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Yamareco

記録ID: 610609
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰 大朝日岳周回(根子~古寺鉱泉~小朝日岳~大朝日岳~西朝日岳~竜門山~日暮沢小屋)

2015年04月04日(土) 〜 2015年04月05日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
33:56
距離
36.7km
登り
2,284m
下り
2,283m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:36
休憩
2:06
合計
11:42
距離 18.6km 登り 1,779m 下り 477m
6:29
144
根子集落 除雪終了点
9:06
9:24
126
11:30
11:33
4
11:37
51
12:28
12:40
28
13:08
56
14:04
14:06
78
15:24
15:27
50
17:54
17:59
12
2日目
山行
7:07
休憩
1:12
合計
8:19
距離 18.1km 登り 499m 下り 1,787m
8:31
8:32
42
9:14
58
10:12
53
11:05
29
11:34
11:38
51
13:01
14:08
136
16:24
根子集落 除雪終了点
天候 4日:晴れ
5日:雨
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
根子集落の除雪終了点に駐車。
古寺鉱泉までは除雪されていないので車道と林道を歩いて登山口へ向かいます。
尚、日暮沢小屋方面も除雪されていないので、日暮沢コースから登る場合も、
同じ地点からのスタートとなります。
コース状況/
危険箇所等
登り:古寺コース、下り:日暮沢コースを利用し、大朝日岳を周回した。
両コース共に登山者は少なく、2日間、山中では誰とも会わなかった。
体力的な辛さではどちらのコースも同じ程度(どちらも辛し)だが、
危険度については、日暮沢コースの方が高い。
ユーフン山周辺での亀裂への落下や、根子川林道での雪崩には要注意。

●根子集落〜古寺鉱泉
 古寺鉱泉までは除雪されておらず、根子集落の除雪終了点からスタート。
 除雪が行われるのは例年であれば4月下旬〜5月上旬。
 それまでの期間、古寺鉱泉までは徒歩でのアプローチとなる。
 車道と林道、合わせて8km以上のアプローチとなるが路上にはスキーや
 スノーモービルのトレースがあり、早朝の気温の低さもあってあまり足は沈まず。
 それほど負荷は感じず、2時間半程度で古寺鉱泉に到着した。
 古寺駐車場から古寺鉱泉に続く沢沿いの道は雪壁となっており通過できないので、
 駐車場側から巻いて通過した。

●古寺鉱泉〜古寺山
 古寺鉱泉の裏手側から尾根に取り付く。
 最初から急登となるが、尾根上に上がれば傾斜は緩み楽になる。
 尾根上には夏道が出ており、合体の木から先は再び雪道になった。
 この日は気温が高く雪質はシャーベット状。
 ツボ足だと沈むので大部分はスノーシューで進み、傾斜が厳しくなる古寺山尾根
 への登りでアイゼンに履き替えた。
 古寺山の尾根上に上がるまでは雪原状の広尾根が続くので道迷いに注意。

 ハナヌキ峰は夏道と同じくトラバースして通過するが、ハナヌキ峰上部には
 雪庇が出来ているのでブロック崩落に注意。
 また、新雪直後だと表層雪崩の恐れもあるので、雪崩にも要注意。
 雪崩を警戒するのであればP1196mに登って尾根通しで通過するのが安全だが…
 ピーク付近には雪庇が発達しているので、尾根通しでの通過は現状では難しい。
 
 古寺山へ続く尾根に登った後は雪庇帯を進む。
 雪庇と亀裂が多い尾根なので、踏み抜き注意。
 現状では、雪庇は多いが、亀裂はまだそれ程目立っていなかった。
 尚、大朝日岳ピストンの際は、下山で道を間違えやすく、
 古寺山尾根を降りる地点が判らなくなる場合があるので、
 尾根に上がった地点に赤旗等の目印を立てておく事を勧める。

●古寺山〜小朝日岳〜大朝日岳
 古寺山から小朝日岳までは引き続き雪庇帯が続くので踏み抜き警戒継続。
 小朝日岳の通過にはトラバースルートと直登ルートがあるが、
 トラバースルートは雪崩の危険があるので、今回は直登ルートを選んだ。

 小朝日岳山頂から大朝日岳方面への下降は途中までは夏道通しで進み、
 中位からは夏道を逸れて、北側を巻いて下降した。
 小朝日岳を下りきった後は、稜線上を進みたいところだが・・・
 小朝日岳を下った先の稜線上には「熊越」と呼ばれるコルがあり、
 コルの先はヤセ尾根の雪庇帯が続くので稜線上を進むのは危険。
 すぐに稜線上へは上がらず、しばらく北巻きトラバースを継続し、
 雪庇帯を過ぎて広尾根になる箇所で稜線に上がった。
 北巻きのトラバースでは入リソウカ沢への滑落と雪崩に注意。
 出来るだけ早く通過し、稜線上へ上がるようにしたい。
 稜線上に上がれば、後は大朝日岳まで危険な箇所は無い。

