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Yamareco

記録ID: 6152806
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

武甲山〜ウノタワ。秋は情趣の万華鏡

2023年11月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:57
距離
13.5km
登り
1,405m
下り
1,403m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:15
休憩
1:38
合計
7:53
距離 13.5km 登り 1,406m 下り 1,405m
7:15
31
7:46
7:48
24
8:12
6
8:18
8:24
47
9:13
9:18
0
9:22
23
9:45
47
10:32
10:35
33
11:08
11:19
12
11:31
8
11:39
11:40
10
11:50
22
12:12
13:15
32
13:47
16
14:03
14:08
32
14:40
14:42
26
15:08
0
15:08
ゴール地点
天候 一日中くもり。
ときおり時雨、ときに濃霧、ときどき薄日。
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一の鳥居より出発。天気が芳しくないからか、駐車場にはまだ空きがあった。本日は人が少ないかもしれません
2023年11月05日 07:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 7:18
一の鳥居より出発。天気が芳しくないからか、駐車場にはまだ空きがあった。本日は人が少ないかもしれません
おぉ、上空に青空が。ちょっと期待するが……
2023年11月05日 07:34撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
11/5 7:34
おぉ、上空に青空が。ちょっと期待するが……
きょうの登山道はとっても静かで、ちょっと寂しい感じ。
不動滝に到着
2023年11月05日 07:50撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 7:50
きょうの登山道はとっても静かで、ちょっと寂しい感じ。
不動滝に到着
静寂な森の中を進みます。
下草の緑が目を引きます。イノモトソウというシダ類のようです
2023年11月05日 08:07撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 8:07
静寂な森の中を進みます。
下草の緑が目を引きます。イノモトソウというシダ類のようです
石積場を通過
2023年11月05日 08:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 8:18
石積場を通過
大杉の広場に到着。上空白く明るくなっていました
2023年11月05日 08:30撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
11/5 8:30
大杉の広場に到着。上空白く明るくなっていました
おぉ、陽が差し込んできました。
こんな日差しだけで気分が明るくなります
2023年11月05日 08:33撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 8:33
おぉ、陽が差し込んできました。
こんな日差しだけで気分が明るくなります
少し進むと、次の大杉。
薄暗い林内でも、今日は何やらすばらしい
2023年11月05日 08:36撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 8:36
少し進むと、次の大杉。
薄暗い林内でも、今日は何やらすばらしい
すると明るい世界を向こうに見る場に到着
2023年11月05日 08:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 8:54
すると明るい世界を向こうに見る場に到着
今日は岩の表面、苔の上の落ち葉が目立つ
2023年11月05日 08:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 8:54
今日は岩の表面、苔の上の落ち葉が目立つ
この紅葉模様はいつもきれいと思ってしまう
2023年11月05日 08:55撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 8:55
この紅葉模様はいつもきれいと思ってしまう
眺めていると雨の降る音が聞こえてきた。時雨です。10分ほど降っていたでしょうか、山頂付近のようです。
ここは大丈夫でした。
2023年11月05日 08:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 8:59
眺めていると雨の降る音が聞こえてきた。時雨です。10分ほど降っていたでしょうか、山頂付近のようです。
ここは大丈夫でした。
降り止んだ頃合いを見計らって進むと、おー、幻想的な光景がひろがっていました。
登山道には雨粒の黒い印が点在していた
2023年11月05日 09:05撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:05
降り止んだ頃合いを見計らって進むと、おー、幻想的な光景がひろがっていました。
登山道には雨粒の黒い印が点在していた
靄に光が差し込んで、森の向こうが神秘的な異界のよう。
単なる濃い靄とは違ってとても明るい
2023年11月05日 09:06撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:06
靄に光が差し込んで、森の向こうが神秘的な異界のよう。
単なる濃い靄とは違ってとても明るい
靄の奥で光が散乱しているようです。
いやー、あまり目にしないすばらしい紅葉模様です
2023年11月05日 09:09撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:09
靄の奥で光が散乱しているようです。
いやー、あまり目にしないすばらしい紅葉模様です
森もいろいろと表情を変えるんですね
2023年11月05日 09:10撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:10
森もいろいろと表情を変えるんですね
こちらは幽幻、そんな感じでしょうか
2023年11月05日 09:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:14
こちらは幽幻、そんな感じでしょうか
武甲山御嶽神社の参道まで登ってきました
2023年11月05日 09:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:16
武甲山御嶽神社の参道まで登ってきました
鳥居の向こう、社も当然モヤっています。
社を回り込んで奥へと
2023年11月05日 09:17撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:17
鳥居の向こう、社も当然モヤっています。
社を回り込んで奥へと
やっぱり鐘を鳴らして、
2023年11月05日 09:19撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:19
やっぱり鐘を鳴らして、
真っ赤なドウダンツツジを見て、
