出てからはそれを辿る様にしたら、道の駅への降り口:尾根の鞍部に来た。
ここで、ヘッデンを付け、板を担いで急斜面を降る
漸く道の駅が見えて来た・・・
長かったな〜〜
皆さん、お疲れさまでした。
2025年03月01日 18:14撮影 by  M06, FCNT
3/1 18:14
漸く道の駅が見えて来た・・・
長かったな〜〜
皆さん、お疲れさまでした。
撮影機器:

感想

「栂池・天狗原から道の駅小谷まで滑り降りるロングコース」

BC愛好家なら、聞いただけでワクワクしてしまうだろう。
モチロン我々もそう。
他の方のレコを参考にしたいと思い、幾つかの直近のレコを見てみるとログは有るけどコースの詳細が分かるものに出会えなかった。
でも、ログを提供して頂けるだけで、充分。有難う御座いました。

ロングコースを楽しめる上に、快晴で殆ど風も無い、超絶好スキー日和。
笑顔にならない理由は有りません。

下り初めて見ると、想い描いていたよりも快適な滑走面は少なく、なだらかな上り下りが多くて、気温も上がったので登りの時の汗も半端じゃない。
でも、絶景にフォローされて、みんなは終始笑顔。
想定していた時間よりもオーバーして、結局はヘッデン下山となってしまったが、それでも「楽しい冒険が出来たね〜〜!達成感有る〜〜!」

今、体中の疲れと痛みに悶えてこの記録を作りながら「でも楽しかったな〜」と思う。
また行きたいか?・・って聞かれたら、
「疲れが癒えてから考えます」
だが、きっとまた行ってみたいと思うだろう。

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