 大朝日小屋は1階から出入可能。
 トイレは冬期用が開放されており、利用可能。
 水場(銀玉水、金玉水)は未確認だが、この時期はまだ利用できないだろう。
 積雪期は無人小屋なので、利用料金1500円は料金箱へ納める。

●大朝日岳〜西朝日岳〜竜門山
 2週間前のレコと状況はほぼ一緒。
 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-603842.html
 融雪が進んだ事で稜線上には亀裂が増え、
 西朝日岳から竜門山方面は一部夏道が出ていた。

●竜門山〜ユーフン山〜清太岩山〜日暮沢小屋
 2週間前と比べてユーフン山の亀裂が増えている。
 5mクラスの巨大な亀裂も出来ており、もし落ちたら自力脱出は困難。
 助けを求めようにも、この時期の朝日連峰に登山者は少なく助力は期待できない。
 ソロでの危険性が、より一層高まった。

●日暮沢小屋〜根子集落(根子川林道)
 2週間前と大きく状況が変わり、雪崩の危険性が増している。
 林道通しで進むのは危険なので、場所によっては林道を迂回して通過。
 迂回できない箇所は雪崩のリスクを覚悟の上で通過しなければならないので、
 そのような箇所では出来るだけ迅速に通過を。
 たかが林道、とは侮れず。
 この林道歩きが今回の山行の中でも最も危険を感じる箇所だった。
根子集落の除雪終了点。
日暮沢コースと同じく、古寺コースもここがスタート。
2015年04月04日 06:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/4 6:31
根子集落の除雪終了点。
日暮沢コースと同じく、古寺コースもここがスタート。
車道を進む。
路上にはスキーやスノーモービルのトレースが残っていた。
2015年04月04日 06:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/4 6:40
車道を進む。
路上にはスキーやスノーモービルのトレースが残っていた。
河川敷キャンプ場ののトイレ。
2015年04月04日 08:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/4 8:04
河川敷キャンプ場ののトイレ。
サクラマスふ化場
冬の間は休業かな?
2015年04月04日 08:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/4 8:06
サクラマスふ化場
冬の間は休業かな?
林道の脇はツリーホールだらけ。
2015年04月04日 08:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/4 8:13
林道の脇はツリーホールだらけ。
進路の先に古寺大と小朝日岳が見える。
2015年04月04日 08:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/4 8:14
進路の先に古寺大と小朝日岳が見える。
小規模な雪崩跡。
古寺鉱泉への林道はそれほど雪崩の危険は無いが、一応注意を。
2015年04月04日 08:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/4 8:26
小規模な雪崩跡。
古寺鉱泉への林道はそれほど雪崩の危険は無いが、一応注意を。
古寺鉱泉の駐車場に到着。
2015年04月04日 08:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/4 8:56
古寺鉱泉の駐車場に到着。
古寺鉱泉に通じる沢沿いの道。
雪壁になっており、ここは通れないので、
2015年04月04日 08:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 8:56
古寺鉱泉に通じる沢沿いの道。
雪壁になっており、ここは通れないので、
駐車場の看板左側から巻いて通過。
2015年04月04日 08:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/4 8:57
駐車場の看板左側から巻いて通過。
この辺から沢に降りて、
2015年04月04日 09:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/4 9:03
この辺から沢に降りて、
沢沿いをトラバース。
ドボン注意。
2015年04月04日 09:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/4 9:06
沢沿いをトラバース。
ドボン注意。
古寺鉱泉に到着。
2階まで埋まっている。
2015年04月04日 09:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 9:10
古寺鉱泉に到着。
2階まで埋まっている。
古寺鉱泉の裏側から尾根に取り付く。
初っ端から急登だ。
2015年04月04日 09:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/4 9:30
古寺鉱泉の裏側から尾根に取り付く。
初っ端から急登だ。
尾根上まで登ると夏道が出ていた。
2015年04月04日 09:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 9:37
尾根上まで登ると夏道が出ていた。
合体の木
ブナとヒメコマツのカップルらしい。
2015年04月04日 10:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 10:12
合体の木
ブナとヒメコマツのカップルらしい。
仲がよろしいようで…
リア充爆発しろ。
2015年04月04日 10:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 10:12
仲がよろしいようで…
リア充爆発しろ。
合体の木から先は再び雪道。
しばらくは雪原状の尾根が続く。
2015年04月04日 10:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 10:25
合体の木から先は再び雪道。
しばらくは雪原状の尾根が続く。
立派なブナ
2015年04月04日 10:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 10:43
立派なブナ
小朝日岳と古寺山。
2015年04月04日 11:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 11:08
小朝日岳と古寺山。
小朝日岳、古寺山の尾根には雪庇が発達している。
2015年04月04日 11:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
4/4 11:09
小朝日岳、古寺山の尾根には雪庇が発達している。
ハナヌキ峰の麓。
正面に見えるハナヌキ峰のピークは通らず、南面をトラバース。
2015年04月04日 11:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 11:24
ハナヌキ峰の麓。
正面に見えるハナヌキ峰のピークは通らず、南面をトラバース。
ハナヌキ峰のトラバース。
雪崩の危険がある場所なので要注意。
2015年04月04日 11:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 11:28
ハナヌキ峰のトラバース。
雪崩の危険がある場所なので要注意。
