念願の槍ヶ岳へ 中房温泉→新穂高


- GPS
- 30:58
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 2,897m
- 下り
- 3,257m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 10:03
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 9:44
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:46
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 下山後は ホテル穂高日帰り温泉(〜15時まで受け付け) https://www.hotel-hotaka.jp/spa/ 1000円。 バス停の目の前、 シャンプー、リンス、ボディソープ、そして女性には嬉しい化粧水 乳液とかも。 美味しいお水もついてました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
計画しては潰れてた槍ヶ岳。
もう縁がないのかと、私は呼ばれてないのか思っていたが、
息子との富士山登山が延期になり、ならばと強引に有給をもぎ取りソロで挑んだ。
しんどかったけど面白かった。
怖かったけど楽しかった。
もうめっちゃ最高でした。
穂高駅4時40分発 中房温泉行の始発バスは長蛇の列。
4時から並んで正解やったよ。増便してたから乗れなかった人はなかったようやけど。
なので朝5時半の燕岳登山口は物凄い混雑。
朝食を食べながら少し人が落ち着くのを待ってて さぁ行こうかと思ったら、今度はツアーバスからゾロゾロと団体さん。
あんな大人数と歩きたくないわと、さっさとスタート。
最初の休憩地点の第一ベンチで休んでたら、そのツアーの団体さまが到着されて なんと!添乗員さんが「団体なんでベンチのスペースを空けて下さい」だって。
ちょっと意地悪をしてベンチに座ったまま動かなかったら 横におば様たちが割り込むように座ってきて押し出された(笑)
ちなみにPツアーではなかったですよ。
燕山荘までだって。
夜はさぞかし賑やかだったでしょうね。
ランチは当然燕山荘にて。
珍しく食欲がなくて、お昼のカレーも半分しか食べきれず、名物のケーキは諦める。
カレーじゃなくてケーキセットにしたら良かったもとちょっと後悔。。
燕岳はもう何回か踏んでるので今回はスルーして その分長めにしっかりと休憩を取る。
食べてない分エネルギー足らないし。
今年の北アルプスはお花が少ない。
燕山荘横のコマクサ群生地も終わりかけ。
白いコマクサもしおれてた。
ゆっくり休憩してリスタートしたら、登山口から一緒だった4人組のグループと見事に再会。
ワイワイと楽しく歩かせて頂きました。
が、彼らは大天井荘、大天井岳に行かない私はヒュッテなので、分岐でさみしくお別れ。
楽しかったなあ。
ヒュッテは夕食のとんかつが有名。
なんと170g。
やっぱり食欲無くて同じテーブルの男性に少し引き取ってもらった。(朝ごはんも^^;)
ヒュッテ横の牛首の展望台は360度の眺望と聞いてたけど、ガスって来たので夕焼けは諦めて宿でダラダラ。
おやつも食べれなかったから体力温存しとかないと。ここでシャリバテしたら泣くしかない。
2人部屋をひとりで使えたのでゆっくりできると喜んだけど 隣の隣の部屋の鼾で寝れなかった。
しかも夜半からかなりの雨風となったので翌朝の日の出も諦めて、やっぱり食欲無いけど無理に朝食を胃に押し込んで歩き出せばなんと!目の前に昨日のグループの姿が。
そして今日1日 槍ヶ岳山荘までご一緒させて頂けることとなりました。
感謝です。
東鎌尾根、一人じゃあ心細かったんだ。
ヒュッテ西岳ではそのパーティのお知り合いのガイドさんにコーヒーとチョコレートケーキをご馳走頂けた✨
甘すぎないしっとりとした触感で これはするっと胃に収まる。
めっちゃ有難かった。
ここからが降りて登ってが始まるから、エネルギー補給出来ました。
あんまり写真撮る余裕がなかっかけれど、
ニッコウキスゲの一面の黄色だったり、チングルマの可憐な群生地だったり、ハクサンイチゲのピンクとか色んな色に彩られた見事なお花畑景色に癒される。
ヒュッテ大槍の手前でまだ新しい熊の糞を見つけた時はビビったけど。
ヒュッテ大槍では名物のつけ麺を頂く。
大きなチャーシューがついてたけど 麺はともかくやっぱり固形物はしんどい。
でも食べなかったら食べれなくなるよと言われ 時間はかかったけれど久しぶりに完食。
そして東鎌尾根を渡り 槍ヶ岳山荘到着。
めっちゃ感動!!
