奥秩父主脈縦走(雁坂峠から奥多摩駅)


- GPS
- 20:42
- 距離
- 63.1km
- 登り
- 5,173m
- 下り
- 5,922m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:07
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:47
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
降車バス停は「道の駅みとみ」だが正式な降車口ではないようで、事前に運転手へみとみで降りたい旨を伝えておく必要がある様子(自分は西沢渓谷入口から歩いて戻ろうと思っていたところ、同乗のどなたかが運転手にみとみで降りる旨を伝えていたようで便乗)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1)雁坂峠へ向かう途中の渡渉で当日、水量が多く難儀した。途中で出会った方からは、その渡渉ポイントは3ヶ所ほど渡る場所を選べるが、3つの中では一番奥(下山側だと一番手前)が比較的渡りやすかったとのこと。自分は真ん中を無理やり。 2)笠取山を越えた先のクマザサが踏み跡を覆い隠すように伸び放題伸びてた。石があるのか根が張り出しているのか目視が難しく歩きづらい上、朝露で太ももから下がびちゃびちゃ。靴の中まで濡れて涙目。ゲーターを持っていくべきだったと後悔。 3)雲取山荘から始まる奥多摩方面への巻き道も上記2ほどではないがクマザサが伸びていて、靴の中までではないがそれなりに朝露で濡れた。 4)六ッ石山から先、登山道が比較的長い距離、えぐれて全面に土が剥き出しのルートがある。下山中、滑ると分かっていても何度か滑った。巻かせないように注意書きも貼ってあるので正直にルートを進むしかなくスリップ注意。 |
その他周辺情報 | もえぎの湯。本来月曜は休館だが祝日のため営業していた。汚れを落とさず電車で帰るハメにならずホッとした。 |
いつもは自宅のありもの、水分多めの食材で準備していたため結果ほぼ20kgという重量だったが今回、食料周りを見直してドライものばかりに。結果6kg減の14kgで、背中と肩が本当に楽だった。いままでが、どんだけーという感じ。
写真のこれは日清のカレーメシ。余計なアレンジは一切なしの貧相な夕食(15時半だが)。軽量化のためとはいえ酒だけは譲れないのでスキットルで1缶だけウイスキーを持ってきた。山の水で割って頂く。満足。
装備
備考 | ゲーター |
---|
感想
3連休。丁度紅葉シーズンだし久しぶりに天気も良さそうなので人気のアルプスで紅葉狩り登山とも考えたのだが、どうしてもチラつくGWで途中撤退した奥秩父主脈縦走。この半年間、喉の奥に刺さった魚の小骨のような感じで、なんかこのままだとずっと引っ張りそうだから、日程的な問題で未走破部分のみながら「雁坂峠から奥多摩駅まで」を2泊3日でやっつけてきた。
これで他の登山履歴も含めると地図上では「みずがき山荘から奥多摩駅まで」を一筆で踏み跡が付いて、実際にはヤマレコを始める前に御嶽駅から大岳山へ登っていることから、さらに先、実質「みずがき山荘から正丸駅」までが一筆に。随分と繋げて歩いたなぁ。
で、コースの感想といえば一言「長い!」
これ、GWのときには残雪で撤退したけど、仮に残雪がなくとも歩ききれなかったと思う。
今回、写真撮影やザックから荷物を取り出すとき以外は歩みを一切止めず、小屋に到着するまでは食事も歩きながら。限りなく自分の限界に近いスピードと体力と時間管理で歩いたその上での結論としては、前回考えていた大弛峠から笠取小屋は恐らく1日では無理。甲武信を過ぎた破風山のアップダウンでスタミナ切れ、時間切れになると思う。そうなると当初の3泊4日想定から、
みずがき山荘⇒大弛小屋
大弛小屋⇒破風山避難小屋
破風山避難小屋⇒笠取小屋
笠取小屋⇒雲取山荘
雲取山荘⇒奥多摩駅
の4泊5日が実際のところ。
これを2泊3日とか3泊4日で踏破する人たちは尋常じゃない。
そしてGWの初残雪体験に続き、今回は初のヤブコギ。朝露に濡れた熊笹のなかを突破する頃には腿から下、靴の中までグッチャリ。GWでゲーターの必要性を分かっていたのに、なんでもっとこのコースのことを知ろうと思わなかったんだろう(涙)
笠取山から先、黒塊ノコル辺りまでずっと熊笹で、正直あまりの酷さにもう帰ろうかとも思ったが、森の中を漂う朝霧の奥から差し込んだ陽光の美しさに「進め」と背中を押されて続行。つか、戻るにしても来た分と同じヤブコギをしかえさないとならんし。
残雪体験にヤブコギ体験と、このコースには大変いい勉強をさせてもらったがもう二度とやりたくない。人気百名山の整備されまくった山だけをいくらたくさん登ったところで、ステップアップなど出来んなというのを分からされた山行だった。
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