トラバース帯を抜けて古寺山へと進む。
2015年04月04日 11:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 11:38
トラバース帯を抜けて古寺山へと進む。
古寺山へ続く尾根への登り。
2015年04月04日 12:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 12:26
古寺山へ続く尾根への登り。
傾斜がだんだん上がってくる。
ここを登りきれば世界が開ける。
2015年04月04日 12:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
4/4 12:49
傾斜がだんだん上がってくる。
ここを登りきれば世界が開ける。
世界が開けた。
2015年04月04日 12:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 12:55
世界が開けた。
先週登った障子ヶ岳。
2015年04月04日 12:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 12:55
先週登った障子ヶ岳。
月山
背後には鳥海山も見える。
2015年04月04日 12:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 12:56
月山
背後には鳥海山も見える。
登ってきた道。
大朝日岳ピストンの場合、下山時にここを見逃して尾根を直進してしまう事がある。
視界が悪い日は、赤旗を立てる等の対策を勧める。
2015年04月04日 12:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 12:56
登ってきた道。
大朝日岳ピストンの場合、下山時にここを見逃して尾根を直進してしまう事がある。
視界が悪い日は、赤旗を立てる等の対策を勧める。
古寺山、小朝日岳へと進む。
2015年04月04日 12:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 12:57
古寺山、小朝日岳へと進む。
大きな雪庇
2015年04月04日 12:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 12:57
大きな雪庇
朝日連峰の主稜線が一望できる。
左から、
大朝日岳、中岳、西朝日岳
2015年04月04日 13:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 13:00
朝日連峰の主稜線が一望できる。
左から、
大朝日岳、中岳、西朝日岳
歩いてきた道を振り返る。
この尾根上には大きな亀裂が発生するが、まだ亀裂は目立っていない。
2015年04月04日 13:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 13:03
歩いてきた道を振り返る。
この尾根上には大きな亀裂が発生するが、まだ亀裂は目立っていない。
古寺山に到着。
2015年04月04日 13:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 13:08
古寺山に到着。
古寺山から眺める小朝日岳。
2015年04月04日 13:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 13:09
古寺山から眺める小朝日岳。
その傍らに見えるは、大朝日岳。
2015年04月04日 13:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 13:09
その傍らに見えるは、大朝日岳。
雪庇が割れている。
2015年04月04日 13:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/4 13:14
雪庇が割れている。
小朝日岳へ登る。
体力的には辛くなるが、積雪期は直登ルートが無難。
トラバースルートは雪崩の危険がある。
2015年04月04日 13:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 13:14
小朝日岳へ登る。
体力的には辛くなるが、積雪期は直登ルートが無難。
トラバースルートは雪崩の危険がある。
古寺山の雪庇
2015年04月04日 13:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 13:18
古寺山の雪庇
主稜線を眺めつつ一休み。
2015年04月04日 13:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 13:21
主稜線を眺めつつ一休み。
以東岳方面も見える。
2015年04月04日 13:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 13:34
以東岳方面も見える。
小朝日岳、山頂
ここまでの登りはかなり辛かった。
2015年04月04日 14:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 14:05
小朝日岳、山頂
ここまでの登りはかなり辛かった。
小朝日岳から眺める大朝日岳。
2015年04月04日 14:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 14:06
小朝日岳から眺める大朝日岳。
中岳、西朝日岳
2015年04月04日 14:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 14:09
中岳、西朝日岳
小朝日岳を下り、大朝日岳へ向かう。
下降路には部分的に夏道が出ていた。
2015年04月04日 14:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/4 14:14
小朝日岳を下り、大朝日岳へ向かう。
下降路には部分的に夏道が出ていた。
熊越から先の稜線は雪庇帯。
夏道はあの雪庇近傍を通るが、今は危険なので通らない。
北側を巻いて通過する。
2015年04月04日 14:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/4 14:17
熊越から先の稜線は雪庇帯。
夏道はあの雪庇近傍を通るが、今は危険なので通らない。
北側を巻いて通過する。
しばらく夏道を下り、途中からは道を逸れて北巻き。
2015年04月04日 14:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/4 14:22
しばらく夏道を下り、途中からは道を逸れて北巻き。
タケカンバ
2015年04月04日 14:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 14:24
タケカンバ
急斜面の下降が続く。
雪崩と滑落に注意。
2015年04月04日 14:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 14:25
急斜面の下降が続く。
雪崩と滑落に注意。
小朝日岳を下り終えた後も北巻きを継続。
雪庇帯を過ぎてから稜線に上がる。
2015年04月04日 14:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/4 14:39
小朝日岳を下り終えた後も北巻きを継続。
雪庇帯を過ぎてから稜線に上がる。
振り返って小朝日岳を眺める。