先に小屋にチェックインしてザックをデポしてアタックに向かった10分後・・・
土砂降りの大雨になった。
あわてて小屋に引き返して再アタックを狙うけど 雨がやんでも風が強くガスガスで
この日のアタックは諦める。
翌日の山の状況を小屋の人に聞けば「岩が濡れていて水が溜まっているかも。梯子とか鎖とか濡れてて滑るかも」ということで一旦断念しかけたが
一緒に歩いてくれたメンバーが明日一緒にアタックしようと誘ってくれたので
思い切って 朝3時に起きて4時半から再トライすることに。
山頂はガスガスで眺望はなかったけれど でも本当に念願かなってうれしかった。
小屋に引き返す途中に雲に槍の影と それを縁とおるように虹が出てた。
もう最高やん!!!
1人ならよう歩かんかった。
いきなりの参加だったのに とても暖かいメンバーさん達でした。
一緒に歩いてくれてありがとう。
ここまで一緒に歩いてくれたメンバーは上高地へと降りるので
慌ただしくお礼とお別れを告げて新穂高へと向かった。
このコースはそんなに人も多くなく 前日新しい熊の糞を見てるので ビクビク。
熊鈴2個鳴らして歩き 休憩は必ず人が休んでいる所か山荘の前で。
高山病でずっと食欲がないままで 私にしては珍しくおやつにもほとんど手を付けず・・・
お陰でザックが重いままでした(笑)
でも下山したらケロッと元気に回復! お腹もペコペコ! やっぱり高度3000mの世界はしんどいですね。
温泉に入って高山までのバスを待つ間に 朝のお弁当のおこわを完食しました。
青空の山頂がなかったのは残念やったけど、
それ以外が素晴らしすぎて、十分にお釣りが来る。
最高の3日間をありがとう。
夢を叶えさせてくれてありがとう。
君は雄々しくて素敵だったよ。
君だけでなく この前登った奥穂高から釣り尾根、そして前穂高も良く見えて
歩いていて楽しかった。
やっぱり表銀座コースで正解でした。
今回あれ?って思ったのは20Lほどの小さいザックでの縦走者が多かったこと。
防寒具のフリースとお水とレインと あとは何が入ってるのやら。
それでアルプスに挑める若さが羨ましかった。
*********** 次回の為の覚書 ***********
・ナッツ類やパン、ドライフルーツの固形物は食べれなかった。というより食べたいと思わなかった → ほぼ手付かず。
・エナジージェルやスポーツようかんは食べれた。少し多めに持って行ってて正解やった。
・どら焼きは一個食べきる自信がなく 未開封のまま。
・来る途中のSAで買ったミニチーズケーキは食べれた
コメント
この記録に関連する登山ルート

最後に登ったのは春でした
雪で怖いと思ったのがこの山でした
私は多分行くことは無いと思いますが
皆様の記事で思い出し楽しみます
こんばんは。いつもコメントありがとうございました。
ソロで寂しかったんですけど いい人達との出会いが多々あり その時だけのご縁でも”山仲間”の心は温かいなぁって思いました。
写真が400枚ほどあり 整理が追いつかず ヤマレコの写真ももうどれを選んだらよいのか・・・
なんか半分ヤケになっての投稿でしたが見て頂けてありがとうございます。
コメントありがとうございましたって💦
コメントありがとうございますです😊
単独でと言う勇気がすごいと思いますよ
どうしても行きたい山だったのです。
だったら人を頼るよりも自分の力でと思いました。
でもこの勇気を育ててくれたのは炉端ですから 感謝です(⌒⌒)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する