リトル比良《久し振り、雨中のハイキング》



- GPS
- 07:31
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 1,153m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 7:31
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・S−JR湖西線近江高島駅 ・G−JR湖西線北小松駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・低山だがアップダウンが多い、夏山トレーニングコース ・岩道は狭く歩きにくいので足元には要注意 ・寒風峠から涼峠の道は倒木や足下が緩いのでヤケ山周りがお勧め |
写真
感想
この縦走は意外に厳しいルートです。
昼すぎから雨予想です。
今日のルートは近江高島駅から岳山~鳥越峰・岩阿砂利山・寒風峠~北小松駅まで。標高500〜700m程の低い山ですが累積標高は1200m弱、距離15.8kmという厳しい行程です。
天候が良ければ問題はありませんが、雨が降ってくると途端に道が荒れ、エスケープルートがほとんど無い点です。
JR湖西線近江高島駅から歩くこと約20分で音羽のバス停に到着する。
比良山地の北限にある音羽集落は音羽古墳群として知られている。
バス停の登山道標示板の前方には大鳥居の大炊神社が、その左側に長谷寺がある。ここが岳山・リトル比良縦走路の登山口となる。
ゲートを抜けると山道に入りますが結構枝道が多いのでルートを確認しながら進んで行きます。道も最初は広い道ですが細いシダ道に変わます。
しばらく進むと広い空間の賽の河原に出ます。
ここは元々、観音堂への参詣道だったのでその名残です。
しばらく進むと目の前に大きな石灯籠が見えて来ます。
ここは最初の展望地、眼下に琵琶湖が拡がっていますが今日は曇天、霞んで視界が良くありません。
少し登ると右側に白坂と呼ばれる砂礫で出来た真っ白な山肌が現れます。
その先には安曇川町・近江高島の町が遠望できます。
ここから更に進むと弁慶の切石。この辺りから傾斜のキツイ岩道になります。そして目前に石造観音三尊(元獄岩屋観音)の祠が現れます。
この祠の裏側が標高565mの岳山山頂になります。
山頂を後に、次の目的地であるオウム岩を目指します。
オウム岩からは蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳の比良山系や近江高島・琵琶湖まで一望できます。ここで昼食、ゆっくり休憩します。
次の目的地、岩阿沙利山へ向かいます。
岩阿沙利山への道はいきなり急な下り坂、そして同じ分だけ登り返す登山道、ほとんどこんな感じで一体いつまで歩けばいいの?と思うくらいアップダウンが連続します。ピークが見えて着いたかな?と思ったらさらにその先にピークが見えて来ます。心が折れると体力も急激に奪われます。
ようやく標高686mの岩阿砂利山山頂に到着します。
岩阿砂利山を下ると鵜川越に出ます。
峠から次の目的地である寒風峠(さむかぜとうげ)に向かいます。
鵜川越から急坂を登り返した地点に、寒風峠経由で北小松駅まで一時間半と書いた道標があります。勘違いしやすいので説明するとこの道標からではなく寒風峠から一時間半という意味です。
ここから寒風峠まで約一時間以上かかります。
14時過ぎる頃、山道は美しい新緑に覆われる。そして今日の最高峰滝山直下で天気予報通り雨が降り始めます。風が強まり温度が急速に下がり身体が冷えるのを感じながら、急いで雨具を装着します。
ホッとした気分で山頂から寒風峠を目指します。
寒風峠から次の目的地である涼峠までのルートは2つあります。
従来なら左側の平坦なコースを取りますが、このルートは倒木等で荒れていますし、更に沢沿いの道が緩く足を取られるので、今回はタケ山コースに変更しました。雨足が更に強まり、タケ山への急斜面の道を一気に登り、休む間もなく涼峠に向かいます。
涼峠を下ると直ぐに楊梅の滝・雄滝への分岐、滝見台からは落差76mの楊梅の滝が霞んで見えました。
更に下ること、漸くPM16時半に北小松駅に到着します。
前半は曇り空、比較的余裕をもっての花や展望を楽しみながらの山行でしたが、後半は雨の忙しい山行になりました。
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