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Yamareco

記録ID: 7032943
全員に公開
沢登り
大雪山

地獄谷〜ワセダ沢〜トムラウシ〜短縮路

2024年07月13日(土) 〜 2024年07月15日(月)
 - 拍手
kozarun その他1人
GPS
56:00
距離
23.0km
登り
1,614m
下り
1,645m

コースタイム

1日目
山行
7:50
休憩
0:00
合計
7:50
8:00
470
スタート地点
15:50
2日目
山行
8:40
休憩
0:00
合計
8:40
7:50
520
16:30
3日目
山行
6:40
休憩
0:30
合計
7:10
8:40
60
10:20
10:50
0
11:20
90
12:50
0
12:50
0
12:50
180
15:50
0
15:50
ゴール地点
スマホ水没事件のためログはなし
天候 晴れ 2泊目の夜〜3日目朝ガスと強風
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
短縮路登山口に1台デポし、カムイサンケナイ林道を走行可能最終地点(雨量計前)まで
コース状況/
危険箇所等
トムラウシ川本流は水量多め
予想以上に渡渉に時間がかかりました
2日目は10センチほど減水
その他周辺情報 東大雪荘で入浴¥1000 20時まで
林道はところどころ、まあまあの藪漕ぎ
全般に下りだし、これを戻ってくるのは嫌だなぁ、、、という印象
西沢近くまで車が入れたのも今は昔
2024年07月13日 09:04撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/13 9:04
林道はところどころ、まあまあの藪漕ぎ
全般に下りだし、これを戻ってくるのは嫌だなぁ、、、という印象
西沢近くまで車が入れたのも今は昔
入渓
2024年07月13日 10:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/13 10:11
入渓
深めの渡渉も多い
川幅が広いとそれだけで水圧が強めだし、慎重になる
2024年07月13日 13:29撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/13 13:29
深めの渡渉も多い
川幅が広いとそれだけで水圧が強めだし、慎重になる
火山の沢って感じ
2024年07月13日 15:02撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/13 15:02
火山の沢って感じ
地熱の高いところや粘土質の場所がちょいちょい出てきた
2024年07月13日 15:20撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/13 15:20
地熱の高いところや粘土質の場所がちょいちょい出てきた
ヒサゴ沢出合い
かなりの水量でひょんぐってる
ちょっとこれは渡れなかった
2024年07月13日 15:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/13 15:30
ヒサゴ沢出合い
かなりの水量でひょんぐってる
ちょっとこれは渡れなかった
地獄谷に到着!
ずっと来てみたかったんだ(^O^)
2024年07月13日 15:48撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
3
7/13 15:48
地獄谷に到着!
ずっと来てみたかったんだ(^O^)
2日目
湯溜まりが作ってあったので、足湯
2024年07月14日 07:05撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
4
7/14 7:05
2日目
湯溜まりが作ってあったので、足湯
適温です
2024年07月14日 07:24撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 7:24
適温です
あちこちにボッケ
2024年07月14日 07:51撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/14 7:51
あちこちにボッケ
ヒサゴ沢を遡り
2024年07月14日 09:12撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/14 9:12
ヒサゴ沢を遡り
ワセダ沢分岐
ちょっと目立たない
2024年07月14日 10:06撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 10:06
ワセダ沢分岐
ちょっと目立たない
少し行くと1270あたりからの連瀑が見えてくる
2024年07月14日 10:36撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/14 10:36
少し行くと1270あたりからの連瀑が見えてくる
空は開けて明るい
2024年07月14日 10:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/14 10:43
空は開けて明るい
1か所だけ、ザックに外付けしたマットが邪魔で一歩が踏み出せず、お助けしていただきました
簡単なとこ、と思っていても、やっぱ沢で外付けはダメね
2024年07月14日 10:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 10:46
1か所だけ、ザックに外付けしたマットが邪魔で一歩が踏み出せず、お助けしていただきました
簡単なとこ、と思っていても、やっぱ沢で外付けはダメね
2024年07月14日 11:35撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 11:35
雪渓出現
2024年07月14日 11:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/14 11:52
雪渓出現
2024年07月14日 13:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 13:11
2024年07月14日 13:12撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 13:12
振り返ると石狩連峰と沼ノ原
