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Yamareco

記録ID: 7613257
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

車坂峠から浅間山・黒斑山を周回

2011年04月29日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
GPS
10:10
距離
13.2km
登り
1,266m
下り
1,265m

コースタイム

日帰り
山行
8:50
休憩
1:20
合計
10:10
5:15
90
6:45
7:05
70
8:15
8:25
100
Jバンド分岐
10:05
10:15
75
11:30
11:40
60
12:40
12:45
25
13:10
13:15
45
14:00
14:20
15
14:35
50
15:25
車坂峠
天候 晴れのち時々曇り
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車坂峠に駐車しました。
標高1973mの車坂峠。快晴の夜明けを迎える。
2011年04月29日 05:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 5:07
標高1973mの車坂峠。快晴の夜明けを迎える。
峠からは正面に八ヶ岳から蓼科山にかけての山並みを眺めることが出来る。
2011年04月29日 05:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 5:09
峠からは正面に八ヶ岳から蓼科山にかけての山並みを眺めることが出来る。
駐車場から少しのところに登山口がある。いつものことだが未知の山へ入るときの期待と不安が胸中を横切る。
2011年04月29日 05:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 5:11
駐車場から少しのところに登山口がある。いつものことだが未知の山へ入るときの期待と不安が胸中を横切る。
登山口を入ると道はすぐに表コースと中コースに分かれる。登りは広闊な展望が広がる表コースを行くことにした。
2011年04月29日 05:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 5:13
登山口を入ると道はすぐに表コースと中コースに分かれる。登りは広闊な展望が広がる表コースを行くことにした。
樹林帯の冷たい道を15分ほど登ると右手遠くに富士山が見えた。その手前は金峰山や瑞牆山などの奥秩父の山並み。
2011年04月29日 05:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 5:29
樹林帯の冷たい道を15分ほど登ると右手遠くに富士山が見えた。その手前は金峰山や瑞牆山などの奥秩父の山並み。
さらに25分ほど登ったところから水ノ塔山や東篭ノ登山を振り返り見る。遠くの山は湯ノ丸山方面だろうか。左の平坦な山の稜線上には白銀の北アルプスの峰嶺が連なる(写真ではよく分かりませんが)。
2011年04月29日 05:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 5:55
さらに25分ほど登ったところから水ノ塔山や東篭ノ登山を振り返り見る。遠くの山は湯ノ丸山方面だろうか。左の平坦な山の稜線上には白銀の北アルプスの峰嶺が連なる(写真ではよく分かりませんが)。
その右手には12年前に登った四阿山。
2011年04月29日 05:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 5:54
その右手には12年前に登った四阿山。
雪道の先が明るく開けてくる。あそこまで行けば浅間山が見えるかも知れない。
2011年04月29日 06:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:25
雪道の先が明るく開けてくる。あそこまで行けば浅間山が見えるかも知れない。
期待どおり、噴煙をあげる浅間山を間近に見ることが出来た。
2011年04月29日 06:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:28
期待どおり、噴煙をあげる浅間山を間近に見ることが出来た。
雪の道を槍ヶ鞘に向かう。
2011年04月29日 06:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:28
雪の道を槍ヶ鞘に向かう。
槍ヶ鞘からトーミの頭と浅間山を見る。
2011年04月29日 06:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:35
槍ヶ鞘からトーミの頭と浅間山を見る。
槍ヶ鞘から少し下った鞍部で中コースと合流し、一登りでトーミの頭に到着。
2011年04月29日 06:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:48
槍ヶ鞘から少し下った鞍部で中コースと合流し、一登りでトーミの頭に到着。
槍ヶ鞘を振り返る。
2011年04月29日 06:51撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:51
槍ヶ鞘を振り返る。
トーミの頭からの黒斑山。この山は本日の山歩きの殿となる。
2011年04月29日 06:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:50
トーミの頭からの黒斑山。この山は本日の山歩きの殿となる。
第一外輪山の峰々。黒斑山から蛇骨岳、仙人岳、鋸岳、Jバンドと続く。前掛山に登ったあとJバンドからこれらの頂を越えて戻ってこなければならない。