2023年11月05日 09:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:20
真っ赤なドウダンツツジを見て、
武甲山の山頂に到着。静かです、真っ白です。
早々に出発します
2023年11月05日 09:23撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:23
武甲山の山頂に到着。静かです、真っ白です。
早々に出発します
山頂付近の紅葉も十分色づいていた
2023年11月05日 09:24撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:24
山頂付近の紅葉も十分色づいていた
天井、カエデの赤でおおわれていた場所
2023年11月05日 09:25撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:25
天井、カエデの赤でおおわれていた場所
小持、大持へ向け進みます。ここからずっと紅葉回廊が続きます
2023年11月05日 09:32撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:32
小持、大持へ向け進みます。ここからずっと紅葉回廊が続きます
どこを見てもすばらしい紅葉の森に出合う
2023年11月05日 09:33撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:33
どこを見てもすばらしい紅葉の森に出合う
カラマツ斜面もいい感じの色づき
2023年11月05日 09:42撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:42
カラマツ斜面もいい感じの色づき
登山道の様子も
2023年11月05日 09:57撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 9:57
登山道の様子も
このあたりは例年真っ赤に染まる場所。
風が吹くと多量の枯れ葉が舞い落ちる。そんな様子もまたいいものです
2023年11月05日 10:09撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 10:09
このあたりは例年真っ赤に染まる場所。
風が吹くと多量の枯れ葉が舞い落ちる。そんな様子もまたいいものです
多量に落ちた葉が新鮮という秋の風情も
2023年11月05日 10:12撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 10:12
多量に落ちた葉が新鮮という秋の風情も
しばらく光がなかったが、やっと差し込んできた。
緑と赤
2023年11月05日 10:28撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 10:28
しばらく光がなかったが、やっと差し込んできた。
緑と赤
小持山に到着
2023年11月05日 10:34撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 10:34
小持山に到着
大持山を正面に見る場所で。靄が流れていた
2023年11月05日 10:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 10:45
大持山を正面に見る場所で。靄が流れていた
紅葉の森はまだまだ続く
2023年11月05日 10:53撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 10:53
紅葉の森はまだまだ続く
真っ赤な上空を見上げる
2023年11月05日 10:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 10:54
真っ赤な上空を見上げる
岩の上に堆積、カエデの落ち葉。
残念ながら新鮮さに欠けますが……
2023年11月05日 10:57撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
11/5 10:57
岩の上に堆積、カエデの落ち葉。
残念ながら新鮮さに欠けますが……
そうしてブコちゃんが見えるところで振り返ると、なんとなく見えるでは
2023年11月05日 11:01撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
11/5 11:01
そうしてブコちゃんが見えるところで振り返ると、なんとなく見えるでは
空が青いので、全貌も撮っておこうと。
いやー、こんな眺めもなかなかよく、気分も上がるというもの
2023年11月05日 11:03撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:03
空が青いので、全貌も撮っておこうと。
いやー、こんな眺めもなかなかよく、気分も上がるというもの
そうしてこの稜線一番の展望地に到着。
新しい表示板が作られていました
2023年11月05日 11:07撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:07
そうしてこの稜線一番の展望地に到着。
新しい表示板が作られていました
真っ白ではなく、とてもいい眺めでした。
これは嬉しい誤算です
2023年11月05日 11:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:18
真っ白ではなく、とてもいい眺めでした。
これは嬉しい誤算です
紅葉と青空、本日の貴重な眺め
2023年11月05日 11:08撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:08
紅葉と青空、本日の貴重な眺め
秩父の低山には光が乱反射しています
2023年11月05日 11:12撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:12
秩父の低山には光が乱反射しています
靄が流れてきました。
そうして雨の降る音がまた聞こえてきました。本日二度目の時雨です。大持山に降っているのが見えました
2023年11月05日 11:15撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:15
靄が流れてきました。
そうして雨の降る音がまた聞こえてきました。本日二度目の時雨です。大持山に降っているのが見えました
そのあと突如光が来ると、嘘のように輝きだします
2023年11月05日 11:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:16
そのあと突如光が来ると、嘘のように輝きだします
いやー、こんな変幻自在、とても気に入りました。
ほとんど人のいない静かな山行きです
2023年11月05日 11:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:16
いやー、こんな変幻自在、とても気に入りました。
ほとんど人のいない静かな山行きです
光り輝く紅葉斜面が鮮やかですばらしい。
それでは先へと進みます
2023年11月05日 11:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:18
光り輝く紅葉斜面が鮮やかですばらしい。
それでは先へと進みます
まだまだ紅葉を追いながら大持山へと
2023年11月05日 11:34撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:34
