記録ID: 5686353
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
尾瀬・奥利根
再会の尾瀬。静かなルートで。〜物見山新道からアヤメ平へ〜
2023年07月03日(月) 〜
2023年07月04日(火)
福島県
栃木県
群馬県
makasio
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 18:25
- 距離
- 39.2km
- 登り
- 2,372m
- 下り
- 1,960m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:30
距離 22.3km
登り 1,739m
下り 1,259m
2日目
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:45
距離 16.9km
登り 633m
下り 711m
12:50
ゴール地点
| 天候 | 晴れっぱなし。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
復路：鳩待峠-戸倉-バスタ新宿 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
物見山新道から尾瀬沼のルート。尾瀬沼南岸分岐からアヤメ平のルート間で出会った登山者は3名でした。お互い「人に会うとは思わなかった！うれしい（笑）」と感激。それくらい静かです。 注意する場所は鬼怒沼山から黒岩山間。倒木がやばいところが数か所。ルートを判別することが難しい場所あり。一度足をつりました。 |
| その他周辺情報 | 戸倉の日帰り温泉、尾瀬ぷらり館をご利用されるなら営業日を確認してください。やられました。 |
写真
前夜、新宿から夜行バスに乗り、大清水へ。バス停を少し戻り、物見山新道へ。久方ぶりの尾瀬です。
いきなりでした。ショウキランです。今まで出会ったもので最高の個体でした。四つん這いで撮影したのは言うまでもありません。
湯沢出合に丸太橋はありませんでした。倒木の下を慎重に飛び石渡渉。ドボンはしませんでした。
この手前で単独の男性に出会う。奥鬼怒温泉に降りるとのこと。このあともう一人男性に会いましたが、その後は尾瀬沼まで人に会うことはありませんでした。
2
7/3 7:39
この手前で単独の男性に出会う。奥鬼怒温泉に降りるとのこと。このあともう一人男性に会いましたが、その後は尾瀬沼まで人に会うことはありませんでした。
倒木飛び越えで疲労困憊の為、黒岩山山頂は巻いたが、今、少し心残り。
いきなり空が開ける。電発記念碑。ここに巨大人工物を作らなければならなかった理由があるに違いない。
真っ黒な烏のような野鳥。幼鳥だろうか。調べたがわからなかった。鳴き声が美しい。
尾瀬沼ヒュッテ。ついたー。ついたー。大清水から23�劼僚珍�。約10時間掛かりました。
マジで疲れた。テント張って横になったら30分ほど気絶するように爆睡。
でもお散歩行きたい。米に水を張り大江湿原へ。ニッコウキスゲは咲き始めか。花は少ない。
明日もまたマイナールート。梅雨の晴れ間、至仏山か燧ケ岳に登りたい！尾瀬ヶ原でもいいじゃん。本音である。
実は大豆とオクラのスープカレーの予定だったが、肝心のカレー粉を忘れことに気づき、あるもの使い即興でパエリアを作った。常温の缶ビールがこれほど美味いと思ったことはなかった。お休みなさい。
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7/3 19:11
実は大豆とオクラのスープカレーの予定だったが、肝心のカレー粉を忘れことに気づき、あるもの使い即興でパエリアを作った。常温の缶ビールがこれほど美味いと思ったことはなかった。お休みなさい。
撤収。ヒュッテはテントサイトも半数が外国人だったと思う。日本語よりも英語が飛び交っていた。マナーは我が国の人よりもちゃんとしてました。
3
7/4 4:52
撤収。ヒュッテはテントサイトも半数が外国人だったと思う。日本語よりも英語が飛び交っていた。マナーは我が国の人よりもちゃんとしてました。
再会の尾瀬。数年前、この場所でこの景色を見た。感動は色あせない。
やっぱ、登りたい(笑)。燧ケ岳。雲一つないんだもの。今、ほんとうに梅雨ですか？
