蔵王LIZA〜刈田岳(巨大マックスな樹氷)


- GPS
- 03:45
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 316m
- 下り
- 652m
コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:40
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
■最凶寒波の晴れ間
休日出勤の代休をいただき、おでかけです。
天気予報をみると、蔵王付近において、最凶寒波が抜けた一瞬の晴れ間がありそうということで、日帰りで蔵王に向かいます。ただし、晴れるのはお昼前後以降ということで、山形に昼前に到着すべく、東京は朝の6時発という異例の山形行きとなりました。
■蔵王LIZAへ
樹氷といえば、山形蔵王スキー場の地蔵岳のロープウェイが有名ですが、近年、アオモリトドマツの枯死が進んでいて、樹氷そのものが危機的な状況です。また、インバウンドの混雑によりロープウェイが2〜3時間待ちという噂もあります。
このため、山形蔵王スキー場ではなく、蔵王LIZAスキー場のリフトを使って樹氷を見に行くこととします。蔵王LIZAのリフトは下り乗車はできず、ゲレンデ下山となるため、登山者ではない普通の観光客は無理なのでインバウンドの心配はありません。
蔵王LIZAスキー場は3回目かな? クワットリフト、ペアリフトの2本のリフトをのりついで上駅まで行きます。
■キョダイマックス モンスター
2本目のリフトの上部からモンスターの始まりです。この付近はアオモリトドマツの樹が大きく、見応えがあります。
リフト上駅付近も、キョダイマックスなモンスターがずらり。最凶寒波により極寒の日々が続いただけのことはあります。ここ数年暖かい冬が続いたので、これほど素晴らしい状態のものは、次はいつチャンスがあるかわからりません。
御田の神まで登ると、アオモリトドマツの樹高も低くなり、モンスターも小さくなりますが、まるまると太った状態なので見応えがあります。曇っていた空も青空が見え始めます。ガスに覆われた稜線や刈田岳も見えるようになりました。
稜線は強風。さすがに寒いですが、ガスがとれて青空になったので心が躍ります。御釜も望むことができ、刈田岳の神社の鳥居もすごいことになっていて、今冬は極寒だったのだとあらためて思いました。
■下山後の温泉
かみのやま温泉で入浴しようと思いましたが、昨年秋に行った共同浴場の新湯は定休日、一般の旅館も日帰り入浴終了とのことで入浴難民に。
夕食後、あらためて温泉をさがすと、かみのやま城の下に、下大湯公衆浴場がありそちらにお邪魔しました。入浴料150円+洗髪料100円という破格のお値段。洗髪料金を払うと、洗髪券と書かれた巨大な札が渡され、蛇口のハンドルがついていてこれで蛇口をひねります。とても貴重な体験でした。地元の方に愛されているレトロな雰囲気。とてもよいです。また訪れたいと思います。
■日帰り
東京に到着したのは日付が変わってからですが、一瞬の晴れ間を狙った樹氷。今年の厳冬ならではのキョダイマックスなモンスターを見ることができてよかったです。
コメント
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奥様とお二人でフットワーク軽いですね!
そして、この景色をゲットですか、素晴らしい。
時おり見える青空がまたいいですねえ。
鳥居のモンスター、この神社は2回行ったことが
ありますが、言われないと鳥居とは分からない
これほど豪雪の年もそうそうないでしょうし、
貴重な晴れ間が予想されたので行ってきました。
ほんとうは、前日から行ったらよかったのですが、
豪雪予報のなか、道路状況も不安なため、おもいきって
日帰りにしたという次第です。
御田の神は樹氷原になっていて、刈田神社は雪のかたまり。
夏の景色を思い出しながら歩くのもおもしろいものでした。
御田ノ神は、チングルマの季節にまた行ってみたいと思います。
あるくのも
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