右下の雪原は湯の平。
2011年04月29日 06:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:50
第一外輪山の峰々。黒斑山から蛇骨岳、仙人岳、鋸岳、Jバンドと続く。前掛山に登ったあとJバンドからこれらの頂を越えて戻ってこなければならない。
右下の雪原は湯の平。
正面には第二外輪山の前掛山。噴煙をあげているのはその奥の浅間山。麓には湯の平が広がる。
2011年04月29日 06:51撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:51
正面には第二外輪山の前掛山。噴煙をあげているのはその奥の浅間山。麓には湯の平が広がる。
トーミとは遠見と書くのかと思うほどこの頂からの展望は素晴らしかった。
南南東方面には奥秩父の山々と富士山。
2011年04月29日 06:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:57
トーミとは遠見と書くのかと思うほどこの頂からの展望は素晴らしかった。
南南東方面には奥秩父の山々と富士山。
富士山を望遠で。
手前には雪を残した金峰山。その山頂部にある五丈岩も認められる。右端に</font></font>瑞牆山。
2011年04月29日 06:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:55
富士山を望遠で。
手前には雪を残した金峰山。その山頂部にある五丈岩も認められる。右端に</font></font>瑞牆山。
その右手、真南には八ヶ岳から蓼科までの山並み。
2011年04月29日 06:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:57
その右手、真南には八ヶ岳から蓼科までの山並み。
南八ヶ岳核心部の山々。左から赤岳、横岳、硫黄岳。右は双耳峰の天狗岳。その間から北岳が山頂部を覗かせている。
2011年04月29日 06:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:55
南八ヶ岳核心部の山々。左から赤岳、横岳、硫黄岳。右は双耳峰の天狗岳。その間から北岳が山頂部を覗かせている。
天狗岳の右手には昨年登った甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。南アルプスがこんな方向に見えるとは意外だった。
2011年04月29日 06:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:57
天狗岳の右手には昨年登った甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。南アルプスがこんな方向に見えるとは意外だった。
八ヶ岳の右手には中央アルプスの白い山並み。その手前は霧ヶ峰。
2011年04月29日 06:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:57
八ヶ岳の右手には中央アルプスの白い山並み。その手前は霧ヶ峰。
西には槍・穂高や常念岳。奥穂高岳や南岳、大喰岳、槍ヶ岳などの山頂部は雲に遮られて見えていない。
2011年04月29日 06:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:56
西には槍・穂高や常念岳。奥穂高岳や南岳、大喰岳、槍ヶ岳などの山頂部は雲に遮られて見えていない。
ひとしきり展望を楽しんでから先に進む。次は草すべりを下るのだが・・・。写真は草すべりの分岐点。
2011年04月29日 07:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:06
ひとしきり展望を楽しんでから先に進む。次は草すべりを下るのだが・・・。写真は草すべりの分岐点。
トーミの頭から草すべりを覗き込んだところ、道は一部雪に覆われているものの何とか下れそうだった。写真の黒い線が登山道だが右下の方は雪で見えなくなっている。
2011年04月29日 06:53撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 6:53
トーミの頭から草すべりを覗き込んだところ、道は一部雪に覆われているものの何とか下れそうだった。写真の黒い線が登山道だが右下の方は雪で見えなくなっている。
草すべり上部から見たトーミの頭。
草すべりには足跡は見られなかった。しばらく人は入っていないのかも知れない。下り始めのつづら折りの道が雪に覆われていたが、木々に掴まりながら草の急斜面をショートカットして切り抜ける。
2011年04月29日 07:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:13
草すべり上部から見たトーミの頭。
草すべりには足跡は見られなかった。しばらく人は入っていないのかも知れない。下り始めのつづら折りの道が雪に覆われていたが、木々に掴まりながら草の急斜面をショートカットして切り抜ける。
草すべり上部を振り返える。中央の大きな岩峰がトーミの頭。
道は所々雪に覆われていたが、危険そうなところは道を外して文字どおり草の上を滑り降りて行った。
2024年12月20日 21:39撮影
12/20 21:39
草すべり上部を振り返える。中央の大きな岩峰がトーミの頭。
道は所々雪に覆われていたが、危険そうなところは道を外して文字どおり草の上を滑り降りて行った。
草すべりから湯の平を見下ろす。
この残雪を横切る時が一番緊張した。アイゼンを付けていればどうってことはないが、リュックから取り出して装着するのが面倒なのでキックステップで慎重にトラバースしていった。
結果は無事通過できたが、安全を期してやはりアイゼンはつけるべきだったと思う。