実は今年4月朝日連峰で一眼レフを藪の中に捧げてしまった（ヤマレコ未掲載）今回新しいカメラのデビュー。使いやすいです。
ツマトリソウ。小さいものはコツマトリソウと呼ぶそうだが特に区別はしてないとのこと。
ツルコケモモ。四つん這いで撮影。小さい。かわいい。私、今、癒されてます。
いいじゃん！マイナー。誰が天気がいいから燧ケ岳に登りたいって言った？(笑)
先を行く。皿伏山頂。この先で単独の男性に出会う。昨日歩いたルート（の文句）を伝えると「あそこは中央分水嶺ですよ」とのこと。急に価値が急上昇する！(笑)
1
7/4 7:47
先を行く。皿伏山頂。この先で単独の男性に出会う。昨日歩いたルート（の文句）を伝えると「あそこは中央分水嶺ですよ」とのこと。急に価値が急上昇する！(笑)
サワギキョウ。いたるところに。かわいいねと、よそ見したらぬかるみにハマる。これも尾瀬。
倒木はあるが、熟達者でなくてもここは十分歩けると私は思います。
マイクロウェーブ。巨大人工物をここに作らなければいけない理由があるのでしょう。無きゃいいのと思うのは、私のエゴ。
セン沢田代。尾瀬ヶ原（メジャールート）歩きたいと本気で思った昨日夕刻の自分を恥じる。だって10時間23�劼曚楫平С�無の樹林帯だったんだもん！
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7/4 10:27
セン沢田代。尾瀬ヶ原（メジャールート）歩きたいと本気で思った昨日夕刻の自分を恥じる。だって10時間23�劼曚楫平С�無の樹林帯だったんだもん！
奥。昨日の縦走した山々が見える。ケチつけてごめんなさい。本当は好きです。地味なルートが。
先ほど会った男性がアヤメ平が素晴らしいと言っていた。そうなの？
ここは昭和の登山ブームでかなり荒れてしまった場所らしい。それをここまで復元させた関係者様の努力ってすごいです。ありがとうございます！
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7/4 11:21
ここは昭和の登山ブームでかなり荒れてしまった場所らしい。それをここまで復元させた関係者様の努力ってすごいです。ありがとうございます！
今回見た星の数より咲いていたタテヤマリンドウ。（今回三脚まで持参したが星はさほど見えず。出番は無かった）
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
「今回はなるべく人がいないルートを選ぼう。静かな尾瀬を楽しみたい」というところから始まった今回のルート。初日ほぼ樹林帯の10時間23�劼僚珍�は、正直、辛かった。さみしかった。「なんで俺はこんな梅雨の晴れ間にこんな地味なところを歩いているんだろう。これは我が人生の修行か？誰が選んだこのルート(笑)」と自問自答。ただそれも、足を踏み入れると奇跡のように光射す天空の湿原。その池塘に浮かぶ青空。ひっそりと咲く花。また登山者に出会い、短い会話を交わすと、そんな気持ちはさっぱり忘却の彼方へ消えていく。湿原に浮かぶ朝霧のように。そういえば山はいつでもそうだった。苦しみ抜いた先には、いつも喜びがあった。それでも毎回、山に愚痴る。ケチさえつける。なんと未熟な自分であろう。なんと愚かな自分であろう。そんな自分でも山は受け入れてくれる。誰でも平等に接してくれる。良いことも悪いことも。全部。
この半年、通院し転職をした。ひと月家からほとんど出ないこともあった。ただ今回の山旅で心も身体も元に戻ったことを実感できた。また山ができる。それが一番うれしかった。
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lupinr33 さん
いいナァ！
2日にヤマメ平に行きましたが、仰るとおり「尾瀬最高のスポット」だと思いましたよ。
天気良く良かったですね。
ツエルトで縦走されたんですね！ここは静かに尾瀬を楽しむならとても良いところですね。アヤメ平は今までノーマークでした。行ってみたら尾瀬最高の場所。誰かを連れてまた行きたいなと思いました。
黒岩山は登っておきたかったですね。だってまたあそこに行くのは大変ですもの。😆
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