2015年04月04日 14:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 14:47
振り返って小朝日岳を眺める。
稜線上に上がった。
あとは大朝日岳まで危険な箇所は無い。
2015年04月04日 15:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 15:02
稜線上に上がった。
あとは大朝日岳まで危険な箇所は無い。
最後の急登。
雪崩るような角度では無いが、斜面の亀裂が気にかかる。
2015年04月04日 15:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/4 15:36
最後の急登。
雪崩るような角度では無いが、斜面の亀裂が気にかかる。
登り切ると夏道が出ていた。
2015年04月04日 16:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 16:04
登り切ると夏道が出ていた。
朝日嶽神社奥宮
この辺は雪が少ない。
神の御力だろうか?
2015年04月04日 16:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/4 16:07
朝日嶽神社奥宮
この辺は雪が少ない。
神の御力だろうか?
大朝日岳と大朝日小屋
2015年04月04日 16:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/4 16:08
大朝日岳と大朝日小屋
海が輝いている。
2015年04月04日 16:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 16:08
海が輝いている。
まだ4時だと言うのに、この輝き様。
少し不思議な感じがする。
2015年04月04日 16:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
27
4/4 16:08
まだ4時だと言うのに、この輝き様。
少し不思議な感じがする。
今夜の宿。
大朝日小屋に到着。
2015年04月04日 16:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
4/4 16:16
今夜の宿。
大朝日小屋に到着。
大朝日小屋から眺める主稜線。
2015年04月04日 16:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 16:23
大朝日小屋から眺める主稜線。
大朝日小屋の2階。
本日も無人。
2015年04月04日 16:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
4/4 16:29
大朝日小屋の2階。
本日も無人。
小屋の2階から海を眺める。
まだ輝きは収まっていない。
2015年04月04日 16:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
21
4/4 16:52
小屋の2階から海を眺める。
まだ輝きは収まっていない。
さて、一仕事するか。
2015年04月04日 17:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/4 17:02
さて、一仕事するか。
除雪したった。
2015年04月04日 17:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
19
4/4 17:16
除雪したった。
小屋で休憩後、本日のフィナーレ。
大朝日岳へ向かう。
2015年04月04日 17:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
4/4 17:41
小屋で休憩後、本日のフィナーレ。
大朝日岳へ向かう。
大朝日岳への登り。
2015年04月04日 17:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/4 17:41
大朝日岳への登り。
夕日を眺めながら登る。
2015年04月04日 17:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
4/4 17:44
夕日を眺めながら登る。
きまぐれオレンジロード(古)
2015年04月04日 17:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
4/4 17:52
きまぐれオレンジロード(古)
夕日に染まる山々
2015年04月04日 17:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
25
4/4 17:53
夕日に染まる山々
祝瓶山
2015年04月04日 17:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
22
4/4 17:53
祝瓶山
大朝日岳、山頂。
2015年04月04日 17:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
18
4/4 17:54
大朝日岳、山頂。
山頂から祝瓶山方面を眺める。
2015年04月04日 17:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 17:55
山頂から祝瓶山方面を眺める。
もうすぐ日没。
しばし夕日を眺める。
2015年04月04日 17:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 17:55
もうすぐ日没。
しばし夕日を眺める。
小朝日岳
2015年04月04日 18:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 18:00
小朝日岳
以東岳方面
2015年04月04日 18:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 18:03
以東岳方面
夜が降りてくる。
2015年04月04日 18:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 18:10
夜が降りてくる。
月が出た。
2015年04月04日 18:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 18:12
月が出た。
仄かに赤い月。
今思えば、これは異変の前触れだったのだな・・・
2015年04月04日 18:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 18:16
仄かに赤い月。
今思えば、これは異変の前触れだったのだな・・・
今週も鍋焼きうどん。
春が近づき、鍋焼きうどんの季節では無くなってきたかな?
でも、まだ続ける。
2015年04月04日 18:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 18:53
今週も鍋焼きうどん。
春が近づき、鍋焼きうどんの季節では無くなってきたかな?
でも、まだ続ける。
山形市と寒河江市の夜景。
その後、4年に1度の月食が起こっていたそうだが、それを知る事なく寝てしまった><
2015年04月04日 19:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/4 19:35
山形市と寒河江市の夜景。
その後、4年に1度の月食が起こっていたそうだが、それを知る事なく寝てしまった><
