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Yamareco

記録ID: 780530
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

滝ノ入右岸尾根(仮称)から有間山〜蕨山

2015年12月18日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:19
距離
13.5km
登り
1,338m
下り
1,339m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:56
休憩
0:24
合計
6:20
距離 13.5km 登り 1,357m 下り 1,339m
9:45
24
落合
10:09
10:10
43
林道滝ノ入線
10:53
10:55
25
760m峰
11:20
11:28
36
林道大名栗線
12:04
12:09
47
林道逆川線
12:56
12:57
29
13:26
13:30
11
13:41
13:42
10
13:57
13:58
25
14:23
14:24
32
14:56
20
15:16
49
16:05
落合
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
落合橋先、逆川林道入り口の駐車場利用。
コース状況/
危険箇所等
滝ノ入右岸尾根はトレースが薄く標識も全くない。注意箇所は次のとおり。
1.有馬林道からの取り付き:林道滝ノ入線に入り右に急カーブしたところに植林の中を登る踏み跡があったのでそこから取付くことにした。植林が途切れると踏み跡はかすかになり急で足場の悪い斜面となる。灌木に掴まりながら登れるのでなんとかなったが、滑落するとかなり下まで落ちそうであり身の危険を感じた。下りの場合はロープ必携。
2.大名栗林道の処理:林道に上がるのは何の困難もない。再び尾根に取り付くには、林道を左に進んですぐの崖の弱点をついてよじ登る。比較的容易。林道を右に進むと植林があり登れそうではあったが、かなり急。
3.逆川林道の処理:バラ尾根に合流してからは明瞭な踏み跡をたどる。再び林道に出てからは左手に進み、擁壁が低くなったところでマントリングで上に立ち、植林の中を適当に登ると稜線に出た。なお、林道を右に進み尾根の北側から上がるという過去ログもあり(beginner53さん)、見下ろした感じではそのルートのほうが傾斜が緩く正解だったようだ。
4.その他:尾根筋は傾斜が緩く自然林もあって快適。迷うところもない。大名栗林道からバラ尾根合流点までは赤テープが沢山あったが何のためのテープか不明。作業用だろうか。
有馬峠から見た今回の目標ルート。先週(10日)撮影
2015年12月09日 12:26撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 12:26
有馬峠から見た今回の目標ルート。先週(10日)撮影
名栗湖の公衆トイレから
2015年12月18日 09:32撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 9:32
名栗湖の公衆トイレから
逆川林道ゲート手前の駐車場
2015年12月18日 09:48撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 9:48
逆川林道ゲート手前の駐車場
先週咲いていたアザミもさすがに枯れ始めた
2015年12月18日 09:54撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 9:54
先週咲いていたアザミもさすがに枯れ始めた
林道滝ノ入線(右)に入る
2015年12月18日 10:09撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 10:09
林道滝ノ入線(右)に入る
植林帯に踏み跡があったので取り付く
2015年12月18日 10:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 10:13
植林帯に踏み跡があったので取り付く
植林の上は岩混じりの急斜面。本日最大の難所でした
2015年12月18日 10:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 10:14
植林の上は岩混じりの急斜面。本日最大の難所でした
傾斜が緩むと再び植林帯となり快適に歩ける
2015年12月18日 10:22撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 10:22
傾斜が緩むと再び植林帯となり快適に歩ける
760m峰
2015年12月18日 10:53撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 10:53
760m峰
対岸にバラ尾根が見えてくる
2015年12月18日 10:59撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 10:59
対岸にバラ尾根が見えてくる
アセビが多い緩やかな稜線
2015年12月18日 11:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 11:02
アセビが多い緩やかな稜線
大名栗林道に出た
2015年12月18日 11:19撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 11:19
大名栗林道に出た
林道を右へ進み取り付きを探す。伐採跡のカヤトと植林の境界あたりが登れそうだが、かなりの急斜面なので引き返す
2015年12月18日 11:24撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/18 11:24
林道を右へ進み取り付きを探す。伐採跡のカヤトと植林の境界あたりが登れそうだが、かなりの急斜面なので引き返す
尾根の左手は崖が続くが、
2015年12月18日 11:20撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 11:20
尾根の左手は崖が続くが、
登れそうな弱点を発見。これが正解だった
2015年12月18日 11:21撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 11:21
登れそうな弱点を発見。これが正解だった
林道からは前回登った中尾根の上部が望める
2015年12月18日 11:22撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 11:22
林道からは前回登った中尾根の上部が望める
滝ノ入源頭を隔ててバラ尾根が見える
2015年12月18日 11:33撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 11:33
滝ノ入源頭を隔ててバラ尾根が見える
967峰あたり。傾斜が緩く快適な尾根歩き
2015年12月18日 11:35撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 11:35
967峰あたり。傾斜が緩く快適な尾根歩き
バラ尾根分岐のピーク着。バラ尾根からのトレースは明瞭
2015年12月18日 11:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 11:52
バラ尾根分岐のピーク着。バラ尾根からのトレースは明瞭
逆川林道
2015年12月18日 12:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 12:03
逆川林道
尾根には南斜面から取り付く
2015年12月18日 12:06撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 12:06
尾根には南斜面から取り付く
植林の中を急登。危険はない
2015年12月18日 12:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 12:08
植林の中を急登。危険はない
尾根に上がったところで休憩。最近のお気に入りはマカダミアナッツクッキー
2015年12月18日 12:20撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:20
尾根に上がったところで休憩。最近のお気に入りはマカダミアナッツクッキー
右下方に林道が見える。ここから尾根に上がったほうが簡単だろう
2015年12月18日 12:25撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 12:25
右下方に林道が見える。ここから尾根に上がったほうが簡単だろう
尾根は自然林に変わり
2015年12月18日 12:37撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 12:37
尾根は自然林に変わり
本日のクライマックス
2015年12月18日 12:39撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:39
本日のクライマックス
登り切ったところがタタラノ頭三角点
2015年12月18日 12:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:46
登り切ったところがタタラノ頭三角点
2015年12月18日 12:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 12:52
ところどころ雪が残る。昨日の雪か
2015年12月18日 12:58撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:58
ところどころ雪が残る。昨日の雪か
はるか遠くは雪をかぶった浅間山
2015年12月18日 13:16撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 13:16
はるか遠くは雪をかぶった浅間山
浦山川の山々。大平山から峠の尾根あたりでしょうか。来年は行ってみたい。手前は仙元尾根?
2015年12月18日 13:16撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 13:16
浦山川の山々。大平山から峠の尾根あたりでしょうか。来年は行ってみたい。手前は仙元尾根?
両神山
2015年12月18日 13:17撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 13:17
両神山
棒ノ嶺
2015年12月18日 13:19撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 13:19
棒ノ嶺
ブナ並木
2015年12月18日 13:24撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 13:24
ブナ並木
橋小屋ノ頭
2015年12月18日 13:28撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 13:28
橋小屋ノ頭
蕨山最高点
2015年12月18日 13:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 13:52
蕨山最高点
蕨山見晴台
2015年12月18日 13:58撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 13:58
蕨山見晴台
棒ノ嶺
2015年12月18日 14:44撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 14:44
棒ノ嶺
夕暮れの気配。バラ尾根の向こうに滝ノ入右岸尾根が重なって見える。中央奥のピラミッドは蕎麦粒山だろう
2015年12月18日 14:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 14:51
夕暮れの気配。バラ尾根の向こうに滝ノ入右岸尾根が重なって見える。中央奥のピラミッドは蕎麦粒山だろう
中登坂から落合へ
2015年12月18日 15:16撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 15:16
中登坂から落合へ
ロープが張られた急な尾根
2015年12月18日 15:22撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 15:22
ロープが張られた急な尾根
小ヨケノ滝に寄り道
2015年12月18日 15:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 15:46
小ヨケノ滝に寄り道
フィナーレを飾る大ヨケノ滝。水量は少なくなったが、12月中旬なのに紅葉が見られるとは!
2015年12月18日 15:54撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 15:54
フィナーレを飾る大ヨケノ滝。水量は少なくなったが、12月中旬なのに紅葉が見られるとは!
撮影機器:

