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Yamareco

記録ID: 7556569
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

鳩打峠から烏帽子岳を経て念丈岳へ

2015年05月02日(土) [日帰り]
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GPS
12:27
距離
18.2km
登り
1,667m
下り
1,665m

コースタイム

日帰り
山行
10:20
休憩
1:54
合計
12:14
距離 18.2km 登り 1,667m 下り 1,665m
5:12
49
6:01
6:15
91
9:20
9:32
52
10:24
10:38
77
11:55
11:56
2
11:58
12:32
3
12:35
12:36
82
13:58
13:59
37
14:36
14:55
56
17:26
鳩打峠
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳩打峠に駐車しました。
日の出前の午前5時5分に駐車場を出発。後ろには南アルプスの仙丈ヶ岳と北岳のシルエット。
2015年05月02日 04:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 4:58
日の出前の午前5時5分に駐車場を出発。後ろには南アルプスの仙丈ヶ岳と北岳のシルエット。
車道を少し行くと鳩打峠。標高は1118m、烏帽子ヶ岳まで3時間と書かれている。
2015年05月02日 05:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 5:07
車道を少し行くと鳩打峠。標高は1118m、烏帽子ヶ岳まで3時間と書かれている。
新登山口の案内板(旧登山口が何処かは分かりませんが・・・)。これによると烏帽子岳まで4時間となっている。先ほどとは1時間の差があるが私の場合はこちらだろう。
念丈岳まで登り6.5時間、下りは4.5時間で合計11時間。当然雪なし休憩なしのもの。雪の状態によってはやはり日帰りは無理か?
2015年05月02日 05:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 5:08
新登山口の案内板(旧登山口が何処かは分かりませんが・・・)。これによると烏帽子岳まで4時間となっている。先ほどとは1時間の差があるが私の場合はこちらだろう。
念丈岳まで登り6.5時間、下りは4.5時間で合計11時間。当然雪なし休憩なしのもの。雪の状態によってはやはり日帰りは無理か?
行けるところまで行こうと考えて登山道に足を踏み入れる。始めは樹林の中の緩やかな登り。折から朝日が差し込んできた。
2015年05月02日 05:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 5:20
行けるところまで行こうと考えて登山道に足を踏み入れる。始めは樹林の中の緩やかな登り。折から朝日が差し込んできた。
やがてつづら折りの登りとなり高度を上げて行く。峠から30分ほどで巻き道との分岐点に着く。天気も良いし展望を期待して右の小八郎岳への道を行く。
2015年05月02日 05:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 5:39
やがてつづら折りの登りとなり高度を上げて行く。峠から30分ほどで巻き道との分岐点に着く。天気も良いし展望を期待して右の小八郎岳への道を行く。
小八郎岳に向かう緩い登り。このあたりは季節にはササユリが咲くらしいが、準絶滅危惧種になっており採取は禁止されている。
2015年05月02日 05:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 5:50
小八郎岳に向かう緩い登り。このあたりは季節にはササユリが咲くらしいが、準絶滅危惧種になっており採取は禁止されている。
午前6時5分に標高1470mの小八郎岳に到着。視界が一気に開けてこれから向かう烏帽子岳がよく見える。右には雪を残した中央アルプスも。
右端に片桐小八郎之霊と書かれた石碑がある。小八郎は源平争乱時の源氏方の武将で、ここに城を築いたとのことです。
2015年05月02日 06:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 6:05
午前6時5分に標高1470mの小八郎岳に到着。視界が一気に開けてこれから向かう烏帽子岳がよく見える。右には雪を残した中央アルプスも。
右端に片桐小八郎之霊と書かれた石碑がある。小八郎は源平争乱時の源氏方の武将で、ここに城を築いたとのことです。
烏帽子岳から池ノ平山を経て念丈岳へと続く稜線。念丈岳は中央左寄りの台形のピーク。左の山は高森ルート上の大島山。
2015年05月02日 06:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 6:06
烏帽子岳から池ノ平山を経て念丈岳へと続く稜線。念丈岳は中央左寄りの台形のピーク。左の山は高森ルート上の大島山。
東には南アルプスが一望出来ました。仙丈ヶ岳から聖岳までの3千メートル峰が並ぶ。
2015年05月02日 06:11撮影
5/2 6:11
東には南アルプスが一望出来ました。仙丈ヶ岳から聖岳までの3千メートル峰が並ぶ。
小八郎岳で10分ほど休憩してから先に進んで行くと10分ほどで巻き道と合流する。ここは烏帽子岳までの3合目。
