【快晴の大佐飛山】 この美しい山に登るのに,靴擦れなんか構ってられない!


- GPS
- 09:50
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,501m
- 下り
- 1,485m
コースタイム
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:56
天候 | 終日快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 登山口から稜線までの登りは,短いですが,凄く傾斜が急です。 ・ 残雪は,三石山の先から出てきますが,雪庇の右手には夏道も出ているので,どちらを歩いても構いません。ただし,雪庇はところどころ,ヤブの出ているところがあるので,夏道のほうが歩きやすいかな。 ・ 山藤山の登りからは,ずっと残雪歩きとなりますが,登りはツボ足で問題ありません。 ・ 黒滝山から西村山へは,いったん下って登り返しますが,ここの下りは迷いやすいです。テープの目印を見失わないように。 ・ 西村山手前で,気持ちの良い雪の回廊歩きが始まります。晴れていれば,ナイスビュー。ただし,西村山の山頂には,東側に誘導するピンクテープがあり,ルートを誤らないよう注意が必要です。北西に続く稜線を辿って下さい。 ・ 西村山から先の雪庇歩きでは,那須連山の眺めが素晴らしいですが,東斜面の傾斜が急ですので,景色に気を取られて滑落しないよう,要注意。私は念のためアイゼンを装着して歩きました。 ・ 大長山から先は,このルート最大の雪の回廊歩きとなります。快晴の下,素晴らしい景色を堪能しながら,この長い雪の回廊を楽しみました。 ・ 大佐飛山の山頂は,樹林で覆われているので,展望は良くありませんが,風は避けられるので,休憩には良いところです。 |
写真
装備
個人装備 |
ダブルストック
12本爪アイゼン
ワカン
(ワカンは使用しませんでした。またピッケルを使うような急斜面はありません。)
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感想
・ 先週の登山で,両足のかかとがひどい靴擦れとなってしまいました。知人から,靴擦れには,バンドエイドのキズパワーパッドが効くとの情報を得,早速試してみたところ,出勤の際に靴を履くにも激痛で苦労していたのに,貼った翌日には,痛みが治まりました。防水仕様なので,お風呂に入っても,ヒリヒリ感を感じずにすみます。
・ 木曜日に都内で開催された会議への出席の際,昼食を早めに切り上げ,東京駅から溜池山王駅まで試しに1時間ほど歩いてみたところ,痛みも出ず,無事歩き通せました。これなら,山歩きはできそうだと,一安心。
・ 靴擦れの原因となったダナーの登山靴は使用せず,履き慣らして足に良く馴染んだオールレザーの重登山靴で歩けば,この週末も登山はできるだろうと目論見,一年ぶりに大佐飛山へと向かいました。
・ 幸い,この日も終日快晴で,昨年は展望が得られなかった,大長山〜大佐飛山の雪の大回廊歩きを,素晴らしい天気の下,満喫することができました。
・ また,驚いたことに,昨年,登山の途中からご一緒させて頂いたFさんとも再会。お互いビックリでした。それにしても,Fさんの足の速いこと。私よりほんの5分ほど前に出発して,もう下山。出会った時点で,恐らく,私より1時間半くらい先行していたと思います。
・ さらに,大佐飛山の山頂では,横川から男鹿岳〜ひょうたん峠を経由して登ってきたという単独行のjaian37さんに会いました。本日は塩那道路の観察小屋に宿泊し,明日は鹿又岳〜日留賀岳と縦走し,横川へ下山するとのこと。世の中,凄い人がいるものですね。
・ しばらく登山をサボっていたため,すっかり体力が落ちてしまいましたが,今回,一年ぶりになんとか大佐飛山に登り,下山できたので,少しホッとしました。これから夏に向けて,少しずつトレーニングを積み重ね,テント縦走できるようにしていきたいと思います。
コメント
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大佐飛山頂で写真を撮り合いましたjaian37です。
大変お世話になりました。
少しの時間でしたがお話をさせていただいたとき先週は日留賀岳を歩かれたとおっしゃっていたのでもしやと思っていました。もう一歩踏み込んでレコユーザーさんであるかお聞きしておけば良かったと悔やまれます。
今回の縦走、先週の日留賀岳レコ記録でrikimaruさんをはじめ同日登頂された4ユーザーさんが撮影された鹿又岳周辺の画像がとても参考になりました。
雪の大回廊ですれ違ったときのじっくり腰を据えた感じの撮影のしかた、そして万全の状態でないのに大佐飛山10時間切り、凄いと思いました。
山頂でお会いしたのは,jaian37さんでしたか
あのとき,稜線の北西側から,大佐飛山頂に息も切らせず,平然と登ってこられて,私はとても驚きました。また,写真撮影の時,足を曲げての独特のポーズ取りが,とても印象的でした。いつも,あのポーズで決めているんでしょうか?
それにしても,ザックを置くなり,空身で駆けるように大長山へと向かわれましたね。
私が帰路,雪の大回廊でまたすれ違ったとき,「大長山,行ってきましたぁ〜!」とうれしそうに話をされて,なんとも凄いパワーの持ち主だなあと,びっくりしました。
私のほうは,テント縦走に向けてボチボチ体力回復を目指したいと思っています。
これからも,どこかでお会いすると思いますが,その時は,どうぞよろしくお願いします。
それにしても,jaian37さん,凄いと思いました。
こんばんは、rikimaruさん。
昨年は一番の見どころで曇天になってしまいましたよね。
再訪の今回は晴れのお天気で良かったですね
しかし同じ方とまた会うなんて
そんな偶然もあるのかと驚きです。
(今回は滑落はしていないですよね・・・)
あれだけの靴ズレでは大佐飛山は無理そうに見えましたが、
バンドエイドの効果は凄いですね
wakasato さん コメントありがとうございます。
昨年の大佐飛山登山のこと,覚えておられましたか
wakasato さんが大佐飛山を登られるときは,毎回,素晴らしい天気なので,私も今年こそは,と期待を込めて臨んだのですが,幸い,好天に恵まれ目的を果たすことができました。山の神様に感謝です。
それにしても,ちょうど一年前にご一緒したFさんとバッタリしたのは驚きました。
Fさん,「今回は,滑落しないように注意します。」と,私が何も言わないのに,自ら昨年の反省を述べておられました。昨年の滑落事故は,幸い怪我も無く済みましたが,一歩間違えれば大変なことになっていたので,ご本人も,相当意識されていたのでしょう。
それから,バンドエイドのキズパワーパッド,素晴らしい効果でした。説明書によれば,「パッドがかさぶたの代わりとなり,体液を吸収して,白くふくらみ,キズ口に潤いを保ちます。これにより,新しい皮膚が早くきれいに再生されます。」とのことです。おかげで,わずか5日ほどで大佐飛山登山を実行することができました。運悪く靴擦れになったときには,オススメします。
wakasato さんも,いつもながら精力的に山に登られていて,尊敬します。私もそろそろ,テント縦走を再開できるよう,トレーニング山行に励みたいと思いますので,山で会ったら,よろしくお願いします。
では,また。
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