まだまだ紅葉を追いながら大持山へと
途中、また靄が流れて雅な世界の中を進んだりして
2023年11月05日 11:35撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:35
途中、また靄が流れて雅な世界の中を進んだりして
大持山に到着
2023年11月05日 11:36撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:36
大持山に到着
そこからの下りの登山道は一面の落ち葉
2023年11月05日 11:38撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:38
そこからの下りの登山道は一面の落ち葉
針葉樹と広葉樹の対比もとてもすばらしく
2023年11月05日 11:41撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:41
針葉樹と広葉樹の対比もとてもすばらしく
そんな落ち葉をアップで撮る
2023年11月05日 11:43撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:43
そんな落ち葉をアップで撮る
大持の肩から濃霧の中を下っていく。ほとんど真っ白なときも
2023年11月05日 11:46撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:46
大持の肩から濃霧の中を下っていく。ほとんど真っ白なときも
ここの標識はいつ見ても愛らしい
2023年11月05日 11:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 11:54
ここの標識はいつ見ても愛らしい
夢幻空間にいざなわれるよう
2023年11月05日 12:00撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 12:00
夢幻空間にいざなわれるよう
豪華な日本庭園のような場所も
2023年11月05日 12:02撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 12:02
豪華な日本庭園のような場所も
また光が差し込んできた。ウノタワは間近。
この下のほうは、木々がまだ緑です。
今日は、紅葉の進行度合いがよくわかる
2023年11月05日 12:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
11/5 12:16
また光が差し込んできた。ウノタワは間近。
この下のほうは、木々がまだ緑です。
今日は、紅葉の進行度合いがよくわかる
ウノタワ到着。
登山者は数人ととっても静か
2023年11月05日 12:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 12:20
ウノタワ到着。
登山者は数人ととっても静か
陽が差しと輝くウノタワのカエデ
2023年11月05日 12:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
11/5 12:21
陽が差しと輝くウノタワのカエデ
苔も健在。
でもちょっと少ない感じ
2023年11月05日 12:23撮影 by  Canon EOS M6, Canon
7
11/5 12:23
苔も健在。
でもちょっと少ない感じ
昼食後付近を散策
2023年11月05日 12:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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11/5 12:49
昼食後付近を散策
カエデがとても多い。種類も豊富
2023年11月05日 12:51撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
11/5 12:51
カエデがとても多い。種類も豊富
またウノタワの広場に戻ってきた。
誰もいないウノタワは初めて。というわけでひとり騒ぎまくる
2023年11月05日 13:02撮影 by  Canon EOS M6, Canon
9
11/5 13:02
またウノタワの広場に戻ってきた。
誰もいないウノタワは初めて。というわけでひとり騒ぎまくる
落ち葉もなかなかいい感じ。
そろそろ帰ることに
2023年11月05日 13:09撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
11/5 13:09
落ち葉もなかなかいい感じ。
そろそろ帰ることに
ここの紅葉斜面は本当に絶品
2023年11月05日 13:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
11/5 13:26
ここの紅葉斜面は本当に絶品
とってもきれいですばらしい登山道
2023年11月05日 13:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
10
11/5 13:27
とってもきれいですばらしい登山道
落ちたばかりのモミジ葉
2023年11月05日 13:44撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
11/5 13:44
落ちたばかりのモミジ葉
カエデのアップも
2023年11月05日 13:37撮影 by  Canon EOS M6, Canon
7
11/5 13:37
カエデのアップも
葉の個体は傷んでいるものが多かったが……
全体としての紅葉はほぼ例年通り
2023年11月05日 13:38撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
11/5 13:38
葉の個体は傷んでいるものが多かったが……
全体としての紅葉はほぼ例年通り
ときおりやってくる靄と幻想
2023年11月05日 13:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
11/5 13:59
ときおりやってくる靄と幻想
突如晴れたり。
これは紅葉谷だね
2023年11月05日 14:01撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
11/5 14:01
突如晴れたり。
これは紅葉谷だね
見ても見ても見飽きない紅葉
2023年11月05日 14:07撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
11/5 14:07
見ても見ても見飽きない紅葉
落葉樹の森でもここはカエデの本数が多く、密度も高いよう。
なおかつ古木も多い感じ
2023年11月05日 14:08撮影 by  Canon EOS M6, Canon
7
11/5 14:08
落葉樹の森でもここはカエデの本数が多く、密度も高いよう。
なおかつ古木も多い感じ
肩まで戻ってきたらまたすばらしい光景に
2023年11月05日 14:09撮影 by  Canon EOS M6, Canon
11
11/5 14:09
肩まで戻ってきたらまたすばらしい光景に
ならばまた枯れ落ち葉を。
十分堪能したので、下山へ。しばらくはまだ紅葉の森を下る
2023年11月05日 14:10撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
11/5 14:10
ならばまた枯れ落ち葉を。
十分堪能したので、下山へ。しばらくはまだ紅葉の森を下る
妻坂峠の石仏にあいさつをして、どんどんくだって、無事下山