翌日の朝。
小雨降る中の出発。
2015年04月05日 08:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 8:01
翌日の朝。
小雨降る中の出発。
西朝日岳方面へ向かう。
金玉水付近までは夏道が出ていたが、
2015年04月05日 08:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 8:08
西朝日岳方面へ向かう。
金玉水付近までは夏道が出ていたが、
中岳に近づくと道は消失。
ガスの中で進路が見えないが、薮が出ているので目印になる。
2015年04月05日 08:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 8:30
中岳に近づくと道は消失。
ガスの中で進路が見えないが、薮が出ているので目印になる。
大きな亀裂。
視界が悪いので落ちないように注意しつつ進む。
2015年04月05日 08:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 8:40
大きな亀裂。
視界が悪いので落ちないように注意しつつ進む。
西朝日岳への登り。
この辺は薮が出ていないのでガスだと進路が判らなくなる。
方向はよく確認して進もう。
2015年04月05日 09:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 9:03
西朝日岳への登り。
この辺は薮が出ていないのでガスだと進路が判らなくなる。
方向はよく確認して進もう。
西朝日岳に到着。
2015年04月05日 09:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 9:16
西朝日岳に到着。
西朝日岳を後にし、竜門山へ向かう。
2015年04月05日 09:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/5 9:16
西朝日岳を後にし、竜門山へ向かう。
竜門山へ続く稜線上には夏道が出ていた。
2015年04月05日 09:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 9:30
竜門山へ続く稜線上には夏道が出ていた。
竜門山の頂上。
ここから日暮沢小屋へと下山するが…
広い山頂なので下降路が判りにくい。
2015年04月05日 10:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 10:15
竜門山の頂上。
ここから日暮沢小屋へと下山するが…
広い山頂なので下降路が判りにくい。
この道標が目印。
→方向へ下山する。
2015年04月05日 10:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/5 10:16
この道標が目印。
→方向へ下山する。
竜門山の下降。
進路を誤ると雪崩危険のある雪渓に出てしまうので、視界不良の状況下では慎重を要する。
2015年04月05日 10:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 10:17
竜門山の下降。
進路を誤ると雪崩危険のある雪渓に出てしまうので、視界不良の状況下では慎重を要する。
明瞭な尾根型になってきた。
進路は間違ってなかったようで一安心。
2015年04月05日 10:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 10:22
明瞭な尾根型になってきた。
進路は間違ってなかったようで一安心。
ユーフン山へ続くナイフリッジ。
2週間前よりも雪は更に減り、もはやナイフでは無い。
高度感はあるが、通過は容易。
2015年04月05日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 10:46
ユーフン山へ続くナイフリッジ。
2週間前よりも雪は更に減り、もはやナイフでは無い。
高度感はあるが、通過は容易。
ユーフン山の山頂
もう雪が無い。
2015年04月05日 11:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 11:07
ユーフン山の山頂
もう雪が無い。
ユーフン山を後にし、清太岩山へ向かう。
ユーフン山周辺は亀裂多発帯。
落ちないように注意。
2015年04月05日 11:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/5 11:08
ユーフン山を後にし、清太岩山へ向かう。
ユーフン山周辺は亀裂多発帯。
落ちないように注意。
5mクラスの亀裂もある。
亀裂は登山ルート近傍まで発達しており、落ちたら自力脱出は困難。
ソロは危険な状況だ。
2015年04月05日 11:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 11:21
5mクラスの亀裂もある。
亀裂は登山ルート近傍まで発達しており、落ちたら自力脱出は困難。
ソロは危険な状況だ。
10m位はありそうな雪壁。
ここも割れるのか?
2015年04月05日 11:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 11:24
10m位はありそうな雪壁。
ここも割れるのか?
清太岩山から以東岳方面を眺める。
山頂は見えないが、真ん中部分だけガスが晴れてる。
2015年04月05日 11:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 11:38
清太岩山から以東岳方面を眺める。
山頂は見えないが、真ん中部分だけガスが晴れてる。
ユーフン山の東面。
2週間前よりだいぶ亀裂が目立ってきた。
2015年04月05日 11:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 11:42
ユーフン山の東面。
2週間前よりだいぶ亀裂が目立ってきた。
大朝日岳方面の主稜線。
見えねぇ・・・
2015年04月05日 11:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 11:55
大朝日岳方面の主稜線。
見えねぇ・・・
雪庇尾根を進む。
2015年04月05日 12:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/5 12:01
雪庇尾根を進む。
雪庇尾根の下降路。
尾根上からだと見つけにくい。
下降路近傍には雪庇が出来ているので雪庇を踏まないように注意。
2015年04月05日 12:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 12:05
雪庇尾根の下降路。
尾根上からだと見つけにくい。
下降路近傍には雪庇が出来ているので雪庇を踏まないように注意。
雪庇の下をトラバース。
落ちてくるなよ…
2015年04月05日 12:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 12:10
雪庇の下をトラバース。
落ちてくるなよ…
でかいのが居るな…
2015年04月05日 12:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 12:08
でかいのが居るな…
ゴロビツまで降りてきた。
2015年04月05日 12:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 12:15
