栗駒山【いわかがみ平BS→栗駒山→須川温泉BS】


- GPS
- 03:29
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 519m
- 下り
- 512m
コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 3:26
写真
感想
今年も始まった紅葉シーズン。
第一弾として、立山の素晴らしい紅葉は記憶に残りました。
次いでは、今年のテーマにしている「東北」。
しかし、突然にして現れた台風で出鼻を挫かれるスタートに。
天気予報と睨めっこしながら諸々の計画の中から選んだのは、栗駒山。
言わずと知れたレコやメディアの常連に、日帰りで会いに行きます。
■いわかがみ平→栗駒山
新幹線でくりこま高原駅まで行き、バスに乗り換えが通常のアプローチ。
須川温泉から登る場合は一ノ関駅と、新幹線に恵まれています。
が、ちょっとケチって夜行バスで仙台駅まで行くことにします。
そこから在来線に乗りバスの始発、石越駅へと向かいました。
石越駅から紅葉号に乗ったのは10名にも届かず。
くりこま高原で行列ができていましたが、バスも増発体制で全員着席でした。
いわかがみ平から東栗駒コースを選ぶ人も多かったようです。
どうせ戻ってくるのなら、ピストンでなく周回ルートも良さそうですね。
途中まで丁寧に石畳が敷かれた、およそ登山道とはかけ離れた中央コース。
栗駒山の紅葉よりも、振り返ってみる錦秋の山腹が美しかったです。
お陰で、何度となく振り返って写真を撮って…と、なかなか進みません。
これなら、中央コースを下山路に使うのはアリですね。
緩やかに階段を登り上げると、大混雑の山頂に到着します。
往復3時間程度のピクニック感覚の山なので、ライト層にも大人気でした。
■栗駒山→須川温泉BS
山での雑踏は好きではないので、休まずに須川へと下山します。
それに、この辺りの山は同定できる気がしませんし。
周囲がガスに覆われていくのを感じながら、天狗平まで緩やかに稜線を歩きます。
思ったよりも開けた天狗平、手頃だったので簡単にランチにしました。
ここから須川コースで楽勝下山と思わせつつ、そう簡単には行きません。
ここ数日の雨のせいか、登山道に沼が出来上がっています。
沼に落ちないように、岩や木で足を滑らせないように、慎重に下りていきます。
ウェアの替えを持ってこなかったので、沼で転ぶのだけは避けたかったから。
硫黄の香りが漂ってくると、昭和湖に至ります。
登山道から少し外れた所にトイレがありますが、硫黄臭が強く長い滞在には向かないようです。
須川の方から仰ぐ栗駒山の方が、山頂付近まで綺麗に紅葉していたようです。
こちらも錦秋と呼ぶに相応しい、色鮮やかな紅葉に彩られていました。
須川温泉は車でアクセスできるので、施設は至れり尽くせり。
露天風呂は脱衣所と洗い場はこじんまりですが、浴槽は異様に広く頑張れば100人くらいは入れそう。
復路のバスは混み合いますが、こちらは1台口ですし詰めです。
日が暮れゆく一ノ関駅で、1時間に1本のペースで停まる新幹線を待ちました。
公共機関の利点を活かして縦走してみて分かったこと。
逆ルートの須川温泉→栗駒山→いわかがみ平の方が紅葉を楽しめるかも。
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