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ハイキング
東北
【只見四天王】急峻な蒲生岳に大苦戦【会津のマッターホルン】(福島県 只見町)
2023年05月09日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:31
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 556m
- 下り
- 554m
コースタイム
天候 | 朝は山頂だけ曇り。後に快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
久保登山口から入山し、山頂までのルートは2つ。 【久保コース】 今回上りで使ったコース。登山口の杉林を過ぎると、あとは山頂までひたすら急登急登急登です。上部でさらにコースが2つに分かれますが、案内板に「ゆるやか」と書かれている「鼻毛通し」を経由するコースでも鬼のような急登と足元が不安定なトラバースが連続し、かなり気を遣いながら進みました。距離は短いながらも危険度は高めです。初心者向きではないと思います。 【北壁コース】 下山に使ったコース。山頂直下に垂直に近い鎖場と、短い区間ですがかなり危険なトラバースがあります。慎重に進んでください。鎖はしっかりついています。北の方向へ進んでブナ林に突入すると危険な区間は終わってひと安心。あとは山の西側斜面を進んで久保登山口に下山しますが、この区間も地味にアップダウンあるので体力使います。 低山ながらも非常に急峻で、鎖場や危険なトラバースが連続します。心して挑んでください。 |
その他周辺情報 | 登山者駐車場に自販機あり。トイレは見当たりませんでした。 只見にはコンビニがありません。只見の中心地で昼間なら「ブイチェーン」というスーパーと「ヤマザキショップ」(デイリーヤマザキではない)で食料を購入できますが、夜間早朝の場合はあらかじめ道中で用意しておいた方がいいでしょう。 会津若松方面からだと柳津町にファミリーマート、新潟方面からだと魚沼市広神にあるセブンイレブンが只見へ向かうときの最後のコンビニとなります。 只見周辺は民宿や旅館が非常に多く、温泉もいたるところにあります。宿泊して地元のおいしいものを食べつつ、只見4名山をじっくり攻略するのも楽しいのではないかと思います。 |
写真
今日は福島県の只見町に、新潟から3時間かけてやってきましたよ〜。これから「会津のマッターホルン」との異名がある蒲生岳(828m)に登るんですが、山頂が曇りだ……。まあこれから晴れるっしょ。
只見も国道289号線八十里越が開通すれば新潟から行きやすくなるんだけどな〜。2026年開通予定だとか
只見も国道289号線八十里越が開通すれば新潟から行きやすくなるんだけどな〜。2026年開通予定だとか
登山口です。蒲生岳にはコースが2つありますが、どちらへ進むにしてもここを右へ行きます。
ここからすぐ杉林に入りますが、カタクリの葉っぱがたくさんでした。残念ながら咲いてなかったです
ここからすぐ杉林に入りますが、カタクリの葉っぱがたくさんでした。残念ながら咲いてなかったです
これが鼻毛通し。筑波山で似たようなのを見たことがあるなあ。
以前は松がこの中に生えてて、それを鼻毛に見立てて「鼻毛通し」と命名したようです。
そういえばマスク生活に慣れると鼻毛チェックするのを怠りがちになり、びっくりするくらい育ってることがあります(笑)あれはビビるwww
以前は松がこの中に生えてて、それを鼻毛に見立てて「鼻毛通し」と命名したようです。
そういえばマスク生活に慣れると鼻毛チェックするのを怠りがちになり、びっくりするくらい育ってることがあります(笑)あれはビビるwww
はい、只見4名山の一角、蒲生岳(828m)山頂です。いやー、距離は短いながらもきわめて急峻で緊張感のある登山でした。上りきってすぐに下りのことを考え始めていて、山頂で落ち着こうという気になりませんw
かわいいフォントの山頂標識
「蒲生」といったら蒲生氏郷ではなく、河合克敏先生『モンキーターン』の蒲生秀隆が思い浮かんでしまいます。蒲生はムラはあるけどたぶん主人公の波多野より強い。おそらく榎木の次に強いのでは
「蒲生」といったら蒲生氏郷ではなく、河合克敏先生『モンキーターン』の蒲生秀隆が思い浮かんでしまいます。蒲生はムラはあるけどたぶん主人公の波多野より強い。おそらく榎木の次に強いのでは
山頂直下の下りは強烈な斜度(80度くらい?)の鎖場と、距離は短いけど危険なトラバースが連続。ただ鎖がしっかりついてるので上りで使ったコースをピストンするよりこっちで下ったほうがいいかもしれません(個人的見解)
こんな感じ。だいぶ隠れちゃってますがw車停めて撮影できるスポットがなかったです。地元民じゃないからあまり変なところにも行けませんし。
それにしても蒲生岳、低山とは思えない危険な山でした。これ問題なくこなせるようなら剱岳の一般ルートなんて屁でもないと思えます。さあ、次は要害山へ
それにしても蒲生岳、低山とは思えない危険な山でした。これ問題なくこなせるようなら剱岳の一般ルートなんて屁でもないと思えます。さあ、次は要害山へ
感想
えー、大学卒業してから長らく勤務し会社を昨秋に辞め、それ以来半年無職生活を満喫していたのですが(勉強していくつか国家資格を取得しました)、転職先が見つかり来週から勤務することになりました。この4月に必要な資格が揃い、「失業保険も切れるし、さーて、ぼちぼち始めるか」ということで大手転職エージェントに相談したら、「何十社も書類送らないと引っかかりませんよ」とのこと。「うーん、まあ焦らずじっくり長期戦でやるか」と考えてたら、あろうことか最初に書類送って面接受けた1社目で決まったwww運とタイミングが良かったんでしょうが、転職エージェントも割といいかげんだな〜と思いました。
そういうことなので無職もあと一週間。悔いなく過ごそうと、プータロー生活の締め括りとして東北の登山旅に出かけてみました。まずは福島県只見町の「会津のマッターホルン」として知られる蒲生岳(828m)に挑んだのですが、いやー、低山ながら急峻でえげつない急登とトラバースの連続。短時間とはいえ難しい山行でした。いい経験になりました。
蒲生岳から下山し、その次は同じく只見の「要害山」へ向かったのでありました(つづく)
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