ゴロビツまで降りてきた。
ぶなじゅり〜んを下る。
霧がかかって良い雰囲気。
2015年04月05日 12:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 12:21
ぶなじゅり〜んを下る。
霧がかかって良い雰囲気。
枝の広がり様が見事。
この樹林のブナはなかなか見応えがある。
2015年04月05日 12:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 12:24
枝の広がり様が見事。
この樹林のブナはなかなか見応えがある。
ブナの次は、スギじゅりん。
今日は雨だから花粉は大丈夫かな?
2015年04月05日 12:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 12:53
ブナの次は、スギじゅりん。
今日は雨だから花粉は大丈夫かな?
日暮沢小屋まで下山。
2015年04月05日 13:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 13:03
日暮沢小屋まで下山。
1階入口半分くらいまで埋まっていたがドアは開いた。
2015年04月05日 13:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 13:12
1階入口半分くらいまで埋まっていたがドアは開いた。
日暮沢小屋で休憩していく。
3階が明るくて居心地が良い。
2015年04月05日 13:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 13:27
日暮沢小屋で休憩していく。
3階が明るくて居心地が良い。
日暮沢小屋を後にし、スノーブリッジを渡る。
根子川林道へ向かう。
2015年04月05日 14:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/5 14:17
日暮沢小屋を後にし、スノーブリッジを渡る。
根子川林道へ向かう。
ここから根子集落まで6kmの林道歩き。
長い・・・
2015年04月05日 14:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 14:24
ここから根子集落まで6kmの林道歩き。
長い・・・
林道を外れて根子川沿いを進む。
河原では所々で湿原が出ていた。
2015年04月05日 14:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 14:38
林道を外れて根子川沿いを進む。
河原では所々で湿原が出ていた。
ダム手前で林道へ上がる。
ここから先が、今回山行最大の危険個所。
雪崩危険地帯の通過。
2015年04月05日 14:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 14:49
ダム手前で林道へ上がる。
ここから先が、今回山行最大の危険個所。
雪崩危険地帯の通過。
林道上にはデブリが堆積しており、急傾斜のトラバースが続く。
川側への滑落と上部からの雪崩に警戒しつつ通過する。
2015年04月05日 14:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 14:50
林道上にはデブリが堆積しており、急傾斜のトラバースが続く。
川側への滑落と上部からの雪崩に警戒しつつ通過する。
トラバース帯、通過完了。
緊張する箇所だった。
2015年04月05日 14:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 14:52
トラバース帯、通過完了。
緊張する箇所だった。
細い橋の通過。
今は橋型がハッキリ判る状態だけど、2週間前は左部分が雪で埋まってたんだよね…
踏み抜かないように注意だよ。
2015年04月05日 14:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 14:59
細い橋の通過。
今は橋型がハッキリ判る状態だけど、2週間前は左部分が雪で埋まってたんだよね…
踏み抜かないように注意だよ。
雪崩で林道が塞がっている。
2015年04月05日 15:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/5 15:07
雪崩で林道が塞がっている。
木々が根こそぎ薙ぎ倒されている。
この林道でここまで大規模な雪崩が起きるのは珍しい。
やはり、今年は雪が多いようだ。
2015年04月05日 15:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 15:08
木々が根こそぎ薙ぎ倒されている。
この林道でここまで大規模な雪崩が起きるのは珍しい。
やはり、今年は雪が多いようだ。
他にも雪崩が起きそうな斜面が多数ある。
林道通しで歩くのは危険なので、危なそうな箇所は距離を取って進む。
2015年04月05日 15:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 15:11
他にも雪崩が起きそうな斜面が多数ある。
林道通しで歩くのは危険なので、危なそうな箇所は距離を取って進む。
アメリカ橋が見えてきた。
あとはもう根子まで危険な箇所は無し。
2015年04月05日 15:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 15:23
アメリカ橋が見えてきた。
あとはもう根子まで危険な箇所は無し。
小屋さん、まだ頑張ってるね。
2015年04月05日 16:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小屋さん、まだ頑張ってるね。
根子集落が見えてきた。
2015年04月05日 16:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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根子集落が見えてきた。
根子集落の外れ。
最後は雪壁の下り。
2015年04月05日 16:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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根子集落の外れ。
最後は雪壁の下り。
壁の高さは2m位。
ちょっと高さがあるけど、ここまで下ってこれる登山者だったら問題なく降りられるだろう。
2015年04月05日 16:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 16:19
壁の高さは2m位。
ちょっと高さがあるけど、ここまで下ってこれる登山者だったら問題なく降りられるだろう。
駐車場所に帰ってきた。
2週間前よりも少しだけ雪壁低くなったかな?
2015年04月05日 16:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/5 16:24
駐車場所に帰ってきた。
2週間前よりも少しだけ雪壁低くなったかな?
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 着替え ザック ザックカバー サブザック アイゼン スノーシュー ピッケル 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ロープ(30m) ハーネス スリング カラビナ