2015年05月02日 06:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 6:25
小八郎岳で10分ほど休憩してから先に進んで行くと10分ほどで巻き道と合流する。ここは烏帽子岳までの3合目。
カラマツ林の中の緩い登りが続く。
2015年05月02日 06:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 6:38
カラマツ林の中の緩い登りが続く。
道端のヤシオツツジも満開。
2015年05月02日 06:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 6:41
道端のヤシオツツジも満開。
4合目付近の道。カラマツとササの組み合わせが延々と続く。
2015年05月02日 06:44撮影
5/2 6:44
4合目付近の道。カラマツとササの組み合わせが延々と続く。
午前7時20分。標高も1700mを越えて烏帽子岳もだいぶ近づいてきた。飯島道との分岐まであと100mほどの登り。
2015年05月02日 07:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 7:23
午前7時20分。標高も1700mを越えて烏帽子岳もだいぶ近づいてきた。飯島道との分岐まであと100mほどの登り。
午前7時45分、飯島道との分岐(P1849)に到着。ここで10分ほど休憩する。
ここから烏帽子岳までの標高差は約350mで1時間ほどかかりそう。到着は9時を回り、やはり峠から4時間を要することとなりそうだった。
2015年05月02日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 7:46
午前7時45分、飯島道との分岐(P1849)に到着。ここで10分ほど休憩する。
ここから烏帽子岳までの標高差は約350mで1時間ほどかかりそう。到着は9時を回り、やはり峠から4時間を要することとなりそうだった。
P1849で休憩して少しは疲れも取れたところで烏帽子岳目指して出発する。少し下って、そのあとは狭い尾根道を歩いて行く。
2015年05月02日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 8:04
P1849で休憩して少しは疲れも取れたところで烏帽子岳目指して出発する。少し下って、そのあとは狭い尾根道を歩いて行く。
そのあと緩く登って行くとほどなくセキナギに着く。稜線直下まで崩壊が進んでいる。やがては稜線が削り取られてしまいそう。そうなると登山道は?
2015年05月02日 08:11撮影
5/2 8:11
そのあと緩く登って行くとほどなくセキナギに着く。稜線直下まで崩壊が進んでいる。やがては稜線が削り取られてしまいそう。そうなると登山道は?
セキナギを過ぎると急登が始まる。このあたりから烏帽子岳までの間がこのルートで最も厳しいところでした。
2015年05月02日 08:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 8:17
セキナギを過ぎると急登が始まる。このあたりから烏帽子岳までの間がこのルートで最も厳しいところでした。
岩と根っこの道の急登。ペースを崩さずにゆっくりと登る。
2015年05月02日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 8:26
岩と根っこの道の急登。ペースを崩さずにゆっくりと登る。
途中で残雪も見えてきたが思ったよりも少ない。ところどころ道を覆っているところもあったが、全体としては夏道を辿って登って行くことができた。
2015年05月02日 08:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 8:35
途中で残雪も見えてきたが思ったよりも少ない。ところどころ道を覆っているところもあったが、全体としては夏道を辿って登って行くことができた。
標高も2100mを越えて頭上に烏帽子岩が見えてきた。あともう一登り。
2015年05月02日 09:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 9:04
標高も2100mを越えて頭上に烏帽子岩が見えてきた。あともう一登り。
烏帽子岩を巻いて、頂上直下の鎖やロープが張られた崖のような道を登って行く。
2015年05月02日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 9:10
烏帽子岩を巻いて、頂上直下の鎖やロープが張られた崖のような道を登って行く。
そこを登り詰めると頂上はすぐのところだった。午前9時15分に今日の第二番目のピークである烏帽子岳に到着。
2015年05月02日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 9:17
そこを登り詰めると頂上はすぐのところだった。午前9時15分に今日の第二番目のピークである烏帽子岳に到着。
烏帽子岳からの遮るもののない360度の展望。北には越百山から仙涯嶺、南駒ヶ岳、赤梛岳、空木岳にかけての中央アルプス南部の白銀の峰々。
2015年05月02日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 9:17
烏帽子岳からの遮るもののない360度の展望。北には越百山から仙涯嶺、南駒ヶ岳、赤梛岳、空木岳にかけての中央アルプス南部の白銀の峰々。
西にはこれから向かう池ノ平山から念丈岳。念丈岳の左遠くに安平路山が見える。
2015年05月02日 09:18撮影
5/2 9:18
西にはこれから向かう池ノ平山から念丈岳。念丈岳の左遠くに安平路山が見える。
