奥穂高岳


- GPS
- 15:56
- 距離
- 36.4km
- 登り
- 1,908m
- 下り
- 1,888m
コースタイム
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:路線バスで新島々、松電で松本、あずさで新宿 ※今は長野から新幹線が早いみたいだが少し高いのであずさにする |
コース状況/ 危険箇所等 |
30日に降った雪が残っていて涸沢から上は石の上に雪があった。穂高岳山荘からの梯子まで岩に氷が張り付いていてアイゼンが必要であった。その上の頂上までは夏道通りで行ける。 |
その他周辺情報 | 上高地アルペンホテルで入浴し、西糸屋でカレーを食べる。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
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感想
11月のこの時期涸沢から奥穂にはよく登るが、この季節は雪が結構あることもあれば全然ない時もある。アイゼン、ピッケルは必要である。そういえば雨の時もあった。今回は山荘から穂高岳登る梯子と奥穂山頂手前の最後の急登の部分に岩に氷が張り付いていてそこだけアイゼンが必要であった。小屋ではいろんな人といろんな話題で盛り上がり楽しかった。テントにしようと思ったがこの時期は小屋どまりもいいですね。楽ですし。
10月31日(土) 30日の夜行高速バスで新宿をでる。バスは満員だった。朝5時半に上高地につく、トイレをすませ横尾方面に向かう。朝は河童橋にも人がいない。ホテルの前も閑散としている。小梨平のキャンプ場の中をとおり進んでいくが夏と違って人が少ない。徳澤のテントも一張りだけだった。梓川左岸沿いの道にでると前穂東壁が白く見える。北尾根のこちらからの形もいい。横尾には何人か休憩していた。これまで前後して歩いていた人は北穂高に登るという。横尾橋を渡り涸沢へと歩いていく。屏風岩が朝日にまぶしい。本谷橋はとりはずし小さい橋がかかっている。横尾本谷から別れ涸沢への道にはいる。ななかまどは葉を落とし赤い実が青い空に映える。まわりの山は秋の気が満ちている。ヒュッテ前で少し休憩する。小屋は戸締りと片付けで忙しそうだ。涸沢小屋も小屋じまいの最中だった。去年は雨でこの小屋に逃げ込んだのだった。ここからザイテングラードに取りつき穂高岳山荘まで登るのにかなりバテバテでずいぶん時間がかかった。アメリカ人の登山者二人が下のほうに見えていたと思うとあっという間に追いつき追い越された。あとで小屋で一緒になり酒を飲みながら話をした。日本の大学院生で日本語がずいぶん達者だった。晴れていた空も小屋につく頃は曇ってしまった。小屋で休憩後、気合を入れ奥穂高山頂に向かう。とりつきの岩は表面を氷が覆っていてアイゼンの爪が適度にきく。鎖場を超えると岩場に雪はついてないので夏道通りに歩く。雪が軽くかぶった岩の上をアイゼンをギシギシ言わせて登っていくと山頂の指導標はシュカプラがついて冬山の感じがした。今の時間誰もいない奥穂の山頂だが、ガスが覆っていて周りは何も見えない。時折風に流されじゃんだるむはいい感じに見えた。小屋にもどり自炊なので土間でお湯を作りながら酒を飲みながら周りの人と話をする。毎年この時期にきているという。白出沢を登ってきたと言っていた。誰も歩いてないので自分の足跡しかない道だったみたい。
11月1日(日)今日はもう登らない。降りるだけだ。朝日がきれいに見える。朝日の上る位置もかなり南側になっていた。明るくなって下山にかかる。夏道どおりザイテングラードを降りる。途中からパノラマコースに入りテント場の中に降り立つ。今日は屏風のコルにも入らずただひたすら降りる。横尾、徳澤、明神と降りるにつれて人が多くなり明神をすぎると観光地なみに観光客が多くなった。(ここは観光地だった)上高地アルペンホテルで入浴し山の汗を流しさっぱりする。時間も早いので西糸屋を除くと座れそうなのでカレーライスを食べ生ビールを飲み一息つく。今回の山旅はおわり。
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