2023年11月05日 14:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
11/5 14:45
妻坂峠の石仏にあいさつをして、どんどんくだって、無事下山

撮影機器:

装備

個人装備
ザック(G/R) シューズ(S/L) 登山タイツ(冬) ハーフパンツ(U) 半袖シャツ(W) アームカバー 夏ジャケット フリース 冬帽子(N) 手袋3 手ぬぐい

感想

 どんよりした曇り空だったが、こんな天気の紅葉狩りも悪くはないだろうと登山口から歩を進めた。花曇りなる言葉がどうしても去来する。桜自体の本来の美しさは曇り日にこそ現れる、そうこれが由来の一端ではなかろうかと勝手に想像を膨らませてしまう。曇り空の桜にも違わぬ情趣豊かな紅葉模様、そんな眺めを見てみたいものだと。
 あと少しで山頂という場所で、向こうに輝く雑木林の明るい空間を、暗い森からそのすばらしさを眺めていると、葉擦れを呼ぶ風の音が上の方から降りてきた。しばらく耳を澄ませているとどうやら雨の音らしい。こちらにもやってくるかもしれない。徐々に音がはっきりしてくると時雨とわかった。さてどうしようかと思案していると音が止んだ。あたりはあっという間に靄に包まれた。先へと進むと、驚いたことに白い光が輝きながら拡散し、稀に見る優雅な光景が現れた。白光が広がり半透明の靄が紅葉の木々を包み込んで、その明るさが不思議だった。時雨の時季に現れる幽遠な光景に出会った、そんな感じで、かなり感動的だった。
 この驚きの瞬間があったおかげか、このあとのウォーキングは、曇天にも関わらずとても楽しかった。靄を楽しむことはほとんどないのだが、霧時雨ならぬこんな靄時雨なら、ときおり薄日も差し、加えて晩秋というのに暖かく、気持ちよく歩くことができた。視界の曖昧模糊と鮮明の交代変化は、種々な眺めをもたらして、歩くに飽きることがなかったが、それもこの稜線にずっと続く紅葉盛期のすばらしい樹林のおかげであることは言うまでもない。秋には間違いなく鮮やかな黄色や赤に輝く連山である。

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ハイキング 奥武蔵 [日帰り]
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