念丈岳(右)と安平路山を拡大
2015年05月02日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 9:18
念丈岳(右)と安平路山を拡大
振り返れば伊那谷を隔てて、鋸岳から遙か南の池口岳にかけての南アルプスの山々。
2015年05月02日 09:19撮影
5/2 9:19
振り返れば伊那谷を隔てて、鋸岳から遙か南の池口岳にかけての南アルプスの山々。
南アルプスの左には八ヶ岳と蓼科山。
2015年05月02日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 9:20
南アルプスの左には八ヶ岳と蓼科山。
山頂で20分ほど休んでから次の目的地の池ノ平山に向かう。これから先は雪の状態次第となるが、山頂から見たところはそれほど多くなさそうだった。いずれにしても稜線を忠実に辿って行けば何とかなるだろう。
2015年05月02日 09:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 9:31
山頂で20分ほど休んでから次の目的地の池ノ平山に向かう。これから先は雪の状態次第となるが、山頂から見たところはそれほど多くなさそうだった。いずれにしても稜線を忠実に辿って行けば何とかなるだろう。
烏帽子岳から一旦下り、雪の残る樹林の中の岩の尾根を登ったりへつったりしながら10分弱で次の小さなピークに到着。ここも眺めの良いところだった。
2015年05月02日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 9:44
烏帽子岳から一旦下り、雪の残る樹林の中の岩の尾根を登ったりへつったりしながら10分弱で次の小さなピークに到着。ここも眺めの良いところだった。
その後は明瞭な道を辿って稜線を行く。ところどころ残雪もあったが大したことはなく、これなら念丈岳まで行ける可能性大と思った。
2015年05月02日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 10:07
その後は明瞭な道を辿って稜線を行く。ところどころ残雪もあったが大したことはなく、これなら念丈岳まで行ける可能性大と思った。
なかなか雰囲気のよい道。
時刻は10時を回ったところだった。帰りのことも考えて12時頃を引き返す目途とした。
2015年05月02日 10:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 10:10
なかなか雰囲気のよい道。
時刻は10時を回ったところだった。帰りのことも考えて12時頃を引き返す目途とした。
池ノ平山に近づくと残雪が増えてきた。傾斜も緩く適度に締まっていて歩きやすい。
2015年05月02日 10:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 10:16
池ノ平山に近づくと残雪が増えてきた。傾斜も緩く適度に締まっていて歩きやすい。
午前10時25分に池ノ平山に到着。本日第三番目のピーク。一面の雪原を想像していたが、半分ほどは笹原が現れていた。
2015年05月02日 10:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 10:26
午前10時25分に池ノ平山に到着。本日第三番目のピーク。一面の雪原を想像していたが、半分ほどは笹原が現れていた。
池ノ平山は標高2327mで本日の行程の中では最も標高が高いところです。
2015年05月02日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 10:24
池ノ平山は標高2327mで本日の行程の中では最も標高が高いところです。
池ノ平山は広々としていていい雰囲気のところだったが、広闊な展望がないのが玉に瑕です。ここで腹拵えをして10分ほど休憩。
2015年05月02日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 10:23
池ノ平山は広々としていていい雰囲気のところだったが、広闊な展望がないのが玉に瑕です。ここで腹拵えをして10分ほど休憩。
午前10時35分、最終目的地の念丈岳に向かう。池ノ平山から下る途中で正面に目指す念丈岳を見る。その後ろには安平路山が控えている。
2015年05月02日 10:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 10:40
午前10時35分、最終目的地の念丈岳に向かう。池ノ平山から下る途中で正面に目指す念丈岳を見る。その後ろには安平路山が控えている。
少し下って行くと右手に越百山と仙涯嶺が見えた。
2015年05月02日 10:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 10:46
少し下って行くと右手に越百山と仙涯嶺が見えた。
池ノ平山から下る途中で念丈岳を見る。その後ろに安平路山から奥念丈岳まで中央アルプス最南部の稜線が続く。念丈岳から右に稜線を辿ると奥念丈岳に達する。
2015年05月02日 10:55撮影
5/2 10:55
池ノ平山から下る途中で念丈岳を見る。その後ろに安平路山から奥念丈岳まで中央アルプス最南部の稜線が続く。念丈岳から右に稜線を辿ると奥念丈岳に達する。
鞍部付近からの念丈岳。稜線の道は思っていたよりも明瞭で迷うことはない。
2015年05月02日 11:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 11:03
鞍部付近からの念丈岳。稜線の道は思っていたよりも明瞭で迷うことはない。