2011年04月29日 07:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:27
草すべりから湯の平を見下ろす。
この残雪を横切る時が一番緊張した。アイゼンを付けていればどうってことはないが、リュックから取り出して装着するのが面倒なのでキックステップで慎重にトラバースしていった。
結果は無事通過できたが、安全を期してやはりアイゼンはつけるべきだったと思う。
草すべり中程からトーミの頭を振り返る。
残雪をトラバースしたあとは笹が茂る斜面を下って行った。
2011年04月29日 07:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:41
草すべり中程からトーミの頭を振り返る。
残雪をトラバースしたあとは笹が茂る斜面を下って行った。
草すべり下部から外輪山を見る。傾斜も緩やかになってほっと一息つく。あとはひたすら下って行けば必ず火山館からの道に出るはずだ。
2011年04月29日 07:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:43
草すべり下部から外輪山を見る。傾斜も緩やかになってほっと一息つく。あとはひたすら下って行けば必ず火山館からの道に出るはずだ。
浅間山を見ながら下って行く。
2011年04月29日 07:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:45
浅間山を見ながら下って行く。
下ってきた外輪山を振り返る。トーミの頭は左端の岩峰。
2011年04月29日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:46
下ってきた外輪山を振り返る。トーミの頭は左端の岩峰。
右手に見えるのは荒々しい山容の剣ヶ峰。
2011年04月29日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:46
右手に見えるのは荒々しい山容の剣ヶ峰。
草すべりの下りも終わって湯の平に向かう途中で涸れ沢を渡る。蛇堀川の源流で小諸で千曲川に合流する。
2011年04月29日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:52
草すべりの下りも終わって湯の平に向かう途中で涸れ沢を渡る。蛇堀川の源流で小諸で千曲川に合流する。
湯の平で火山館からの道と合流する。道には人の足跡はあるが今日のものではない。本日はどうやら一番乗りのようだ。
2011年04月29日 07:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:56
湯の平で火山館からの道と合流する。道には人の足跡はあるが今日のものではない。本日はどうやら一番乗りのようだ。
左にトーミの頭や黒斑山を見ながら前掛山に向かう。
2011年04月29日 07:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 7:57
左にトーミの頭や黒斑山を見ながら前掛山に向かう。
樹林の中の緩い登り道を歩いてJバンド分岐に着く。踏跡はこの先も前掛山方向へ続いているので問題ないが、気になるのはJバンド方面への道だ。
見たところ踏跡は全くない。Jバンドへの道が分からないとあの草すべりを登って戻ることになる。登れないことはないだろうが出来れば避けたい・・・。
2011年04月29日 08:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 8:13
樹林の中の緩い登り道を歩いてJバンド分岐に着く。踏跡はこの先も前掛山方向へ続いているので問題ないが、気になるのはJバンド方面への道だ。
見たところ踏跡は全くない。Jバンドへの道が分からないとあの草すべりを登って戻ることになる。登れないことはないだろうが出来れば避けたい・・・。
ともあれ、まずは目前の前掛山に向かうこととした。登って行くうちに樹林帯を抜け出てまわりの見通しがきくようになってきた。左手に外輪山もよく見える。
帰りは樹林の中の分岐まで戻らずに視界の利くこのあたりから直接Jバンド方面に行くことにして前掛山に向かった。
2011年04月29日 11:02撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 11:02
ともあれ、まずは目前の前掛山に向かうこととした。登って行くうちに樹林帯を抜け出てまわりの見通しがきくようになってきた。左手に外輪山もよく見える。
帰りは樹林の中の分岐まで戻らずに視界の利くこのあたりから直接Jバンド方面に行くことにして前掛山に向かった。
前掛山への登山道は火山礫の崩れやすい道だった。傾斜はそれほどきつくはないが、変化に乏しくどこまでも続く。
草すべりの下りで疲れた上にJバンドへの道も確かでなく、挫けそうになる気持ちを抑えてようやく雪に覆われた第二外輪山の一角に飛び出した。写真左奥に大量の雪に覆われた前掛山が見える。
2011年04月29日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 9:45
前掛山への登山道は火山礫の崩れやすい道だった。傾斜はそれほどきつくはないが、変化に乏しくどこまでも続く。
草すべりの下りで疲れた上にJバンドへの道も確かでなく、挫けそうになる気持ちを抑えてようやく雪に覆われた第二外輪山の一角に飛び出した。写真左奥に大量の雪に覆われた前掛山が見える。
そこには非常時用のシェルターが置かれてあった。本格的な噴火に対しては気休めのようにしか思えないが。
2011年04月29日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 9:45
そこには非常時用のシェルターが置かれてあった。本格的な噴火に対しては気休めのようにしか思えないが。
