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積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
【那須 北温泉から三本槍岳】北温泉〜中の大倉尾根〜三本槍岳〜剣ヶ峰〜北温泉
2015年02月11日(水) [日帰り]


- GPS
- 10:01
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:58
距離 14.0km
登り 1,054m
下り 1,053m
16:41
天候 | 晴れ 時々曇り&強風 のち晴れ&無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 北温泉からの登りは,かなりの急登です。この季節は,登山道は雪で埋もれ,よく分かりませんが,とにかく,尾根の上の方を目指せば,スキー場へと辿り着けます。 ・ 三本槍岳への往復ならば,マウントジーンズスキー場のリフトを利用するのが,最も効率的な山行だと思います。でも,今回のような周回ルートならば,北温泉から登り始めるルートを選択せざるを得ません。 ・ 中の大倉尾根の積雪は,この時期,かなりありますので,ツボ足で歩くのは無謀だと思います。スノーシューもしくは山スキーがオススメです。 ・ スダレ山への登りは,ヤブの踏み抜きがきついですので,要注意。その先,三本槍岳への登りは雪が深いです。ツボ足ではとても無理。スノーシューよりも,山スキーのほうが,楽に登れるようで,私以外はすべて山スキーの登山者でした。 ・ 清水平から1,900m峰への登りでも,結構な踏み抜きがありますから,要注意。 ・ でも,その先は,アイゼン・ピッケルが必須です。特に朝日岳の肩から先は,転落・滑落に要注意。 ・ 夏場のルートである剣ヶ峰中腹のトラバースは,トレース無し。何度か歩いているので,今回も行けるかなと思いましたが,雪が柔らかく,ピッケルを刺しながら斜面を歩いていると,次第にアイゼンに雪のダンゴが。このまま進むと,滑落の恐れもあると思い,途中で戻り,剣ヶ峰へと登り返しました。 ・ 剣ヶ峰から先は,斜度の緩い登山道なので,問題なしです。避難小屋から大丸温泉駐車場まで,鼻歌交じりで歩けます。さらに,北温泉までは30分ほど。ただし,この車道歩きは気をつけて。路面が凍っているところがあり,何度も転倒しそうになりました。 |
写真
40分ほど登ると,傾斜が緩んできてほっと一息。登りの途中から,トレースが出てきたので,その先はトレースを追って行きました。このトレースは,どこから出発したものでしょうか?不思議です。
トラバースルートにはトレースはなし。山側斜面にピッケルを突き刺しながら15Mほど進んでみましたが,アイゼンに雪が付いてダンゴ状態となり,滑落の危険が増したので,途中で戻りました。
感想
・ 7年ほど使用したTSLのスノーシューを娘に譲り,MSRのスノーシューを購入したので,雪山歩きをすることにしました。そうは言っても,歩いたことのあるルートで無いと,不安があります。
・ ということで,以前歩いたことのある,中の大倉尾根から三本槍岳へのルートを選定。でも,同じコースのピストンはイマイチ。なので,三本槍岳から1,900m峰,隠居グラ,剣ヶ峰を経て北温泉まで周回するルートとしました。
・ 昨年10月以来,本格的な山歩きをサボっていたため,キツイキツイ。ハーハーゼイゼイしながら三本槍ヶ岳に登りましたが,山頂に立ってみると,素晴らしい風景が広がっていました。苦労して登った甲斐がありました!
・ 三本槍岳から先の稜線歩きは,穏やかな気象に助けられ,気持ちよい縦走&展望。特に,奥那須の三倉山塊が素晴らしい眺め。そのうち,この時期の三倉山に登ってみたいと思いました。
・ 最近は,仕事や家庭の事情で,なかなか登山を楽しめなくなっていますが,今回の充実した雪山歩きで,また,頑張ろうという気持ちになれました。
・ なお,自分で気に入ったシーンは,写真のサイズを少し大きくしています。スライドショーでご覧頂くと,サイズの違いが分かると思いますので,是非ご覧下さい。
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