2024年07月14日 13:36撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/14 13:36
振り返ると石狩連峰と沼ノ原
源頭は屈曲した右奥の方
2024年07月14日 14:16撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 14:16
源頭は屈曲した右奥の方
チングルマとトムラウシ
2024年07月14日 14:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 14:56
チングルマとトムラウシ
石狩方面
つい2週間ほど前に泊まった大沼も写っています
2024年07月14日 14:58撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 14:58
石狩方面
つい2週間ほど前に泊まった大沼も写っています
忠別岳も見えてきた
2024年07月14日 15:38撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/14 15:38
忠別岳も見えてきた
ジムカデ
2024年07月14日 15:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/14 15:56
ジムカデ
源頭のお花畑が素晴らしくてなかなか進めない
2024年07月14日 16:21撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/14 16:21
源頭のお花畑が素晴らしくてなかなか進めない
北沼のコルまで登り詰めました
2024年07月14日 16:29撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/14 16:29
北沼のコルまで登り詰めました
3日目
北沼から直接はトムラに上がらず、南沼方面へ
2024年07月15日 08:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 8:46
3日目
北沼から直接はトムラに上がらず、南沼方面へ
周囲は誰も歩いていない
そして花・花・花
この日大混雑の大雪山、それもトムラウシのすぐ膝元なのにね!
2024年07月15日 08:49撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 8:49
周囲は誰も歩いていない
そして花・花・花
この日大混雑の大雪山、それもトムラウシのすぐ膝元なのにね!
2024年07月15日 09:15撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 9:15
各色ツガザクラの競演
2024年07月15日 09:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 9:18
各色ツガザクラの競演
赤もあれば
2024年07月15日 09:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 9:18
赤もあれば
ピンクも
2024年07月15日 09:35撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 9:35
ピンクも
チングルマ
2024年07月15日 09:27撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/15 9:27
チングルマ
毛になりつつあるチングルマ
2024年07月15日 09:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/15 9:32
毛になりつつあるチングルマ
2024年07月15日 09:35撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 9:35
南沼
ここから山頂へ
2024年07月15日 09:39撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/15 9:39
南沼
ここから山頂へ
山頂直下から
GWには青い水を湛えていた、双耳峰との間を見下ろす
2024年07月15日 10:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/15 10:32
山頂直下から
GWには青い水を湛えていた、双耳峰との間を見下ろす
2か月半ぶりの山頂
2024年07月15日 10:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 10:43
2か月半ぶりの山頂
名残惜しい
2024年07月15日 11:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 11:18
名残惜しい
イワイチョウ
ミツガシワと間違えてた
2024年07月15日 11:21撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 11:21
イワイチョウ
ミツガシワと間違えてた
トムラウシ公園
GWに大岩の陰にテント張ったのはどこだっけ???と思いながら
2024年07月15日 11:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/15 11:56
トムラウシ公園
GWに大岩の陰にテント張ったのはどこだっけ???と思いながら
2024年07月15日 12:36撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/15 12:36
前トム平はこれとイワギキョウが咲き乱れていました
えーと、なんだっけ。。。
2024年07月15日 12:57撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/15 12:57
前トム平はこれとイワギキョウが咲き乱れていました
えーと、なんだっけ。。。
下山路は木道がよく整備されていました
2024年07月15日 14:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/15 14:30
下山路は木道がよく整備されていました
下山!
2024年07月15日 15:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/15 15:37
下山!
撮影機器:

装備

備考 ラバーソール沢靴1足で下山まで通す、手ぬぐいを忘れたのは結構不便だった

感想

三連休で念願の地獄谷〜ワセダ沢〜北沼〜トムラウシ〜短縮路

1日目
短縮路登山口で待ち合わせ、1台デポしてカムイサンケナイ林道へ
20年ほど前に西沢へ行ったときは車から少し歩いて入渓できた覚えがあるが、ここも終点は後退しており、雨量計まで。
残りの林道は道は明瞭なるも、何度も背丈を超える笹薮漕ぎとなる。
熊の足跡もあり、いかにも遭遇しそう。

2時間弱で入渓。水量で最終判断だったが、なんとかなりそうなのでGOサイン。
地形図上のトムラウシ川はだいぶ川幅があり、覚悟はしていたものの渡渉はなかなかハイレベル
重装を振られないように踏ん張る。
これ以上、水量が一ミリでも多かったらしんどかったかも
地獄谷までは滝はないが巨岩や急流を避けて岸の藪に入ること多数回。大きな浮石も多くて荒れた河原。最近はわりとどこもそうだけど…

沢がV字になり、左岸にのっぺりとしたスラブと温泉地によく見る苔が出てくると、地獄谷が近いと感じた。足元も粘土質のところに湯気が立っている。

2度ほどザックを下ろして川遊び。
熊の臭い(わたしは分からないのだけど)とパキッという音がした。

ヒサゴ沢の出合いはとんでもない勢いで、水しぶきをあげている。これ、ほんとに明日、遡行できるのかな…と少々不安にもなる。まあ、また明日考えましょ。

前方に湧きあがる湯気がみえてきて、やったぁ❣️
念願の地獄谷に到着〜
昔から「楽園だよ、天国だよ」と多くの人から聞かされてはいたが、なかなか機会に恵まれず、20年越しに来ることができた♪嬉しい〜

ボッケの脇を気をつけながら歩き、左岸の草の台地に上がってみた。ふかふかして寝心地良さそう…
水場のことも考え、右岸の平地に張った。
そうと決まればあとは水場の遊びで大忙し。
あっという間に長い日も暮れてしまうのでした。

2日目
リゾート地なので、ゆっくり
出発前に湯だまりで足湯を楽しんだ
ちょうど適温。これなら縮こまってなら全身浴できたかも…!?
名残惜しいが地獄谷に別れを告げてヒサゴ沢へ
左岸を巻き気味に行くと、前日案じた出合いは難なくクリアした

二股を過ぎるたびに水量が減る
ワセダ沢に入ると、ガクッと沢の規模が小さくなる
しばし庭園のような流れの中を行くと、その先にかなりの高度差の連瀑が見えてきた
先ほどヒサゴ沢の先に見えた岩のバンドと同じくらいの高度で、このあたり一帯の溶岩台地からの落ち込みなんだろうかね

正面からは切り立ったように見えたが、近づくとちゃんと段差のある滝が続いていた。
一箇所、ザックに外付けしたマットが干渉して弾かれてしまう。落ちるとちょっとヤバそうなところでお助けザイルを出してもらう。
普段、沢では外付けはしないのだけど、ちょっと甘くみてた。どこの沢でも原則は外してはいけないね。

連瀑を登り切ると、がれ場の急登に雪渓が現れだす
サクラソウやチングルマが姿を見せ始め、第二の楽園地帯に突入

左手上方にはトムラ山頂部の尖った岩
自分たちの周りには花畑
振り返ると沼ノ原越しに石狩連峰

ひとつひとつは写真に撮ることもできるけど、この全体の広がりというかまとまりというか、は、ここに立った者にしか感じることができないはず。沢屋の特権かもね…などと話しながら存分に堪能する。
音楽に例えるなら、それぞれの楽器ソロと、オーケストラ全体との違いにも匹敵する。しかも最高のホールでの演奏ね。

花の種類豊富で密度も濃い。
野生動物も花を見て綺麗と感じるのだろうか。
はたまた美味そう、と思うのだろうか。
なぜか動物目線になっていた。

北沼のビバーク地で2週間前に泊まったばかりの大沼を眺めながらの乾杯も最高でした。

3日目
昨夕からの強風とガスがなかなか抜けない
頃合いを見て撤収
直接トムラウシには上がらず、南沼へ回る。
この間の花畑も素晴らしい、おまけにほとんど人がいない。
縦走路側から来た人も直接上がっていく。なんでなのかちょっと不思議だった。
ヒサゴも南沼も大盛況のこの日、なんだかだいぶ得した気分になっちゃう。
次々出現する花に、撮影タイムをたっぷりとる。白かった空も、徐々に雲がとれ始めた。
南沼にザックをデポし、山頂へ。
GW前半に来た時とは違って大盛況(あたりまえだけどw)
久しぶりの友人ともばったり会った。

トムラウシ公園は大岩の陰に風を避けてテント張ったのだけど、それがどこだったのか、、
多分ここ!と思って下りてきたけど、写真見たらハズレだった。
雪があるとないとでは景色が違って見える。どちらもそれぞれ魅力的で捨てがたいな。。
カムイ天上では花越しのニペソツがかっこよかった。

さっさと歩いてしまうことよりも、お天気さえよければ動ける時間をフルに使って山を堪能できるのが一番の贅沢だと思う。
そういう体力と楽しみ方をこれからも維持できたらいいなぁ〜

何もかもが大満足の3日間でした♪
シーズン最初の(沢の)足慣らしとしては贅沢すぎますかね🥰

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