記録ID: 711313
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
猛吹雪!燕山荘での年末
2014年12月29日(月) 〜
2014年12月31日(水)



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:10
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,472m
- 下り
- 1,467m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:50
距離 5.4km
登り 1,322m
下り 78m
2日目
- 山行
- 1:15
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 1:26
距離 1.6km
登り 94m
下り 87m
天候 | 曇りのち吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中からアイゼンがあった方が歩きやすい |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上は赤旗が立ててあり、好天ならルートミスは無いだろうが、ガスや吹雪の際には見失いやすいので天候には要注意 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
翌日も風速20近くの吹雪でしたが、連泊予定なので燕岳山頂までアタックしてみます。
しかし、視界は10m程度、目印の赤旗発見もやっとのこと、耐風姿勢をとりながらの状態で、山頂直前で危険を感じて引き返しました。
しかし、視界は10m程度、目印の赤旗発見もやっとのこと、耐風姿勢をとりながらの状態で、山頂直前で危険を感じて引き返しました。
装備
個人装備 |
アイゼン
ワカン
バラクラバ
ゴーグル
その他雪山用一般装備
|
---|
感想
ほぼ吹雪だったので、山荘の中でまったりしてばかりでした。
山頂にアタックした状況は、気温ー10−〜20℃、風速20m近くという過酷な状況で、山小屋の近くにいたから行動できましたが、普通では活動できない環境です。でも、強風や低温、視界の厳しさなど、苛酷な環境を体験する良い機会でした。
初日の夜19時頃だったか、単独の方が低体温で非常に危険な状態で小屋に到着されました。山小屋の方々が毛布や湯たんぽで保温をしたり、お茶を飲ませたり、介抱した結果、大事には至らなかったようですが、生死の紙一重だったと思います。
私たちが下山する大晦日には、同じ合戦尾根で低体温の女性がお亡くなりになっています。
雪山は晴れれば天国ですが、吹雪けば地獄。自分の体力と天候、行動時間など、綿密な準備と判断が必要です。ミスをすれば、その程度に応じて自然からのペナルティーを受けることに。凍傷だったり、最悪は命を持って償うことになります。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:482人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する