感想

2週間前に訪れた朝日連峰の盟主 大朝日岳。
その時は日暮沢コースからの登頂であったが、今度は別コースの古寺コースから
登ってみた。
古寺コースは、無雪期であれば大朝日岳へ最短で登れるコースであるが、
積雪期は登山口である古寺鉱泉までの道は雪で閉ざされ、徒歩でのアプローチ。
そのアプローチは8Km以上はあり、日暮沢コースよりも長くなる。
また、登山ルートの途中に竜門小屋のような中継基地が存在しないのも辛いところ。
日没まで大朝日小屋まで到達できない場合は幕営せざるを得なくなるので、
日暮沢コースよりもコースタイムがシビアになる。
私の場合、雪山での幕営にはあまり抵抗は無いのだが・・・
週末の天候は微妙なところで、土曜は快晴となるが、翌日の日曜は雨になる。
雨の中での幕営はしたくないので、初日の目的地を大朝日小屋とし、
日没前には到着出来る様、やや急ぎ足で古寺コースを進んでいった。

終盤はへばり気味であったが、頑張った甲斐あって午後4時には大朝日小屋に到着。
しばらく小屋で休憩してから本日のフィナーレ、大朝日岳へと向かった。
そして、夕方になり山々が紅に染まりだす頃、大朝日岳に登頂。
そこから見える白峰の大展望は、2週間前と変わらず雄大にして美麗。
山の景色が素晴らしいのはもちろんだが、その日は月も印象的だった。
蔵王上空に浮かぶ満月は仄かに赤く染まっており、少し不気味に輝いている。
まるで異変の前兆のようだ、と思ったものだが、その予感は当たっていた。
下山後に知ったのだが、その夜は21時頃から皆既月食だったらしい。
もし事前に知っていればその夜は天体観測に耽っていたはずだが・・・
そうとは知らず、早々と寝てしまった><
夕方時点ではきれいに満月が見えていたので、朝日連峰からも月食が見れたはず。
今となっては後の祭りであるが、惜しい事をしたものだと悔やまれる。
そんな状況とはつゆ知らず、平穏に夜は過ぎて行き、朝まで熟睡。
全く、平和なものである(-_-;*)

翌日の日曜日は、予報通り朝から雨だった。
大朝日小屋の周辺はガスで包まれ、昨日の様な眺望はもはや無し。
小雨降る中、淡々と主稜線を進み、竜門山から日暮沢コースを辿って下山した。
雪山での雨は嫌なものであるが、雪にならなかったのは安心した。
今の朝日連峰では、降雪が最も恐ろしい。
雪崩の危険もあるが、今の時期は山のあちこちで大きな亀裂が発生している。
その状況で雪が積もると、亀裂を塞いでしまうので目視する事が困難になる。
雪崩の場合は、発生箇所を知っていればある程度は対処出来るが、
見えない亀裂の場合は対処のしようが無い。
特に、これから通過するユーフン山の状況は凄惨だ。
深さ5mはありそうな亀裂があちこちに存在し、その亀裂は登山ルート近傍まで迫っている。
もし、この亀裂が見えない状態だったら・・・
そう思うとぞっとする光景であった。
ユーフン山を通過し、日暮沢小屋まで下山したが、そこから先の状況も凄まじい。
2週間前に通過した時は安定していた根子川林道であるが、その時と状況は大きく変わり、
あちこちで雪崩が発生している。
危険な雪はまだ落ち切っておらず、これから雪崩そうな箇所も多数ある。
特にダム周辺のデブリ帯では、更に雪が堆積した事で急なトラバースとなっており、
川側への滑落と上部からの雪崩の両方に気を使いながら突破せねばならず、
プレッシャーを感じさせられた。

「今年の朝日連峰は雪が多い。」
入山前、根子集落で会った地元の方がそう仰っていたが、確かにその通り。
3週連続で朝日連峰を訪れたが、つくづくそう感じさせられる。
稜線上はそれ程でもないが、麓側はとにかく雪が多い。
過去に残雪期の朝日連峰には何度か足を運んでいるが・・・
その中でも、今年は最も雪が多い年かもしれない。
これから先の融雪状況にもよるが、この分では5月になっても手強い山となりそうである。

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コメント

神々しい山々
堪能させてもらいました
日本海の輝く夕景色も見事
それにしても皆既月食は惜しい事をしましたね
帰ってから気付くあたりがLuskeさんらしいのかな
翌日の霧の中、淡々と歩かれてますが、あの状況でと、これもらしいですね
お疲れ様でした。
2015/4/7 5:59
yonejiyさん、こんばんは
今回は、実に惜しい事をしました
普段、あまりニュースを見ないもので・・・
山の情報だけでなく、世間一般の情報もチェックしておかないといけませんね><
次の皆既月食は4年後、2018年1月31日だそうですね。
その時、もう一度トライしてみますか!