装備

個人装備
20mロープ(使用せず) GPS

感想

前回、中尾根をトレースして有馬峠に立ったとき、タタラノ頭から延びる尾根のラインが気になった。てっきりバラ尾根だと思って地図を眺めたら、どうもバラ尾根から派生する別の尾根だと判明した。ヤマレコの地図検索ではこれまでトレースされておらず状況は不明だが、逆に期待が膨らむ。とりあえず行ってみようと家を出た。
尾根の名称が分からないので、滝ノ入右岸尾根と仮称する(どなたかご存知でしたらご教示ください)。
尾根の下端は760m峰から二つに分かれていて、滝ノ入出合いか栃ノ木入出会いから取付けそうだ。有間林道と別れ滝ノ入林道に入って間もなく、植林帯を上がってゆく山道を見つけたのでここから取付くことにした。登り始めから急斜面だが植林の中は不安なく登れた。しかし植林は上まで続いておらず、踏み跡のない岩混じりの灌木帯に変わる。とにかく尾根通しに進むことに決め、立ち木や岩角を掴みながら腕力で這い上がった。下方、特に右側は沢で、落ちたらヤバそう。
ここを登り切ると傾斜が少し緩み、再び植林帯に入る。きれいに枝打ちされているので森林作業の方が時折入っているのだろう。急だが危険を感じることなく快適に登ってゆく。760m峰からは先日眺めた緩やかな尾根だ。藪もなく歩き易い。一般ルートでは味わえない気分を満喫する。
さて、次の課題は有間山バリエーションルートでは付き物の「林道対策」である。まず大名栗林道。林道に出たら左右を偵察する。右手に進むと低い擁壁が続く。急斜面だが植林が降りて来ているので、最悪ここを登ればよい。先週、有馬峠から観察した限りでは尾根の左(南西)側は崖が続き手強そうだったが、実際に歩いてみると何となく獣が通ったような弱点を発見、ここから取付いた。急斜面ではあるが予想より簡単に尾根に乗ることができた。
尾根上は緩い傾斜で快適だった。やがてピークに立つと右手から明瞭な山道が合する。バラ尾根だ。ここからは記録が多いので安心だ。まもなく逆川林道が横切る。過去ログでは、左に進み擁壁を越えて登る方と右に回り込み凹角を登る方がいるようだが、今回は左から登った。急だが危険は感じない。尾根に立つとすぐ右下に林道が見えた。なるほど、こちらから登ったほうが楽かもしれない。(特に下りの場合は安全だ)
もうここからは不安はない。自然林の明るい尾根を一登りでタタラノ頭の三角点に立つことができた。すこぶる良い天気で、樹間から覗く浦山の山々を眺めつつ蕨山を回って下山した。

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