白山


- GPS
- 19:55
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 2,929m
- 下り
- 2,919m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:51
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:37
天候 | 晴れ時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険に感じた個所はなし。よく整備されています。 |
写真
感想
※半年前のログなので、だいぶ記憶が曖昧な記録になります。
山友人が大き目の休みを取れるとのことで、北陸観光と泊りがけ山行を組み合わせようぜ!
ということで、白山周遊ルートを登ることに。
0日目として、まずは市ノ瀬に前入り。
この日は市ノ瀬野営場に車を止め、テント泊をば。
幸い、キャンプサイトはあまり混雑しておらず、そこそこ広々としたスペースの確保に成功、ゆったり過ごすことができました。
ちなみにこのあたりは相当熊が出現するようで、そいつらを追っ払うために管理小屋では定期的?に爆発音を響かせてました。
くわばらくわばら…
1日目は、市ノ瀬駐車場から湯の谷を登って白山釈迦岳、七倉山、大汝峰、御前峰と辿って白山室堂の山小屋に至るルート。
最初の 4km ちょいは、林道をひたすらテクテクる。
登山道直結の駐車場がないとどうしてもこうなるなぁ…
とテンションが下がると見せかけて、この日は空気が澄んでいたためか、満天の星空を仰ぎながらの行程に。
都内や近郊と違って人工の明かりが皆無、かつ登山道よりは空が広く空いている林道だからこそ楽しめるこのパノラマ、これはよい出だしですよ…!
釈迦岳登山口からは、ひたすらしっかりめの斜度での登攀。
釈迦岳前峰にたどり着くあたりで視界はすっかり開け、雄大な白山連峰に連なる山々が眺められるように。
そして白山釈迦岳に到着。
ただ、白山釈迦岳の山頂は登山ルートから、100m くらいそれる必要があるんですが、この分岐点が微妙にわかりづらい。
すれ違ったほかの方もこれを見落として、慌てて U ターンしていった…なんてシーンもあったりしました。ご注意を。
そして、わざわざ逸れてまで山頂に行っても、展望 0 という悲しみ。
ここからも、基本的にはひたすら登って登って。
お昼過ぎに、ようやく大汝峰に到着!
…したのはいいんだけど、このあたりで異様に雲が厚くなってくる。嫌な予感である。
お池巡りを始めたあたりで、そもそも池が見えないほどに雲が下りてくる。とても嫌な予感である。
そして、御前峰に到着した直後くらいから、一気に土砂降りに。案の定である。
おかでせっかくの最高峰なのに、まったくゆっくりすることができず…
身体が冷え切る前に、急いで室堂まで降りて山小屋到着。
水も滴るいい何とやらになりながら、この日は早めに休みました。
ちなみに、雨は山小屋ついてから 30 分もしないうちに上がったようです。がっでむ。
2日目は、ご来光を楽しむために展望台…
に行こうと思ったんですが、同じことを感がている人多数なようで、山小屋からすでに展望台が満員御礼なのが見える。
そこで、山ベテランの友人の勧めで、室堂から少し下ったところ(2,420m 地点くらい)に移動。
すると、このあたりはちょっとした開けた場所になっており、かつご来光の視界を遮るものが何もない素敵スペース!
そんなわけで、友人と二人で完全貸し切りの大パノラマでご来光を拝むことができました。
ここのために、GoPro12 を持ってきた甲斐があったといえるほどの素晴らしい映像を記録することができました、友人に感謝!
お天道様に心を洗って頂いた後からは、ゆるやかーに下っていきます。
ちなみに気温自体は余裕の氷点下で、いたるところに霜が降りて、地上の植生には白化粧が施され、ところどころの道は凍結しているという状況。
この、秋山と雪山の中間くらいの雰囲気、いいなぁ…
と心安らかに歩いてたら、南竜ヶ馬場を過ぎたあたりにある木道で派手に2度ほどずっこけました。
凍結した木材が想像以上につるっつるのつるで、2度目は結構まずいこけかたをしてしまった…
幸い、ひじの打撲程度で済んだけど、一歩間違ってたら下山困難になるところだった、ここは反省どころ。
そこを抜けたあたりで陽光が強くなり、凍結していた個所が解凍されて安心して歩けるように。
おかげで特に支障もなく、中継地点の別山に到着。
ここも山頂からの視界を遮るものがないため、よく晴れていたこともあり360度のパノラマを思う存分堪能できました。
別山からは、あとはひたすら駐車場まで下っていきます。
途中、一瞬だけ岐阜県に侵入したりしつつ、ひたすらてくてく。
そして、このあたりから疲労困憊だったため、記憶が完全にあやふやってます。
写真もほぼ撮ってないあたり、それなりにきつかったんだと思います…
その分、下山後泊に利用させて頂いた永井旅館の温泉の気持ちよさ、夕食と日本酒の美味さ、これはもう筆舌に尽くし難い素晴らしさでした…
これもあるから、きつめの山行もやめられない。
全体として、極めて満足度の高いアクティビティでした!
どうも今回のルートはそんなにメジャーでないルートだったのか、室堂の核心エリアを除いて混雑を感じる場目はあまりなく、のびのびとした山歩きを楽しめました。
また一度高いところまで出てからの展望は基本開けており、常に目の中に白山連峰のパノラマを望みながらのぜいたくな時間を過ごせました。
加えて地味に池塘や沢の数もあり、水のある景色大好き人間としてはそこもテンションの上がりどころでした。
惜しむらくは、やはり 1 日目の午後くらいからの厚い雲、そして悪天候を喰らったところですな…
とはいえ、これは次回訪問の理由をもらえたんだ、と前向きに解釈することにしましょう!
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