でも、1月の朝日連峰は・・・
ちょっと無理ですかね^^;
寒さも厳しいでしょうから、下界で鑑賞しようかと思います
2015/4/7 19:38
お疲れ様でした。
おはようございます。
冬の朝日連峰の写真を見れありがとうございます。
土曜日は良い天気でしたが日曜日が・・・。
3/21と比べると雪解けも始まり少しずつ春が近づいていますね。

やっぱり今年も雪解け後に朝日に行ってみます。
2015/4/7 6:09
juanさん、こんばんは
週初めの予報では土曜の天気はあまり良くなかったので、
登山は見合わせるつもりでしたが、週末になり好天に転じましたので、
急遽、今回の山行を実行しました。
土曜は快晴で最高の登山日和でしたが、日曜はしんどかったです
荒れなかっただけでも幸いですが、雨の中の登山はどの季節も嫌なものです

朝日連峰は、どの季節でも良いですね。
雪はしばらく残りますので、まだ先の事になりますが、
夏山になったら、ぜひjuanさんも訪れて下さい!
2015/4/7 19:39
積雪期朝日は大変ですね
Luskeさん、3週連続の山行お疲れ様です。
この時期の朝日は、やっぱり大変ですね。
小朝日〜銀玉水の尾根は、夏道でも腰が引けてしまいますが、
この時期の雪庇は予想以上でした
やはり、天気の安定したヒメサユリの季節かな?
2015/4/7 9:05
RL045さん、こんばんは
さすがは豪雪の朝日連峰。
見事な雪庇があちらこちらで見られました。
やはり、これだけ雪があると色んな面で大変ですが、
それでも、何度も通ってしまう魅力がこの山域にはあります。
4月は何かと忙しくなりそうなので、しばし登山はお休みになるかもしれませんが、
落ち着いたらまた朝日連峰に訪れたいものです。

ヒメサユリの時期も良いですね〜
私もその時期に再訪したく思います
2015/4/7 19:40
お疲れ様です!
3週連続の朝日連峰、お疲れ様です!
週末に古寺から大朝日に行こうと計画してたんですが、古寺山〜小朝日の雪庇と熊越えの先の雪庇が予想以上で正直ビビってしまってます^^;
それと今日の低温で山では降雪があったのではないかと心配しているところです。
天候次第に なりそうですが、無理なら5月に回しますかね

皆既月蝕見れなかったのは残念でしたね・・・
近い天体ショーといえば4月23日のこと座流星群極大ですかね
あ、でもこの日は平日か^^
2015/4/7 21:27
manimaniさん、こんばんは
日暮沢コースは今が危険度MAX状態、て感じでしたが、
それに比べると、古寺コースはまだ安全な感じでした。
現時点ではあまり亀裂は目立ってはおらず、斜面は割と安定しておりました。
しかし、今週末には状況が変わりそうですね。
悪化はすれど、良くなる事はないと思いますので、4月一杯は厳しいかと。
日曜の天気は良さそうですが、土曜はあまり良くなさそうですので、
行くのであればくれぐれもお気をつけて。
古寺山、小朝日岳の雪庇も要注意ですが、古寺鉱泉の入口でも注意して下さい。
沢ギリギリを通るトラバースなので、ラインを見誤るとドボンです

次の天体ショーは4月23日ですか・・・木曜日ですね><
山で眺めたいものですが、平日なのがきついですね^^;
残念ですが、下界で鑑賞してみますかぁ。。。
2015/4/8 19:24
こんばんは。
3週連続の朝日連峰。恐れ入ります。
稜線上は雪が少ないのかなと思ったのですが、麗は雪が多いんですね。
二日目のお写真、非常に参考になります。
やはり視界の利かない雪山は怖そうですね。
特に朝日のように巨大雪庇ができるところは。
2015/4/8 0:03
zappa223さん、こんばんは
稜線上の雪量は例年通りのようですが、麓は多いですね><
根子川林道の橋や小屋に積もった雪量をみると、それが顕著に判ります。
雪が多い方が雪山登山としては楽しめますが、あまり多いのも考えもの。
これまで雪崩なかったような場所でも雪崩が起きる可能性があるので、
例年以上に緊張する朝日連峰でした。
雪の朝日連峰、まだまだ行きたい場所がありますが・・・
3周連続となると、そろそろ別の山にも行きたくなってきます。
朝日連峰の次、となると・・・
やはり、あの連峰しか思い浮かびません
そろそろ検討しようかと思います^^b
2015/4/8 19:26
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 朝日・出羽三山 [2日]
竜門山・大朝日 周遊ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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