P2243からの念丈岳。
池ノ平山から先の道は灌木帯となっていて見通しが利き眺めはよい。
2015年05月02日 11:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 11:15
P2243からの念丈岳。
池ノ平山から先の道は灌木帯となっていて見通しが利き眺めはよい。
稜線上はところどころ残雪があり一部では夏道を覆っていたが、特に問題となるようなところはなかった。
2015年05月02日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 11:21
稜線上はところどころ残雪があり一部では夏道を覆っていたが、特に問題となるようなところはなかった。
P2243と次の小ピークとの鞍部から振り返る。左手前にP2243、右奥に池ノ平山。
2015年05月02日 11:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 11:23
P2243と次の小ピークとの鞍部から振り返る。左手前にP2243、右奥に池ノ平山。
小ピークとの鞍部から念丈岳を見る。時刻は11時40分。なんとか12時には着きそうだ。
2015年05月02日 11:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 11:41
小ピークとの鞍部から念丈岳を見る。時刻は11時40分。なんとか12時には着きそうだ。
鞍部から見た中央アルプス主稜線。手前の奥念丈岳から徐々に高度を上げて行き、越百山、仙涯嶺、南駒ヶ岳へと続く。
2015年05月02日 11:41撮影
5/2 11:41
鞍部から見た中央アルプス主稜線。手前の奥念丈岳から徐々に高度を上げて行き、越百山、仙涯嶺、南駒ヶ岳へと続く。
念丈岳直下の残雪。途中で夏道のある右手の樹林の中に入って行く。
2015年05月02日 11:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 11:47
念丈岳直下の残雪。途中で夏道のある右手の樹林の中に入って行く。
最後の急登を終えて着いたところは主稜線への分岐点。
右のハイマツの中に踏み跡があり奥念丈岳まで行けるようだが、ここからは道のようなものは見えなかった。
2015年05月02日 11:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 11:54
最後の急登を終えて着いたところは主稜線への分岐点。
右のハイマツの中に踏み跡があり奥念丈岳まで行けるようだが、ここからは道のようなものは見えなかった。
稜線に残った雪を踏んで山頂へ。
2015年05月02日 11:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 11:56
稜線に残った雪を踏んで山頂へ。
午後0時ちょっと前にようやく念丈岳に到着した。峠を出発して7時間弱、長い長い道程だった。
2015年05月02日 11:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 11:57
午後0時ちょっと前にようやく念丈岳に到着した。峠を出発して7時間弱、長い長い道程だった。
念丈岳山頂。後ろは南アルプス。
過去の日帰り山行では平ヶ岳や笈ヶ岳、毛勝山、平家岳、暑寒別岳に匹敵するものだったがきつい登り返しがなかったためもあってか疲労感はそれほどなかった。
何はともあれ、暫しの休憩の後山岳展望を開始。
2015年05月02日 12:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:29
念丈岳山頂。後ろは南アルプス。
過去の日帰り山行では平ヶ岳や笈ヶ岳、毛勝山、平家岳、暑寒別岳に匹敵するものだったがきつい登り返しがなかったためもあってか疲労感はそれほどなかった。
何はともあれ、暫しの休憩の後山岳展望を開始。
山頂の三角点と中央アルプス
2015年05月02日 12:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:30
山頂の三角点と中央アルプス
中央アルプス主稜線。先ほど鞍部で見たものと大きくは違わない。
2015年05月02日 12:06撮影
5/2 12:06
中央アルプス主稜線。先ほど鞍部で見たものと大きくは違わない。
南駒ヶ岳方面を拡大。中央に南駒ヶ岳、右に鋭い仙涯嶺。
2015年05月02日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:09
南駒ヶ岳方面を拡大。中央に南駒ヶ岳、右に鋭い仙涯嶺。
奥念丈岳の彼方に御嶽山。
2015年05月02日 12:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:29
奥念丈岳の彼方に御嶽山。
中央アルプス最南部の山々
2015年05月02日 12:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:06
中央アルプス最南部の山々
振り返って池ノ平山
2015年05月02日 12:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:05
振り返って池ノ平山
東正面には南アルプスの大観。正午を過ぎて少し霞んできていますがまずまずの眺めです。それにしても今年は雪が少ない。4月の雨で溶けてしまったのだろうか。
2015年05月02日 12:07撮影
5/2 12:07
東正面には南アルプスの大観。正午を過ぎて少し霞んできていますがまずまずの眺めです。それにしても今年は雪が少ない。4月の雨で溶けてしまったのだろうか。
鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳
2015年05月02日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:09
鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳
北岳、間ノ岳、農鳥岳
2015年05月02日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:10
北岳、間ノ岳、農鳥岳
塩見岳
2015年05月02日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:10
塩見岳
悪沢岳・荒川岳、赤石岳、聖岳
2015年05月02日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:10
悪沢岳・荒川岳、赤石岳、聖岳
さらに拡大して悪沢岳と荒川岳
2015年05月02日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:10
さらに拡大して悪沢岳と荒川岳
赤石岳
2015年05月02日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:10
赤石岳
聖岳
2015年05月02日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:10
聖岳
光岳方面
2015年05月02日 12:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:11
光岳方面
貸し切り状態の山頂で30分を過ごしてから午後0時半に帰途につく。もっとゆっくりしたかったが残された時間は少ないので、後ろ髪を引かれるようにして山頂にお別れをして池ノ平山に向かって下り始めた。
2015年05月02日 12:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 12:40
貸し切り状態の山頂で30分を過ごしてから午後0時半に帰途につく。もっとゆっくりしたかったが残された時間は少ないので、後ろ髪を引かれるようにして山頂にお別れをして池ノ平山に向かって下り始めた。
P2243を越えて池ノ平山に登り返す。疲れも出て来てしんどいです。
2015年05月02日 13:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 13:15
P2243を越えて池ノ平山に登り返す。疲れも出て来てしんどいです。
午後1時45分に池ノ平山に戻る。残雪の上には複数の足跡があった。恐らくここで引き返した人たちがいたのだろう。
2015年05月02日 13:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 13:43
午後1時45分に池ノ平山に戻る。残雪の上には複数の足跡があった。恐らくここで引き返した人たちがいたのだろう。
戻ってきた池ノ平山で一息入れる。疲れたときの休憩ほど気分のよいものはなくいつまでも休んでいたかった。しかしすでに時刻は午後2時に近い。まだまだ先は長くゆっくりともしていられない。
2015年05月02日 13:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 13:59
戻ってきた池ノ平山で一息入れる。疲れたときの休憩ほど気分のよいものはなくいつまでも休んでいたかった。しかしすでに時刻は午後2時に近い。まだまだ先は長くゆっくりともしていられない。
烏帽子岳への稜線を行く。
2015年05月02日 14:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 14:12
烏帽子岳への稜線を行く。
午後2時25分に烏帽子岳の手前のピークに戻る。今日は天気が安定していてまだ南アルプスもよく見える。
2015年05月02日 14:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 14:27
午後2時25分に烏帽子岳の手前のピークに戻る。今日は天気が安定していてまだ南アルプスもよく見える。
午後2時35分に烏帽子岳に到着。
2015年05月02日 14:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 14:37
午後2時35分に烏帽子岳に到着。
池ノ平山と念丈岳を振り返る。
2015年05月02日 14:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 14:39
池ノ平山と念丈岳を振り返る。
見飽きるほど眺めた中央アルプス。
休む間もなく往路では割愛した烏帽子岩に向かう。
2015年05月02日 14:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 14:38
見飽きるほど眺めた中央アルプス。
休む間もなく往路では割愛した烏帽子岩に向かう。
午後2時45分に烏帽子岩に登る。
2015年05月02日 14:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 14:42
午後2時45分に烏帽子岩に登る。
ここからの眺めの白眉は伊那谷を隔てた南アルプス。小八郎岳、烏帽子岳、念丈岳、そしてこの烏帽子岩から、今日4度目の眺めです。
2015年05月02日 14:46撮影
5/2 14:46