左に行けば浅間山だが登山禁止となっている。
2011年04月29日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 9:46
左に行けば浅間山だが登山禁止となっている。
荷物を置いて空身で前掛山に向かう。
2011年04月29日 09:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 9:57
荷物を置いて空身で前掛山に向かう。
車坂峠から5時間近くかかって10時過ぎに前掛山に辿り着く。本日の一番乗りだった。しばし展望を楽しむ。
2011年04月29日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 10:07
車坂峠から5時間近くかかって10時過ぎに前掛山に辿り着く。本日の一番乗りだった。しばし展望を楽しむ。
山頂の標識には浅間山と書かれてあった。霧氷が張り付いている。
2011年04月29日 10:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 10:09
山頂の標識には浅間山と書かれてあった。霧氷が張り付いている。
前掛山からは正面に浅間山が見える。山頂は奥の稜線上にあるようだ。標高は2568mで前掛山との差は44m。湧きあがる雲と噴煙との区別がつかない。
2011年04月29日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 10:14
前掛山からは正面に浅間山が見える。山頂は奥の稜線上にあるようだ。標高は2568mで前掛山との差は44m。湧きあがる雲と噴煙との区別がつかない。
剣ヶ峰を見下ろす。といってもこの山も2281mの高さだ。右端の絶壁は牙山。中部山岳はすでに雲の中。
2011年04月29日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 10:08
剣ヶ峰を見下ろす。といってもこの山も2281mの高さだ。右端の絶壁は牙山。中部山岳はすでに雲の中。
剣ヶ峰の右手には第一外輪山の山々が続く。中央左よりの山が黒斑山で標高は2404m。その左にトーミの頭や草すべりも見える。あんな絶壁みたいなところをよく下ってきたものだ。
2011年04月29日 10:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 10:18
剣ヶ峰の右手には第一外輪山の山々が続く。中央左よりの山が黒斑山で標高は2404m。その左にトーミの頭や草すべりも見える。あんな絶壁みたいなところをよく下ってきたものだ。
第二外輪山越しに四阿山から続く信越国境の山々を見る。湧き立つ雲に遮られて残念ながら全貌はつかむことが出来なかった。
2011年04月29日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 10:08
第二外輪山越しに四阿山から続く信越国境の山々を見る。湧き立つ雲に遮られて残念ながら全貌はつかむことが出来なかった。
まずまずの眺めを得た前掛山にお別れをして、浮き石を踏んで何度も転びながら下って行く。
Jバンドへは樹林帯に入る手前のケルンから直接向かうことにした。どこがJバンドか不案内だが正面の鋸岳を目指して行けば間違いないだろう。(Jバンドは写真の右端でした)
2011年04月29日 11:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 11:09
まずまずの眺めを得た前掛山にお別れをして、浮き石を踏んで何度も転びながら下って行く。
Jバンドへは樹林帯に入る手前のケルンから直接向かうことにした。どこがJバンドか不案内だが正面の鋸岳を目指して行けば間違いないだろう。(Jバンドは写真の右端でした)
道なき原野を歩いて鋸岳に近づいてくると幸いなことにJバンド分岐からの道に合流することが出来た。一安心してJバンドに向かう。
2011年04月29日 11:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 11:19
道なき原野を歩いて鋸岳に近づいてくると幸いなことにJバンド分岐からの道に合流することが出来た。一安心してJバンドに向かう。
Jバンドの下で休憩して腹拵えをしてから急登を始める。見上げると険しい稜線が眼前に展開する。
2011年04月29日 11:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 11:52
Jバンドの下で休憩して腹拵えをしてから急登を始める。見上げると険しい稜線が眼前に展開する。
背後にせり上がってくる浅間山を感じながら急登を続けて外輪山の稜線に辿り着く。標高差は少なく草すべりよりも格段に楽な登りと思われた。おそらく下りもそうだろう。
2011年04月29日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 12:14
背後にせり上がってくる浅間山を感じながら急登を続けて外輪山の稜線に辿り着く。標高差は少なく草すべりよりも格段に楽な登りと思われた。おそらく下りもそうだろう。
外輪山最初のピークの鋸岳から浅間山を見る。歩いてきた登山道がよく分かる。
2011年04月29日 12:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 12:21
外輪山最初のピークの鋸岳から浅間山を見る。歩いてきた登山道がよく分かる。
これから歩いて行く外輪山の稜線。手前から仙人岳、その奥に蛇骨岳、左端に黒斑山と続く。
2011年04月29日 12:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 12:21
これから歩いて行く外輪山の稜線。手前から仙人岳、その奥に蛇骨岳、左端に黒斑山と続く。