ここからの眺めの白眉は伊那谷を隔てた南アルプス。小八郎岳、烏帽子岳、念丈岳、そしてこの烏帽子岩から、今日4度目の眺めです。
眼下にはこれから辿る尾根道。斜面が白く見えるところはセキナギかな。 中央右寄りに小八郎山も見える。午後3時に下山を再開する。
2015年05月02日 14:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 14:45
眼下にはこれから辿る尾根道。斜面が白く見えるところはセキナギかな。 中央右寄りに小八郎山も見える。午後3時に下山を再開する。
烏帽子岩からの急な道を下って行きます。
2015年05月02日 15:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 15:06
烏帽子岩からの急な道を下って行きます。
ドンドン下ります。
2015年05月02日 15:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 15:18
ドンドン下ります。
セキナギを見下ろす。順光となって朝よりも迫力があります。
2015年05月02日 15:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 15:34
セキナギを見下ろす。順光となって朝よりも迫力があります。
午後3時50分に飯島道分岐に着く。ここで最後の休憩を取り午後4時発。
2015年05月02日 15:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 15:52
午後3時50分に飯島道分岐に着く。ここで最後の休憩を取り午後4時発。
午後の光に映えるヤシオツツジを愛でながら・・・
2015年05月02日 16:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 16:34
午後の光に映えるヤシオツツジを愛でながら・・・
緩い坂道を坦々と下って行く。
2015年05月02日 16:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 16:31
緩い坂道を坦々と下って行く。
午後4時45分に小八郎岳分岐を通過。帰りは右の巻き道を下って行く。
2015年05月02日 16:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 16:46
午後4時45分に小八郎岳分岐を通過。帰りは右の巻き道を下って行く。
午後5時25分に峠に戻る。往復12時間15分の長い道程でした。まずはこうして無事戻ってくることができたことに感謝。
また思いの外雪が少なくて計画通り念丈岳まで行くことができ、期待どおりの眺めを得られたのは幸運だった。
2015年05月02日 17:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 17:24
午後5時25分に峠に戻る。往復12時間15分の長い道程でした。まずはこうして無事戻ってくることができたことに感謝。
また思いの外雪が少なくて計画通り念丈岳まで行くことができ、期待どおりの眺めを得られたのは幸運だった。
駐車場には相変わらず他に車はなし。池ノ平山や烏帽子岳までの登山者はいたと思うが、結局今日は道中誰にも会わなかった。
着替えをしてから午後5時50分に峠を発ち飯田に向かった。
2015年05月02日 17:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/2 17:25
駐車場には相変わらず他に車はなし。池ノ平山や烏帽子岳までの登山者はいたと思うが、結局今日は道中誰にも会わなかった。
着替えをしてから午後5時50分に峠を発ち飯田に向かった。
撮影機器:

感想

北は茶臼山から南の越百山まで2千5百メートルを越す峰々が連なる中央アルプスこと木曽山脈も、それ以南は徐々に高度を落として、奥念丈岳、安平路山、摺古木山などの樹林に覆われた山並みとなってしまいます。そうした中にあって、主稜線から少し離れた位置にある念丈岳は木曽山脈におけるハイマツの南限地帯であることや、その山頂から雄大な展望が得られることなど、中ア最南部では特筆すべき山です。
この山に直接登るルートとしては、松川町の鳩打峠から烏帽子岳を越えて行く道と高森町から大島山を越えて行く道の2本あるが、いずれも長距離の尾根歩きが必要となります。特にまだ稜線に雪の残る時期では日帰りは難しく、そのため登る人は限られていて、人出で賑わうGWでも静かな山歩きが出来るところに違いないと考えました。
と言うことで、今年のGWはこの念丈岳に日帰りで登ることにしたが、残雪の状態によっては無理かも知れないので、その時は途中の池ノ平山まででも、と考えて山行計画を立てた。ルートは上記2本のうち、途中の烏帽子岳までよく整備されている鳩打峠からの道を行くことにしました。
5月1日の午後9時半に枚方の家を出発。GWの初日だが深夜なので混むこともなく順調に走って鳩打峠の駐車場に着いたのは2日の午前0時50分だった。駐車場には他に車はなし。夜明けまで仮眠をとる。
少し微睡んだ気がして目を開けるとまわりは薄明るくなっている。時計を見ると4時半を回っていた。今日は長丁場なので遅くとも5時には出発したいので、眠気と戦って起き出し、支度をして5時過ぎに駐車場を出発した。
そして、好天気の上残雪も少なかったお陰で無事念丈岳まで行くことができ、期待に違わない南アルプスの大観を得ました。GWにもかかわらず道中ではだれにも会うことはなかった木曽山脈におけるハイマツ南限の山歩きでした。

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