辿り着いた仙人岳から湯の平を見る。左に剣ヶ峰、右にはトーミの頭の岩峰、右端は黒斑山。
2011年04月29日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 12:44
辿り着いた仙人岳から湯の平を見る。左に剣ヶ峰、右にはトーミの頭の岩峰、右端は黒斑山。
仙人岳からの浅間山。曇ってきた空から雪が降り出す。
2011年04月29日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 12:44
仙人岳からの浅間山。曇ってきた空から雪が降り出す。
次は蛇骨岳だ。
2011年04月29日 12:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 12:49
次は蛇骨岳だ。
蛇骨岳山頂
2011年04月29日 13:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 13:15
蛇骨岳山頂
蛇骨岳からの浅間山。降雪で霞んでいる。
2011年04月29日 13:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 13:11
蛇骨岳からの浅間山。降雪で霞んでいる。
蛇骨岳からはしばらく樹林の中に入るが、やがて外輪山の縁に沿った稜線歩きとなる。
曇り空ではあるが時々日も差す中を黒斑山に向かう。
2011年04月29日 13:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 13:28
蛇骨岳からはしばらく樹林の中に入るが、やがて外輪山の縁に沿った稜線歩きとなる。
曇り空ではあるが時々日も差す中を黒斑山に向かう。
稜線の登山道。雪に覆われてはいるが、軟らかくてアイゼンを使うほどでもない。
2011年04月29日 13:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 13:36
稜線の登山道。雪に覆われてはいるが、軟らかくてアイゼンを使うほどでもない。
本日の最後のピークである黒斑山に到着。浅間山を眺めながらしばらく休憩する。
2011年04月29日 14:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 14:03
本日の最後のピークである黒斑山に到着。浅間山を眺めながらしばらく休憩する。
辿ってきた鋸岳、仙人岳、蛇骨岳など外輪山の山々を振り返る。
2011年04月29日 14:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 14:04
辿ってきた鋸岳、仙人岳、蛇骨岳など外輪山の山々を振り返る。
正面にはドーンと浅間山が。ここで見納めです。
2011年04月29日 14:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 14:04
正面にはドーンと浅間山が。ここで見納めです。
剣ヶ峰と右にトーミの頭。
2011年04月29日 14:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 14:04
剣ヶ峰と右にトーミの頭。
黒斑山から下って草すべり分岐に戻ってきた。ここを下り始めたのは7時間半前のことだった。
2011年04月29日 14:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 14:34
黒斑山から下って草すべり分岐に戻ってきた。ここを下り始めたのは7時間半前のことだった。
帰りは中コースを下り、登山開始からおおよそ10時間かかって車坂峠に戻り着いた。
2011年04月29日 15:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/29 15:46
帰りは中コースを下り、登山開始からおおよそ10時間かかって車坂峠に戻り着いた。
撮影機器:

感想

浅間山、正確には第二外輪山の前掛山に登るのには2つのコースがある。一つは浅間山荘から火山館を経て行くもの、もう一つは車坂峠からトーミの頭を経て行くものです。火山館コースは比較的容易のようだが、前掛山に至るまで遠くの展望はない。一方の車坂峠コースは最初から中部山岳を眺めながら登ることが出来るため是非とも歩いてみたいコースだ。しかし難点は第一外輪山を越えて行く必要があるため火山館コースよりもアルバイトを強いられることだが、労多ければ報われることも多いと考えて頑張るしかない。
第一外輪山と湯の平との間を登り下りするルートには草すべりとJバンドがある。二つを比較するとJバンドの方が標高差は少なくルートも明瞭だと思われたが、外輪山を辿っての往復は最も体力が必要と思われたので、往路は草すべりを下って湯の平に降り立ち、帰りはJバンドから外輪山を縦走するのがベストと考え、あとは現地の状況で判断することとした。
28日の夜の9時半に車坂峠目指して出発する。走行距離は400kmを越える。名神と中央道を走り岡谷ICから国道142号、18号を経て標高1973mの峠に着いたのは29日未明の3時20分。満天の星の下には小諸市街地の灯りが輝いている。1時間ほど仮眠をとってから支度を始めて5時15分に出発した。
最初の展望地トーミの頭から思惑通り富士山や八ヶ岳、日本アルプスの眺めを楽しんだあと草すべりを下ったが、予想通りそこは今日のルートの中で最も気を使ったところだった。何とか無事下り終えたあとは前掛山までは特に問題なく山頂に至る。気になったJバンドへの取り付きの道も思いのほかアッサリと判明。その後第一外輪山を縦走して黒斑山に到着し、予定よりも時間が掛かったが何とか計画通りに無事歩き通すことができました。疲労感は大きかったが変化に富んだ充実した山歩きができた達成感も大きかった。

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